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安倍応援団に贈る昭和の歌謡曲 『心のこり 細川たかし』

裏切られ 蹴られても あきらめません 安倍信者 騙(だま)す男と諦(あきら)めが悪い女 東京裁判史観の全面的受け入れ、踏襲を表明した安倍首相 (10月23日 自民党本部前、第95回アンチ「水曜デモ」) 10月も半ばを過ぎて、秋風、枯葉、冷たい空、裏切り・・・、これに秋の例大祭、安倍首相の靖国参拝中止とくれば『心のこり 細川たかし』(なかにし礼 作詞 中村泰士 作曲)を思い出さずにはいられない。 「♪私バカよね~♪おバカさんよね~」と、ワルイ男に騙され裏切られてきた女が、秋の寂しい風情に心残りを託した昭和49年(1974年)の歌謡曲、昭和の名曲の一つに挙げられる。 歌の大意はワルイ男に未練を残す自分をバカと自覚し、諦めの悪さを悟った女の決断、泣きながら旅立つ(男との別れ)というもの。 男を自民党・安倍政権に、女を保守派・安倍応援団に置き換え、また安倍政権の公約反故に重ねたらどうだろうか。『心のこり』がしみじみとした味わいどころか、そんな情緒を超越したどぎついまでの風刺歌謡となって耳を刺激する。片や、女を騙して裏切って使い捨てるワルイ男の自民党。方や、騙され、裏切られても諦めないバカな女の保守派・安倍応援団。 下駄の雪に成り果てた?安倍応援団(同日) しかし『心のこり』のなかの女は違う。彼女は己のバカさ加減と諦めの悪さを悟って、ワルイ男との別れを決断するのである。男の裏切りという結末、冷酷な事実だがこれを受け入れ、自らの生きる今後を決断した。男に捨てられて「私バカよね」と第三者の立場から、客観的に己を見つめ直す理性がある。この惨めな自分を、「おバカさんよね」と客観視するのだ。彼女は決して保守派・安倍応援団と違い、バカではないことが分かる。 安倍晋三首相は18日と22日の参院本会議で、従軍慰安婦問題などの歴史問題を公明党の山口那津男代表に質問され、いけしゃあしゃあと「河野談話」と「村山談話」を名実ともに完全踏襲すると表明した。つまり、慰安婦強制連行と東京裁判史観を受け入れ、シナと韓国の歴史捏造に完全屈服したのだ。 【参考】  【慰安婦問題「外交問題にすべきでない」 安倍首相が答弁】  http://www.asahi.com/politics/update/1018/TKY201310180085.html  【安倍首相「侵略、否定したことない」 衆院予算委で答弁】  http://www.asahi.com/articles/TKY201310220062.html 安倍政権を「期待の星」とか「安倍さんは必ずやってくれる」と声高々に叫んだ保守派・安倍応援団は、安倍政権が公約したシナ、韓国との領土問題着手、「河野談話」の見直し、靖国神社の公式参拝などことごとく反故にされた。無惨きわまりない且つ醜悪、これが期待した安倍政権から保守派・安倍応援団に示された回答である。 これほどの無惨、醜悪な回答に保守派・安倍応援団は?と思う矢先、何と!「今回の総理の判断は正しかった」(NPO法人百人の会理事長・辻 淳子)とのメールが多数送信(10月19日)されている。何度も繰り返してしまうが、その往生際の悪さ、無責任たるやもはや破廉恥としか言い様がない。 「蹴られても 踏まれても 付いてゆきます 下駄の雪」 これは自民・公明連立を皮肉る都々逸(どどいつ)だが、自民党にすり寄る公明党の無節操を、下駄の雪と唾棄(だき)している。保守派・安倍応援団も、この下駄の雪に負けず劣らずだ。   裏切られ 踏まれても 付いていきます 安倍信者   『心のこり 細川たかし』を聴きながら、裏切られ騙された現実を少しは受け入れ、しんみりと、秋の夜長をバカの解消に努めたらどうか。 ↓ 『心のこり 細川たかし』(なかにし礼 作詞 中村泰士 … 続きを読む

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