桜井誠君が出廷!証人尋問へ


大義を守れ「京都事件」口頭弁論

出廷!桜井誠君が証人尋問に
「ニコ生中継」ではなく、法廷で己を主張しよう

7月11日、主権の元関西支部長を務めた中谷辰一郎氏と共に、「京都事件」の口頭弁論で証人として出廷し、主権回復を目指す会の代表として尋問に答えた。
なお、時間の関係で西村修平に対する朝鮮学校側からの反対尋問が延期され、11月14日となった。裁判長から、この日は証人として在特会の桜井誠君も出廷すると公表された。

桜井誠君は昨年11月、朝鮮大学校へ抗議に押しかけ、「朝鮮人を殺しに来た」などとトラメガで咆哮した。
法廷は自らの見解、理念を主張、展開するまたとない機会である。桜井君はこの絶好の機会を逃してはならない。「朝鮮人を殺しに来た」など己の哲学について、「ニコ生中継」ではなく、直に、万人を前に主張、展開することを期待するばかりである。それはまた、「ニコ生中毒」「ニコ生依存症」から脱却する好機ともなろう。(参照:声明文【在特会の利敵行為を糾す】http://nipponism.net/wordpress/?p=7782

その上で、総連の「闇」を告発する大義を、「弱者イジメ」「民族差別」にすり替えさせてはならない。

人間は行き過ぎや失敗はつきものだ。それを如何に反省、総括できるかどうかに全てがかかっている。何も人間社会ばかりではなく、自然界における生存競争においても然りだ。この学習能力がなければ淘汰される。

「反省、総括」の場合、結果の是非から物事を客観的に見つめる素直な心のあり方が問われる。邪(よこしま)な悪意さえなければ失敗を「反省、総括」する作業はそれほど困難ではあるまい。

上記の考えに基づき、主権回復を目指す会は「京都事件」の口頭弁論に臨む。

【告知】次回口頭弁論 

平成24年11月14日(水)14:00

下記は今年の二月に、ソウル放送のインタビューに答えたものだが、在日外国人に対する当会の基本的考えである。

 ◆在日についてどう思うか。韓国、韓国人は好きですか。
    http://nipponism.net/wordpress/?p=11802

人間は国籍とか民族を選択して生まれることはできない。これは宿命である。誰を恨むこと無く、人間はこの宿命を粛々と受け入れるしかない。また受け入れるべきではないか。在日に関していえば日本列島に生を受け、この国で生きるならば、わが国の文化と伝統を尊重・慈しみ、国家社会のために尽力して頂きたい。腑抜けな日本人に活を入れるため、日本を活性化するうえで、そうした意識を自覚する在日を歓迎することこそあれ、排斥する考えは主権回復を目指す会にはない。

日本、韓国(朝鮮)を問わず、何処の国にも長所と短所があり、それはその国の文化に根ざしたところから生じている。国家、社会条件が違えば一定の条件の下で長所と短所は入れ替わる。単純に好きか嫌いかという問いには答えられない。お互い、「嫌い」を文化の違いと捉える発想と度量が必要なのではないか。

従って、お互いの違いを軽蔑するのではなく、尊重する大きな度量を持ちたい。人に関していえば、我々は国籍を選択できないで出生する。国家間が国益をかけて対峙したとしても、個人と個人が対立するような状況を生じさせてはいけないと思う。慰安婦問題、竹島問題で意見を異に対峙しても、情感は通い合えるということができるように。

傍聴の親しきひとを背にすれば自ずと正す背筋の歪み


陳 述 書(大意)
平成24年6月28日 
西村修平 

【主権回復を目指す会とは】
主権回復を目指す会は、中国、韓国朝鮮との間の領土問題や歴史認識問題は国益に立脚した観点から激しく議論を応酬するが、独善的なナショナリズムを標榜する排外主義とは一線を画している。日本に在住する外国籍の人々で、我が国の法律を遵守し、公序良俗に従い、日本の文化伝統に敬意を払うのであれば、国家間の諸問題の対立とは離れた立場から友好関係を何よりも望む主義である。 

【京都事件に西村修平は関知せず】
京都朝鮮総連が支配する京都朝鮮第一初級学校が勧進橋児童公園を長期にわたって不法に占拠し、地域住民の利用を排除していたとし、平成21年12月4日に行われた同学校に対する抗議事件は、同事件で逮捕された中谷、西村斉、荒巻、川東大了の4名が主体となって行った。    

西村修平は、この12月4日の抗議活動については全く関知していなかった。事件前も事件後も彼ら4人からは抗議行動を全く知らされていなかった。動画がネットで流布されて初めて事件の概要を知った。これが事実である。   

しかしながら、事件当時、中谷は主権回復を目指す会の関西支部長であり、抗議活動は、主権回復を目指す会を名乗ってなされている。この点は代表の西村修平が関知していなかったとはいえ、主権回復を目指す会としての関与がなかったというつもりはない。逮捕者まで出してしまった事件について団体の代表である私についても責任がないですまされないことは自覚している。 

【1月14日の街宣について】    
京都事件は、動画がネットで流布されるのと前後して東京新聞やMBSが取り上げた。いずれも朝鮮総連が垂れ流していた「弱いものイジメ」「民族差別」として事件を取り上げるものばかりであり、「抗議活動」が訴えていた大義並びに公的な動機が意図的に無視されていた。京都朝鮮第一初級学校の公園不法占拠を、「社会の不満分子が少数民族の子供たちが通う学校に対する集団暴行、民族差別」であると歪曲し、地域住民が排除されてきた実態を意図的に隠蔽した。隠蔽どころか、事の本質を歪めて被害者である日本人が「犯罪者」の如き報道を行った。 

平成21年12月19日、主権回復を目指す会は在特会の桜井誠らとともに東京新聞本社前において抗議集会を行った。平成22年1月13日には大阪のMBS本社前にて抗議集会を行ったうえで、翌14日に勧進橋公園周辺で抗議デモを行った。    

当日の抗議デモは、主権回復を目指す会が主宰し、在特会が協賛する形で行われたが、道路使用許可等の段取りは関西支部に任せ、現場の指揮は西村修平が行った。いつものように、1週間前にネットで予告して一般の参加を募った。 

当日の抗議デモの一部始終はネット上の動画に記録されており、本裁判でも証拠として提出されている。   

警察は抗議デモに密着して我々を監視し、暴発を警戒していたようだが、特段の注意を受けることはなかった。西村修平が行った「朝鮮人は出て行け」などの過激なスローガンが問題とされているが、これは拉致問題に関わった朝鮮総連関係の人たち、北朝鮮の独裁政権の礼賛を行っている人たち、強制連行や従軍慰安婦といった誤った歴史認識を拡散している人たち、そして目の前の公園を不法占拠している人たちを対象としたものであった。在日韓国朝鮮人全般を攻撃する差別的発言として捉えられた
としたら不本意である。  

抗議デモの終わり近くで「排除せよ」と繰り返しているが、これは抗議デモに対する妨害や挑発を受けたことから、妨害者に向けて発し、警察に取締を求めたものであり、差別的発言云々とは別物であることをお断りしておく。 

【3月28日の街宣について】    
3月28日の抗議デモについては、関西支部で企画し、西村修平が了承し、事前にネットに予告して行ったものである。このときも、西村修平が指揮をとり、警察が密着する形でデモ行進を行った。   

この日のデモ行進の前に仮処分が出されていたが、西村修平は、決定を受け取っておらず、詳細は知らなかった。デモ出発地点の南岩本児童公園で警察官からそのことを告げられたが、当日は日曜日であり、授業妨害等にはならないと考え、あえて計画どおりデモ行進を行った。デモ行進は朝鮮総連活動家と思しき男たちによる執拗極まりない暴力的威嚇によって混乱を呈したまま終始した。これら活動家たちはデモ出発地点に終結し、我々に対して威嚇・挑発を加え、デモ隊が進行するにつれ、その人数を加勢し、罵詈雑言を我々に投げつけた。「てめーこの野郎!」「ただじゃ置かねーぞ!」「西村!覚悟しろ!」などなど、身体に危害を加えんとする脅迫的言葉を浴びせ続けたのである。西村修平が発したスローガンが過激になったのもそうした喧嘩的状況があったことを述べておきたい。     

今、振り返れば、仮処分に違反することは本意ではなかったが、我々が対峙している朝鮮総連という巨大な組織のことを思えば、多少のリスクを負ってでもやり遂げなければという使命感にかられてしたことであった。

なお、当日、四条河原町付近でカウンターデモがなされたが、これは西村修平の全く関知しないものであった。  

【その後の顛末】       
関西支部の活動に対して警戒感を持ったのは、3月28日のカウンターデモであった。我々の抗議デモに干渉し、妨害・挑発行為を繰り返した朝鮮総連の活動家と思しき男たちと同じことであり、政治活動としての危険領域を踏み越えているのではないかと危惧し、口頭で厳しく注意した。指揮系統も責任者も明確でない活動は暴徒化の危険があると感じたからだ。その後しばらくして徳島日教組事件が起こった。これについては、ホームページ上で、西村斉、荒巻を除名し、中谷支部長を解任して関西支部を解散することを宣言し、政治活動の関係を断ち切った。

◆中谷>>3月28日についてはデモ当日、朝鮮学校デモ隊の主要な面々は事前に、京都タワー地下の喫茶店に集合、そこで、関西支部の解散と、斉の幹事職の任命、私の関西での役割を「主権窓口」とし、活動方針も「朝鮮学校」「従軍慰安婦」「水曜デモ」の3本に限定するとした方針を指示された。そして、「チーム関西」との共闘を断絶して、少数精鋭で以って運動する方針を指示された。此の指示を受けた数日後、荒巻は西村修平に対し、脱会を告げたと認識している。徳島事件については、ブレノ動画を確認した修平より電話があり、「確実に逮捕がある」とのことから、関西の運動の不参加を厳命された。

【総 括】    
京都朝鮮学校に対する抗議活動事件に関し、自らの行動を客観的に振り返り、ことの是々非々を明らかにしなければならないと考える。社会運動において行き過ぎなどの失敗は常につきまとうが、この行き過ぎなどの失敗をしっかりと反省・総括ができなければ、世論に訴える社会運動をすすめる資格はないと総括する。仮に、自らが主張する意見に道理があろうとも、それを独善的に場所と時をわきまえずに主張したとしても、社会からも居住する地域からも賛同は得られない。掲げた道理がかえって孤立するだけである。我が国は、法治を機軸にした民主主義国家であることを念頭に置けば、物事の手順を踏み、公序良俗という社会規範に則って社会運動をすすめる手法を慎重に考慮しなければいけないと考える。

本件に照らしていえば、京都事件における「抗議行動」には我々が訴えるところの道義が確かにあった。それは勧進橋公園という公有地が京都朝鮮第一初級学校によって、不法にしかも長期間に亘って占拠され、地域住民による自由な利用が排除されてきたという事実である。我々はそこに朝鮮総連が戦後日本の至るところ、すなわち警察を含めた当局やマスコミ、いわゆる進歩的文化人などに恫喝と供応をもって張りめぐらした利権と癒着の「闇」をみたのだ。

平成22年9月9日、京都簡裁は、京都市の許可なく児童公園にサッカーゴールなどを設置して不法占拠したとして、都市公園法違反の罪で略式起訴された京都朝鮮第一初級学校の前校長に対し、罰金10万円の略式命令を下した。

同校を支配している朝鮮総連は、北朝鮮政府の在日大使館の役割を担う機関であり、朝鮮労働党の指示・指令を受けて活動する北朝鮮の準国家機関、巨大な組織を統率する権力機関である。その能力、資金力は途轍もなく巨大だ。朝鮮総連が朝鮮信用金庫に絡む本国への「不正送金」や「日本人拉致」に深く関わった経緯は、小泉訪朝後の報道や朝鮮総連関係者の証言によって多くの国民が知るところとなった。それ以前から多くの日本人は、この巨大な権力機関に対して言い様のない不安と恐怖感を抱いてきた。この朝鮮総連傘下の京都朝鮮学校が1960年代の半ばから児童公園を、自校の敷地まがいに占拠してきた。近隣の住民から、京都朝鮮学校の不法について相談を受けた4名が、この巨大な権力に対し、何の後ろ盾もない身でありながら勇気を持って抗議したのが事の真実である。

しかしながら、その大義を世に問う手法が、正しいものであったかどうか、世論の賛同を得たかどうかを考えるとき、深く反省するところがある。なんの罪もない子どもたちを巻き込んで学校の運営に支障を来したという事実(愚かな言い訳に聞こえるだろうが、当時、学校で子どもたちが授業を受けていたことに対する配慮やイマジネーションが全く欠けていたというのが実際である。)、そして朝鮮総連や一部のマスコミが流す「弱いものイジメ」や「民族差別」という批判を招き、大義を汚してしまったことを深く反省する。しかし、同時に、朝鮮総連の不法に対峙する抗議活動そのものをヘイトスピーチなどというレッテルを貼って封印しようとする動きには断固として抗議する。

【付言-『ネットと愛国』について】 
安田浩一の『ネットと愛国』が証拠として提出されているので、簡単に触れておきたい。            

総じてこの本はネット保守と称される人たちが社会の不条理に疑問を感じて運動の場に出てくる際の経験不足による失敗を一面的に批判して冷たく突き放すではなく、そうした個々人に対する温かい視点をもって人間模様を描きだしている点において好感が持てる。   

しかし、例えば、カルデロン一家の不法滞在糾弾のことに触れた箇所があるが、そこでは両親の子供である中学生の長女をターゲットにした「弱いものイジメ」にすり替えられており、問題の本質は、フィリピン人の不法滞在という犯罪を、中学生の子供をダシにして「可哀想」というキャンペーンで隠蔽するマスコミの偽善を糾したことを敢えて見逃している。    

同じように、児童公園を不法占拠してきた朝鮮学校への抗議も、「子供イジメ」にすり替えられており、朝鮮学校を支配している朝鮮総連が巨大な権力をもって戦後の日本社会を歪ませてきたことや、我々の抗議活動が、その戦後のタブーに丸腰で挑んだ異議申立てであるという側面には全く触れられていない。朝鮮総連の欺瞞について著者が知らないはずはないが、敢えて触れていないのは、著者が置かれている状況ゆえの限界だと推察され、そのことが残念である。     

なお、この本には、西村修平に関する記述がある(p144~154)。それは概ね事実である。

以上 

◆中谷>>この書籍については私も、概ね好感をもっているが、私の部分で、取材時には職業について、「ごみ収集業」であることを伝えているが、記述は「建設業」となっている。是は彼ら、アナーキストが我々を攻撃するのに不都合な事実であるのかとも訝っています。

陳 述 書(補充)
平成24年7月3日 
西村修平 

 平成22年3月28日にはチーム関西がカウンターデモを行った件で中谷辰一を関西支部長から解任し、事実上、関西支部は解散状態となり、続く徳島日教組糾弾事件を動画でみて同年4月20日、ホームページ上に主権回復を目指す会は、3・28カウンターデモと徳島日教組事件には一切関知していないことを宣言し(参考3)、同年5月3日には、ホームページ上で西村斉と荒巻靖彦らを除名した(参考4)。

 抗議でデモにおける私が発した「不逞鮮人」という言葉について弁護士から民族差別的な発言ではないかとして釈明を求められているので私の考えを補足しておきたい。  
 私は、「不逞鮮人」という言葉を、我が国の法を破り、拉致事件・不正送金・覚醒剤販売といった犯罪に関与したり、我が国の公序良俗・文化伝統を否定したり、日本人の象徴である天皇・皇室を蔑ろにして侮辱する「不逞行為」を働く「朝鮮人」という意味で用いている。確かに挑発的な言葉であるが、我が国の伝統や秩序に公然と挑戦して破壊せんとするものに対する言葉(政治運動用語)としては社会的に許容されうると考えている。
 北朝鮮独裁政権に虐げられている朝鮮人民一般や在日韓国朝鮮人一般を対象とするものではない。民族差別を意図するものではないことを理解して頂きたい。
 
以上

7月11日 京都地方裁判所前で

【参考】 声明文「不正を糺す正義の声を圧殺させてはならない」
     http://shukenkaifuku.com/past/shuchou/110201.html

 



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