何を「保守」するのか

保守すべきは民族の生存、<利権分配集団>の権益ではない

 

主権回復を目指す会が二大政党をして<利権分配集団>と公に規定したのは、平成21年2月1日の声明文『政界の「離合集散」とは民主と自民の相続争いだ』である。
http://www.shukenkaifuku.com/past/shuchou/090201.html

また、「二大政党は兄弟(民主党・自民党)による独裁支配」の横断幕を掲げ、鳩山由紀夫代表が首相に指名される国会前(平成21年9月16日)で抗議街宣を行った。
http://www.shukenkaifuku.com/past/KoudouKatudou/2009/090916.html


二大政党は利権分配集団による独裁体制をいう

指名選挙が行われる国会へ「売国極左を閣僚に据える亡国内閣を打倒せよ!」

およそ今から3年前にさかのぼることであった。

<利権分配集団>の言葉は何に対してかといえば、下記の設立に対してである。

【参考】 保守勢力を集結、大衆組織設立へ 代表に田母神氏

2010.1.31 09:45  

  保守の立場に立った政治勢力の結集を見据え国民運動を展開する全国規模の大衆組織「頑張れ日本!全国行動委員会」が来月2日に結成大会を東京都内で開催する。代表には前航空幕僚長、田母神俊雄氏が就任する見通し。
  2月2日(火)午後2時に日比谷公会堂で2千人規模の結成・総決起大会を開催、安倍晋三元首相や平沼赳夫元経産相ら保守政治の確立を訴える政治家が来賓として出席する予定。 幹事長に就任する予定の水島総氏は「日本の再生に保守勢力の結集が不可欠。
  今後、政界がどのように離合集散しても一貫して保守政治家を応援、結集し、混迷を克服する強力な組織にしたい」と語っている。

頑張れ日本!全国行動委員会結成大会&日本解体阻止!全国総決起集会
http://www.ch-sakura.jp/sakura/ganbarenippon0202_flyer.pdf
【直言極言】頑張れ日本!全国行動委員会結成大会&全国総決起集会のご案内
[桜H22/1/22] http://www.youtube.com/watch?v=DazqFsn1nZM

代表挨拶:田母神俊雄(前航空幕僚長)
基調講演:安倍晋三(衆議院議員・元内閣総理大臣)
平沼赳夫(衆議院議員・元経済産業大臣)
各界人士演説(国会議員・地方議員・文化人その他)
「頑張れ日本!全国行動委員会結成宣言」採択
平成22年2月2日(火) 日比谷公会堂

■登壇予定(順不同敬称略)
安倍晋三、平沼赳夫、下村博文、高市早苗、山谷えり子、衛藤晟一、西田昌司、稲田朋美、大江康弘、城内実、中山成彬、西村眞悟、赤池誠章、萩生田光一、馬渡龍治、林潤、田母神俊雄、小田村四郎、日下公人、加瀬英明、西尾幹二、田久保忠衛、井尻千男、小林正、福地惇、西岡力、すぎやまこういち、増元照明、富岡幸一郎、藤井厳喜、潮匡人、西村幸祐、井上和彦、大高未貴、高清水有子、三橋貴明、石平、小山和伸、土屋たかゆき、三宅博、松浦芳子、三輪和雄、村田春樹、坂東忠信、英霊来世、saya、地方議員の皆さん他多数

ご存じのように、「頑張れ日本!全国行動委員会」の代表は田母神俊雄氏(前航空幕僚長)である。

田母神氏はその前年に航空幕僚長を罷免(平成20年10月31日)されていた。

罷免は理不尽極まるとして、大いに世上をにぎわしたのだが、上記にある「登壇予定」者で誰がこの罷免に立ち上がり、「田母神を守れ!更迭反対!」を叫び抗議したのか。この「登壇予定」者は保守派とされる方々であるが、防衛庁に押しかけ抗議したことを知らない。

KKRの土地売却問題と同様、この時も保守派は微動だにしなかった。沈黙していたのである。当時の首相は安倍晋三に次ぐ保守派期待の星でもあった麻生太郎だった。その麻生が田母神の首を切ったのである。

その当時、「田母神を守れ!更迭反対!」を国会前(平成20年11月11日)と防衛庁前(平成20年11月4日)で叫び抗議したのが主権回復を目指す会と呼び掛けに応じた心ある国民であった。


国会前で田母神支援の横断幕を広げる

車で乗り付ける国会議員へ「空将を守れ!」と檄を飛ばす

登庁する職員へ「売国総理の不当な処分に立ち上がれ!」と檄を飛ばす

帰宅を急ぐ防衛庁職員へ「内部から更迭反対の声を上げろ」と詰め寄る


【決起要請文】

 全自衛官に告ぐ!
「日本が侵略国家だったとは濡れ衣だ」とする論文を発表した田母神俊雄・航空自衛隊幕僚長の更迭は、日夜、国家防衛の為に最善を尽くす全ての自衛官に対する「死刑宣告」とも言うべき愚挙である!

 航空自衛隊員らが今なおイラクにおいて復興支援活動に従事し、海上自衛隊員がインド洋での給油活動に励み、さらには海賊掃討の命を受けてソマリア沖での活動展開が期待されている中、全自衛官の最高指揮官たる麻生太郎の暴挙は全軍の士気を大いに低下・停滞させるものに他ならない!

 日本が戦った自衛戦争を「侵略」とし、統治を「他国への植民地支配」とする屈辱的な歴史認識を政府見解とし、空幕長の論文を「適切ではない」とする現在のわが国の在り方こそ偽りそのものであり、このような屈辱的歴史認識に基づいて行なわれた田母神幕僚長の更迭を、心ある国民は断じて認めるわけにはいかない!

 今こそ全自衛官が超法規的行動に起ち上がり、村山・河野談話という亡国の歴史認識を継承すると宣言した売国総理・麻生太郎ら売国勢力から田母神幕僚長を守り抜こうではないか!

平成二十年十一月四日
主権回復を目指す会

 

因みに、この度の国家公務員共済組合連合会(KKR)の土地売却益はこれら防衛庁職員、自衛隊員、そして田母神氏らの年金に充足されるのである。シナ大使館へ売却した60億円であるが、「頑張れ日本!全国行動委員会」とその代表である田母神俊雄氏は、少しは釈明する義務がある筈だ。

「保守派」は一般的に保ち守る対象を伝統的な価値とか、とりわけそれを日本の国体だとする人々が多いようだが、しかし保守の対象をもっと明確に具体的に、徹底すべきと考える。

何を守り、さらには対象を何から守るかである。

我々には明確に守るものがある。それは日本民族の生存そのものである。そして民族の生存をシナ人の侵略から守るのである。

主権回復を目指す会はいわゆる「保守派」ではない。<利権分配集団>の権益を「保守」し、そのこぼれに預かる集団とは断固として一線を画する。

 


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極左も絶賛!自民党が犯したこれだけの大罪

亡国の設計業者・自民党 亡国の施工業者・民主党



平成20年12月5日、参議院本会議で『改正国籍法案』が可決成立した。この改正法案成立によって偽装認知はスルーパスされる。(▶右写真:平成20年11月18日衆院議員会館前)

 支那人による日本への人口侵略を合法化させたのである。「日本崩壊」「民族絶滅」法案可決を目の前にして、多くの国民が悲痛な反対を叫んだが、公明党(創価学会)が主導する形で改正国籍法案が参議院で可決成立した。(▶左写真:平成20年12月5日 参議院前)

Blog『草莽崛起』が<利権分配集団>の罪状を時系列であげている。

「反民主」と称する自民党復活が、如何に自民党の大罪を隠蔽する欺瞞か一目瞭然である。
 

↓以下は、『草莽崛起』( 2010/01/31 23:59)から
  http://soumoukukki.at.webry.info/200908/article_4.html

【自民党】の宮沢喜一元総理が謝罪国家への道を開き自虐史観を日本に根付かせた。

 日本が謝罪国家、堕罪国家に転げ落ちる契機をつくった大罪人として、
まずあげなければならないのは

   自民党の宮沢喜一元総理である。

 いまから20年あまり前の昭和57年、鈴木善幸政権下で起きた「 歴史教科書誤報事件 」にさかのぼる。同年6月25日、高校の日本史教科書に聞する検定結果が発表された。このとき、文部省記者クラブの記者が検定申請時に、中国華北地方に対する「 侵略 」の記述を文部省が「 進出 」と書き換えたと勘違いし、全新聞が一斉に報道した。
 この記事に怒りの声をあげた中国が、外交問題として大騒ぎをした。ちょうどその年の9月に鈴木総理の訪中が予定されており、このあおりを受け、取りやめになる危機が高まった。
 そこで当時、官房長官だった宮沢喜一氏は事態を収拾すべく「 政府の責任において修正します 」と謝罪を表明し、鈴木訪中も実現した。本来なら、誤報であり事実がないのだから中国側にその旨伝えればすむ。だが、宮沢宮房長宮は誤報と知りながら、無責任にも謝罪してしまったのだ。
 仮に誤報でなくとも、他国の教科書に注文をつけることは内政干渉である。突っぱねてしかるべき問題だ。
 宮沢官房長官は、謝罪しただけでは満足しなかったのか、政府は11月「 教材用図書検定基準 」に「 近隣諸国の国民感情に配慮する 」との、いわゆる「 近隣諸国条項 」を盛り込んだ。
 この悪しき前例が、その後の中韓両国によるわが国教科書への干渉を許すことになり、正しい歴史は排除され、反日的記述は無 条件でパスするようになってしまった。
 事実に反してまで謝罪した宮沢氏の罪は、いくら告発しても足りない。だが、当の宮沢氏はその後も、この件について一度も日本国 民に謝罪せず、総理にまでなってしまったのだから、いったいこの国はどうなっているのか。
 平成3年11月、宮沢内閣が誕生する。この前後から韓国・朝鮮の戦争被害者と称する人々の訴訟があいついだ。
 11月12日、韓国・朝鮮人BC級戦犯とその遺族ら7人が、1億3千万円の国家補償を求め、東京地裁に提訴、12月6日には元従軍慰安婦と名乗る女性や軍属らの「 太平洋戦争犠牲者遺族会 」が一人あたり3千万円の補償を要求して、これまた東京地裁に訴えた。 

 これに事実関係も調べずに応じたのが、加藤紘一官房長官(当時)だ。平成4年、加藤官房長官は従軍慰安婦問題に触れ、旧軍の関与を公式に認め、謝罪してしまった。直後、訪韓した宮沢総理は、韓国国会で公式に謝罪した。
 さらに、この年の暮れ、改造された宮沢内閣の官房長官になった現衆議院議長の河野洋平が、韓国の従軍慰安婦問題では強制連行があったと認める発言を行う。根拠がないにもかかわらずである。
http://soumoukukki.at.webry.info/200908/article_4.html
———————————————————

 村山政権といえば「村山談話」-日本の謝罪外交の先鞭をつけた世紀の失策を犯した政権ですが、この背景には「自・社・さ」連立政権(自民党・社会党・新党さきがけ)を組む際の、社会党との交換条件がありました。
 村山政権で、社会党から官房長官になった野坂浩賢という人物がいます。彼が政界引退後に語ったところによると、社会党は「自衛隊と日米安保を受け入れる代わりに、首相自ら明確に侵略戦争を謝罪することに反対しないのでならば、自民党との連立に加わってもいい」と交換条件を出したのです。
 それにやすやすと乗ったのが自民党でした。「議席数が足りない」という背水の陣ではありましたが、あまりにも安易な判断でした。そのせいで、六十年以上も、すでに国際法上完全に片付いている問題について二十一世紀に入っても、日本はひたすら謝り続け、足元を見られ続ける羽目になったのです。
 (中西輝政 著 「情報を読む技術」http://booklog.jp/users/dogma/archives/4763131087 97ページ7行目から引用)

<極左も絶賛!自民党が犯したこれだけの大罪>

●●●●●自民党は売国政党●●●●●
1 :名無しさん@3周年:2010/02/28(日) 01:48:20 ID:dI+PhgUK
自民党は完全な売国政党である。

■自民党「移民1000万人受け入れ」の実現性
  http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz08q2/575417/
■自民党は朝銀に血税1兆4,000億円を投入。
  http://q.hatena.ne.jp/1062123112
■在日にも定額給付金支給
  http://news.livedoor.com/article/detail/3994761/
■中国人、韓国人留学生に年間500万円もタダであげている自民党。
  http://bbs.jpcanada.com/log/6/2504.html
■韓国人へのビザ免除を恒久化した自民党
  http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-060206-0020.html
■自民党留学生30万人計画
  http://www.relay.co.jp/news/718/
■人権擁護法案の成立を目指す自民党   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E6%A8%A9%E6%93%81%E8%AD%B7%E6%B3%95%E6%A1%88
■外国人の空港指紋採取、在日を免除した自民党(2007年11月30日)
  http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news2/1148755375/1-100
■特別永住者等の国籍取得特例法案 自民党、提出に意欲(届け出だけで国政参政権)
  http://cotodama-6000.iza.ne.jp/blog/entry/502594/
■自民党の福田が朝鮮総連系企業から違法献金発覚!
  http://society6.2ch.net/test/read.cgi/soc/1192439698/l50
■麻生太郎が統一協会が作る日韓トンネル研究会の顧問に
  http://www.asyura2.com/07/senkyo29/msg/846.html
■統一教会関連団体に安倍官房長官が「祝電」
  http://www.news.janjan.jp/government/0606/0606206368/1.php
■森喜朗が北朝鮮金総書記に親書
  http://www.toyo-keizai.co.jp/news/digest/2000/post_3447.php

  http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1267289300/l50

自民党は、この様な売国政策を行ったにも関わらず未だに反省も謝罪もしていません。
それどころか、歴代の自民党総裁は河野談話と村山談話を踏襲し続け支那と韓国に屈服し続けています。

つまり、今の亡国化へのスイッチを入れたのは自民党であり、それをずっと推進し続けて来たのも自民党なのです。

 戦後体制(を作った)=自民党 と断言しても過言ではありません。

最近、政権交代が行われ自民党から民主党政権へとなりましたが、 民主党は自民党という売国政党から分家した弟です。
当然、兄である自民党と同じく民主党も売国政党。 弟である民主党は兄が作った売国というレールの上を走っているだけ。

★腐りきった偽善保守 自民党を糾弾する!
 http://www.youtube.com/watch?v=JY3ekspYfoE

★民主党=自民党=共に売国政党と認識せよ!
 http://www.youtube.com/watch?v=ZDAYe1E4oi8

↑以上『草莽崛起』より( 2010/01/31 23:59)

 

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さらけ出す<利権分配集団>の正体

一致して反対する「議員削減条例」「君が代起立条例」


権益の死守をかけて議場を力ずくで封鎖する公明党(創価学会)、保守・自民党も猛反対した二つの条例案

 大阪維新の会(代表=橋下徹知事)は大阪府議会で、「君が代起立条例」と「議員削減条例」に反対する利権分配集団(公明、自民、民主)を排除、条例案を可決した。

 とりわけ、彼ら利権分配集団は己の権益に直結する「議員削減条例」の可決では、議場入り口を封鎖してまで抵抗する醜態を演じた。

 公明、自民、民主の妨害を排除し、3日に「君が代起立条例」、4日に「議員削減条例」を可決した。朝日新聞は公明党(創価学会)の暴力的行為を写真入りで報道しているが(※画像)、<利権分配集団>の正体を見せつけてくれた。

 大阪府の財政赤字は、誰のせいでもなく偏にこれまで府政を牛耳ってきた議会にあるのは明白だ。
 特に国旗掲揚、国歌斉唱は国民として論ずるべき問題でもない。条例化までしなければならないのは、偏に保守・自民党と公明、民主とのなれ合いの蓄積である。そこには国家の誇りや利益などない。

 「君が代起立条例」と「議員削減条例」に反対する公明、自民、民主だが、「反民主」を掲げる自民党応援団はこの事態を愛国陣営にどう説明するのだろうか。

 この府議会を構成するのが、大阪維新の会57人に対して

 ▽公明21人
 ▽自民13人
 ▽民主・無所属ネット11人
 ▽共産4人▽みんなの党1人▽無所属2人【毎日新聞 2011年5月3日】

●【大阪維新の会提案、定数削減可決】
http://www.asahi.com/politics/update/0604/OSK201106040003.html?ref=goo

大阪府議会で4日未明、大阪維新の会(代表=橋下徹知事)が提案した議員定数を109から88に削減する条例改正案が成立した。過半数を占める維新側が3日までの5月議会会期を延長して採決に持ち込み、賛成多数で可決した。反対する公明、自民、民主、共産は「維新には議論する気がない」として本会議を欠席。維新と他会派との亀裂が鮮明になった> 2011年6月4日11時29分

●全国初の「君が代起立条例」可決…大阪府議会 (読売新聞 – 06月03日 19:40)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110603-OYT1T00868.htm

 地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪府知事)が提案した全国初の「君が代起立条例」が、3日夜の府議会で可決、成立した。過半数を握る維新などの賛成多数で可決した。
 公明、自民、民主、共産各会派は反対した。市町村立を含む府内公立学校の教職員に対し、国歌斉唱時の起立を義務づける内容。府施設での国旗の常時掲揚も義務づけた。罰則規定は盛り込まれていない。
 採決では、維新(議長を除き56人)のほか、みんなの党(1人)と無所属クラブ(2人)が賛成。反対は公明、自民、民主、共産など計48人で、「府教委が起立斉唱を指導しており、条例化は不要」などとした。自民の1人は退席した。
 条例は「学校での服務規律の厳格化」などを目的に掲げ、府内の公立小中高校などの学校行事で君が代を斉唱する際、「教職員は起立により行う」とした。府教委が任免・処分権を持たない大阪、堺両政令市の教職員も対象にしている。今月中に施行される見通し。

 「反民主」を説く保守派や自民党応援団は、これらの現実を説明する義務が生じている。説明しなければならないのであるが、<利権分配集団>のキーワードなくして、「保守」と売国の関連性を語ることは出来ない。

 <利権分配集団>とは、下は地方議員に始まり上は国会議員に至るまで、税金でもって生計を立てる、この日本列島に新しく誕生した階級集団である。とりわけ、手厚く保護された特権を享受する国会議員は、食物連鎖でいえばその頂点に位置するといっていい。日本の歴史上、初めて登場した階級集団だ。

 「反民主」の名の下、過去の大罪を総括もせぬまま、自民・公明(創価学会)を復活させるなど言語道断であり、思想の堕落となじられても返す言葉はないだろう。

 そろそろ、鬱憤晴らしの「保守運動」から目覚め、思想を論ずる次元に脱却する時期だろう。

 


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自民党と民主党は血縁の兄弟


自民・公明(創価学会)復活を待望する思想の堕落


 「保守派」は大震災の復興や原発事故処理を含めて、諸悪の根元を民主党にあるかの如く躍起となっているが、今少し冷静にことの経緯を見る必要がある。

 櫻井よしこ女史は未曾有の国難において、「家庭や社会でしっかりとした歴史教育をやっていく必要がある」(全国縦断「正論」洲本講演会 6月2日)と強調された。
 櫻井女史がここで言う是正の「必要がある」歴史偏向とは、言うまでもなく「河野談話」、「村山談話」、教科書の近隣諸国条項などを指す。他にも南京大虐殺や慰安婦強制連行などあげたら切りはないが。
 全てが国家破壊の政治であり、虐日歴史教育だ。この政治、歴史教育を推進させてきたのは共産党、社会党、公明党だろうか。
 そうではない。一貫して政権与党で国家権力を掌握していた自民党である。

 自民党はある時は社会党、ある時は公明党(創価学会)と連立を組んで、政権与党の座にしがみつくため、その見返りとして幾多の虐日・破壊政治を進めてきたのである。極左集団とカルト教団の顔色を伺っては、売国に勤しんできた。
 従って、「保守派」期待の星とまでいわれた安倍首相でさえ「河野談話」、「村山談話」は後生大事にこれを継承すると断言してきている。
 今の民主党政権は、歴代自民党の虐日・破壊政治を継承しているに過ぎない。同じ穴のムジナと言っていい。
 日本という本家を牛耳っていたのが兄という自民党であって、本家の相続争いに敗れた結果、弟は民主党なる分家を作ったのであり、自民党と民主党は切っても切れない本家と分家、血縁の兄弟である。
 兄という自民党は創価学会というカルト教団と結託して相続権を弟から取り上げていた。この度の選挙で、舎弟の民主党は旧社会党などの虐日・極左と結託して兄貴から相続権を奪い返したのである。
 そこには国家の行く末、日本民族の誇りなど欠片も見いだせない。兄弟による独裁、つまり二大政党による独裁支配がこの国の政治体制である。

 主権回復を目指す会は、これを指して<利権分配集団>と規定するのである。

【参照】声明文 『政界の「離合集散」とは民主と自民の相続争いだ』(平成21年2月1日)
 http://www.shukenkaifuku.com/past/shuchou/090201.html

 詰まるところ、民主・自民なる二大政党とは<利権分配集団>の独裁体制でもある。

 では、この<利権分配集団>は何によって支えられているのか。それを支える仕掛けが小選挙区制と政党助成金である。
 二大政党から離れて国政選挙を戦い、勝つことは不可能な制度が敷かれている。その見返りとして選挙資金の党丸抱え、二千万円にのぼる議員歳費、金額に換算すると三億円に達する議員特権などなどが用意されている。

 役職のない議員ですら月額で137万円を超える報酬、加えて新聞図書費が月に100万円・・・。
 ↓
 http://www.townnews.co.jp/0606/2011/06/03/106671.html

 平成6年(1994) 政治改革四法成立(小選挙区比例代表並立制と政党交付金など)

 平成8年(1996) 諸党派を集めて民主党の結成

 国会議員らが自ら、<利権分配集団>の権益のため法律を制定したのである。当時、この制度を賞賛して旗振りを演じたのが産経新聞であり、評論家の屋山太郎氏であった。
 かつて共産党、社会党など極左は日本人民を支配、弾圧しているのが日米反動派と独占大資本だとして、これらの打倒を声高く叫んでいた。ところが今や、日米反動派と独占資本に代わって、民主・自民という<利権分配集団>が日本国家を牛耳り、我々に独裁体制を強いているのである。

 <利権分配集団>、下は地方議員に始まり上は国会議員に至るまで、税金でもって生計を立てる、この日本列島に新しく誕生した階級集団である。とりわけ、手厚く保護された特権を享受する国会議員は、食物連鎖でいえばその頂点に位置するといっていい。日本の歴史上、初めて登場した階級集団だ。

 この階級集団に属し、この環境のなかで議員が党執行部に反旗を翻し、属する階級から離脱までして己の政治信条を貫くのは困難である。国会議員、それは所属する政党、党派を問わず税金で永田町政治を商う最大の利権集団であり、強固な体制派であると位置づけて良い。
 この体制に事を構えるとすれば、それは反体制派と位置づけられる。その覚悟はあるか否か。

 「反民主」の名の下、過去の大罪を総括もせぬまま、自民・公明(創価学会)を復活させるなど言語道断であり、思想の堕落となじられても返す言葉はないだろう。

【参考】資料

「半世紀にわたり日本を支配し日本の根深い問題を深刻化してきたのは自民党であり大半の責任がある」とウォール・ストリート・ジャーナルは報道しています。
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/Heard-on-the-Street/node_245267/?nid=NLM20110603 

(2011年 6月 3日 10:18 JST)

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「人徳」を問われるべきは谷垣自身である


谷垣自民党総裁自身が首相を名乗り出よ!

菅直人首相に「人徳、力量がない」と、首相の退任要求を言い放つのであれば、なぜ谷垣自民党総裁自身が首相を名乗り出ないのか。「先ず隗より始めよ」(戦国策)と言いたい。

「人徳」までに言及するのであれば、谷垣自身が野党党首として菅首相の代わりを名乗り出なければならない。

それをしないのは卑怯の限りで、「人徳」を問われるべきは谷垣自身である。

なぜ、「人徳、力量」のある首相に相応しい人物を具体的に推すことが出来ないのか。

しきりに自民党と小沢一郎に同調する民主党の議員にしても、菅首相の力量をあげつらうだけだ。

あげつらうだけあげつらうが、それに代わる具体論を提起するものが誰一人としていない。

提起できない、する者もいない。つまるところ、菅首相のいす取りにしかその目的がないのは明白の限りである。

震災直後、菅首相は自民党に対して「挙国一致内閣」への協力を打診した。しかし、谷垣がこれを拒絶した経緯を国民と被災者は忘れていない。

未曾有の危機の渦中において、被災者の心情を思えば、あきれ果てたを通り越し、おぞましさの限りを国民に見せつけた。利権分配集団の行き着くところの醜態だ。

「菅降ろし」に狂奔する利権分配集団とその取り巻き「保守」に朝日新聞は正鵠を射た見解を述べている。謙虚に耳を傾けようではないか。

抜粋だが


朝日新聞(6月2日)「現実見ぬ政治の惨状」

編集委員:根本清樹

 政治が小さい。
 日本はなお前代未聞の非常時にある。一時は「挙国一致」といった美辞もうたわれたが、行き着いた先はむき出しの政争である。大所高所からの賢慮を踏まえた大きな政治を望むのは、お門違いということか。
 日本が直面する事態の深刻さと、政治家たちのふるまいに見える日常感覚との巨大な落差に目がくらむ。われらが選良の思考回路は、3・11前の平時に戻ってしまったようだ。

(略)

当然ながら、総辞職した場合に後継をどう速やかに選ぶのかという絵図もない。自民、公明両党にもシナリオがあるようには見えない。現実を直視しない政治の惨状というほかない。

主権回復を目指す会は震災直後の3月14日、声明文で、菅直人政権は挙国一致内閣として思想信条などの見解の相違は副次的問題として棚上げすべきと訴えた。これは今も変わらない。今なお、我が国は戦争状態であるから。

【緊急声明】

<災害は挙国一致体制で挑む戦争 ━ 菅内閣は挙国一致内閣である>

国難を民主党批判にすり替える知性の堕落

平成23年3月14日
主権回復を目指す会

災害という国難は、挙国一致体制で挑む戦争である。我が国は死者数万に上るであろう未曾有の国難におかれている。

この事態に直面しながら、国難を民主党批判にすり替える知性の堕落に唖然とするばかりである。

民主党批判を混乱の最中に持ち出し、自民党・「保守」の支持運動を展開するならば、阪神淡路大震災の時、旧社会党の村山を傀儡政権にし、火災炎上中に朝食会を開きながらテレビに見入っていた自民党をなぜ徹底的に批判できないのか、ダブルスタンダードも甚だしい。

自民党の無為無策のため、16年前の震災で生存するべき如何に多くの国民が圧死、焼き殺されたのか分からない。この自民党の犯罪ともいえる無能を意図的にスルーする言動は欺瞞極まりなく、見苦しくてならない。

海外メディアが報道する「世界が日本人を絶賛」なる災害時の日本人の“行儀”の良さを紹介し悦に入りながら、一方では政府、東電の情報の混乱をまるで鬼の首を取ったかのように糾弾しているが、戦闘時における情報の混乱は必ずつきまとうものではないか。思い上がるなと言いたい。

戦争時における混乱に乗じて、無い物ねだりをする欲望民主主義はまさしく幼児的な知の劣化である。それどころか、非国民と言っても差し支えない。どさくさに紛れて民主党批判に問題をすり替える醜態は、まさしく言論の「火事場泥棒」そのものだ。

我々に課せられている最大の課題は被災者の救援と安全の確保、被災地のインフラ復旧である。この最大の喫緊課題を遂行する前に、政治思想信条などあらゆる見解の相違は二次的・三次的、副次的な問題として対処しなければならない。

主権回復を目指す会は現菅内閣を挙国一致内閣として、国民がこの体制の下で被災者救援、災害復旧に全力を尽くすべきと考える。

※声明・主張 INDEX#51 より

【参考】行動・活動記録 INDEX#429
 http://www.shukenkaifuku.com/past/KoudouKatudou/2011/110315.html

国民は菅首相の東電叱咤を断固支持する
<国家の浮沈は偏に東電に!死を賭して原発の安全と国民の生命を守れ>

平成23年3月15日

3月15日午前8時、菅首相は東電の事故処理に対して、「(東電の)撤退などあり得ない。覚悟を決めてほしい。撤退したときには東電は100%つぶれる」と厳命した。

当会はこの菅首相の東電叱咤を断固として支持する。

東電の広報担当の記者会見を見ても、到底国家の浮沈が福島第一原発の事故処理にかかっている緊張感を感じて取ることは出来ない。
服装からしてネクタイをゆるめ、ワイシャツのボタンをはずすなど、この外観のだらしなさが社員一人、いや東電の本質を貫いているのは間違いないだろう。形式が内容を反映するのは言うまでもない。

それがそのまま、事故処理を巡る東電の不手際を如実に現しているのだ。

しきりに産経などマスコミは、菅首相の東電叱咤を「パフォーマンス」とか「社員の士気が萎える」などと評してバッシングに務めるが、これはパフォーマンスでも何でもない。
国家の浮沈を思えばこその叱咤であって、これで士気が萎える社員は高給取りの東電を辞めればいい。
原発という国家の浮沈、国民の生命・安全など守れる訳けがない。そんな社員の首など切ってしまえ。

 主権回復を目指す会は菅首相の東電叱咤を断固支持する。

【動画】東京電力は国民の生命・財産・安全をまもる使命を遂行せよ
http://www.youtube.com/watch?v=hgVh8a1GbSM

 

風に散る無情の花びら淵野辺に阿修羅の如く色ちりじりに

 

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