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大川小学校の悲劇から「知識」と「知性」を考える

大川小学校の悲劇から「知識」と「知性」を考える 令和8年3月11日   西村修平   東日本大震災から15年目を迎える。最新の被災者状況は、死者15900人、行方不明者2520人(2024年3月現在)となっている。被災者にとって、筆舌に尽くしがたい悲惨な思いは年月でもって簡単に払拭などできないはずである。 なかでも未だ無念に記憶するのが、石巻市立大川小学校の津波による被害である。 校長不在の中、地震発生から約50分間も校庭に留まった後に、津波注意報が鳴りわたる状況下で、裏山ではなく海岸線までバスで退避行動中に津波に飲み込まれた。 その際、教師の指示に反抗して単独、裏山に逃げのびた五年生の児童が一人いた。この児童は、「先生に、山さ行くべえ!」と進言したが、聞く耳を持たなかったと証言している。 教育行政または児童教育などの知識に関して、膨大な蓄積があるはずの彼らは敢えて、濁流が待ち構える河口へと向った。全児童108人中74人が死亡・行方不明(教職員10名死亡)になる大惨事だった。 ここで、「知識」と「知性」を問い直したい。 両者は似ているが、全く非なるとも言える。知識は図書館の蔵書、本棚の陳列本、それ自体は何の用も為さない。一方、知性はりっしんべん(忄)に生きる。知性があってこそ、知識は初めて命を得て光り輝く。膨大な誇るべき知識も、知性を失くしては無用の長物、ただの飾り物にしか過ぎない。大川小学校の悲劇、それは年端もいかない児童に比べ、並居る教職員らの知性が如何に劣化・麻痺していたかを示した。 突然の海もりあがる白日夢 瓦礫の上に無常の青空                        合掌    ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを! ◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』  (酒井信彦 日新報道)  著者・酒井信彦が朝日新聞に踊らされる日本人の精神構造を解く。

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