安倍政権の歴史的意味


6年前に説いた安倍政権の歴史的意味

安倍政権の歴史的意味とは
米中隷属体制の確立と保守派の籠絡だ


『米中二重隷属体制の確立・安倍政権の歴史的意味
 ―真の「戦後レジームからの脱却」とは何か?―』(酒井信彦)

 【参照】 http://sakainobuhiko.com/2007/10/post-222.html

主権回復を目指す会が安倍批判することに違和感を感じたとか、主権が今初めて安倍批判したとか、明後日な勘違いがネットで流布されていると側聞した。ネットという仮想空間に居住する類であれば、こうした勘違いも宜(むべ)なるかな・・・。

我々の安倍批判は今に始まったことではない。既に6年前の第一次安倍政権の時、事実を挙げてその批判の根拠を説いている。その上で、「戦後レジームからの脱却」とは、憲法改正ではなく日米安保条約の破棄であると。

安倍政権の歴史的意味とは、米中隷属体制の確立と保守派の精神を骨抜きにしたことで、今でも効きに効いている。保守派内部からの相互批判という自浄作用を抹殺させたことである。安倍政権、それは水戸黄門の印籠ではないが、保守派にとって頭が上がらない。公約反故にもかかわらず、「安倍さんなら必ずやってくれる」とした手前勝手な主観的願望で、保守派はあたかも集団催眠状態にとりつかれてしまっている。

下記の論考は今から6年前、文京区民センターで当会顧問の酒井信彦先生の講演会をまとめたものである。
つくづく思うのだが、心在らずんば物在れどもこれ見えず、6年を経て進歩するのではなく、退化する人々の何と多いことか。

米中二重隷属体制の確立・安倍政権の歴史的意味

―真の「戦後レジームからの脱却」とは何か?―
講演者(酒井信彦)日本ナショナリズム研究所所長   
日本ナショナリズム研究所講演会(平成19年10月24日) 

目 次 一 覧

はじめに

【一年で事態を明確にした安倍政権の結末】    P02
 安倍退場で茫然自失する保守派主流
 保守が激賞した曖昧路線の結果とは
 曖昧路線の本質は変節という対米二重体制の確立

【米中癒着・野合の現実と米中対決の空想】    P04
 米国の経済搾取を推進した人たちの無責任
 米国の対日バッシングと対中優遇の極端
 シナの人権蹂躙を意図的に無視する米国と白人キリスト教徒
 世界の暴力団(シナ)と癒着・野合する世界の警察(米国)
 シナ・中共と戦争できない米国の弱体

【二重隷属体制の先に待ち受ける日本の未来とは】 P10
 完成しつつあるシナ人の人口侵略と保守派の無関心
 衰退の米国経済代わるシナ人の経済侵略
 シナが日本に軍事侵攻する「居留民保護」の現実性
 シナ人が主張する日本併合の「合理的正当性」とは
 日本人が自覚しない日本人のひ弱な民族性

【本当の「戦後レジームからの脱却」とは】    P15
 「戦後レジーム」とは憲法ではなく安保体制である
 米中が共同で駆使する東京裁判史観

※【米大統領演説(カンザスシティー)の日本関連部分】(要旨) P17


街宣告知

『竹島は日本固有の領土だ!
2月22日は竹島の日』

    領土問題の決着は歴史認識や法的根拠ではない。実効支配(軍事)が全てを決定する。韓国に軍事占領されている竹島は、この冷徹な現実を直視することから始まる。

    日時:平成25年2月22日(金) 12:00開始

    場所:神保町交差点 (地下鉄神保町)

      主催:主権回復を目指す会 連絡:西村(090-2756-8794)
      



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