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安世鴻と韓国の戦争犯罪

韓国メディアが無視する自国の戦争犯罪  安世鴻は釈明せよ! 韓国(朝鮮人)が犯したベトナム人女性への性的虐待を 安世鴻の「慰安婦問題」を騙る写真展糾弾に、韓国メディアが過剰な反応を示していて興味深い。韓国メディアの報道に目を通して幾つか拾った。 ↑ ハンギョレ新聞(6月26日)‘慰安婦写真展’開幕するや 日本右翼が… ↓ 彼らメディアは写真展に批判を加える日本人を、一方的にしかもことごとく「右翼」として扱う。つまり我々が一般の日本人とは違う特種な集団で、日本社会とは切り離されている特種な日本人であると。 取りわけ彼らが反応するのが「少女像」だ。韓国メディアは慰安婦にさせられた「少女像」に過剰に反応しているわけだが、人は真実を衝かれると誰しもが痛い。韓国の記者達も感情を有する人間、痛くない訳がない。 正鵠を射られたことに逆上している。その反応も「右翼」という決まり文句では印象操作の次元でしかない。 特に、ベトナム戦争時における韓国の戦争犯罪を追及した「ライタイハン」は、見事なまでに完全スルーパスされている。この完全無視こそ、「ライタイハン」が韓国(朝鮮人)にとって最大のタブーであることを証明している。 ライタイハンとは ベトナム戦争で韓国人が犯した最大のタブーとされてきた過去だ。韓国がベトナム戦争に参戦した際、韓国人兵士男性と現地のベトナム人女性の間に生まれた二世のことを指す。パリ協定による韓国軍の撤退、米軍の敗退に伴う南ベトナム政府の崩壊により取り残され、「敵軍の子」として迫害されてきた。ライはベトナムで軽蔑を意味した「混血雑種」を言い、タイハンは「大韓」のベトナム語読みである。韓国に対するベトナム人女性の恨みは永遠に消えない。 ◆ハンギョレ新聞 『‘慰安婦写真展’開幕するや 日本右翼が…』(日本語版)  http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1640870.html ◆同(朝鮮語版)では、写真が大きく報じられています  http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/539633.html  ↓ 本文趣旨:日本右翼団体会員たちがエルタワー前で少女像写真に侮辱的な文を書き、写真展の中断を要求して示威を行っている。 ◆中央日報 『日本右翼の“集団ヒステリー”』  http://article.joinsmsn.com/news/article/article.asp?total_id=8595024&ctg=1300 動画の冒頭の字幕は、「日本右翼の“集団ヒステリー”」と題され、弁士それぞれに、「日本 右翼団体 会員」という紹介の字幕が付けられている。この映像の編集を見るとベトナム戦争、ライタイハン関係のポスター、プラカード類が映り込まないように、徹底して避けている。韓国にとってこの問題が、いかに触れられたくない、触れられると困る“アキレス腱”であるかが一目瞭然だ。 ◆プレシアン 『 “私は朝鮮人によって慰安婦にされました”だなんて!』  http://www.pressian.com/article/article.asp?article_num=30120627123057 [フォト] 日本 慰安婦写真展 極右団体のデモ 殺風景 ◆JPニュース 『日本右翼 慰安婦写真展 妨害・挑発 展示館で安世鴻氏との対話を要求して騒ぎ立てた』  http://www.jpnews.kr/sub_read.html?uid=13885 ◆ハンギョレ新聞  『所持品検査・日本右翼のデモ “重重”(=幾重にも)汚された慰安婦写真展』  http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/539648.html 安世鴻は未だ下記の質問状と公開討論会への参加要請を拒絶している。反日・偏向メディアにはしっぽを振って言いたい放題だが、写真家としての誇りなど欠片もない卑しむべき朝鮮人だ! ↓ 韓国メディアと朝鮮人は自国の戦争犯罪を直視せよ! 安世鴻は韓国(朝鮮)人として、 己の国家が犯した性犯罪を世界に向かって謝罪せよ! 公開質問状並びに公開討論会の登壇要請  安 世鴻 殿 平成24年6月26日            … 続きを読む

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安世鴻と猫ひろしは同類だ/緊急告知+公開質問状(本日)

安世鴻 写真展をめぐって 売名行為に走った反日写真家の卑しさ 日本を敵視する朝鮮人へ「表現の自由」を認めてはならない (6月26日 新宿駅西口 ニコンサロン前) 東京・新宿のニコンサロンで開催が決まっていた元朝鮮人「従軍慰安婦」の写真展を、会場を運営するニコンが「内容に政治性がある」などとして中止を通告してきた問題で、ニコンは25日、当初の予定通り26日から開くことを決め、開催されている。東京地裁が会場の使用を認めるよう命じた仮処分決定にニコンは従った。これは事の是非を抜きに、ニコンが法治主義国家に身を置く企業としては従わざるを得ない。 主権回復を目指す会はニコンに対し、「使用中止」の企業判断を高く評価すると共に、『国益に反する「表現の自由」は許されない』と題して下記の要請文を提出している。(5月25日) 【参照】http://nipponism.net/wordpress/?p=15412   >ニコンは、安世鴻写真展を「諸般の事情」ではなく、以下の観点から中止したと明言すべきことを要望する。 >写真展は慰安婦強制連行の歴史捏造である。青少年の頭脳に虐日という猛毒を注入(精神侵略)するものだ。わが国の国益を著しく害する。 >写真展中止は「歴史捏造」「精神侵略」「売国」の以上をニコンが正しく認識した上での決定であったと。 【最低限の国益を守ったニコン】 開催初日の26日、主権回復を目指す会は写真展会場に入場し、37点に上る作品に目を通した。 金属類の探知検査や身体検査などの過剰反応はさておき、驚いたのは会場内の作品パネルに、一切のタイトル並びにキャプションが全くなかったことである。これでは何時何処で誰を撮影したかが全く不明だ。入り口に個展を開催するにあたっての簡単な挨拶文があるだけだった。 これでは見る側からすれば写真家のメッセージが全く伝わらない。また会場内では安世鴻に対し、ニコン側から「展示作品を見た感想を語るな。語ったら退場だ」という異常さ!ここのどこに「表現の自由」があるのか、聞いて呆れるというものである。 写真家としての安世鴻 の存在など全く皆無である。 写真展の体をなさない。骨抜きにされた写真展ではないか。 かつてNHKが「女性国際戦犯法廷」の反天皇などのスタンスを骨抜きして放送した時と全く同じ体裁である。 これは元々の企画が、「内容に(慰安婦強制連行の)政治性がある」(ニコン)との主張に安が屈し、様々な変更・削除要求に彼が妥協したことを物語っているのではないか。 ニコンは地裁の決定に従わざるを得なかったが、国益を守る最低限のラインを死守したと高く評価すべきだろう。 ニコンは企業としての危機管理に重大な欠陥があったことから、日本を貶める反日極左集団へ会場使用を許可してしまったが、その後の対応において取った措置は評価しなければならない。これをロート製薬とか花王と同様に扱い、ニコンの不買運動をネットで呼び掛けるなど明後日も甚だしい。 我々日本人の怒りの矛先は、「表現の自由」を隠れ蓑に反日を目論む写真家の安世鴻であり、慰安婦強制連行を捏造する在日朝鮮人らである。標的がニコンではないことを自覚すべきである。ニコンの姿勢を色眼鏡で見てはならない。 ニコンは東京地裁の仮処分に従ったとはいえ、高裁へ異議を申し立てている。「異議が認められた場合は、途中でも写真展の中止を求めることもありうる」(朝日 6月26日)との見解がそうである。 【プロ政治集団に魂を売った写真家】 絵画展もそうだが、写真展において作品とキャプション又はタイトルはその作品に欠くことができない。本体と一体で作品を構成している。 写真家から見れば、己の作品は血を分けた分身、命といってもいい。その作品からキャプションとタイトルを削除されては、命を削られたと同様、写真家にとっては到底受け入れがたい筈だ。 安に些かでも写真家としての矜持があるならば、ニコン側が提起したであろう削除要求は敢然と拒絶して然るべきではなかったのか。 安が拒絶ではなく、ニコンの“要求”を受け入れたということは写真家、表現者としての魂を悪魔に売ったと同じだ。この場合の悪魔とはニコンではなく、安の写真展をサポートする「重重プロジェクト」なる反日朝鮮人グループであるのは言うまでもない。元々、安には写真家としての矜持などなかったのである。 政治思想の違いを抜きにして、それぞれの主観もあろうが、この度の写真展で足を止めて魅入らされる作品は残念ながらなかった。被写体との心理的距離が遠く、肉薄できていない。白黒のみが表現できる陰影で、個々の被写体それぞれの醸す人生の遍歴がその表情に刻み切れていない。短期間の片手間の撮影にしか思われない。人物写真を甘く見すぎてはいないか。 安は「表現の自由」を唱える以前に、写真家としての己の能力を客観視すべきだ。その上で10年20年の研鑽を積むべき必要を認めるべきだろう。 写真という表現芸術で己を世に問うのではなく、実体の定かでない「従軍慰安婦」という“政治的問題”で、プロ政治集団に媚びを売る行為、それはただの売名行為でしかない。 【猫ひろしの真似をした安世鴻の卑しさ】 この売名行為は写真を同業とするカメラマンたちへの冒涜であり、在日か否かを問わず朝鮮人全体の名誉を損壊した。安は極めて卑しむべき恥ずべき男と言われかねない。どうしても昨今、日本の世情を騒がした芸人の「猫ひろし」を連想してしまう。 「猫ひろし」は芸人としての行き詰まりを、己の芸の研鑽ではなく、カンボジア代表のマラソン選手という話題性に求めた。芸人が陸上競技へ、あげくの果て、芸も陸上も結果を残さないで終わってしまった。残ったのは空しさばかりである。 安世鴻も写真家として、己の技量を世に問うのではなく安易に「従軍慰安婦」という政治性に手段を求め、その話題性でもって写真家としての売名を謀ったといっていい。 これは極めて卑しむべき恥ずべき行為であり、表現芸術への禁忌を犯したといっていい。 ニコンは「使用中止」の理由を政治性ではなく、伝統と格式あるニコンサロンでの個展開催中止は写真家としての「力量不足」にある、と処理すれば問題は生じなかったのである。 … 続きを読む

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緊急抗議!ニコン写真展に異議を(6月26日)

  安世鴻の捏造写真展を許すな!  慰安婦強制連行は日本への精神侵略だ <朝鮮人の嘘八百から日本の名誉を守れ!> 日時:6月26日(火)10:00集合 場所:新宿ニコンサロン前 http://www.nikon-image.com/support/showroom/servicecenter/shinjuku/ 当会に対し、ニコンは「(25日時点で)裁判所の決定に従う」(広報課)として、慰安婦強制連行の写真展を開催すると明らかにした。 よって、主権回復を目指す会と河野談話の白紙撤回を求める市民の会は開催初日の26日、新宿ニコンサロン前で「慰安婦強制連行」の捏造を糾します。同時に、安 世鴻に対して公開質問状と共に、「慰安婦“問題”と表現の自由」と題した公開討論を申し込みます。 また各位並びに各愛国諸団体におかれましても、果敢なる抗議行動の展開を要請するものであります。 ※ 期間6月26日から7月9日 呼び掛け:主権回復を目指す会 河野談話の白紙撤回を求める市民の会  連絡:西村修平(090-2756-8794) 【参考】「写真展中止は国益に適った判断」慰安婦写真展中止に対する要望書 <国益に反する「表現の自由」は許されない> http://nipponism.net/wordpress/?p=15412 ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを!

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威信失墜・陳腐風党

情けない!抗議先は日本大使館ではなく韓国外務省だろう 政党政治って観光ネタ、仲間うちのジョーク作りか? 慰安婦強制連行を決定的に定着させ、世界に発信したのが平成12年12月8日から6日間にわたり、東京・九段会館などで開かれた「女性国際戦犯法廷」という模擬裁判だった。 正式名称は、実におぞましい「日本軍の性奴隷制度を裁く女性国際戦犯法廷」というもので、国内向けには、「女性国際戦犯法廷」と意図的に簡略化しているが、海外向けは「日本軍の性奴隷制度を裁く女性国際戦犯法廷」である。 ここにこそ、この「模擬裁判」という形式で粉飾した虐日極左の隠された意図がある。模擬裁判では、戦場における個別兵士の強姦罪と慰安婦を意図的に混同させて、日本には従来から「性奴隷制度」が存在し、従軍慰安婦強制連行は「天皇制を構成する一構成部分である」として、昭和天皇と御皇室を悪し様に罵った。 この模擬裁判は、日本に対する差別と偏見を煽って、将来にわたって日本政府を「謝罪外交」で拘束し、行き着くところは日本人の誇りをズタズタに切り裂くことである。民族の精神的自立と主張を許さず、時代を担う青少年を精神奴隷に貶める日本民族抹殺の反日政治集会であった。 これが「女性国際戦犯法廷」の本質であり、NHKが当初これをまるまる放送しようとした。デッチ上げられた「性奴隷制度」を基調にして、NHKの放送目的は昭和天皇の戦争責任を断罪することだった。 当時、維新政党・新風千葉県本部長の私は、酒井信彦東大教授らと猛抗議を展開し、この番組を大幅骨抜き「改変」して放送させた。しかし、これら一連の抗議で翌年の11月、神奈川県警によって「威力業務妨害」で逮捕された。 【参考】 天皇の「戦争責任」を捏造したNHKと朝日新聞 http://shukenkaifuku.com/past/ronbun/Ronbunshuu5.html ところが維新政党・新風は、この抗議行動と「逮捕」が党指導部に従わない独断行為であり、党紀に反するとして一方的にこの私を「除名」処分にした。当時、私は岡山県警玉野署に教科書採択で華僑を「脅迫」したとされた理由で再逮捕され、留置されていた。 当時、維新政党・新風の魚谷哲央代表は、自分が留置されていた岡山県の留置場にまで、何とこの「除名」通知書を届けに来たのだ。接見禁止措置で魚谷代表と面会は出来なかったが・・・。慰安婦強制連行のでっち上げに抗議したことが党紀・党規に反するのが維新政党・新風の考えだったのだろう。 「除名」されたとはいえ、この維新政党・新風とは浅からぬ縁がある。こうしたなかで、下記のメールが送られて来た。 皆さま 京都の金子です。 御無沙汰してをります。 竹島を不法占拠し続けるばかりか、従軍慰安婦に関するデマ宣伝を続ける韓国。 不甲斐ない歴代政府に代はつて、 維新政党・新風代表の鈴木信行代表がやつてくれました。 6月7日の7時30分過ぎ、 在ソウル日本大使館前に建立された「従軍慰安婦像」に 「竹島は日本固有の領土です」と記された標柱を贈呈しました。 その後、日本大使館にも同じ標柱を贈呈しようとしましたが、 受け取つて貰へなかつた模様です。 鈴木代表の姿勢は極めて紳士的で、主張も理に適つてをりました。 一部始終が以下のリンク先から御覧頂けます。 削除されるかも知れないので早めに御覧下さい。  http://www.nicovideo.jp/watch/sm18135866 従って、送られて来たものに対しては受け手として何らかの感想を述べたい。 この上記メールもそうだが、ネット界隈での反応が「快挙」とされているらしい。これはかなり可笑しいのではないのか。維新政党・新風はこれまで国政選挙にたびたび登場し、領土問題や歴史問題を正面から道理を掲げて訴えてきた政党ではなかったのか。 >在ソウル日本大使館前に建立された「従軍慰安婦像」に  「竹島は日本固有の領土です」と記された標柱を贈呈しました 鈴木信行代表はわざわざ韓国まで渡った。韓国による竹島の軍事占領をなぜ糾弾しなかったのか、それとも出来なかったのか。しかも、その対象が日本大使館とは!? 向かう先は韓国外務省ではなかったのか。敵に向かうのではなく、日本大使館という身内に向かう不可解! さらに、目の前に日本を国際的に貶めている「慰安婦像」があった。なぜ、この像を蹴飛ばすことが出来なかったか。この像の前で、朝鮮人の歴史捏造をどうして徹底糾弾しなかったのか。指を銜え眺めていて屈辱を感じなかったのか!愛国を唱える日本人であるならば、ふ抜けモンと誹られても返す言葉がないだろう。 「従軍慰安婦像」に「竹島の碑」を贈呈してどうなるのか、全く意味不明の行動である。生卵の一つでも叩き付けてやるのならば話は分かるのだが・・・。 韓国糾弾の抗議文も携えず、政治目的を朝鮮人にアピールする横断幕、プラカード類も持たずに。まるで観光ネタ、仲間うちのジョーク作りのお遊びではないのか。鈴木信行さんがネット界隈のただの人であれば、なかなか楽しいお遊び、イベントにでもなろう。しかし、彼は維新政党・新風代表であり、民族派右翼の古くからの人としても知られている。 かつて党籍に身を置いた一人として、真に情けない限りである。新風が何を目的に、こんなオチャラケを愛国並びに政治運動の場に持ち込もうとするのか。実体の定かでないネット界隈に媚びるのを党の方針とするならば、それに相応しい党名に変えたらどうか、「威信失墜・陳腐風党」に。   アンチ「水曜デモ」 … 続きを読む

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信念を貫けば十字架が

言葉が持つ千鈞の重みとは 信念を貫けば十字架が待っている(野村秋介) 『燃えよ祖国』という民族派の愛国誌があり、発行・編集人は蜷川正大氏。その188号が送られてきた。 蜷川正大(にながわ・まさひろ):昭和26年横浜市生まれ。昭和45年の「三島事件」に触発され民族派運動に参加。同59年、野村秋介が主宰した「大悲会」の後継会長に。62年には住友不動産を狂乱地価の元凶として、同志と共に会長宅を襲撃占拠。結果として網走刑務所に五年服役した。 平成13年11月、「女性国際戦犯法廷」への抗議が威力業務妨害だと逮捕され、翌年、横浜拘置所に収監されていた時、同氏からは拘置所での生活や裁判の進め方など多岐にわたって一方(ひとかた) ならぬお世話になった。 その通巻188号に、平成5年10月20日に自決(朝日新聞社長室で)した故野村秋介氏の随筆が掲載されている。「信念を貫けば十字架が待っている」と題した一文だ。敢えてへりくだった表現で「私見」とされているが、同氏の訴える趣旨は「私見」の枠をはるかに超えた命題である。現実と身を以て戦い抜いた本人だからこそ、発する言葉に千鈞の重みを持つし、その説得力は並ではない。 故野村氏はここで、革命(体制変革)運動に臨む覚悟の程を嘆いているのだが、その感情を抑えた筆致ゆえ、より深い説得力と共に深刻な課題を我々に突きつける。襟を正して拝読したい論考である。 同様に蜷川氏も、編集後記の『折々雑感』で、いま世間を”騒がす”「ネット右翼」または「行動する保守」に次のような雑感を寄せている。  ↓ 原稿が書かれてから三十七年もの月日が過ぎているが、ものの本質を見据えた先生(野村秋介)の原稿は全く色あせていない。昨今のネット右翼、新保守と称する人たちに「言葉の重さ」というものを知って頂けたら幸いである。   信念を貫けば 十字架が待っている ─ 昭和50年夏所感(野村秋介)─ ※なお小見出しは西村修平による  【醜態と化す人道的見地】 いま韓国で二人の日本人が、政府転覆の陰謀に加担したということで、軍法会議にかけられ、懲役二十年を宣告されたことが、時局の焦点となっている。そこで今日はそのことについてちょっと私見を述べて見たい。 結論から先にすると、私はこの二人が置かれている状況が、きわめて苛烈であることに、少なからず同情しながらも、二人のとった言動は、いささか醜態であったという感想をもっている。人道的見地から二人を即刻救出すべきだという世論に逆らうようで気も引けるが、私にはそう思える。 ことに二人が、軍事法廷で起訴事実をおおむね認め、多大な迷惑をかけて申し訳なかったと改悛の態度を示し、刑一等を減じて速やかに日本に帰してくれと嘆願したことを新聞で知って、その思いを深めた。 これは少しおかしい。起訴事実を大体認めた事でも知られるように、二人は決してたんなる旅行者でも取材記者でもなかった。二人が日本共産党の指令で現地に赴いたかどうかは別としても、両君と韓国との関係の深さが尋常でなかったことだけは疑いない。T君の場合は現地の韓国人女性を妻にするほどであった。 【日本人の“特権”を持ち出す裏切り】 またそれくらいであればこそ、韓国の窮状に同情もし、悲憤もしたであろうし、現状打破を叫ぶ学生指導者の李哲君や柳寅泰君らと同志的な親交を結ぶにいたったのでもあろう。この辺の事情は、問題の民青学連事件当時、連夜酒を飲み交わし、甲論乙駁現政府打倒の革命的ロマンを熱っぽく語り合ったという事実が余すことなく物語っている。二人が、韓国青年と同志的友情で繋がれていたことは、もはや自明である。そしてそれは、両君が日本人の立場を越えて韓国を愛していたことの証左でもある。 それはそれでいい。問題は破綻の後にある。韓国軍法会議は、第一次分被告だけでも、死刑・無期・懲役二十年・同十五年という過酷な判決を五十五名の人々に科した。ここまで来て両君は狼狽した。すまなかったと言い出した。早く日本に帰して欲しいと言い出した。あきらかに自分は日本人だという特権を持ち出したのである。 これはおかしい。 で万一裁判長が、君らは日本人であるから特別に赦してやると言ったら、両君はこれさいわいと日本に逃げ帰ってくるつもりなのだろうか。そしてああ助かったと胸をなでおろすつもりなのだろうか。韓国人であるが故に逃げ場のない同志たち、李哲君・柳寅泰君たちをどうするのだろう。 感傷でいうのではない。両君が無事に赦されて日本に戻るということだけでは、この事件はなんの解決にもならぬことを見落としてはいまいか。 「H・T両君を救うための連絡会議」に見られる日本の世論もその点同罪だ。 【同志を契った韓国人青年を裏切るな】 両君が連座していることによって、初めて民青全学連事件は日本人と直接のかかわりをもっている。安易な人道主義で、両君だけをそこから引き離すと、民青全学連事件は韓国の内政問題としてだけの意味をもつことになり、好むと否に拘わらず、韓国人と日本人の連帯性は途絶してしまう。それは結果的に、悲惨な状況下にある韓国の友人を裏切り、見捨てることになる。この現実を見落としている。 この事件がKCIAのでっち上げか否かに余り眼中を奪われているとこの事件の発生そのものが、現代韓国をまざまざと告発している意義を見失う。軍事法廷の場に晒され、「この場にこうして縛られて立っているのも抵抗だ」と叫ぶ韓国青年の悲痛をの訴えを見失う。 後のことは後で考えるとして、ともかく両君を無事に救出することが先決だという安易な考え方には、易々と与するわけにはゆかぬ。 H君もT君も、悪かった一日も早く日本へ帰してくれなど、口が裂けても言うべきではない。韓国青年の友情と信頼に応えるべ毅然さを失うべきではない。 場合によっては、ともに断頭台に立つくらいの態度を堂々と示し、学生指導者と議論拮抗させた自らの信条を遺憾なく開陳すべきだ。 非合法手段によって政府を転覆しようという以上、当然そのくらいの覚悟は必要だ。少し甘く見ていたなどという理屈は通用しない。百歩譲ってそのような計画がなかったにせよ、現実に昨日までの同志が断頭台に立とうとしている以上、それを見捨てるような言動は取るべきではない。真に国際世論の喚起も可能であろうし、自らが愛した韓国の友人へのそれが信義であり、忠誠というものではなかろうか。 【刑場の露と消えた同胞がいた】 1900年代の初期、孫文の中国革命にも宮崎滔天・山田良正・北一輝・末永節・岩田愛之助を始め多くの日本人が、民間レベルで参加しており、その故事を思えば両君の心情必ずしも分からないではない。 しかし政府軍に捕らわれ、日本人であることを認めれば助命するといわれたにも拘わらず、頑として応じず、シナ革命軍同士とともに斬殺され恵州場外の土と化した山田良正の如く先覚者のいたことを両君は学ぶべきだ。 いたく感動した孫文は後日彼の郷土弘前に … 続きを読む

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