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稲田朋美、敵前逃亡大臣と戦死できない自衛隊員の悲哀

稲田朋美、気持ちいいまでの変節・裏切り (8月15日靖国参拝ボイコット!敵前逃亡 の海外旅行!空領収書の乱発!) 【敵前逃亡の大臣が指揮するPKO活動】 臨時国会で稲田朋美防衛大臣が野党から、靖国神社参拝や歴史認識をめぐって入閣後の言行不一致が、「気持ちいいぐらいまでの変節」(民進党 蓮舫代表)と追及・揶揄され、涙ぐむ大臣の姿がマスコミで大々的に報道された。 臨時国会で稲田朋美防衛大臣の「変節」を追求する辻本清美(9月30日)。うなだれる大臣の姿は強面の教師に叱られる小学生にそっくりだ。 しどろもどろの狼狽(ろうばい)する様子は、「筋の通らないことをやってはダメ」だと先生に説教され涙を流す小学生にだぶって仕方がない。勿論、叱る先生は民進党の辻本清美や蓮舫代表であり、悪さしてうなだれる児童は稲田朋美防衛大臣である。本来、「気持ちいいぐらいまでの変節」の追及は、野党ではなく保守派を自称する議員らがやることだろう。日頃の愛国云々が聞いて呆れる。 とりわけ8月15日の靖国神社への不参拝は、前線の兵士を置き去りにした敵前逃亡とみなされる。そんな防衛大臣の指揮下で、自衛隊員はいさぎよく国家のため身を捧げられようか。 いま自衛隊は南スーダンに、2012(平成24)年1月から、道路等のインフラや敷地等の整備を行うPKO部隊員350名を派遣している。南スーダンは「脆弱国家ランキング」(2016年)でソマリアに次ぐワースト二位にあり、内乱に内乱を繰り返す国家と言うよりは地域といってよい。 その稲田防衛大臣が10月8日に南スーダンで「PKO活動」に任務している自衛隊を視察した。視察の目的は11月に派遣される次の部隊に新任務を付与するかどうかにあった。 当地では政府軍と対立する反政府勢力のトップ、マシャール前副大統領は各国の取材陣へ、「和平合意と統一政権は崩壊した」(10月21日)ことを宣言した。稲田防衛大臣は「マシャール氏は国外に逃亡している。政府が維持され機能している」と強弁するが、権力争奪の内乱状態に突入したのはもはや否定できない。 【自衛隊員の派遣先は戦場か、それとも工事現場か】 PKO参加五原則の一つに、「紛争当事者間の停戦合意が成立」との条項がある。南スーダンが戦争状態にあることは言うまでもない。臨時国会で「(PKO参加五原則は)もはや総崩れ」(共産党・志位和夫)と追及するのは事実を正しく指摘している。 これに反して稲田防衛大臣は現地の治安の安定を強調し、しかも大量死者まで発生する事態を一般的な衝突だとして、「武力紛争」を戦争ではないと言い切っている。安倍首相も「危険な場所であるからこそ自衛隊派遣の意義がある」とその正当性を強調するが、それはそれで良い。 しかし、派遣先は戦場なのか、ただの道路工事現場なのか。危険極まる戦場なのは現地報道でも明々白々である。もし、派遣先の南スーダンで武力衝突の巻き添えで死亡した場合、これは事故死なのか戦死なのかを稲田防衛大臣と安倍首相は自衛隊員とその家族らに、また国民へ明らかにするべきである。 自衛隊は我が国の軍隊、国軍である。ひとたび海外に出向けば、その任務が国内法に基づく「PKO活動」だろうが、正真正銘の軍隊、つまり戦闘部隊見なされる。これは世界の常識である。 【自衛隊にだけ与えられた最高の名誉とは】 その自衛隊員の使命とは何か。「国民の生命、財産、安全且つ国家の名誉」を守ることであり、自身の全存在をその任務に捧げることを本分とする。ここにこそ、国軍である自衛隊の存在がある。 全存在、つまり究極的に死をもって国家から与えられた使命を全うすることにこそ、自衛隊員の最高の名誉がある。あるのではなく、国家は彼らにその名誉与えられなければならない。戦死とは職場又は工事現場で勤務中の事故死とは異なる。戦場で敵と戦って死ぬことであり、国軍である自衛隊にだけ与えられた最高の名誉である。 したがって、我々は思想信条の如何、また任務の是非に関わらず、国家の命に従い、海外の任務に赴く彼らの無事帰国を祈願し、日の丸を振って見送ってきたのである。 心ある日本国民は自衛隊員らを、戦死という最高の名誉を確約せぬまま南スーダンという戦場へ赴かせるなど出来ない。戦死すら出来ない屈辱と悲哀を、彼ら自衛隊員に抱かせてはならないのである。 定例街宣 自民党本部前 「稲田朋美のデタラメを徹底糾弾」 平成28年10月13日 自民党本部前 敵前逃亡する防衛大臣のため戦死する自衛隊員はいないのだ! 【動画】 定例街宣『稲田朋美のデタラメ糾弾!』( 自民党本部前 H28.10.13) https://www.youtube.com/watch?v=uOBK8g5Wpqs ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを! ◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』  (酒井信彦 日新報道)  著者・酒井信彦が朝日新聞に踊らされる日本人の精神構造を解く。

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「戦死」すらできない自衛隊員の悲哀

集団的自衛権を巡る二つの論考 「緊張感なき方向転換」(三浦瑠麗)と 「戦死あり得ぬは欺瞞」(大濱徹也) 共同通信が国会で議論を続けている「安保法制を問う」とした企画記事、『識者評論』を6回の予定で連載している。未だ連載途中であるが以下に掲げる二つの論考がひときわ目を引く。 (※画像クリックPDF拡大) 取り分け、6月7日 第3回目の三浦瑠麗氏(国際政治学者)の「緊張感なき方向転換」と題した論考は限られた紙面のなかで、戦後日本が謳ってきた「平和国家」の建前が国際環境の中で通用しない現実を、わが国がごまかしてきたと指摘。このごまかしからの決別こそが、「戦後レジームからの脱却」であると、さらに安全保障を論ずるに当たって、「リスクや、万が一の際の犠牲についても正面から語るものでなければならない」との問いを発している。  (※参考記事/三浦瑠麗「緊張感なき方向転換」▶) (※画像クリックPDF拡大) 三浦氏の記事に先立つ6月5日、連載第一回目を大濱徹也氏が「戦死あり得ぬは欺瞞」と題して、「安倍氏が『非戦闘地域』であるから戦死はあり得ないとみなすのは欺瞞そのものだ」と鋭く指摘、「まさに自衛隊の海外派遣は派兵にほかならず、戦死がつきまとう任務なのだ」と。さらに、「その任務に伴う死は訓練や災害救助などの公務遂行中の殉職ではなく、戦闘行為に伴う死、『敵』に殺された『戦死』に等しい」として、「戦死」と「殉職」を曖昧いにした安倍内閣のごまかしを追及している。大濱氏の論考で、第二次世界大戦の性格、評価では幾つか異なる点などあれども、耳すべき正鵠を射た点に保守派は素直に耳を傾け考えるべきだろう。いずれにしても、安保法制のもとで任務を担うのは党利党略に時間を費やす国会議員ではない。生死を任務に捧げる自衛隊員である。  (※参考記事/大濱徹也「戦死あり得ぬは欺瞞」▶) 戦死は、職場又は生産現場で職務遂行中に死亡するのと違う。戦死とは戦場で敵と戦って死ぬことである。戦死とは国軍である自衛隊員だけに与えられた最高の名誉である。 自衛隊員は国民の生命、財産、安全且つ国家の名誉を守るため、自身の全存在を任務に捧げるを本分とする。全存在、つまり究極的に死をもって国家から与えられた使命を全うすること、故に彼らの死に対して国家と国民は最大限の哀悼と敬意を払う義務を担うのである。 心ある日本国民は自衛隊員らを、戦死という最高の名誉を確約せぬまま紛争地帯という「戦場」へ赴かせるなど出来ない。今国会の集団的自衛権を巡る不毛な議論の果てには、「戦死」すら出来ない彼らの悲哀しか浮かんでこないのである。 ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを! ◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』  (酒井信彦 日新報道)  著者・酒井信彦が朝日新聞に踊らされる日本人の精神構造を解く。

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詐欺事件を書類送検で誤魔化す防衛省

逮捕すべきだ!防大生保険金詐欺 退校でお茶を濁す防衛省の事なかれ主義 詐欺とは他人を騙して金品を略取する行為を指す言葉。最も卑しさを込めて人格を表現する場合は、「あいつは詐欺師だ」だとして社会から爪弾きされる。我々の一般社会に於いて、この種の詐欺行為を働き警察沙汰になったら逮捕は免れないのが常識の筈である。ましてや保険金詐欺を、しかも集団で組織的に行ったら。書類送検などで事が済まされない筈だが、それが何と済まされたのだ! 【参考】 ①【防大:詐欺容疑の5人を「品位傷つけた」と退校処分】   (毎日新聞 2013年09月28日 07時25分)   http://mainichi.jp/select/news/20130928k0000e040144000c.html ②【防大保険金詐欺事件~総勢100名が関与か!?】    http://biz-journal.jp/2013/09/post_3001.html この度、防衛大学校の学生5人が保険金詐欺で書類のみで送検された処分は、一般国民からしたら到底納得しがたい件だ。防大生は普通の学生、民間人ではない。歴とした公務員、特別職国家公務員である。不思議なことに事件は新聞の片隅にひっそりと載せられている。 同じような保険金詐欺が警察官や役所の公務員だったらどうだろうか、新聞の片隅に追いやられる事件ではない。一面のトップを飾る大事件として報道される筈だ。 【参考】 ③【A16】(防衛大学校 Q&A)   http://www.mod.go.jp/nda/obaradai/qanda/mm4_3_1.htm 「特別職国家公務員である自衛官は、待遇の面でも公安職国家公務員(警察官など)に準じた給与・福利厚生が保証されています。特に幹部自衛官は、自衛隊の中核を担う存在であり、また、我が国の平和と独立を守るという特殊な任務についていることから、一般公務員に比べ給与や手当(*)が充実しています。」 自衛官らの犯罪等の不祥事は「捜査先着主義」の原則に基づき、 先に事案に着手した機関が捜査することで警察と自衛隊の警務隊との間で捜査協定が規定されている。防大生らの詐欺事件は保険会社の調査で発覚したと報道されているので、保険会社が警察ではなく警務隊に被害届けを出したのだろう。その間の調整は我々国民は知る由もない。 いずれにしても、捜査は警察ではなく警務隊が着手した。早い話、我々国民からすれば警務隊と防大生らは同じ釜のメシを食う同僚ではないのか。同じ組織同士で、その仲間の犯罪を厳しく追及出来るはずがないのは知れたこと。総勢で100名が関わったともされる大事件である。余りにも規模が大きすぎる詐欺事件からして、警察の捜査を排除した形で防衛省トップが早々と幕引きを図ったと疑うしかない。だとしたら、国民を愚弄するにも程がある。膿を絞りきるまで、捜査をやり直せと言いたいのが国民感情だ。 【参考】 ④『“想定外”に浸る自衛隊』   http://nipponism.net/wordpress/?p=5095 防衛大学卒業式(平成25年3月17日) ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを!

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