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大和魂が霞む米国人女性の矜持(きょうじ)

大和魂は何処へ? 命乞いをする日本の人質、 「イスラム国」との解決交渉を拒絶した米国人女性 「イスラム国」に拘束されていた米国人女性ケイラ・ミューラーさん(26)の死亡が確認された。死亡の原因は有志連合の空爆か「イスラム国」による殺害かは判明していないが、彼女の家族へ宛てた手紙が公開された。 彼女はそのなかで、家族に要求されていた身代金について、「私の解放交渉をみんな(親族と国家)の義務にしたくない。重荷になるべきではありません」と解放交渉に応じないよう求め、「(拘束が)ここまで長くなると思わなかったけれど、私はくじけません。どんなに長くかかっても負けません」と記している。 その手紙から長期間の拘留と死への恐怖に挫けない強靱な精神がにじみ出ていて深い感銘を受ける。「イスラム国」による卑劣な要求に、家族並びに国家は決して屈服するなとの強いメッセージである。 ここではどうしても、既に殺害された我が日本人男性の人質(湯川遥菜、後藤健二の両氏)との比較が余りにも対照的に浮かび上がらざるを得ない。湯川遥菜、後藤健二の両氏が拘束された状況がどれほどの過酷なものだったかは、我々の到底把握できるものではないし、一概に論ずることは出来ないかも知れない。その前提においてだが、二人の日本人の人質は家族と日本政府に対して、「イスラム国」の身代金要求に応じて「命乞い」したのである。日本人二人は誘拐される危険を十分予知しており、後藤氏にいたって死を前提に彼の地に足を踏み入れ人質にされた。挙げ句の果てに「イスラム国」の言いなりに“従って”、「解放交渉をみんな(親族と国家)の義務」にしたのである。 つまり、日本の人質との比較で、「イスラム国」との解決交渉を拒絶した米国人女性の精神的強靱さが燦然と光り輝くのである。彼の地で大和魂が光り輝くのではなく、砂漠の霞と消え去った。同じ人質でも誇り気高き米国人と、テロリストに屈服した日本人が好対照に浮かび上がった。 以上は一切の感情を排除した結果、効果の客観的比較である。しかしながら、ケイラ・ミューラー女史との比較で、テロリストに屈服する日本人とその母親の命乞いは醜悪であった。  ※参考  『人質の米女性「私はくじけません」…家族に手紙』  2015年 02月11日:読売新聞  http://www.yomiuri.co.jp/world/20150211-OYT1T50100.html 建国記念日を奉祝する前に、わが国に 主権が存在するか否かを問い正そう 有楽町マリオン前、平成27年2月11日 (↓ 画像クリック拡大) 建国記念日を奉祝する前にわが国の主権を問い直そう (平成27.2.11 有楽町マリオン前) 「日米地位協定」がある限り日本に主権は存在しない(同) シナの侵略に何の役も果たさないのが日米安保だ(同) 第三次安倍政権で“死滅”した議員たち(同) 【動画】 【定例街宣】建国記念日を奉祝する前に、わが国に主権が存在するか否かを問い正そうH27.2.11 https://www.youtube.com/watch?v=41gBcmD-eCE ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを! ◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』  (酒井信彦 日新報道)  著者・酒井信彦が朝日新聞に踊らされる日本人の精神構造を解く。

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「イスラム国」人質、国益を害した二人の日本人

なぜ?問われないのか自己責任 反吐が出る <I AM KENJI> の偽善 【自らの意志で入った猛獣の檻】 二人の日本人が「イスラム国」に誘拐された事件で一名が殺害され、救出を巡ってヨルダンをも巻き込んで日本政府が右往左往している。事件は「イスラム国」が無防備の民間人を人質にし、これを画像化で世界に発信、殺害予告の脅迫を演出している。且つ金銭を家族らに要求するなど、通常の一般論においては国籍、民族、宗教をとわず非道の誹りは免れない。そうした前提において今回の「イスラム国」人質事件を、いま一度冷静に考えようではないか。 「イスラム国」はイラク、シリアにまたがる地域を制圧し、これらの地域は途轍もない無法地帯と化していて、日本政府のみならず、世界から安全が保証できない超危険地帯として警告が発せられている。これは誰でもが知っていることであり、人質にされた二人の日本人はこの事実を知らないはずがない。 「イスラム国」、つまり猛獣が徘徊している金網の破れた檻と思えばいい。近くに寄ることさえ危険で、ましてや檻の中に入るなど論外の論外、二人は安全地帯で拉致されたのではなく、この檻の中に、警告を無視して自らの意志で、危険を承知のうえで入った。 【自己責任に帰する二人の日本人】 朝日新聞の杉山正記者は、1月25日の「日本人拘束シリア首都では」と題した署名記事で地元女子大生をインタビューして次のような記事を載せている。↓ 「人質になった日本人は『イスラム国』支配地域に自ら行ったと聞いた。シリア人も絶対に行かない危険な場所に、なぜ、と思った」 (マヘール・ガザル 20歳) 彼女が語るように、地元民さえ行かない危険地帯に己の意志で入った。その結果の人質事件であり、責任は日本政府でも何でもなく本人の自己責任に帰結するしかない。重火器で武装し、集団処刑は日常茶飯事の「イスラム国」と日本政府の間で、まともな交渉・話し合いなど成立することは不可能である。 【偽善が匂う「痛恨の極み」】 日本政府、安倍首相にしても端から「人命第一」を掲げたならどうなるのか。テロと戦うどころか、「人命第一」のもとに何から何までが相手の要求に屈しなければならない。「殺す」と脅迫されたら、全ての要求に応ずるという誤ったメッセージをいとも簡単に発してしまった。 安倍首相は日本人一名が殺害されたことを受け、「痛恨の極み」(1月25日)だとNHKの番組で語った。死という厳粛な事実への哀悼なのかも知れないが、偽善が匂う違和感を感じてならない。 殺害された日本人は警告と周囲の反対を押し切って、しかも思い上がった英雄気取りで、「イスラム国」という猛獣の檻に入り、自己責任で殺害されたのである。ある意味で自殺行為と変わらない。こうした死に、安倍首相は「痛恨の極み」なる言葉をたやすく口にしてはならない。口にすべき対象を取り違えている。自殺行為に「痛恨の極み」はそぐわない。 【世捨て人の無責任】 拘束中の後藤健二氏は、生後2週間の子供を置いてシリアへ行ったことが、母親の記者会見(1月23日、日本外国特派員協会)で分かった。その理由たるや、「先に拘束されている知人(処刑された湯川遥菜さん)を助けるため」だったとのことである。 生まれて間もない子供を置き去りにして、「他人を助ける、戦地の子供を支援する」とは、本人は人助けの善人、英雄を装っているかも知れないが、親の義務を放擲した途轍もない無責任である。これぞ、正真正銘の「超偽善」ではないか。血肉を分けた家族をも放棄した人間が戦地の知人、子供、他人の何を助けることができようか。炎上中の二階から「助けて!」と叫ぶ子供を無視し、隣家の消火に熱中・悦にいる戯画そのものである。つまり、自分の子供は死んでも構わないのである。 【反吐が出る <I AM KENJI> の偽善】 どう見ても偽善にまみれた世捨て人の日本人、こんな輩を「正義感」の持ち主などどヨイショするとは笑止千万、いい加減にしろと言いたい。<I AM KENJI> などは反吐が出る偽善である。無責任の結果を糾すこともしないまま、もし仮に無事日本に帰国したならば、この日本人は英雄扱いにされてしまう。こんな不条理、デタラメは許されないはずだが、マスコミの報道でそれを醸す風潮が既に形成されている。 【致命的に欠ける論点】 重複するが、二人の日本人は国内または安全地帯で拉致・誘拐されたのではない。危険と死を承知のうえで「イスラム国」に入ったのである。その結果、どれほどヨルダン国家に混乱を与え、日本の国益を害しているか計り知れない。とはいえ、歴とした彼らも日本国籍を有する日本人、となれば、国家として何処まで彼らの救出に責任を負わねばならないのか、決して無限であってはならないはずである。 この論点が致命的に欠落しているのである。自己責任を問うこともせず、「人命第一」を謳う安倍政権とマスコミ、この風潮に染め上げられる世論、偽善に酔い痴れる日本の縮図を垣間見る思いがするのである。 安倍首相は「イスラム国」から再度の脅迫があったなら、「彼らは世捨て人、人質は焼くなり煮るなり好きなように」と言ってやれば拍手喝采であるが・・・。一部のネットオタクは対「イスラム国」との戦争を勇ましく口にするが、この手合いの世捨て人を救出するために血税を使い、ましてや国民の血を流すことで、国益に叶うものは欠片も存在しない。  ※参考↓   遭難死は自然による「処刑」である   http://nipponism.net/wordpress/?p=14340 ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを! ◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』 … 続きを読む

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出来損ないの“産経抄”

被爆者の神経を逆なでする「産経抄」 「産経抄」ではなく最低抄だ 産経新聞の8月19日付け「産経抄」が、被爆の危険性を訴える母親に自己責任を説いている。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110819/dst11081902590000-n1.htm 【産経抄】8月19日  米アリゾナ州にある大渓谷グランド・キャニオンには、転落防止の柵がない。民主党の小沢一郎元代表はかつて著書のなかで、この事実を例にとり、個人に自立を促す「日本改造計画」を唱えたものだ。ただし日本では、事件や事故が起こってから、初めて柵の有無がわかる場合が多いのではないか。  ▼数カ月前に焼き肉チェーン店で、ユッケを食べた客が次々に食中毒を起こし死者も出た事件では、実はユッケの材料が、加熱用の牛肉だった。そもそも、厚生労働省の衛生基準に基づく「生食用」の牛肉が、市場にほとんど出回っていない事実を、どれだけの人が知っていただろう。  ▼浜松市の天竜川で起きた、川下り船の転覆事故では、乗客が救命胴衣を着けていたかどうかが焦点となった。法律では、12歳未満の乗客に着用を義務づけている。運航会社によれば、大人の安全対策として、救命クッションを備えていた。  ▼ところがその後、「暑いので置いておいていい」と、乗船前に船頭が子供に説明していたことも、明らかになった。あったはずの柵が、引き抜かれていたわけだ。運航会社の責任は、厳しく問われるべきだろう。  ▼柵について論議が必要な危険な場所は、われわれの身の回りにもたくさんある。たとえば、小学生が猛スピードの自転車で駆け抜ける歩道もそのひとつだ。歩行者に対して加害者になりうる彼らだが、転倒して大けがを負う可能性だってある。  ▼それなのに、道路交通法で努力義務として規定されている、ヘルメットをかぶった姿をほとんど見かけたことがない。放射能がわが子の健康に及ぼす危険性について、心配するお母さんがあれだけ多いというのに、不思議でしかたがない。 回りくどい文章だが、論旨は焼き肉の食中毒事件、天竜川での転覆事故などを例に挙げ、安全策が蔑(ないがし)ろにされている現実を指摘して、“事故”責任のあり方を説いている。 つまり、「人は事故に遭遇して、初めてその対策を考える」のだと言いたいらしい。 ところがどうしたことか、歩道を自転車で駆け抜ける子供らに触れ、道交法の努力義務に関わる危険性を指摘し、最後のまとめにしている。 産経抄は“落ち”にしようとしたのかも知れないが、落ちどころか、なぜ?という違和感しか残らない。 福島第一事故で福島県内の子供の尿からセシウムや放射性ヨウ素が検出されている。政府と東電の無為無策、情報隠蔽で本来絶対あってはならない住民と成長期の子供達の多くが、無防備なまま長期間に亘って被爆した。母親たちが抱く不安は計り知れない。 ↓ 甲状腺被爆、子どもの45% (朝日新聞8月18日) 東京電力福島第一原子力発電所事故をめぐり、政府の原子力災害対策本部は17日、福島県の子ども約1150人を対象にした甲状腺の内部被曝(ひばく)検査で、45%で被曝が確認されていたことを明らかにした。17日、同県いわき市で開かれた説明会で発表した。すぐに医療措置が必要な値ではないと判断されているが、低い線量の被曝は不明な点も多く、長期的に見守る必要がある ↓以下参照 http://www.asahi.com/special/10005/TKY201108170394.html 上記の報道は朝日新聞ばかりではなく、他のメディアも多数が報道した。よもや、「産経抄」が政府の原子力災害対策本部が公表した被爆データを知らぬわけではあるまい。 絶対安全で、絶対に起こらないのが原発事故だった。その事故による被爆は「自己責任」でも何でもない。「産経抄」は一方的に被爆した子供とその母親たちに、何の責任があると言いたいのか。原発推進に立つサンケイ新聞による、18日の「甲状腺被爆、子どもの45%」(朝日新聞8月18日)に対する当てこすりだったのか。 自転車の歩道通行と子どもの被爆を「自己責任」だと一括りするとは、開いた口がふさがらない。出来そこないの当てこすりは質が悪すぎる。 「産経抄」に忠告する!転落防止の柵を能書きするよりも、己が「最低抄」に転落しないような「策」こそ真剣に考えるべきだろう。 停電を煽る喧噪が鳴りを潜めてしまった感のある八月だが、日本に止めを刺しているのが電力不足ではなく実は円高だ。政治家の無策のまま、日本の先行きが全く見えない。 そうしたなか、季節だけは正確に時間を刻み、秋へと歩みを進めている。ふと気づくと、花屋の店頭にはいつの間にか秋の草花が飾られて、九月の準備に余念がない。 力欠く暑さを衝いて店頭に秋の華やぎ先取るコスモス 下記は『國民新聞』に掲載された野村旗守氏(ジャーナリスト)の一文です。原発という利権が単に巨大なばかりではなく、極めて精緻に完成された共同体であることに光をあてた必読文であります。  原発とは完成された巨大な利権共同体 事故で明らかになった一蓮托生の村社会 野村旗守(ジャーナリスト)『國民新聞』第19166号    ※見出し、小見出し共に主権回復を目指す会事務局による   【老後の世話まで焼く原発村】  北は北海道から南は沖縄まで、日本には地域ごとに10社の電力会社があって、それぞれが担当地域ごとに電力の独占供給をおこなっている。すなわち、利用者である我々日本国民には、電力会社を選ぶ権利がない。これが電力会社にとってまず最大の利権である。発電と送電を地域内一社が独占しているので、技術競合も価格競争も起きない。  この地域独占の旨みを保持するため、電力各社は監督官庁である経済産業省の顔色をうかがう。したがって、天下りを大量に受け入れる。本社のみならず、必要性もよくわからない関連団体や研究機関などをたくさん作って、役人たちの再就職先の世話を焼いていた。わが国には「原子力○○」と名のついた公益法人の類がゴマンとある。まさにエネルギー行政と電力業界は一蓮托生の関係であり、経産省の前身である旧通産省が「これからは原発だ!」と号令をかければ、業界側はNOとは言いにくい雰囲気があったのだ。そして逆もまた真なり。原子力の安全性を担保する立場の経産省は電力各社とべったり癒着して各社原発の事故隠しに奔走する。何しろ、原発施設の安全点検をおこなう使命の原子力安全保安院は経産省のビルに入って、おんぶに抱っこで老後の世話まで焼いてもらっていた。  電力各社はまた、新聞・テレビは言うに及ばず、ラジオ・雑誌・ネットメディアの有力広告主でもある。だからマスコミは原子力の危険性を報じない。この事実は現在広く知られるようになったが、それも福島原発の事故があったからこそである。 【隠蔽・懐柔工作に専念するマスコミと御用学者】  わが国の原発を「夢の新技術」と最初に煽ったのは読売新聞だった。当時の社長・正力松太郎はその後衆議院議員となり、初代原子力委員会委員長、科学技術庁長官を歴任する。以降も、原発業界のメディア工作は連綿と続き、今回の事故が起こるまでは、原発の危険性を告発する類の調査報道が陽の目を見ることはほとんどなかった。同時に業界が進めたのが、原子力やエネルギーの専門家たちに対する懐柔工作だった。有名大学等の原子力研究機関には、ほぼ例外なく、研究費の名目で電力各社から億単位の“原発マネー”が渡っていた。専門家を称する研究者のほとんどは、原発の危険性を知りつつ口をつぐんできたというわけだ。  電力会社は原子力産業に年間約2兆円もの資金を注ぎ込み、国も同様に約4500億円の予算をつけている。約2・5兆円の巨大市場である。原発の建設から廃炉にいたるまでには100年間の時間を要し、そこにさまざまな人間関係や業者、関連企業などのが入り込む。まず用地の選定。当然のことながら地元選出の政治家が動く。そして年の買収と造成。ここではゼネコンが動く。原発を1基つくるのには3000億~5000億円が必要と言われ、そこに使用される部品類は数万点。当然のことながら各種メーカーが総動員される。ウラン遠慮の調達には商社が介在し、その他、輸送業者、警備会社、研究団体など、500以上の企業や機関が原発に関わる。 … 続きを読む

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