タグ別アーカイブ: 横田基地

戦後77年8月15日の追悼を問う 国家としての喜寿を祝えるか

戦後77年8月15日の追悼を問う 国家としての喜寿を祝えるか 鎮魂の祈りは絶ひず幾夏も靖國神社に蝉鳴き止まず 令和4年8月15日 主権回復を目指す会代表 西村修平 【屈服外交を継続する岸田政権】 終戦77年目を迎えた8月15日、岸田首相はシナ、朝鮮の抗議を配慮してか靖国神社参拝を見送った。77歳といえば人間なら喜寿になる。令和4年は戦後から数えると、日本が国家としての喜寿を迎えたのである。この観点から8月15日、靖國神社の御霊を追悼する意義を考えたい。 中曽根康弘が昭和60年に参拝した以降、シナ、朝鮮の抗議に屈して今日まで首相の参拝は絶えて久しい。しかし唯一、小泉純一郎首相のみが在職期間(平成13年4月26日〜18年9月26日)を通じて靖國神社参拝を欠かさなかった。シナ・朝鮮の抗議に耳を貸さず、戦没者に我が国首相としての責務を果たした稀有な存在だった。 その後を継いだ安倍政権の対シナ、朝鮮への屈服ぶりは言うまでもない。首相の参拝はこれ以降今日まで15年間も実現していない。 そうしたなかでも印象に残ることがあった。平成28年、第三次安倍内閣で防衛大臣に任命された稲田朋美だった。保守派の期待を一心に担った防衛大臣だったが、その期待を見事に裏切って8月15日に海外視察と称して靖國神社参拝を取り止めた。翌年、彼女は“敵前逃亡”などどこ吹く風の如く、涼しい顔で参拝したのが印象的だった。 ※参考【稲田朋美 敵前逃亡大臣と戦死できない自衛隊員の悲哀】     http://nipponism.net/wordpress/?p=33260 安部首相は平成27年、「戦後70年談話」を仰々しく発表した。主旨は「先の大戦への反省とお詫び」だが、8月15日政府主催の全国戦没者追悼式(日本武道館)で、又ことある度に引用しては「不戦の決意」を表して来た。他の閣僚らがこれに同調したのかどうか知らないが、結果、シナと韓国の不当な内政干渉に、安部首相を始めとして自民党政権中枢が見事なまでに屈服する構図が出来あがっている。 自民党の対シナ、朝鮮の外交政策は大枠でこの括りの中に浸って今まで続いている。8月15日、岸田首相の追悼の辞(日本武道館)は、安倍政権の「積極的平和主義」の延長から抜け出せなかった。靖國神社参拝を見送るのも宜なるかなである。 【先の大戦(大東亜戦争)とは何か】 それでは、自民党が・・・安部首相が深く「反省とお詫び」繰り返す先の大戦(大東亜戦争)とは何だったのか。 世界史では第一次世界大戦の後に大きな問題が残された。それは何かと言えば、民族自決・民族独立の原則であり、基本的にそれはヨーロッパにだけしか適用されなかったことだ。つまりアジア、アフリカなどの広大な植民地には適用されなかった。イギリス、フランスなどの植民地大国がそれを許さなかったからである。 これは歴史の課題、民族問題として昨日今日まで残り続けた。そしてそれが画期的に解決されたのが、第二次世界大戦、より正確に言えば大東亜戦争の衝撃によってである。その衝撃とは、東南アジアで欧米帝国主義国家の軍隊が、日本軍に無残に敗北したという事実である。この大戦の結果として、1940年代後半から60年代にかけ、まずアジアで、インドを初めとする南アジア・東南アジアの多くの国が独立した。 その衝撃の余波は次いで60年代に、アフリカで実に多数の国々が独立を遂げた。この中で最も象徴的なのがインドの独立だった。インドは古くからの大国であり、東南アジアを含めた南アジア文明圏の中心国であった。それがイギリスによって完全な植民地にされたことから、白人帝国主義の犠牲者の典型または象徴とされた。 【世界史的意義を否定した「戦後70年談話」】 その独立運動の重要な背景となったのが、大戦中日本軍によって組織されたインド国民軍による、イギリスとの戦争体験だ。またアフリカの独立運動には、アジアの戦争に動員されたアフリカの人々が、インドなどの状況をつぶさに実体験して学んだのだ。 インドのラダ・クリシュナン大統領は「インドが今日独立できたのは日本のお陰であり、それは一人インドだけでなく、ベトナムであれ、カンボジアであれ、インドネシアであれ、旧植民地であったアジア諸国は、日本が払った大きな犠牲によって独立できた」と感謝を述べている。世界に発信された言葉である。 ミャンマーのセイン・ウィン国防相は稲田朋美防衛相との会談(平成28年9月21日)で、「わが国の独立の歴史において、日本と旧日本軍による軍事支援は大きな意味があった」と感謝、「「アウン・サン将軍が『ビルマ独立義勇軍』(BIA)を設立し、BIAと日本軍が英国の植民地支配を打ち倒した。ミャンマーは日本兵と日本に対し、いつも感謝している」と繰り返した。 先の大戦(大東亜戦争)の世界史的意義はアジアばかりではなく、地球上から植民地体制を一掃したことだ。この意義はいくら強調しても仕切れない。安部首相の「戦後70年談話」は、この世界史的意義を真っ向から否定したのである。欧米白人植民地主義の手先・代理人と罵声を浴びせられても返す言葉はないはずである。 【戦争とは何か】 では戦争とは、その定義とは。 使い古された定義付けだが、戦争とは政治の延長である。外交交渉で決着のつかない対外関係の問題を力と力の対比、つまり戦争で決着をはかるのである。故に戦争の目的とするところは「殺戮」ではない。 従って力と力の関係が明らかになれば、軍事的に劣勢の国家は可及的速やかに停戦の上で講和条約を締結し、国民の生命・財産・安全を最小限の損失でもって、最大限に守りきるのである。 これが国家の使命且つ国民に対する義務である。この観点から、先の大戦を顧みればあの惨憺たる惨禍は一体なぜ生じたのか? 昭和20年、我が国は組織的にも、軍事的組織にも戦争遂行能力は灰燼に帰していた。それにもかかわらず、戦争を終結できなかったのである。制空権壊滅による米軍のやりたい放題の空襲、とりわけ3月10日の東京大空襲から原爆投下まで5ヶ月以上に亘って、沖縄戦、戦艦大和の出撃、数知れぬ特攻作戦・・・、戦争が政治ではなく、死ぬこと自体が国家の戦争目的と化して行った。 国家が国民の命を守るのではなく、竹槍を構えての「一億層玉砕」に国民を駆り立ててゆくのである。戦争終結後の国家の再建が如何になどの思考は皆無、「玉砕」などというごまかしで死を目的化し、美化していくのである。究極の無責任、もはや狂騒状態といっていい。 【戦争を総括できない日本】 結局、「ポツダム宣言」を受諾する停戦は複数回の御前会議を経て、さらに天皇の聖断を仰がなければ決定できなかった。天皇以外、誰も戦争を終結させることが出来ないのである。 民間人を含めて三百万人の犠牲者、さらに北方四島など海外の領有地や権益など全てを失い尽くした。地球上から植民地を一掃した偉業は、その代償として余りにも高く、国民に無惨を強いたのであった。タイのククリット・プラモート元首相は戦後、「日本のお陰でアジア諸国はすべて独立した。日本というお母さんは難産して母体を損なったが、生まれた子供はすくすくと育っている」と語っているのは正鵠を射ている。 ポツダム宣言の受諾という、実質的には無条件降伏に等しい屈辱的な最悪の敗戦を招いたのだった。武装解除された末、無条件降伏で外地に取り残された我が邦人がどのような危険に曝されるかなどの発想が皆無、満州など酸鼻を極めた逃避行は誰もが知るところである。学徒出陣の学生が爆雷を抱いて戦車に飛び込む訓練などは、国家による国民への犯罪行為である。 戦争が政治であるとすれば、戦争を遂行し、終結させるのは軍人ではなく政治家である。 かくも戦争を終結させることが出来なかった日本、明治憲法下の政治体制(統帥権干犯など)こそ総括・点検するべきである。そして、国民に強いた惨憺たる結果を、アメリカではなくて、我々日本人自身の手で裁かなければならいのである。 【お墓参りと異なる靖国参拝】 しかも裁いたのは戦勝国の米国で、その裁きは「日本は侵略国家」だったとのでっち上げの罪証である。自らの手で自らの歴史を総括・検証しないで戦勝国に委ねる。その延長線上に東京裁判史観に貫かれた「河野談話」「村山談話」「戦後70年談話」という自虐・虐日の産物をもたらした。結果は、絶対平和主義という偽善が蔓延、思考停止した状態を生じさせている。 昭和、平成、令和と天皇三代続く日本の現状を、世界史的偉業をなした靖国神社の英霊は何と思うだろうか。彼らは特攻機に乗って米国艦船へ、爆雷を抱いて米戦車へ身を投じて散華した。未だ、「日米安保条約」「日米地位協定」によって、祖国が米国によって軍事占領されているとは思いもしないだろう。70年談話で侵略の、「河野談話」で強姦魔の汚名が着せられているこの有様を、彼ら英霊は草葉の陰で泣いているに違いない。 … 続きを読む

カテゴリー: 時評 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントは受け付けていません。

原爆投下75周忌、抗議街宣の中止と米国大使宛抗議文の提出

原爆投下75周忌、 抗議街宣の中止と米国大使宛抗議文の提出 令和2年の原爆投下75周忌の抗議街宣(8月6日、9日)は、ウイルス感染拡大の状況に鑑み中止に決定しました。なお、駐日米国臨時代理 ジョセフ・M・ヤング大使宛てに、6日着の書留郵便で「原爆投下75周年忌 米国の戦争犯罪・原爆投下に時効はない」と題した抗議文を送付しています。毎月恒例の定例街宣の再開も感染状況の推移を見て決定して行きます。 抗 議 文 原爆投下75周忌 米国の戦争犯罪・原爆投下に時効はない -日本人を「けだものとして」(トルーマン)焼き殺した犯罪を許すな!- 駐日米国臨時代理大使 ジョセフ・M・ヤング 殿 令和2年8月6日         主権回復を目指す会        一水会              基地問題を考える愛国者連絡会   対米自立実行委員会        米国の戦争犯罪を許すな行動会議  今を遡る75年前、昭和20年8月6日と9日、米国は史上初めて広島に、そして長崎に立て続けに原子爆弾を投下した。当時、我が国の制空権は皆無に等しく、戦闘能力は壊滅状態で、戦争終結は時間の問題であった。それにもかかわらず米国は実験目的(破壊効果の実証)で、ただそれだけのために原爆を使用した。しかも6日、広島が阿鼻叫喚の巷(ちまた)と化しているその最中の9日にも、長崎に続けて投下した。 【日本人を「けだものとして扱うべきだ」(トルーマン大統領)】 原爆投下は軍事上の戦闘行為ではない。民間人という非戦闘員を対象にした。広島だけで推定人口およそ35万人のうち14万人にも及ぶ一般市民を、長崎おいては推定人口24万人のうち7万を瞬時に焼き殺した。被爆後5年間の累計では広島で20万人、長崎で14万が、さらにその後の追跡調査では、定かな死者数は永遠に確定できないほどである。特に広島においては、行政機関と公文書が原爆で破壊・焼き尽くされ、また身元、性別の判明できぬまま埋葬されるなど、戦後75年経った今も約5万人の氏名が行方不明のままである。世界史においてこれほどのおぞましい殺戮行為は他に無い。 とりわけ、広島での原爆の投下時刻は「午前8時15分」・・・言うまでも無く学校への登校時間と、勤労国民の出勤時間を狙ったのだった。しかも、一旦は発令されていた空襲警報を解除させ、意図的に人的被害を拡大させる状況を作り出した上での投下であった。実に残酷な仕打ちである。 これは無辜の老婦女子の無差別殺戮を主目的とした鬼畜の所業に他ならない。米国が犯してきた数々の戦争犯罪の中でも、特筆すべき最大にして最悪の『人道に対する罪』として人類史に刻印すべきで、未来永劫、消し去られることは無い。 1945年8月9日、米国キリスト教団体はトルーマン大統領宛に電報で「見境のない破壊行為」に憂慮を表明した。これに対し、大統領は書簡で「けだものを相手にせねばならないときは、けだものとして扱うべきだ」として恐るべき暴言を吐いた。 【戦争犯罪を自然現象にすり替え】 この「けだもの発言」をはじめとして、今日に至るまで、米国は一言たりとも我が国に対して謝罪の言葉を発していない。それどころか、「戦争を早期に終結させるための正当な手段であった」と未だ開き直った詭弁を弄している。 先般、広島を訪れたオバマ大統領は、「71年前、晴天の朝、空から死が降ってきて世界が変わりました」と。一瞬にして10万人以上の民間人を焼き殺した悪魔の所行である原爆投下を、「空から降ってきた」と、あたかも自然現象の雨か雪のように表現した。米国の投下責任を、天候という自然現象にすり替えたのである。 【真のホロコーストとは原爆投下と無差別爆撃だ】 米国の犯罪は何も原爆投下ばかりではない。東京大空襲をはじめとする、焼夷弾による無差別爆撃こそ、第二次大戦における文字通りの大虐殺に他ならない。ナチスによるユダヤ人大虐殺を、ホロコーストと形容するが、ホロコーストの本来の意味は、ユダヤ教の儀礼における、生贄ならぬ焼き物の供物を言うのだから、米国の焼夷弾による無差別爆撃こそ、ホロコーストと呼ぶに最もふさわしい。米国は日本人を「けだもの」(トルーマン大統領)として焼き殺したのである。 米国・ワシントンにはユダヤ人の虐殺を記念する「米国・国立ホロコースト記念博物館」があり、ヒットラーの犯罪を鋭く追及して己の人道主義を賛美している。 それならば、米国に課せられた戦後の最大使命とは何か。それは己が自画自賛する人道主義に基づいて、「米国・国立ホロコースト記念博物館」に原爆投下と日本大空襲の展示を設置することに尽きる。この展示を世界が絶賛するのは間違いないと、トランプ大統領とジョセフ・M・ヤング臨時大使に進言する。 米国は早くから、安倍晋三首相の「戦後70年談話」へ、先の大東亜戦争に対して日本の真摯なる謝罪と、「侵略戦争」に対する痛切な反省を盛り込むよう執拗な強要をした。米国追随の安倍首相はこれを受けて「痛切な謝罪と反省」を示した。しかし、「痛切な謝罪と反省」を示すべきは、人類初の原爆投下と日本をけだものとして焼き殺した米国であろう。 【日本人を“けだもの”扱いする「日米地位協定」】 世界史に銘記されるホロコーストを演じたその米国は、講和条約締結という戦争終結後の今も、なお在日米軍の名を騙(かた)り、「日米安保条約」「日米地位協定」の名の下、占領軍として沖縄をはじめとして我が国に多数の軍事基地を張り巡らしている。 とりわけ、米軍横田基地は首都圏上空を完全に航空管制下に敷き、我が物顔に飛び回る米軍機に我が国政府は手も足も出せないでいる。危険な米軍基地は何も普天間基地ばかりではない。最も危険で、最も航空輸送に障碍となっているのが米軍横田基地である。首都圏上空が外国の軍隊よって制圧されている国家が世界の何処にあるだろうか。 沖縄を始め米軍機の墜落、飛行物体の落下など相次ぐ事故で我が国民は深刻な危険にされている。米軍は事故究明を放置したまま好き勝手に日本列島を飛び回っているが、よもや米国が、自国の市民らをかくも危険な状態に晒してまで軍用機を飛行させる訳はない。それは米国市民を人間として扱っているからだ。 【ウイルス感染を拡大する米軍基地】 では、日本人はどうなのか。貴国の国民に比べ人間扱いされていない。つまり、米国は原爆を投下した際の強弁である、日本人を「けだもの」(トルーマン大統領)として未だに扱っているのだ。日本人を“けだもの”扱いする根拠が昭和、平成、令和と続く「日米地位協定」に他ならない。 今般、世界を震撼させている新型コロナウイルスだが、米国は感染者数、死者数ともに世界最多を示している。従って貴国は日本政府による入国拒否の対象国だ。しかし、「日米地位協定」によって国内法が適用されない米軍関係者は、基地経由で直接入国すれば日本側の検疫を免れ、感染者らが好き勝手に国内を移動してネズミ算式に感染者を増幅させる。「日米地位協定」によって、我が国の感染予防対策は破壊されると言っても過言ではない。 沖縄県は26日、米海兵隊キャンプ・ハンセン(金武町など)で6人など、新たに計7人の米軍関係者の感染が確認されたと発表した。在沖米軍全体の感染者は今月7日以降、五つの基地で計計225人になった。これは沖縄県内の感染者数を上回る。 米海軍厚木基地、在日米陸軍司令部があるキャンプ座間、原子力空母ロナルド・レーガンなど米海軍の艦船11隻が拠点とする横須賀基地など、いずれも正確な感染者数、所属部隊、艦船など、具体的なデータは一切明らかにされていない。日米間には、基地内で感染症が発生した場合、米軍の医療機関が各地方自治体の保健所に通報し、防疫上の協力体制を執り行う合意がある。 今、世界はウイルス克服のため、情報を一元化してワンチーム戦っている。その最中に米国はその合意を無視している。防疫は国民の「生命・財産・安全」を守る安全保障上の要に他ならない。何が「日米安保条約」か、聞いて呆れるばかりだ。 【軍事の独立なくして主権国家はあり得ない】 … 続きを読む

カテゴリー: 時評 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントは受け付けていません。

緊急声明「武漢(コロナ)ウイルスと3月10日の延期」

緊急声明 「武漢(コロナ)ウイルスと3月10日の延期」 令和2年3月8日 主権回復を目指す会代表 西村修平 【政府の緊急要請に応える】 3月10日実施予定(米国大使館前)の「東京大空襲75周年忌 日本人よ、3月10日を忘れるな!」は武漢(コロナ)ウイルスの感染拡大につき延期とします。この判断は安倍政権による「非常事態宣言」に基づき緊急又はそれに準ずる以外、不要な外出を控えるようにとの政府の要請に応えるためです。 【シナ人が持ち込んだ92万4千発の「クラスター(集団感染)」爆弾】 安倍政権はなぜ「非常事態」を宣言せざるを得ないまでに感染者を発生させたのか。言うまでもなく、発症元のシナ本土からの入国者を全面禁止にしなかったからに他ならない。12月下旬から武漢を中心にウイルス感染は猖獗(しょうけつ)を極めていた。こうした情報は大手マスコミを含めて日本国民の多くが知ることであった。しかしながら、春節の前後に亘って見境もなく安倍政権は彼らを無差別に入国させた。1月だけで924,800人(日本政府観光局 2月9日)のシナ人が入国している。驚愕に値する数値ではないか。 参考▶︎▶︎ https://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/200219_monthly.pdf 出典:「日本政府観光局(JNTO)」資料P2~3より   何と昨年に比べ171,000人の増加である。因みに昨年、シナ人旅行者が道内に宿泊した人数は60万人(1月~2月)と観光庁から公表されている。首位の東京都(70万人)に肉薄する数値である。 この数値を単純に今年にスライドすればどうか。少なくとも70万人が道内に訪れ、宿泊している。しかも最も人が集まる「さっぽろ雪祭り」で、不特定多数の日本人と間接、直接を問わず接触したのは間違いない。北海道が群を抜いて感染者が多いのは当然の道理であって、何ら不思議ではない。来日シナ人がまき散らした「クラスター(集団感染)」爆弾が、今や一斉に爆発しているのである。 【習近平国賓招聘を優先した大惨事】 シナ政府はウイルス封じ込め緊急的措置として、1月27日から国外旅行を含むすべての団体ツアーを禁止、従って日本へのシナ人団体観光客は、27日以降の来日はなくなった。しかしながら、個人旅行客はこれとは関係なく入国していた。安倍晋三首相は5日、ようやく重い腰を上げ、2週間の待機という柔(やわ)ではあるが実質的な入国規制を設けたがこれも「入国禁止」ではない。 ガス中毒患者が多発しているのを承知しながら、ガスの元栓(シナ人の入国)を締めないで対策・治療にあたってきた。愚かさを超えて滑稽という他はない。結果は未曾有の感染者を排出させている。この惨事は未だ進行して先が見えない。 この1月から2月にかけて、安倍首相の最優先課題とは、習近平国家主席の国賓招聘であった。この招聘の進捗を無事にはかることにあったのは、この間の対中外交の様々を見れば明白である。安倍晋三は一国の総理として日本国民の「生命・財産・安全」より、世界最大の独裁にして虐殺・侵略国家、反日国家の主席招聘を優先させた。対シナ屈従、独裁国家主席の国賓招聘を優先した結果の大惨事、万死に値する大失態だ。 【武漢ウイルスの制圧は戦争である】 こうしたなか、安倍政権は13日の成立を目指し「新型インフルエンザ対策特別措置法改正案」を閣議決定した。遅きの遅きに失したが、現段階ではベターと評価するべきでそれ以上の評価は下せない。 この期に及んで、立憲民主党の蓮舫副代表が6日、ツイッター投稿で安倍晋三首相がウイルス感染拡大を巡り、シナ、韓国からの入国制限を行うと表明したことに関して、「またもや専門家会議に諮らず。実効性も未定。誰がどこで何を検討して決めたのかもわからない」と批判した。日本国民が置かれている危機的状況が分からないか、無視しているか、言うことに事を欠いた全くの明後日な発言でしかない。 疫病は自然災害である。自然災害から国民の「生命・安全・財産」を守る行為は、国家が主導する戦争と同じである。武漢ウイルスを、日本を侵略する敵と認識しなければ戦争を戦うことは出来ない。日本は武漢ウイルスと戦う戦争状態にある。 【戦争の最高指揮官は安倍首相】 「戦争とは政治の延長」(クラウゼヴィッチ Carl von Clausewitz)であるとすれば、戦争を決断して戦うのは軍人ではなく政治家である。政治家が国家的な見地から、プロ集団である軍人を指揮する。武漢ウイルスという侵略軍と戦うのは、医者など専門家の頭脳を結集するのは言うまでもないが、この集団を指揮・統率するのは安倍首相に他ならない。かつて大敗北を喫した大東亜戦争は統帥権の名のもと、政治家ではなく軍人が主導して未曾有の禍を日本に残した。主導するのはマスコミや野党などの外野ではなく安倍首相自身である。 戦争の目的は勝つことである。敵である武漢ウィルスの殲滅が目的とする勝利、これが戦略目標であり、戦略は不変である。戦略を構成・遂行するのは局面局面における戦術である。従って戦術は推移する状況に応じて千変万化するのが常であり、医療対策などの戦術を固定化させてはならない。 蓮舫副代表の手続き論は、炎上中の家屋の消火作業に規則や法令遵守を求める戯れ言で、小田原評定にも値しない。国民の「生命・安全・財産」を一顧だにしない愚論の愚論である。 【求められるのは首相の即決即断】 今やこの敵、武漢ウイルスは全国に散らばって、いわばゲリラと化して日本国民の生命を脅かしている。予想できない、想定外の状況に応じて、機を逃さない臨機応変な対策を講ずるのが全軍を指揮する安倍首相である。未知の敵と戦うにあって試行錯誤を進むのは至極当然ではないか、失敗はつきものである。求められるのは即決即断、暗中模索の過程でベスト・最善は誰も判断できない。蓮舫副代表の「専門家会議に諮らず」とか「実効性も未定」などという言い掛かりに耳を傾ける余裕はない。あるのは偏(ひとえ)に、国民の「生命・安全・財産」を死守する首相としての覚悟のみである。 その上で、我々国民はこのウイルスとの戦争が集結した暁に、なぜかくまでに被害を拡大させたかを、与党と野党を含めてその政治責任をしっかりと総括・点検をしなければならない。大東亜戦争、阪神淡路大震災、東日本大震災などなど、いずれも政治不在が招いた結果を国家が全く総括・点検しないまま令和の時代に至っている。また日本国民もそれらを放置して来ている。一体、日本人は同じ過ちを幾度繰り返せば目覚めるのか。 参考  ◆“想定外”に浸る自衛隊 「悔しい」で済まされない自衛隊の敗北   http://nipponism.net/wordpress/?p=5095  ◆「馬鹿発言」は正しい 地震=津波を想定できず死んだら馬鹿と言っていい   http://nipponism.net/wordpress/?p=5819 … 続きを読む

カテゴリー: お知らせ | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントは受け付けていません。

令和2年1月街宣のお知らせ

【1月街宣のお知らせ】 ①新年初 檄!小異を捨て大同に 「日米地位協定」の全面改定を 【日時】令和2年1月12日(日)12:00集合・開始 【場所】有楽町マリオン前 【主催】主権回復を目指す会 一水会 対米自立実行委員会 基地問題を考える愛国者連絡会 【連絡】西村(090-2756-8794) ② ニュー山王ホテルに集結を第4弾! 「日米合同委員会」の闇に光を当てよう 【日時】令和2年1月26日(日)13:00集合・開始 【場所】明治通り〜首都高速2号目黒線・天現寺出口の交差点に     当日13:00までにご参集下さい(地図参照) 【主催】基地問題を考える愛国者連絡会 【連絡】柴田(090-1691-1622) 西村(090-2756-8794) 【賛同】主権回復を目指す会 一水会 対米自立実行委員会 ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを! ◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』  (酒井信彦 日新報道)  著者・酒井信彦が朝日新聞に踊らされる日本人の精神構造を解く。

カテゴリー: 時評 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントは受け付けていません。

【街宣告知 】ニュー山王ホテルに集結を第3弾!「日米合同委員会」の闇に光を当てよう

【街宣告知 】 ニュー山王ホテルに集結を第3弾! 「日米合同委員会」の闇に光を当てよう 日本のブラックホール!それは 国会の頭上に君臨する「日米合同委員会」だ 日本の主権を支配するのが「日米地位協定」だ。それの具体的運用を取り決める場が「日米合同委員会」で、米軍の軍事的要請が全てに優先される極めて歪な日米関係を凝縮している。月二回開かれる場所の一つが米軍施設である「ニュー山王ホテル」だ。会議の議事録は非公開で、決定事項はわが国最高機関である国会より上位に位置する。戦後74年に亘って日本の主権を蹂躙し続けているブラックホールである。 昭和、平成、令和の三代において、いや、天皇126代においてすら米国という占領軍に蹂躙され続ける有様!これにに屈辱と恥を自覚せずして何の愛国運動か。「日米合同委員会」の秘密会議の場を、米軍施設の「ニュー山王ホテル」から国会の場に移行させよう。「日米合同委員会」の闇に今こそ光を当てよう。 【日時】令和元年12月15日(日)13時集合・開始 【場所】明治通り~首都高速2号目黒線・天現寺出口の交差点に     当日13:00までにご参集下さい(地図参照) 【主催】基地問題を考える愛国者連絡会 【連絡】柴田(090-1691-1622) 西村(090-2756-8794) 【賛同】主権回復を目指す会 一水会 対米自立実行委員会 [告知]第三回『米軍と官僚による戦後体制の延命を許すな!日米合同委員会糾弾街頭宣伝』12/15(日)13:00~ ★米軍と官僚による秘密会議の決定事項が憲法や国会決議に優先する不条理を糾す! 日米合同委員会が開催される「ニュー山王ホテル」 前路上にて街頭宣伝を挙行します。小雨決行・参加自由。 https://twitter.com/recapture_01/status/1198072308079874049 ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを! ◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』  (酒井信彦 日新報道)  著者・酒井信彦が朝日新聞に踊らされる日本人の精神構造を解く。

カテゴリー: 時評 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントは受け付けていません。