タグ別アーカイブ: 荒巻靖彦

在特会への呼び掛け

桜井誠会長、在特会幹部、各支部長の説明責任! 『ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて』 (安田浩一 講談社)に寄せて 辛辣な批評、耳に痛い忠言・・・、 「言うものは咎められず、聞くものはそれを戒めとする」(毛沢東) 講談社から上記の本が贈られてきた。中でも気になった「リーダーの豹変と虚実」の第7章から。  平成22年度  総収入 1,822万円 (寄付金 1,543万円)     ※内、1,000万円はS女史から。詳細は本文参照 愛国を名乗る「市民運動」又は「行動する保守運動」の寄付金としては巨額、活動費としてどう使い切れるか余計な心配が、金銭に関しては人間卑しくなるので留意しつつ・・・、他団体の財政ゆえ、口出すことではないが。 しかし、この京都事件に関わる裁判に関し、主権回復を目指す会は歴とした当事者である。従って、若干であるが在特会の桜井誠君との裁判を巡る経緯を明らかにしておきたい。 【京都事件の“主役”は主権でも在特会でもない】 京都事件は関西の4人(中谷辰一郎、荒巻靖彦、西村斉、川東大了)が主役となって仕切り、その結果責任を負った。なお事件発端となった勧進橋児童公園での京都朝鮮学校に対する抗議活動は平成21年12月4日に行われた。 この抗議活動に対する民事訴訟(被告10人)が起こされたのが平成22年6月、さらに同件で4人が逮捕されたのは同年22年8月10日だった。実際のところ、京都事件に在特会(桜井誠会長)は組織として関与していなかった。主権回復を目指す会も同様で、代表の西村も全く関知しておらず、動画が流布されて初めて知った。 中谷辰一郎氏へ殺害予告が送られてきた (平成21年12月13日 大阪・鶴橋) あくまで上記4人が主役だった。このことは当時の動画などの記録を見れば一目瞭然である。ここが肝要な点で、その後に連続して行われた朝鮮学校に関する抗議活動に八木君は参加したが、桜井君は会長にもかかわらず参加を一切しなかった。 【裁判の打ち合わせまで拒絶する不可解】 中谷君は民事を含め保釈金など裁判費用を自前で負担して来た。しかし、在特会は法廷闘争として集めたカンパを弁護士をはじめ、事件に関与した仲間の被告らに裁判費用として幾ら支払ったか「闇」のままである。こと勧進橋児童公園の奪還に関する裁判で、その訴訟費用を不特定多数に募って得た浄財からして「闇」のままではよろしくなかろう。 平成22年9月6日、桜井君とはこの京都事件に関して、逮捕者の救援で京都駅前で電話を交信して以降、彼は今に至るまで着信拒否を貫いている。当日、桜井君が拘留中の西村斉君を、西村修平が荒巻君をそれぞれ面会し、二人の逮捕者の面会が終わった後に京都駅で落ち合い、保釈金並びに訴訟費用の捻出、裁判闘争などの相談を約束した。それが、平成22年9月6日の午前10時であった。 しかし彼はこの約束を、断りもせず一方的にキャンセル、つまりすっぽかした。この後、桜井君は主権回復を目指す会と一切の接触を断ち切っている。なぜ、ドタキャンしたのか、それについて釈明どころか接触を断ち切っている。後日に知ったことだが、彼はドタキャンしたその午後にS女史と阪急インターナショナルホテルで会っていた。桜井君はS女史の車で伊丹空港へ送られ、羽田空港へ帰って行った。私を京都駅に置き去りにしたまま。憶測される「闇」が見え隠れする。 殺害予告糾弾デモ行進 (平成21年同日 大阪・鶴橋) 八木君をはじめ、野沢君(刺青)を通して数え切れない程桜井君にはコンタクトをとるが拒否を貫いている。西村修平は主権回復を目指す会の代表、桜井君は在特会の会長であり、組織の代表がそれぞれ朝鮮学校から裁判で訴えられている。当事者の桜井君が、裁判の打ち合わせまで拒絶しなければならないとは極めて不可解だ。桜井君がこの件で記憶違いなどでの異論があれば、当方は何時、何処でも会うつもりでいる。誤解を解けばいいだけのことである。 【なぜ?裁判闘争のカンパが一般口座へ】 また当会は保釈金や裁判費用捻出の一括口座の開設を、八木君を通して桜井君へ提起しているが梨のつぶてである。事件の内容からして、主役となった関西4人の予想される逮捕、さらに抗議活動に関連して民事訴訟を起こされた裁判などの対策で、「勧進橋児童公園を戦う委員会」(仮称)の設立、それに伴う裁判費用のカンパ口座の開設を平成22年6月末には提起していた。桜井誠君は当方の着信拒否を貫いているので、全て八木君を通してこの件は伝えて来た。 特定団体の活動費と裁判闘争に関わるカンパの口座は厳然と区別しなければならない。こと勧進橋児童公園の奪還に関した裁判であり、仲間ら多数が被告人となった裁判で、公に募る裁判闘争の浄財は在特会の活動資金口座と一緒くたにしてはいけない。別口座を設けるべきである。八木君を通し、桜井君には口酸っぱくこの原則を進言して来たが聞く耳を持たないで無視を決め込んでいる。 主権回復を目指す会は弁護士費用の支払いなどを迫られ、仕方がなく独自に中谷支援口座を開設(平成22年8月17日)、義捐金を募った。9月14日に、遅れていた中谷辰一郎氏の着手金と保釈請求など90万円をとりあえず送金している。主権回復を目指す会は帳簿を作成・保管し、その使途についてホームページに掲載している。 公園不法占拠を許すなデモ行進 (平成22年3月23日 京都・勧進橋 ) しかし、長期の裁判とそれに伴う訴訟費用など、問題をこのまま放置は出来ない。しびれを切らした当会は八木君に、裁判の闘争委員会設立と共に一括口座を開設するか否か、その返答を平成22年12月末を最終期限と伝えたが、放置されたままである。 なお、桜井君は京都事件に関して、複数回にわたる京都での抗議行動(毎日放送、京都朝鮮学校並びに京都弁護士会)には一切参加していない。にもかかわらず、裁判費用だけは執拗にカンパの要請をつづけている。集めた裁判費用は、京都事件に関わった仲間の訴訟費用として主役4人を中心に、被告になった仲間にも分かりやすく配分すべきは当然。延べ10数名に及ぶ裁判闘争の浄財を、特定団体の活動資金口座と一緒にするなど通常あり得ない話だ。世の常識を知らぬではあるまいに。 なお、保釈金に関しては判決確定後に、保釈金立替者に返還すべきは当然であり、不明のままにしておいてはいけない。しかも民事裁判は未だ継続中であり、ろくすっぽ裁判をまともに戦わず、義捐金だけを募っては「愛国詐欺」と誹られても返す言葉がないだろう。「地方支部設立」と称して観光旅行をしている暇など無いはずだ。 【桜井誠会長の“名誉”を守る幹部はいないのか】 この勧進橋児童公園に関する裁判は西村修平と桜井君との単なる私的関係ではない。活動に参加した人達や取りわけ浄財を送られた多くの方々への重い責任が生じている。その自覚が完全に欠落しているゆえ、当方は裁判の当事者として、桜井君に対して私的感情を抜きにした意見を披露している。桜井君が「ニコ生中継」に閉じこもり、当方との接触を一切拒絶している故、こうした経緯について「披露」せざるを得ない。 自らを正すこともせず、「在日特権」なる不正を一方的に叫ぶ道理は成り立たない。在日特権ならぬ「会長特権」を許さないぞ!と言われないためにも、5月12日のシンポジウムには参加され、己の見解をしっかりと示すべきだろう。 … 続きを読む

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「オレは負けない」中谷辰一郎

ご支援に対して心より感謝 「勧進橋児童公園」で最高裁が却下 京都朝鮮学校が勧進橋児童公園を占拠していた不法を糾弾する抗議行動を理由に、「威力業務妨害及び侮辱罪」の罪状が問われていた中谷辰一郎氏(元主権回復を目指す会関西支部長)は「侮辱罪」と懲役1年(執行猶予4年)を不服として最高裁に上告していたが2月23日、最高裁判所第一小法廷はこれを却下した。  参考▶【声明文】<京都朝鮮学校の勧進橋児童公園の不法占拠を糾す>      http://shukenkaifuku.com/past/shuchou/110201.html 「朝鮮人のやりたい放題に沈黙するな!」とデモ行進の先頭を行く中谷氏(平成22年3月28日・京都市内) 京都朝鮮学校の公有地占拠という不法行為を糾す抗議行動は中谷辰一郎を始め西村斉、荒巻靖彦、川東大了の四氏が声を上げたことによって、天下に朝鮮人らの不法を暴き出した。抗議手段の問題で警察の介入を許して強制捜査を受けたが、この抗議により、京都朝鮮第一初級学校の前校長(53)は京都簡裁に略式起訴され、同校長は10万円の罰金刑を受けた。日本人が沈黙していた彼らの不法行為に甚大な打撃を与えた。この功績は彼ら四人の逮捕によって否定されるどころか、功績は重みを増すばかりである。 中谷氏の裁判費用で、主権回復を目指す会の呼び掛けに多くのご支援を賜りました。その中谷氏から、ご支援に対するお礼の一文が寄せられましたのでここに掲載します。 投稿 「オレの心は負けない」 中谷辰一郎  我が日本国の将来を憂う同志の皆様、ご無沙汰しております、元主権回復を目指す会の関西支部長を拝命していた中谷辰一郎です。 平成24年2月23日 最高裁判所第一小法廷(裁判長 櫻井 龍子 判事 金築 誠志、横田 犬孝、白木 勇)に於いて「京都朝鮮学校公園不法占有抗議事件」の判決が確定しましたのでお知らせします。長くなりますので判決文を後に回し、関西地域における<語る運動から行動する運動>の「統制」問題において”勘当”された身でありますが、西村修平代表のご好意によりブログと会の掲示板をお借りし、この間、皆様から賜りましたご支援等に対し一言お礼させていただきたく思います。 忘れることもありません。一昨年8月10日早朝、官憲が土足で玄関に侵入、そして強制連行され約一ヶ月に及ぶ勾留を受けました。 お盆の最中で、心静かに御先祖また靖国の英霊をお偲びする筈でしたが、連日にわたる検察官、警察官の調べが深夜まで続き体調も崩してしまいました。さらに、施設の衛生管理が好ましくなかったのでしょうか、持病の麦粒腫を患い、化膿が悪化した場合には切開による膿の排出を必要とする可能性もありで大変な状態でした。 しかし、西村代表が東京より駆けつけられ弁護士の手配、また京都府警に対する抗議などなど、精神的極限状態の中谷は大変力付けられました。また後方より物心両面のご支援を賜りました。皆様には心中より感謝いたします。ありがとうございました。 今回の法廷闘争では中心的役割を担ったということで、四名が京都のお白州で裁かれ断罪されました。しかし、私は間違いがあれば認めますが「侮辱罪」を併用されたことについては納得できませんでした。 折しも腐敗のメッカ永田町では、「稀代の悪法人権侵害救済法案が審議入りか」との情勢の中で差別の定義、侮辱の定義、名誉毀損の定義を判示してもらわなければ、一応自由な民主制度の日本にとって悪しき歴史の再来を期すのではないかとの思いにより高裁、最高裁の声を聞こうと思い上訴いたしました。 しかし、残念ながら江戸時代の因習、陋習の残滓が残っているのでしょうか、「よらしむべからず、しらしむべからず」の結果に終わってしまいました。明治の御一新以降、誤訳による法の拡大解釈の積み重ねの結果なのだろうかと思考しているところです。Rightとは正しいことであります。威力を持って我が物顔で公有資産を使用する京都朝鮮学校に対する抗議が酌むべきところもなく一方的に断罪された。 しかし、私は今回最高裁まで争うことに大きな意味があるだろうと思います。この問題が多くの法曹関係者の目に止まり、倫理と法理について改めて考えて頂くチャンスであろうと思うからです。 本当の弱者とは誰なのか?お天道様はどちらに光を向けるのか?治安秩序を守るとは?起訴便宜主義とは?日本国憲法は誰のものか?なかなか難しい。だからこそ法曹関係者は国民を善導し、無法者、不逞の輩による不幸の最少社会実現をするためにも研鑽を積んでいただきたいと思う。 知恵の彼岸に到達するには人生80年では短いかもしれない、しかし我が国は先人達の遺産の宝庫であり、決して互いが侮蔑し、憎悪せず、愛していただきたいと思う。ささやかではあるが街宣よりは影響はあるだろうと思っています。  さて今後なのですが、私中谷は残念ながら家族を養う身であり、活動に専従できるという身分ではありません。皆様方とお顔を会わせる機会は格段に減少するでしょうが、主権回復を目指す会が提唱する「社会変革運動」を捨て去るわけにはいきません。 このようなある種の「司法によるテロ」を理由にして、国家権力に屈する訳にはまいりません。今回の件で咎められた部分はそれはそれとして改め、今後の糧とするまでであり、自衛の精神、自助自立の精神を堅持して活動を継続して行きたいと思います。勧進橋児童公園に関する刑事裁判は決着したといえ、朝鮮総連から訴えられている民事裁判は継続中です。この民事裁判も引き続き戦うことで、賜りましたご支援に応える覚悟であります。 中谷辰一郎(090-6600-7951)     参考   ↓ 判決文【事件番号 平成23年(あ)第2009号】 上記の者(中谷辰一郎)に対する威力業務妨害、侮辱被告事件について、平成23年10月28日大阪高等裁判所が言い渡した判決に対し、被告人から上告の申立てがあったので、当裁判所は、次のとおり決定する。 主文  本件上告を棄却する。 理由 弁護人徳永信一の上告趣意は、憲法違反、判例違反を言うが、実質は事実誤認、単なる法令違反の主張であって、刑訴法405条の上告理由に当たらない。よって、同法414条、386条1項3号により、裁判官全員一致の意見で主文のとおり決定する。 平成24年2月23日 最高裁判所第一小法廷(裁判長 櫻井 龍子 判事 金築 誠志、横田 … 続きを読む

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