ロート製薬逮捕は不当にあたらない

唖然!「右翼」をダシにした腑抜けの”愛国運動”

同じ轍を踏む学習能力の欠陥障害、
それがロート事件逮捕の真相だ

西村斉、荒巻靖彦君ら4人がロート製薬へ抗議に乗り込み、「強要容疑」で逮捕された件に関し、これを愛国運動への弾圧又は「不当逮捕」だとの声が上がっている。しかし今一度、事実関係を冷静に見て取るべきではないか。

ここでは逮捕者が発した言葉が如何なる重み、社会性を持つかについて論ずるのであって、領土問題とか女優キム・テヒのテレビCM起用の是非は論ずるのではない。

【「右翼」を脅しに使う卑怯】

逮捕された代表格にあたる西村斉君は自らが流した動画で、「右翼を紹介するから右翼の事務所へ行って言え」「きっつーい所紹介したるわ」と言いたい放題だが、この文言が「行動する保守」の常套語であるのならいざ知らず、どうしてこれを誰もが問題視しないのか。

彼らは4人は「右翼」から依頼されて、又は「きっつーい所紹介」するためにロート製薬へ抗議に行ったのか。愛国市民運動が、「右翼」とか「きっつーい所」を当てにしなければ抗議活動ができないのか。こんなもの、愛国運動、ましてや市民運動が口にすべき言葉ではない。

「右翼」なる言葉で相手を屈服させようとするなど、自らの主体性は何処へ行ったのか。元々、主体性など無かったのかも知れない。「きっつーい所」に頼らなければ、ロート製薬に抗議すらできないのか。

できないとすれば愛国市民運動の面汚し、「右翼」という他人のフンドシで相撲を取る、ただの腑抜けモンではないか。真に情けない限りである。この行為を盲目的に礼賛するなど尋常ではない。

再度、強調するが、ここで論ずるのは領土問題とか女優キム・テヒのテレビCM起用の是非ではなく、あくまでその手法である。

今、ネット界隈では4人の逮捕を「不当」だとして、抗議のデモを行っているが、その参加する方々に伺いたい。
君たちは4人が口にした「「右翼」とか「きっつーい所」云々を、彼らに代わってどう説明するのか。彼らが発した言辞が社会的に許されるのか、愛国運動並びに市民運動と何の関係があるのか説明して頂きたい。説明するとすれば、「きっつーい所」とは何処の組か、何処の組織なのかと。

【返り血を浴びる覚悟を問う】

お花見気分でデモに参加している方々に注意を喚起する。

社会運動は相手を批判する。批判とはつまり相手を斬る行為です。相手を斬るとはその返り血を、我が身に浴びるのが当然の前提です。その覚悟が有りや無しや。あなた方が朝鮮総連、ロート製薬にデモをかければ、同じ行為を相手から受ける覚悟をすべきである。参加者の諸君全員がそれに該当する。その覚悟がないなら、さっさと足を洗うべきでしょう。

今回の案件は思想問題を扱う公安三課とは違う。暴力団犯罪取り締まりの捜査四課、「マル暴」がその指揮を執っている。この事実の重みが理解できないとすれば、知性のあり方は逮捕された4人と同じく、学習能力に相当の欠陥があると言わざるを得ない。

彼らの内2人は執行猶予中の身でありながら、徳島日教組と同じ轍を踏み逮捕された。

下記の声明文「ストレス発散・鬱憤晴らしの無責任を糾す」(平成22年4月20日)は、今回のロート製薬強要事件で逮捕された西村斉君らが徳島日教組に押しかけた直後に出した当会の見解である。逮捕前に出した、今から二年前にさかのぼる声明文である。

この声明文に照らせば、もはやこれは学習能力に致命的な欠陥があるとしか考えられない。学習能力の欠陥、つまり発達障害児ならぬ「発達障害者」とされる。

   抜粋↓

 これらの映像は無編集でネット上にYouTube等で紹介されているが、刑事事件の取り調べではまたとない証拠資料として採用され、妨害事実を証明することになる。自らの映像で自らが起訴される格好の証拠を、自慢げにネットに挙げたままにしているのは笑止の沙汰でしかない。愚かの限りである。

 以上は、もし逮捕者が出た場合、不当逮捕にはあたらない。れっきとした現行犯逮捕である。この点を深刻に考えなければならない。

 これは、抗議活動そのものの是非を論じているのではなく、その手法が危険領域に深く入り込んでしまっており、その危険度を誰もが自覚できていない意識の軽薄さである。

http://shukenkaifuku.com/past/shuchou/100420.html
声明文
「ストレス発散・鬱憤晴らしの無責任を糾す」
平成22年4月20日
主権回復を目指す会 
 3・28カウンターデモと徳島日教組糾弾は警察がまともであれば逮捕者が出た行動であった。
  前者に関して言えば、デモ隊の行進ルートに躍り出て妨害を加える、機動隊の盾をつかんで揺さぶる、体当たりをを加えるなどなど、本来なら全てが威力業務妨害若しくは公務執行妨害に該当する現行犯で逮捕されていた。
  後者は私的施設に押し入り、制止を無視してトラメガで咆吼する、受話器を取り上げ通話を妨害する、書類などをまき散らすなどなど、全て現行犯で逮捕されていたはずである。
  よくぞ逮捕されなかったが何故か。警察の能力が想像を絶するほど低下しているだけの話である。
  これらの映像は無編集でネット上にYouTube等で紹介されているが、刑事事件の取り調べではまたとない証拠資料として採用され、妨害事実を証明することになる。自らの映像で自らが起訴される格好の証拠を、自慢げにネットに挙げたままにしているのは笑止の沙汰でしかない。愚かの限りである。
  以上は、もし逮捕者が出た場合、不当逮捕にはあたらない。れっきとした現行犯逮捕である。この点を深刻に考えなければならない。
  これは、抗議活動そのものの是非を論じているのではなく、その手法が危険領域に深く入り込んでしまっており、その危険度を誰もが自覚できていない意識の軽薄さである。

  二つの件は所謂「チーム関西」が主催であるが、チーム関西の代表若しくは責任者は誰なのか、今般、逮捕者が出た場合、誰がかかる件について救援活動をするのか。二つの活動に参加した方々は今回の活動をどの様に総括・点検したのか。
  さらに、今後かなりの高い確度で強制捜査(逮捕)が入るであろうが、現実を協議して対策を練っているのか。二つの件に参加した主たる方の幾人かは何時逮捕されても不思議ではない。
  チーム関西に見られる実態の定かでない組織と同一行動を取ればどんな結果を招くか予想が付かない。
  カウンターデモ、徳島日教組での暴走を総括・点検もせず、それを不問にしたまま何らかの組織の責任者であり続けるのなら、これは無責任であり、我々としては到底同一行動は取れない。
  ケジメをつけなければ組織が壊滅の憂き目に遭うのは必然、単に組織ばかりではなく<『語る』運動から『行動する』運動へ>の前進に大きなダメージを与えかねない。不当な国家権力の弾圧には毅然として闘うのは言うまでもないが、ストレス発散・鬱憤晴らしの無責任がもたらす結果に、我々は余分なコストを負担する体力はない。
  主権回復を目指す会は3・28カウンターデモと徳島日教組糾弾に一切関知していません。またチーム関西にはこれまでも関知していないが、今後も一切関知しません。

以上 

 

 

ネットと愛国 
在特会の「闇」を追いかけて
(講談社 g2book)




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