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桜田義孝元文部科学副大臣、撤回発言に糾弾ではなく激励の怪!

正論撤回を糾弾できない精神の惰弱を糺す 何も目くじらを立てて、物事を批判するわけではないが、不特定多数から送付されてくる公開の言論については名指しで送られてくる以上、これに見解を述べるのはあら探しの類と異なる旨を前提に・・・、また、この中では日本大使館前での慰安婦像が撤去されたなら、「10億円の支払い」に共鳴を示すなど、そのメンタリティーにはただただため息しか出ない。 保守派グループの「百人の会」と川久保勲さんから、自民党の桜田義孝元文部科学副大臣が、慰安婦問題について「職業としての売春婦だった」との発言に関した下記のメールが送信、転送されてきた。発言撤回に「激励をお願いします」との要旨である。 各位  年末の日韓外相会議に対して、自民党の桜田義孝元文部科学副大臣は「それまでは売春婦が職業としての娼婦だった」と正論を発言したら、自民党から総スカンを喰って発言を撤回してしまいました。  「軍の強制連行」に関しては、言い出しっぺの吉田清二も、それを広めた朝日新聞も誤りを認めました。残るは政府として公に認めてしまった河野談話のみです。これは公に堂々と「河野談話は誤りであった」と宣言することが日本国に責任ある政府の責務です。 (略)  せめて、国民の血税である10億円は慰安婦像の撤去を見届けるまでは支払うべきではありません。  よろしく抗議をお願いします。(桜田議員には激励を!) 川久保勲 言うまでもなく売春婦(慰安婦)は世界でも最古の職業であることは特段論ずることでもない。論ずることでもないと言うことは、売春婦という職業はこれまで世に問題を起こしたことはなかった。その延長線上で単純に考えれば、慰安婦は古来から存在していたので、慰安婦という、いわゆる慰安婦問題など生じない。要は女性に対する国家ぐるみの拉致・連行に基づく性奴隷が在ったどうかを論ずれば良いだけのことである。その無かったことが日本に在ったと謝罪したのが「河野談話」である。 「問題」を起こしたのは野党とか左翼ではなく日本政府、自民党に他ならない。最終的に自民党は「日韓合意」で「10億円」の見舞金と首相の「お詫び・謝罪」を元慰安婦に示すことで決着を図った。これに対して、桜田義孝元文部科学副大臣は「それを(売春婦)犠牲者だったかのようにする宣伝工作」に騙されるなと正論を吐いた。つまり、「日韓合意」に異議を唱えたのである。 しかしながら桜田義孝は批判された途端、その舌の根も乾かない内に「誤解を招くことがあった」として正論を撤回した。撤回したということは、慰安婦強制連行を認めたことであり、「日韓合意」に基づき売春婦らに頭を下げたのである。 何という言う屈辱だろうか、何と言うべき恥知らずだろうか。国会議員の使命とは「国民の生命・財産・安全」を守ることと並んで国民の名誉を守ることにある。桜田義孝議員は結果、発言撤回によって国会議員の使命を放棄して、自民党・安倍政権の売国外交に加担したのである。 保守派に言ったところで詮方もないが、シナ・朝鮮のとの「歴史戦」を戦うにあたって、まずは「首相の戦後70年談話」に対する徹底批判であろう。その上て戦後の日本を軍事支配する米国と、その間接支配を担う自民党の戦後外交政策の徹底検証である。それを無くしてシナ・朝鮮との「歴史戦」など戦えるはずもない。 それにしても保守派を称する自民党国会議員等の退廃である。役職につけられ大臣になった途端、男は精神を去勢され、女は妾のように時の権力に奉仕する始末、出るため息に限りがない。  ※参考  【米国によって敗北した安倍外交】(酒井信彦 2016年1月22日)   http://sakainobuhiko.com/2016/01/post-287.html 【定例街宣】 第二弾・フザケルナ安倍政権よ! 「日韓合意」の売国を糾す 「河野談話」と「村山談話」の継承を謳ったのが「首相の戦後70年談話」だ。平成27年度、自民党の売国的外交を初めとした自民党の大罪を追及します。  日時:平成28年2月4日(木) 12:00  場所:自民党本部前  主催:主権回復を目指す会 河野談話の白紙撤回を求める市民の会  連絡:西村(090−2756−8794) フザケルナ安倍政権よ!「日韓合意」の売国を糾す 平成28年1月14日 自民党本部前 (↓ 画像クリック拡大) 戦後、自民党の売国外交の集大成が「日韓合意」だ! 結構ではないか!「ウジ虫、ゴキブリ以下」。 売国奴に対して我々は容赦ないヘイトスピーチを行使する 【動画】 フザケルナ安倍政権よ!「日韓合意」の売国を糾す (自民党本部前 平成28年1月14日) https://www.youtube.com/watch?v=KzUATGHlCRw ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを! ◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』  (酒井信彦 … 続きを読む

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「頑張れ日本!全国行動委員会」、何を今さら安倍批判か? “被害者面”の無責任をあざ笑う!

「救国内閣」どころか樹立したのは売国内閣だった 売国・安倍政権の樹立に尽力した責任は何処に 【何を今さら安倍批判か】 「頑張れ日本!全国行動委員会」はこの度の「日韓合意」に相当不満な様子で、29日に抗議行動を官邸前で行った。「日韓合意」を批判するのはそれで良いし異論はない。しかし第二次、第三次と安倍政権の樹立に最も尽力を注ぎ、自他共に認める安倍応援団として選挙をもり立ててきたのは、他でもない彼ら自身である。安倍政権を「期待の星」とか「安倍さんは必ずやってくれる」と声高々に叫んだあの狂騒振りをよもや忘れたわけはない筈だ。 見事までに精神侵略された安倍信者、 とうとう安倍政権は日本を売り渡した (2012年11月24日、日比谷野外音楽堂) 「頑張れ日本!全国行動委員会」が「救国内閣」として応援してきたこの安倍政権は、一方では領土問題などはことごとくシナへ屈服し続け、公約に掲げた「河野談話」などの歴史認識の見直しを反故に、8月15日の首相の靖国神社参拝を中止をしてきた。これら数々の安倍政権の背信を、裏切り行為だと批判したことはなかった。ましてや自民党本部前に押しかけて怒りを表明する抗議など皆無で通してきた。 こうした経緯を振り返ると、今さら何を突如として彼らが自民党を批判するのか、異様なる違和感を覚えてならない。 【世界に波及する「日韓合意」】 「日韓合意」は端から予測された結果で何も驚くには当たらず、「首相の戦後70年談話」に「河野談話」と「村山談話」の継承をしっかりと謳(うた)っており、談話の精神を誠実に履行すればその延長線上に10億円の拠出などは至極当然のことである。今回の合意によって、「河野談話」は名実共に完全定着に至ったのである。朝鮮人売春婦の意向を最も配慮して、慰安婦強制連行という日本民族に対する冤罪をでっち上げたのである。その責任を次世代に至るまで永遠に擦り付けた。我が民族にする歴史的犯罪行為と断定して然るべきであり、安倍・自民党政権による途轍もない売国、民族の裏切り行為である。 「日韓合意」など我々には受け入れがたい屈辱だ。しかし、この合意は安倍首相からすれば「首相の戦後70談話」の具体化であって、「河野談話」の精神に添う“整合性”をつけた結果であり、何も不思議ではない。今後、この合意を受けてシナ、台湾、北朝鮮、さらにはアジア地域まで、日本は「河野談話」の具体的措置が求められて行くのは間違いないだろう。 【安倍内閣樹立に加担したのは誰か、その責任は?】 安倍救国内閣樹立! 国民総決起集会(同) この売国内閣成立に加担した己の“犯罪”的支援行為を総括すらしないで、しかもダンマリを決め込んだ安倍批判など片腹痛いというものであろう。国家権力のおこぼれに預かりたくて、安倍・自民党内閣にゴマをすってきたのかどうか知らないが、自己批判のプロセスを欠いたこの度の抗議行動は欺瞞に充ち満ちていて無責任且つ卑しい限りである。 我々主権回復を目指す会は第二次、第三次安倍政権による今日の結果を予測し、自民党本部前で「河野談話」白紙撤回を呼びかけると共に、特に世界史を臆面もなく捏造した「首相の戦後70年談話」には容赦ない批判を浴びせている。安倍・自民党政権は途轍もない売国、民族の裏切り者であるとして・・・。 しかし、そうした中においても「頑張れ日本!全国行動委員会」はこの売国、民族の裏切り者たる安倍政権を、「期待の星」とか「安倍さんなら必ずやってくれる」と声高に叫び、一貫して昨日まで支持・応援してきたのである。なぜ突如として安倍批判を?実に異様としか形容できない行動形態である。「救国の内閣」どころか、国をシナ朝鮮に売り渡す売国内閣であった。この安倍・売国内閣を応援してきた責任を明らかにする義務が生じている。 【“被害者面”を装う欺瞞】 重複するが韓国との合意は「首相の戦後70年談話」に基づく。この談話を批判すら出来ず、中には賛美・評価までしていて何を合意の批判か。それよりも先ず、売国・民族の裏切り者たる安倍政権の樹立を有権者に呼びかけ、政権樹立に加担した自らの行動を問い質すのが先決であろう。 その上での有権者への謝罪があるべきで、それを無くして何を今さら安倍批判など、片腹の痛い限りである。自らの過去を検証もせずの安倍批判は、一方的に騙されたかのような“被害者面”を装う欺瞞であり、醜悪極まりない。 精神侵略とは何もシナ・朝鮮の専売特許ではない。安倍政権はシナの手口同様、安倍党応援団を骨抜きにするためにこの精神侵略をしっかり駆使して、「河野談話」の白紙撤回を批判する抗議を封じ込め、今回の「日韓合意」に漕ぎ着けたのである。 我々は安倍政権を売国、民族の裏切り者、犯罪者と言い切っているが、これは何も「安倍憎し」という感情論で言っているのではない。数々の業績と「事実に基づいて」の結果であり、「事実に基づき道理を説く」手法は主権回復を目指す会の理念である。 下記は平成25年10月、今から丸二年前にさかのぼるが自民党本部前での「裏切られ 蹴られても あきらめません 安倍信者」と題した街宣である。「騙(だま)す男と諦(あきら)めが悪い女」と揶揄した趣旨で、男とは自民党で女とは安倍応援団である。 ※参考↓ 【安倍応援団に贈る昭和の歌謡曲 『心のこり 細川たかし』】 (10月23日 自民党本部前、第95回アンチ「水曜デモ」)  http://nipponism.net/wordpress/?p=24864 安倍政権を「期待の星」とか「安倍さんは必ずやってくれる」と声高々に叫んだ保守派・安倍応援団は、安倍政権が公約したシナ、韓国との領土問題着手、「河野談話」の見直し、靖国神社の公式参拝などことごとく反故にされた。無惨きわまりない且つ醜悪、これが期待した安倍政権から保守派・安倍応援団に示された回答である。 これほどの無惨、醜悪な回答に保守派・安倍応援団は?と思う矢先、何と!「今回の総理の判断は正しかった」(NPO法人百人の会理事長・辻 淳子)とのメールが多数送信(10月19日)されている。何度も繰り返してしまうが、その往生際の悪さ、無責任たるやもはや破廉恥としか言い様がない。 「蹴られても 踏まれても 付いてゆきます 下駄の雪」 これは自民・公明連立を皮肉る都々逸(どどいつ)だが、自民党にすり寄る公明党の無節操を、下駄の雪と唾棄(だき)している。保守派・安倍応援団も、この下駄の雪に負けず劣らずだ。 … 続きを読む

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売国の極み、シナへのODA100億円を糾弾する!

二階俊博とタッグを組む 安倍政権の自堕落・売国 安倍政権による保守派に対する精神侵略の完成 平成28年度の当初予算案が決定した。総額96兆7218億円でそれに対する税収が57兆6040億円、その差額は赤字国債34兆4320億円で穴埋めする。予算の3分の1が借金に頼る構図は依然として変わらない。 日本自民党总务会长赴八达岭植树: 愿以环保合作促两国友好(2015-11-01) http://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_1391434 一方で、安倍政権は法人税の改正を32.11%から29.97%へと、何と2%もの減税を決定している。数%ととはいえ巨額の収益を上げる大手の企業からすれば、その減税額は半端ではない。政党助成金と併せて企業献金の二重取り、それを演出する経団連への自民党の利権還元、返礼を示すあからさまな“減税”措置といえる。 しかし、よしんば減税で大企業に内部留保が増大したとしても、その富は国内に蓄積されるのであって国外へ無駄に流出するものではない。ところが、今年度補正予算案に計上されているシナへの「日中植樹支援事業」という100億円はどうだろうか。  ※参考  【二階氏推進の事業、「満額」の100億円に 中国に植樹、補正予算案】   http://www.asahi.com/articles/DA3S12120466.html 言うまでもなくシナは世界最大の人権蹂躙国家、侵略国家で日本をそのターゲットに掲げている。しかも、シナは日本を追い抜く世界第2位の経済大国を自負し、戦略核兵器を日本に照準を定めている。このシナへ100億円の経済援助とは!? 安倍首相並びに並み居る保守派議員とその応援団は、どう逆立ちしても整合性のつく説明など出来はしまい。 100億円という血税が、国内経済に還元流通するどころか、日本侵略に邁進するシナへの経済援助に直結するのである。ドロボーに追銭どころの話ではない。政権与党たる自民党・安倍政権によるシナ侵略現行犯への加担行為と断じて良いほどの犯罪である。 保守派と称する陣営が、これほどあからさまな売国・媚中の安倍政権に批判すら出来ない。出来ないどころか、「河野談話」「村山談話」の継承を謳(うた)った「首相の戦後70年談話」を賛美までしている。精神侵略は何もシナ・朝鮮の専売特許ではなく、安倍政権も保守派に対してほぼ完璧に、腑抜けになるまの精神侵略を施(ほど)したのである。 主権回復を目指す会は、シナによる日本人への精神侵略はすでに完成したとの認識を、発足時においてすでに明確にしてきた。さらに今時点においては、安倍政権による保守派への精神侵略もほぼ完成したとの認識にある。 自民党が犯した平成27年度の大罪を糾す 平成27年12月24日 自民党本部前 (↓ 画像クリック拡大) 反日・侵略の上に、経済大国”二位”のシナに対する100億円ODAの怪?! (平成27年12月24日 自民党本部前) 国民よ!このデタラメになぜ沈黙するのか 騙されるな!「一億総活躍社会」とは老若男女を家畜の如く死ぬまでこき使う“奴隷社会”だ(同) 【動画】  「自民党が犯した平成27年度の大罪を糾す」 (平成27年12月24日 自民党本部前) https://www.youtube.com/watch?v=VsuXHgJ81bg ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを! ◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』  (酒井信彦 日新報道)  著者・酒井信彦が朝日新聞に踊らされる日本人の精神構造を解く。

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「戦死」すらできない自衛隊員の悲哀

集団的自衛権を巡る二つの論考 「緊張感なき方向転換」(三浦瑠麗)と 「戦死あり得ぬは欺瞞」(大濱徹也) 共同通信が国会で議論を続けている「安保法制を問う」とした企画記事、『識者評論』を6回の予定で連載している。未だ連載途中であるが以下に掲げる二つの論考がひときわ目を引く。 (※画像クリックPDF拡大) 取り分け、6月7日 第3回目の三浦瑠麗氏(国際政治学者)の「緊張感なき方向転換」と題した論考は限られた紙面のなかで、戦後日本が謳ってきた「平和国家」の建前が国際環境の中で通用しない現実を、わが国がごまかしてきたと指摘。このごまかしからの決別こそが、「戦後レジームからの脱却」であると、さらに安全保障を論ずるに当たって、「リスクや、万が一の際の犠牲についても正面から語るものでなければならない」との問いを発している。  (※参考記事/三浦瑠麗「緊張感なき方向転換」▶) (※画像クリックPDF拡大) 三浦氏の記事に先立つ6月5日、連載第一回目を大濱徹也氏が「戦死あり得ぬは欺瞞」と題して、「安倍氏が『非戦闘地域』であるから戦死はあり得ないとみなすのは欺瞞そのものだ」と鋭く指摘、「まさに自衛隊の海外派遣は派兵にほかならず、戦死がつきまとう任務なのだ」と。さらに、「その任務に伴う死は訓練や災害救助などの公務遂行中の殉職ではなく、戦闘行為に伴う死、『敵』に殺された『戦死』に等しい」として、「戦死」と「殉職」を曖昧いにした安倍内閣のごまかしを追及している。大濱氏の論考で、第二次世界大戦の性格、評価では幾つか異なる点などあれども、耳すべき正鵠を射た点に保守派は素直に耳を傾け考えるべきだろう。いずれにしても、安保法制のもとで任務を担うのは党利党略に時間を費やす国会議員ではない。生死を任務に捧げる自衛隊員である。  (※参考記事/大濱徹也「戦死あり得ぬは欺瞞」▶) 戦死は、職場又は生産現場で職務遂行中に死亡するのと違う。戦死とは戦場で敵と戦って死ぬことである。戦死とは国軍である自衛隊員だけに与えられた最高の名誉である。 自衛隊員は国民の生命、財産、安全且つ国家の名誉を守るため、自身の全存在を任務に捧げるを本分とする。全存在、つまり究極的に死をもって国家から与えられた使命を全うすること、故に彼らの死に対して国家と国民は最大限の哀悼と敬意を払う義務を担うのである。 心ある日本国民は自衛隊員らを、戦死という最高の名誉を確約せぬまま紛争地帯という「戦場」へ赴かせるなど出来ない。今国会の集団的自衛権を巡る不毛な議論の果てには、「戦死」すら出来ない彼らの悲哀しか浮かんでこないのである。 ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを! ◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』  (酒井信彦 日新報道)  著者・酒井信彦が朝日新聞に踊らされる日本人の精神構造を解く。

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「集団的自衛権」、与野党の不毛な議論

「戦死者を出さない」で共通する 与野党の不毛な議論 「自衛隊員とは死ぬこと とみつけたり」で何が悪いか 【生は一時(いっとき)、名は末代】 私達日本人は生きると死ぬを別個の概念ではなく、「死生観」として両者を一体化した概念で捉える。生と死という相反する概念を、対立面の統一、つまり一体の概念で把握する。毛沢東が『矛盾論』で説くように生と死を一体不可分であるとし、死があるから今の生がある。生きるとは死ぬことであると。 この『矛盾論』の観点から『葉隠』(鍋島藩藩士・山本常朝)を少しばかり考えて見たい。 「武士道とは死ぬこととみつけたり」、『葉隠』の記述の中で特に有名な一節で、新渡戸稲造の『武士道』とともに日本民族の死生観を広く世界に発信した。三島由紀夫の『葉隠入門』など色々な人が解釈もされ、また人口に膾炙(かいしゃ)もされて来ている。 とりわけ、「死ぬこととみつけたり」については種種の解釈、論評が交わされているが、最大公約数的に受け入れられるとしたら、「武士は如何に死すべきかと同様の重きにおいて、如何に生きるべきか」に集約されて良いのではないかと。「生は一時、名は末代」とか「死んで名を残す」などの名言は、国民文学として親しまれた来た『新平家物語』(吉川英治)から我々の知るところであり、死生観における日本人の美学として定着している。 【シェイクスピアと『平家物語』の死生観】 下記は シェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』からの一節、暗殺の情報を入手した側近らが、シーザーに元老院への登院を諫(いさ)める場面。 諫める側近へシーザーは↓ 臆病者は現実の死を迎えるまでに何度でも死ぬものだ。勇者にとって、死の経験は一度しかない。世の不思議はいろいろ聞いてきたおれだが、何が解らぬといって、人が死を恐れる気もちくらい解らぬものはない。死は、いわば必然の終結、来るときにはかならず来る。それを知らぬわけででもあるまいに <『ジュリアス・シーザー』(シェイクスピア・福田恆存 訳)> シェイクスピアが『ジュリアス・シーザー』を上演したのが約400年前(西暦1600年)、『平家物語』(1240年)は750年前の口承文学だが死生観は見事に重なっている。 【自衛隊員の本分とは死ぬこととみつけたり】 『葉隠』と『武士道』を念頭に、今国会での「集団的自衛権」における国軍という軍隊(自衛隊員)のあり方を考えたい。 自衛隊員とは何か。国民の生命、財産、安全且つ国家の名誉を守るため、自身の全存在を任務に捧げるを本分とする。したがって、思想信条の如何に関わらず、彼らは国家の命に従い、その本分とする任務を全うするのである。ここでいう「本分とする任務」とは災害を含む戦争を指す。 ここにこそ、国軍である自衛隊の全存在的価値がある。全存在、つまり究極的に死をもって国家から与えられた使命を全うすることにこそ、自衛隊員の最高の名誉がある。したがって、戦争の是非を別として、我々国民は彼らの安全を祈願し、自衛官の家族や親族と共に、日の丸を振って彼らをイラクなど海外へ送り出したのである。また、祈願を裏切る最悪の結果に際し、彼らの死に対して国家と国民は最大限の哀悼と敬意を払う義務を担うのである。武士道ならぬ、「自衛隊とは死ぬこととみつけたり」で何が悪いかと、「集団的自衛権」を巡る与野党の不毛な議論を聞いていて思うのである。(※参考記事「国軍とは何か」) 【安全を本分とする軍隊はない】 自衛隊が派遣されるのは、死という「悲劇」が起きうる危険地帯だからこそ派遣されるのであって、自衛隊でなければ紛争地帯での任務は全うできない。 自衛隊は創設以来、日常訓練において事故等で二千人に及ぶ殉職者を出している。しかし、「本分とする任務」においては朝鮮戦争での機雷処理で一名の「戦死」を除き、本来の戦闘行為での自衛隊員の「戦死者」は皆無である。これほど安全な国軍もない。 国軍は訓練においてさえ常に危険なのである。「集団的自衛権」とは究極、国民の生命、財産、安全且つ国家の名誉を守るため、自衛隊員が死をもって己の任務を遂行する行為であり、任務を遂行する場所、地域は紛争地域という血肉飛び交う戦場である。観艦式の相模湾とか富士火力演習場ではない。生命の安全が保証されるところへ、国軍たる自衛隊を派遣する価値はない。戦争できる体制、意志がなければそれは軍隊の名に値しない。自衛隊が安全を「本分」とするならそれは恥ずべき軍隊である。 【武器購入商社、巨大な軍事オタク学校】 自衛隊を国軍として為すべき仕事もない状態に恒常化したなら、禄を食むだけの無能集団に堕してしまう。自衛隊を世界最大の米国製武器購入商社にしてはならないし、巨大な軍事オタク学校にしてはならない。 「戦死者」を絶対悪とする限り、自衛隊は永遠に軍隊として任務を遂行できないし、自立さえ出来ない。「戦死者」を出して始めて、自衛隊は軍隊として自立出来るのである。与野党の国会論戦は、こうした観点が完全に欠落していて、生産性の欠片もない不毛な議論としか耳に聞こえてこない。「戦死者」を出すからこそ軍隊であり、戦死者を“出さない“自衛隊は国軍としての軍隊ではない。 【自衛隊に戦争をさせない与野党】 もっとも、「日米安保」と「日米地位協定」からして自衛隊が米軍の指揮下から自立できる訳がないし、だからこそ、米政府からして自衛隊に、「戦死者」出す程の任務を課すわけがない。自衛隊員の戦死者を米国が絶対に許さないのである。それは自衛隊が軍隊として、米軍隷属下から自立する“危険”を内包するからである。戦争とは政治の延長、戦争をするのは畢竟(ひっきょう)、自衛隊がするものではなく政治家が行う外交である。その戦争を遂行する意志のある政治家が、与野党を通じて皆無なのがいまの日本の政治状況である。 緊急街宣「憤怒!安倍政権・ 二階俊博の売国を糾す」 平成27年5月28日、自民党本部前 二階訪中=3千人による白痴外交の愚かさ 土下座・媚中・売国・物乞い 二階訪中糾弾! 「日本人に悪い奴いない」(大連での講演)が、しかし国家と民族 を売り渡す売国奴はいる。その売国奴とは自民党・安倍政権の二階俊博である。 【動画】 緊急街宣「憤怒!安倍政権・二階俊博の売国を糾す」 https://www.youtube.com/watch?v=63mK6UKXM-s ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを! … 続きを読む

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