シナが決して盗めないもの



「日本国民の叡智と努力」だけは盗めない

投稿  <シナ新幹線が盗めないもの>

~それは「日本国民の叡智と努力」である~

主権回復を目指す会 児島謙剛  


東京駅、18・19番線ホームの階段下に、人知れず佇む一枚の碑文がある。東海道新幹線の開業を記念して飾られたものだ。
その碑文には、次の文言が刻み込まれている。(↓クリック拡大)

東海道新幹線
この鉄道は日本国民の叡智と努力によって完成された

NEW TOKAIDO LINE
Product of the wisdom and effort of the Japanese people

営業開始 1964 10月1日

私はこの碑文を初めて目にした瞬間、思わずハッとなった。
「琴線に触れる」とは、まさにこのことだ。中島みゆきの『地上の星』と『ヘッドライト・テールライト』の歌詞と旋律が脳裏を駆け巡る・・・そのような心境であった。

とあるブロガーの方が「この碑文には、(中略)静かな誇りが込められています」と述べられていたが、私もそれ以上の形容は無いと感じている。
先の大戦に敗れ、焼け野原、廃墟と化した瓦礫の山の中から、わずか20年も経ない短期間のうちに、世界最高の鉄道を築き上げたのだ。比類なき偉業と呼べるだろう。だが、そのことを決して声高に自画自賛しているわけではない。そこに込められているものは、まさしく「静かな誇り」である。

着目すべきは「日本国民の叡智と努力によって」の部分だ。国鉄でもなく、国鉄の重鎮や技術者の名前でもなく、この偉業の主体が「日本国民」と明記されている点である。碑文を作成した当人は、一国鉄職員としてではなく、一人の日本国民としての矜持を胸に、この文字を刻み込んだに違いない。

現在、シナ中共の“パクリ新幹線”が問題となっている。
日本からの技術供与を受けたにもかかわらず(※)、それを自国民に伝えないばかりか、独自開発=完全な「国産技術」であると強弁し、挙句の果てには、米国他での特許申請まで仕出かし、恬(てん)として恥じない。まさに“居直り強盗国家”の名に相応しいシナ中共の醜悪、ここに極まれりだ。

※ シナ新幹線の「CRH380A型」車両は、JR東日本の「E2系1000番台」車両(=主に『はやて』で使用)をベースとする「CRH2型」車両の発展型とされているが、「発展」とは名ばかりで、実際には、安全性を度外視して勝手に「改造」したもの、と言って差し支えない

そんな国家の威信をかけたシナ新幹線であるが、開業以来、トラブル続きのようである。

http://www.asahi.com/international/update/0714/TKY201107140736.html

中国高速鉄道、故障相次ぎ批判集中 手抜き工事疑う声も

開業から2週間が過ぎた北京―上海高速鉄道(1318キロ)で故障が相次ぎ、鉄道省に批判が集中している。中国共産党創立90年にあわせて、予定を1年ほど前倒しして開業したことから、手抜き工事を疑う声もある。

 10日、山東省で強風と雷雨で架線がショート。12日、安徽省で電気系統が故障。13日は江蘇省で故障。信号や車両の問題とされる。

 いずれも列車に数時間の遅れが出た。10日の故障では停電し、蒸し風呂になった車内で乗客の怒りが爆発。女性の客室乗務員が泣きながら対応する場面がネットで流され、プロ意識の低さに批判が集まった。遅延の際の払い戻しでも、もめている。新設したアジア最大という南京南駅では雨漏りが伝えられた。中国紙やネット上では「メンツ優先のおから(手抜き)工事だ」との指摘が出ている。

2011年7月14日 朝日新聞

さしずめ「砂上の楼閣」といったところであろうが、これぞ「想定の範囲内」であり、容易に予測できたことなので、別に驚きもしない。
というのも、私には一つの確信があったからだ。“盗作”、“パクリ”が「お家芸」であるシナ中共が、どんなに表面的な技術を盗もうとも、決して盗めないものがある・・・「日本国民の叡智と努力」だけは盗めない、という確信だ。

「日本国民の叡智と努力」がもたらしたものは、何にも増して乗客の安全、すなわち人の“命”を最上位に位置づける技術の結晶である。従って、この至高の結晶が、国威発揚を人命よりも遥かに優先させる歴史を重ねてきた“世界最大・最悪の人権蹂躙国家”=シナ中共の手が及ばない空間に存在していることは、自明の理であろう。

我々は「日本国民の叡智と努力」の継承を求められている。
我々にとっての国威とは、安全であり、“命”である。
シナ中共が、シナ新幹線に象徴される歪(いびつ)な「発展」をどれほど続けようとも、それを他人事(ひとごと)として嘲笑するのではなく、それが「他山の石」であり続けるということを、我々日本人は心に銘記し続けていかなければならないのである。

※ この投稿は、7月23日のシナ高速鉄道の   
  事故発生より以前に書かれたものです   

 

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