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保守派の祝日法案を糾す

対米従属を隠蔽する保守派の祝日法案を糾す 主権回復運動を「祝日」という “人参”で語るのは止めよ! 4月28日を主権回復「記念日」とするのは主権放棄、まやかし以外の何ものでもない (自民党本部前 平成23年9月9日) 主張 「主権回復記念日」を糾弾する 『堕日保守』の欺瞞を糺す <西田昌司議員は国民に説明せよ!> 平成24年4月14日   主権回復を目指す会 児島謙剛   4月28日、今年もまた「主権回復記念日国民集会」なるものが開催されるという。その場所が永田町の自民党本部であり、その主催者として自民党の議連、たちあがれ日本などが名を連ねている・・・これぞまさしく愛国保守陣営の限界を示して余りある現実だ。そう断言して差し支えない。 主権回復を目指す会では、昨年来、本件が孕(はら)む事態の深刻さを憂慮し、警鐘を打ち鳴らす意を込めて抗議活動を実施してきた。 【参考】 主権回復を「祝日」という“人参”で語るのは止めよう! http://shukenkaifuku.com/past/KoudouKatudou/2011/110428.html 【動画】『主権回復記念日』4月28日を「国恥」記念日にせよ http://www.youtube.com/view_play_list?p=ED4973CA1AC9ED8F 自民党の「主権回復記念日」を糾す http://nipponism.net/wordpress/?p=4132 自民党本部へ抗議・要請 http://nipponism.net/wordpress/?p=4396 【動画】自民党の「主権回復記念日」祝日化を糾す http://www.youtube.com/playlist?list=PL84E7C01647195D8F 4月28日の何が問題なのか? いまいち分かりづらい面もあるかと思われる。詳細については拙稿を含めた記事や動画をご覧頂きたいが、端的に整理すると以下の通りである。 ・ 昭和27年(1952年)の4月28日、サンフランシスコ講和条約と同時に日米安保条約が発効 ・ それによって、米国による事実上の占領政策が継続 ・ 我が国は、外交・軍事における真の主権を回復できないまま今日に至る たった3つの箇条書きを見ただけでも、賢明な読者は「4月28日を祝日化しよう」などという目論見の欺瞞がお分かりになるであろう。4月28日に、我が国の実質的な主権は回復しなかった。いわば“屈辱の節目”だ。そのような日を、なぜ「主権回復記念日」などと詐称して祝日にしなければならないのか? なぜ「お祝い」しなければならないのか? どう考えても辻褄が合わない。 国家主権の喪失という現実を受け入れた上で、それについて国民一人一人が真剣に考える契機(きっかけ)を設けたいということであれば、その動機自体に我々は反対しない。しかし、それならば、日本版「国恥記念日」とでも称するのが日本人としての気概、日本民族としての矜持である。周知の通り、袁世凱政権下のシナ(中華民国)が21か条要求を受諾した5月9日を「記念」した呼び名に因(ちな)んだものであり、これこそが呼称として相応しい。 西田昌司氏・・・言うまでも無く、愛国保守を標榜する筆頭格として保守派に大人気の国会議員である。お得意のビデオレターの中で、この御仁は「主権回復記念日」について饒舌に持論を展開している。 【参考】 西田昌司「黄金週間に主権の意味を考えよう。」 http://www.youtube.com/watch?v=2r-pchGrtRA 【2011.12.19】西田昌司『戦後66年経って今も主権は回復していない!!』 http://www.youtube.com/watch?v=gyVfcCKJO6g 表題を一見しただけで「おや?」と思われた読者も少なくないのではないか。4月28日を「日本の主権が回復した」ものとして記念日化、祝日化するという趣旨に賛同しているはずの西田議員が「日本の主権は回復していない」と真顔で語っているのだ。 … 続きを読む

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