実効支配(軍事)が全てを決定する竹島問題 |
領土問題の決着は歴史認識や法的根拠ではない
領土の奪還は武力(軍事)を抜きにして語れない |
2月22日は竹島の日、この日の由来を今さらどうのこうの論ずることでもないが、当地、島根県の松江市では自民、民主の国会議員らが出席した「竹島を取り返せ」とした集会が開かれた。参加者から聞いた話では、今年の集会では珍しく国会議員らへ、これまでの不作為を糾す激しいヤジが浴びせられたということであった。集会の度に、壊れたレコードのごとく千篇一律に繰り返す決意表明に、一般参加者の堪忍袋の緒が切れたらしい。
竹島問題の本質は実効支配が完了していることに尽きる。領土の実効支配とは軍事占領されていることである。この冷徹な現実を無視した国会議員らの「奪還」論は説得力などなく、お経の文句のように虚しい限りである。
戦争とは政治の延長、外交上に横たわる国家と国家の軋轢を解決する最終的手段は戦争である。この場合の戦争は誰が決定して、誰が指導するのか。戦争とは政治の延長、つまり政治を生業(なりわい)にする政治家たちである。
戦争とは偏に政治家の意志に集約されるのであって、その強固な意志を持った政治家の存在無くして、軍事占領されている竹島を軍事的手段(戦争)も視野に入れての外交交渉など出来るはずがない。見回したところ、わが国で戦争を訴える政治家は皆無である。
我々国民はこうした政治家不在のなかで、尖閣諸島を含めた領土問題の解決を模索しているのである。
領土問題は歴史認識と同様に、法的根拠の正当性や史料あさりで帰属先又は真実が決定されるものではない。自然科学では実験などの客観的データを集約することによって、万人が納得または屈服せざるを得ない真実が証明される。しかし、領土問題や歴史認識は自然科学と根本的に異なり、現実の軍事的占領や声を大に訴える側にその正当性が存在するのである。
【参考】 自民党の売国的外交の数々を不問にするな 竹島を韓国領という不逞朝鮮人を日本から叩き出せ |
天皇陛下のご真影に、わが国の国鳥である 雉の生血を滴らせる朝鮮人の蛮行を糾弾 |
大井町議の金子吉晴議員が 応援演説で熱弁を奮った |
歴史問題は言い続けなければ 国際社会では通用しない |
昼休みとあって、大勢の通行人が足を止めて 聞いてくれた「2月22日は竹島の日」街宣 |
【動画】竹島の日 2月22日に訴える
youtube
http://www.youtube.com/watch?v=8iz7kZ_2Z-U
ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17053150
←【拡散】アンチ水曜デモ【リンクフリー】
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