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月刊誌『WiLL』と松田晃平君の「義挙」

状況を客観視できない知の劣化 立ちションベンを「義挙」と持ち上げるネット保守の腑抜け かつて慰安婦強制連行など、対シナ・朝鮮との歴史問題で共に抗議活動を戦ってきた松田晃平君が、月刊誌『WiLL』の皇室問題の対談に「内容が不敬」だとして事務所内の床をペンキで汚し、消火器を噴射した廉(かど)により住居不法侵入などで逮捕された。 このアクションがネット保守などから、「義挙」などと頻りに持ち上げられているが不可解というより、状況を客観視できない知の劣化を感じてならない。 【義憤を表現できない未熟】 松田君の抗議文なるものも見たが、抗議の対象となる皇室に対する「不敬」の問題が具体的にも論理的にも全く展開されていない。つまり、抗議文の体を為していない。まともな抗議文すら書けないでは「右翼団体理事」の名が泣く、「右翼」の名誉にも関わるというものである。彼はこの抗議文の中で、「諫言」なる言葉を使用しているが、諫言とは目上・上位の人に対して忠告するという意味である。不敬を働く月刊『WiLL』に使う言葉ではないだろう。万人を納得させ、感泣せしめる檄文を作成できる素養がなっていないと言わざるを得ない。 しかも松田君の抗議は連休最中の、しかも夜の11時頃、人通りの途絶えた時間帯、人目を避けてである。己の信じる正義を掲げ、なぜ堂々と編集部員のいるま真っ昼間に乗り込んで行かなかったのか。これでは皇室に思いを馳せる松田君の義憤が、行動においても心情的にも全く世間に伝わらないのである。これをもてはやす連中だけが無責任に騒いでいるだけだ。 【嫌がらせの立ちションベン】 テレビ画像で見たが床の一部がペンキで汚れていたが、室内はデスクの上のパソコンなどは綺麗なままで消火器の泡さえ見られない。「皇室への不敬」に対して、憤怒をぶっつけるために『WiLL』に乗り込んだのではなかったのか。向こう数ヶ月又は半年でも業務の再開を不可能にしたやる怒りが微塵も感じられない。新聞などは器物破損ではなく、住居不法侵入と報道したが納得してしまう由縁である。これを「義挙」として持ち上げるなど極めて噴飯物である。 なぜ、デスク上のパソコンの類に黒ペンキをぶちまけ、皇室の不敬を働く編集機能を破壊しなかったのか。ただ床を汚しただけ、『WiLL』に取っては痛くもかゆくもない。逆に「WiLL」は内部の人事問題で売り上げも鈍っているなか、同誌の宣伝効果を上げるうえでは、またとない「義挙」を為してくれた松田君に深く感謝しているに違いない。事務所に、嫌がらせの立ちションベンしただけの結果に終わってしまった。 【舞い上がるなど自戒に自戒を】 本人は接見禁止がつけられているので面会もままならないが、行為と結果の落差を今一度冷静に客観視して貰いたい。ましてや今回の抗議を、「愛国運動の鏡」などともてはやす連中を見受けるが、立ちションベンの類を「義挙」ともてはやす胡散臭さに知の劣化を垣間見るだけである。 松田君とは彼の高校時代からの付き合い故、敢えて苦言を呈するのであって、結果の割に合わない自暴自棄の行為が残念でならない。今回の行動を「義挙」などともてはやされ、舞い上がるなど自戒に自戒を心し、経験から教訓を導き出すよう願って止まない。 下記は今から7年前のことだが、月刊『WiLL』に抗議街宣をかけ、編集部で社長、編集長らと直談判した記録である。↓ 揺るがぬ事実を前に言い訳に終始した花田紀凱『will』編集長 (平成21年2月6日)  http://www.shukenkaifuku.com/past/KoudouKatudou/2009/090206.html さらに皇室の不敬問題に関する件は、今から17年前にさかのぼる抗議行動を思う。『週刊朝日』と『サンデー毎日」が雅子妃殿下のご懐妊を嘲笑し不敬を働いた。これに対して、「政経調査会」の槇泰智氏と二人で猛抗議を展開して、両誌の編集部に乗り込み、編集長や記者を締め上げ謝罪させた。「皇室の不敬」ということで、松田君のこの度の抗議行動でふと思いついた。 【皇室にセクハラを働いた『週刊朝日』(99年12月24日】  『お二人の愛の結実は熊本で、だった』『週刊朝日』(99年12月24日号) 週刊朝日(99/12/24号)は、「本誌が入手した雅子さまの体のリズムを考えると、皇太子夫妻のベビーは11月前半ごろ結実したことになる。なかでも可能性が高そうな11月5日から7日にかけて、皇太子夫妻は、熊本で開かれた全国身体障害者スポーツ大会を視察して…」とまで書いていた。 『週刊朝日』平成11年1月21日号。雅子妃殿下に対してあり得ないセクハラを働いた不敬を徹底糾弾した。大森編集長の引責辞任と記者本人の停職を求めて複数回談判を重ねた。朝日新聞本社前では、極秘入手のチラシ「朝日女子社員○○日一覧表」を配布して、社員等にセクハラの是非を問い質した。今から17年前、朝日新聞はセクハラでも先駆者だったのである。(※画像クリック拡大) 【朝日の不敬を後追いした『サンデー毎日』(99年2月7日)】 『サンデー毎日』は『雅子様の“存在感”』(99年2月7日)とタイトルを打って、小宮美香記者が、「最近は腹をおすえになったのか、存在感もご覧の通り、“デーン”と増した・・・」と嘲(あざけ)った。 小宮美香記者ご自身が、『サンデー毎日』のグラビアに登場してはしゃいでいるお顔を掲載しているので早速拝借、『サンデー毎日の美人編集者が赤裸々な・・・」と題したチラシを竹橋の毎日新聞社前で配布、激励を含めたたくさんの反響を頂いた。 このチラシ撒きが相当応えたらしく、山本編集長は音を上げて槇泰智氏を交えた談判に下ってきた。小宮記者の処分などを掲げて交渉を重ねたが、結局、「編集後記」のお詫び掲載を落としどころと定めて決着させた。 (※画像クリック拡大) ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを! ◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』  (酒井信彦 日新報道)  著者・酒井信彦が朝日新聞に踊らされる日本人の精神構造を解く。

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幻冬舎の言論テロ

出版倫理を踏みにじる幻冬舎の言論テロ 幻冬舎は出版倫理綱領の逸脱企業 1月13日(日)、幻冬舎から小林よしのり氏が、西村修平と「会って話し合いをしたい」という申し出があったので、大崎の『ゴー宣道場』の一室に出向いた。幻冬舎の社員は志儀保博・常務執行役員兼編集担当と大熊悠介・編集部員、この日、二人は立ち会うのみで西村修平とは名刺交換をしただけ、幻冬舎との具体的話は一切しなかった。話は小林よしのり氏とのみであった。 結論を先ず言えば 「ゴー宣道場 第15章」を批判した『小林よしのり氏に問う』と『幻冬舎へ 回収と削除要求!』に対して、同氏は謝罪の意思を示さず、一方的に回収と削除要求を拒否した。 その際、確認したことは15章の元ネタは全て「ネット情報」だった。特定の人物又は人格を表現するに当たって極めて重大な”瑕疵”であり、杜撰な仕事振りだ。しかし、それに対して同氏は指摘された点を認めなかった。「流布しているネット情報は社会常識」だとして、居直りと受け取られる姿勢に終始した。 情報の仕入れ先が得体の知れないネットという「ゴミ箱」、加工方法も非衛生的で添加物だらけ。この不良品を回収し謝罪する意思を示さなかった。 同氏はかつて、ネットが実体のない仮想空間であり、そこに埋没する危険性を指弾していたはずである。表現者としての自覚の欠如には、ただただ虚しさを覚えるだけであった。 一方、同氏の作品に対する批判と、西村修平に対する事実誤認の点を、彼はしっかりと耳を傾けて聞いた。さらに、西村修平と“桜井誠”を「一緒」にしていた錯誤を素直に認めた。これはネット情報のみに頼った錯誤であったことを認めたものであり、潔い態度だと思う。 そうした上で、同氏は次回の『ゴーマニズム宣言』誌上で、この15章に対する西村修平の言い分を掲載することを約束した。ここで『ゴー宣道場』の録画撮りで時間が無いとのことで、詳細は後日、打ち合わせの予定とした。 そうした経緯をふまえて1月14日、幻冬舎へメールを発信した。 ↓ 幻冬舎・志儀保博 様 昨日はご苦労様でした。 短時間だったので、昨日は「顔合わせ」ということで理解しました。また小林よしのり氏とは 会話を交わしましたが、幻冬舎とは全くその機会がありませんでした。 引き続き、御社との話し合いの場を早急に設定して頂きたくお願いいたします。 主権回復を目指す会代表 西村修平(090-2756-8794) それに対して幻冬舎から、1月16日に返事があった。これが会社役員または常識を持ち合わせている社会人からの返答かと首を傾げてしまった。 ↓ 西村修平様 ご用件は何でしょうか? わたくしが同席した先日の話し合いで、わたくしはすべて済んでいると考えております。 次回のゴー宣単行本は2013年3月末あるいは4月初旬に小社から刊行予定です。 あの場で小林さんがお伝えしましたように、西村さんによる反論のページを設けます。 字数については後日、お知らせいたします。これは小林さんと幻冬舎の一致した考えなので、とくにこれ以上、申し上げることはこちらはないのですが。 幻冬舎・志儀 企業の社会的責任を放棄し、「反論のページを設けます」で事を済ませる幻冬舎の無責任は許されない。幻冬舎に警告する、不良品の販売で金儲けをするな! さらに、警告のうえに進言する。幻冬舎の社長を始め全社員は、今一度、『雑誌編集倫理綱領』(※下記『出版倫理綱領』p.373)を熟読して自らの仕事を検証したらいい。まともな知性を以てして読めば、今回の君たちの出版物が特定の人物をねらい打ちした言論テロであることは明白となろう。 【参考】『出版倫理綱領 – 日本書籍出版協会』      http://www.jbpa.or.jp/nenshi/pdf/p372-376.pdf 抗議文 <出版倫理を踏みにじる幻冬舎の言論テロ> 言論テロに居直る幻冬舎の無法は許されない … 続きを読む

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幻冬舎へ 回収と削除要求!

回収と削除要求 『ゴーマニズム宣言 ニセモノ政治家の見分け方』の回収と第15章の削除を! <『週刊朝日』と同じ、問題に気づかない編集部のお粗末> 幻冬舎 代表取締役 見城  徹 殿 編集部   大熊 悠介 殿 編集部   志儀 保博 殿 幻冬舎の『ゴーマニズム宣言 ニセモノ政治家の見分け方』第15章を、今一度目にしてじっくり読むにつけ、何から何まで小生に対する悪意に満ちた虚偽内容で貫かれている。これが年末から新年にかけて店頭で、何の制限もないまま販売され続けている現状は耐え難い。直ちに同書の回収と第15章の削除を要求する。 下記の抗議は既に送付済み。↓ 『小林よしのり氏に問う』  10月14日 「ゴー宣道場」 『ゴーマニズム宣言 ニセモノ政治家の見分け方』第15章  http://nipponism.net/wordpress/?p=19788 自分は著名な言論人でもない、高名な政治家でもない。ただの一市民運動家にしか過ぎない。その西村修平が参加募集に応じて「ゴー宣道場」に参加しただけで、なぜ斯くも御社の出版物で誹謗中傷の挙げ句、「毛沢東主義者」とか「革命家」のレッテルを貼られ、印象操作を受けなければならないのか。『実践論』をバイブルにしていると決めつける等々、出版するにあたって、御社と小林よしのり氏は一体誰から聞いて、確認したのだろうか。愛読書を「バイブルのような」とは普通一般に使われる表現ではないか。他人の著作を盗用したのか知らないが、それを「しているそうだ」などと質が悪過ぎる。 『資本論』を読めばマルクス主義者か、『聖書』を読めばクリスチャンか、『一握の砂』を読めば啄木主義者か、そんなことあり得ないだろう。西村修平に限って『実践論』を読めば、毛沢東主義者のレッテルを貼り付けられるとは実に奇怪なことである。そもそも毛沢東主義者とは何ぞや、その定義に照らした上で西村修平の言動を論ずるのが筋だろう。乱暴極まる印象操作である。 小生と主権回復を目指す会は客観的事実に基づいて、己の活動なり思想を批判されたのであれば拒絶などしない。その指摘が正鵠を射ているならば、喜んで受け入れる理念を活動に貫いている。 しかし、この度の『ゴーマニズム宣言 ニセモノ政治家の見分け方』第15章は徹頭徹尾、悪意に満ちた端から西村修平の人物像を「かくあるべきだ」と決めつけた上で文を構成している。これが名のある出版社のする仕事だろうか。 なぜ、小林よしのり氏は西村修平に対して斯くも徹底した信用破壊をしなければならないのか、全く判らない。この西村修平が今まで、小林よしのり氏に対して敵対行動を取ったとか、何か敵意を示したことがあるのか。漫画という表現手段を駆使して、愛国運動に果たした同氏の業績には人一倍敬意を払って来ている西村修平である。道路を歩いていて、余所の犬に突然噛まれたようなものだ。 この度の『ゴーマニズム宣言 ニセモノ政治家の見分け方』第15章は、これまで取り組んできた西村修平と主権回復を目指す会の活動に対し、信用を著しく破壊する到底許し難い、極めて質の悪い行為と断定する。感情の赴くままに人格を誹謗中傷する本を出版したなら、どの様な結果を招くか編集部の誰かが想像出来なかったのか。小林よしのり氏の常軌を逸した仕事に対して諫める編集部員はいなかったのか。真に情けない限りである。人一人の名誉を破壊し、挙げ句の果てに小林よしのり氏自身の業績、さらに御社「幻冬舎」の信頼失墜に繋がる事態を想像できないとは・・・。原稿のチェックも出来ない幻冬舎の編集部は、名前だけのお飾りに過ぎないのか。 御社と小林よしのり氏は、盛んに「慰安婦強制連行」と「南京大虐殺」を日本に対する「捏造・冤罪」と言って厳しい批判を展開しているが、この第15章は西村修平に対する其の「捏造・冤罪」さらに名誉毀損に該当する。 御社と小林よしのり氏は過日、朝日新聞出版が同社発行の『週刊朝日』(10月26日号)に掲載した、ノンフィクション作家・佐野眞一らによる橋下徹・大阪市長に関する連載記事「ハシシタ 奴の本性」について、社会から厳しい非難の声に晒された経緯をご存じの筈だ。 「なぜ事前に問題に気付かなかったのか」と朝日社内でも真面目に検証された。この件に関して、その結末がどうなったか、同業者の御社と小林よしのり氏に対しては今更説明することでもないだろう。幻冬舎と小林よしのり氏が、『週刊朝日』と佐野眞一らと同じレッテル貼り、差別主義者と思いたくないが・・・。 橋下徹・大阪市長は公人で有名人なるが故、自らが記者会見を開いて、朝日新聞に対して不当なる人権侵害を広く世に訴えることが出来た。しかし、我々はそうではない。何のバックアップもない実にひ弱な一市民である。だからといって、今回の件を御社と小林よしのり氏がいい加減に処理して通る訳がない。 下記はネット上で流れていることを知人が知らせてくれた。単なるネット上の噂にすぎなかったバラバラの事柄がひとつに結びつき、あたかも全て真実のように塗り替えられてゆく・・・。それを推進しているのが、他ならぬ御社と小林よしのり氏であろう。歴史捏造のプロセス、人物像の破壊工作とはこういうことなのだ。↓ あんとに庵 ?@antonianjp 2012年12月27日 http://twitter.com/antonianjp (ツイッ拓 http://twittaku.info/view.php?id=284230586724405250) 『ネットと愛国』でわかったのは過激な実行を伴う活動(ヘイトスピーチや罵倒に満ちたデモ)が起きたのは、左翼毛沢東主義から転向した西村修平が桜井誠と運動をともにするようになってからなようで。過激で暴力に満ちた手法でないと、大衆が目が覚めないという理論に基づいているようだが、いやはや。 幻冬舎に要求する! 直ちに『ゴーマニズム宣言 ニセモノ政治家の見分け方』の回収と第15章を削除せよ 平成24年12月30日 … 続きを読む

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