【クールビズ】節電に名を借りた風紀の乱れを許すな

「服装の乱れは心の乱れ」を地でいく環境省職員  

環境省のクールビズから精神の環境を守り抜こう


 服装とは外観であり、外観は人格そのものである。

 服装を外観という形式とすれば、衣服を装う人間は内容という中身である。服装という形式は人間という中身を反映したものである。形式と内容は一致する。これを哲学用語では形式と内容の統一ともいう。

(←左写真:ポロシャツやかりゆしウェアで仕事をする環境省の職員)

 「服装」の乱れ「心」の乱れとは、この形式と内容の一致をいう。人間は衣服を装うのではない。己の精神を装うのである。装う衣服は人格そのものなのである。

 昨今、「行動保守」などで奇抜な服装、汚れた衣装をあえて着用して街頭活動に参加する者が目に付きすぎる。愛国運動をファッションショーやコスプレで汚してはならない。

 環境省はクールビズをさらに進めようと「スーパークールビズ」での執務を6月1日、スタートさせた。夏の電力不足に対応するためと、28度の室温を徹底するためというが、昨年まではノーネクタイで上着なしが基本だった。
 しかし今夏はアロハシャツや無地のTシャツ、Gパンまでも認められる。室内事務はおろか、Tシャツやポロシャツで来客対応するなど節操の無さもここに極まった感をぬぐえない。

 その環境省へ6月22日、主権回復を目指す会は政経調査会(槇 泰智代表)と共に、「節電に名を借りて風紀を乱すな!」との要請文を松本龍環境大臣(防災担当大臣兼)へ手交した。

 その際、対応にでた職員の服装はアロハシャツにカジュアルズック、正にスーパークールビズを地でいく服装だった。つまり、「服装の乱れは心の乱れ」。腕組みで対応するばかりか、その非常識な振る舞いを注意されて逆ギレまで演じた。それが下記の映像である。
 その職員とは地球環境局の佐藤匡廣(まさひろ)氏、とくとご覧になって頂きたい。

【動画】『環境省』過度のスーパークールビズを糺す

youtube
http://www.youtube.com/watch?v=E0hlf8RTS3c
ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14830778

(↓ 画像クリックで拡大)

環境省から精神と職場の環境を守り抜こう!アロハシャツ、Tシャツ、Gパン、サンダル履き粉砕

「アロハシャツ、Tシャツ、Gパン、サンダル履き粉砕!」

ネクタイを緩めず夏を凛とする心頭滅却火もまた涼し

精神汚染の元凶は環境省だった

環境省の職員は人間を真面目にやれ

腕組みしながら対応する職員、注意された挙げ句に切れてしまった。佐藤匡廣職員(地球環境局)

 

要 請 文
節電に名を借りて風紀を乱すな!

 未曾有の大震災により福島第一原子力発電所はその機能を失った。
そればかりか大量の放射線を放出し、国民の健康に対し甚大なる被害を及ぼしている現実がある。
今までのエネルギー政策が盲目的に原子力エネルギーに依拠してきた事で、今年の夏は電力供給量が低下する事は明らかとなっている。
この非常事態を受けて、環境省が行うべきは、電力供給量の不足に対し、国民に徹底した節電への取り組みを訴えることである。話題づくりとしてのスーパークールビズなどではない。国民の意識改革に向け、率先しての啓蒙活動が重要となるのである。
国民の模範となるべき国家公務員が社会的に許容しがたいような服装で、登庁することに対しては、多くの国民が違和感を持っている現実を真摯に受け止めるべきである。
 冷房設定温度の上昇に伴い、軽装で執務に当たるという主旨は理解できるが、アロハシャツやジーンズを着用することで、如何ほどの効果が得られるというのか。背広・ワイシャツ・ネクタイの着用を取りやめても、襟の付いた開襟シャツ・ポロシャツで充分に対応できる。
体感温度において、アロハシャツ・Tシャツとの差異は感じられないはずである。
ジーンズなどは、本来アメリカ大陸での荒野開拓の際の重労働などに対応するために開発されたものであり、屋外労働着の趣を残し、その素材は極めて重厚であり、スーパークールビズの推進とは正反対の素材である。
折り目の付いたチノパンや麻のズボンを着用した方が、よほどクールビズとしての効果は得られるはずである。
 今般、環境省が打ち出した「スーパークールビズの服装の可否」の中においては「アロハシャツ」「Tシャツ」「ジーンズ」を許容する記述が、これを改めることを要望する。国民の模範となるべき国家公務員にして、相応の身なりを以って国民への奉仕者としての職務を全うして頂きたい。
安易なスーパークールビズとは単なる服装の乱れに他ならない。
服装の乱れは心の乱れに通じる。公共の奉仕者としての職務の遂行に支障をきたす恐れのある過度のスーパークールビズを容認する事になれば、国家の存亡をも脅かす事態を招来する危険性を認識すべきである。

 いま、環境省が全力で推進すべきは震災復興対策である。未だ、瓦礫に覆われた被災地においては、水没地域に溜まった汚水・汚泥からは大量の害虫が発生している状況にある。
住民が集団で避難した福島第一原発周辺20キロ件圏内では、放置された乳牛等の家畜が大量に死に至り腐乱している現実がある。
これとて放置しておけば大量の害虫が発生することになる。震災後にコレラ・赤痢等の疫病が蔓延するのは、なにも発展途上国だけの話しではない。

 最も尊重されるべき人命においては未だに7千名余の人々が行方不明となっている。
その多くは海底で瓦礫と共に埋もれ水漬く屍となり、一刻も早い収容を待っているものと思われる。
将来の漁場整備も見据えて、海底の瓦礫・ヘドロの除去を兼ねて、迅速なるご遺体の発見・収容を推進することを要望する。
いまこそ、国民が一丸となって人類の叡智と底力を結集して、この国難を乗り切るべきである。くだらない政争に明け暮れている時ではない。
大八洲と称されし、この麗しき島々を国土とする、歴史と伝統と文化の国、日本。今こそ、官民が一体となって復興の為に尽力すべきである。
平成23年6月22日

環境大臣・防災担当大臣 松本龍殿

政経調査会 代表 槇泰智
主権回復を目指す会 代表 西村修平
165-0027東京都中野区野方3-26-2政経調査会
電話:03-5343-2553 模写伝送:03-5343-2551


ネクタイを緩めず夏を凛とする故に冷たき男の眼差し

 

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