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アンチ「水曜デモ」で地裁に訴えを提起

東京地裁に訴えを提起! アンチ「水曜デモ」における「表現の自由」を守れ 自民党の無節操と歴史認識で 米中韓が共同戦線 告知 6月26日、アンチ「水曜デモ」における「表現の自由侵害」で東京地裁に訴えを提起しました。原告は西村修平と他一名、被告は東京都(猪瀬 直樹 都知事)、担当部は民事第16部,事件番号は平成25年(ワ)第16777号です。東京都に訴状と証拠の副本が送達され,第1回期日が決まります。 ご承知のように、このアンチ「水曜デモ」を巡っては警察による「5人ルール」の強制、さらにプラカード類の持ち込みを禁止する不当行為が平然と行われています。今後はこの警察の不当行為を、「アンチ『水曜デモ』裁判を支援する会」として法廷闘争のなかで訴えていきます。 改築工事が終了したことで韓国大使館が四谷から麻布へ移転、同日26日、アンチ「水曜デモ」もこれに伴い四谷から麻布へ抗議行動を移動。豪雨の中、ソウル日本大使館前の少女像の撤去を要求、慰安婦強制連行の捏造を糾弾した。 【自民党の無節操】 前日、自民党は参院選の選挙公約をあきらかにしたが、前回の衆院選から大々的に後退し、領土問題で尖閣諸島と竹島には一言も触れず、さらに「河野談話」などの歴史問題にも全く触れてもいない。衆院選の公約破りにつづき、参院選は領土問題並びに歴史問題を、選挙公約から全面的に削除したといっていいほどの無節操である。 【歴史認識で米中韓が共同戦線】 こうした最中、韓国の朴槿恵大統領は米国に次ぎシナを訪問、習近平国家主席と会談して「最近の歴史などによる問題で域内国家間の対立と不信が深まっている」と日本を批判、歴史問題でシナとの共闘に一歩踏み込んだ。 ※参考  【中韓首脳、日本を批判 会談で「歴史問題、対立と不信」】   http://www.shukenkaifuku.com/url/130628asahi 慰安婦強制連行に象徴される歴史捏造を、米中韓が一体となって推し進める共同戦線に他ならず、対日歴史問題の包囲網が構築されるのである。 朴槿恵大統領は訪米時に、オバマ大統領へ対日歴史問題で共闘を呼び掛けている。米国は韓国同様、慰安婦強制連行の歴史捏造を一貫して手放さない国家である。この米国が、どうして日本の同盟国になり得ようか、幼児でさえ分かる道理ではないか。 ※参考  【朴大統領「日本は正しい歴史認識を」 米韓首脳会談で】   http://www.asahi.com/international/update/0508/TKY201305080083.html (↓ 画像クリック拡大) 業務を開始した大使館前で「捏造の少女像を撤去しろ!」 新任の李丙ギ(イ・ビョンギ)駐日韓国大使宛の抗議文を朗読 プラカードの持ち込みを妨害する警察、麻布警察署は表現の自由を妨害するな! 韓国大使館から数百㍍離れた地点へ強制排除され、豪雨の中で第78回目アンチ「水曜デモ」を敢行 【動画】 毎週決行!韓国大使館へアンチ「水曜デモ」H25.6.26 第78回 youtube http://www.youtube.com/watch?v=ucz0excmKck ニコニコ動画 http://www.nicovideo.jp/watch/sm21219511 http://www.nicovideo.jp/watch/sm21219634 http://www.nicovideo.jp/watch/sm21219709 【ニッポンの紛争地帯をゆく:知ってる? 韓国大使館への抗議で、やってはいけないこと】  http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1111/22/news004.html [窪田順生,Business … 続きを読む

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削除! 自民党が竹島の日「政府主催」を

公約反故には容赦のない糾弾を! 底なしの堕落だ! 竹島の日「政府主催」の削除 自民党は7月の参院選で掲げる「選挙公約」の原案を明らかにした。 その中で、2月22日の「竹島の日」の式典開催について、昨年12月の衆院選の際に明記した「政府主催」の文言を削除した。一方で、天皇陛下の政治利用と批判された政府が主催する「主権回復の日」(4月28日)の式典は「今後も節目の年に開催する」としている。 参考→ 【竹島の日「政府主催」削除】産経新聞 2013.6.6  http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130606/stt13060607020000-n1.htm しなければならない「竹島の日」の式典開催は取り止め、やるべきではない「主権回復の日」は批判浴びても強行する。自民党の裏切り、背反行為は今に始まったことではないが、これほど度し難い無節操に発する言葉を失ってしまう。 主権回復を目指す会はこれまで自民党の売国行為に対して、党本部前で定例街宣として批判と糾弾を継続している。安倍応援団や保守派にとって、我々の街宣は相当受け入れ難いようだ。ならば、これに対して何らかの反応があって然るべきの筈だが、全く皆無なのはどうしたことか。 一年以上に亘って、党本部前での歯に衣を着せない批判と糾弾、党所属の地方議員を始め国会議員、党員党友らが我々の声を耳にし、前を通り過ぎて行く。彼らに聞こえない筈はなく、見えない筈もない。いずれも全くの無視なのである。 徹底した無視、これを矛盾論の観点から見れば極めてシンプルな思考に行き着く。徹底した無視とは、強烈な意識の裏返しでもある。反応したくないから無視するのである。反応したら都合が悪いのだろう。 なぜ都合が悪いのか。我々は好き嫌いの主観でもって自民党を批判などしない。我々の活動理念は、「事実を挙げて道理を説く」ことにある。自民党の批判、糾弾は党が犯してきた大罪の数々を事実として羅列してきている。この事実がよほど具合が悪いのは確かだ。言い繕いが出来ないからだろう。 党本部前で自民党を批判、糾弾する我々の趣旨は、高尚な政治理論を説くことなどではない。「言ったことは実行する」「約束は守れ」「嘘を吐くな」である。これらは何のことはない、幼少時から家庭で、地域社会で、小学校で口やかましく言われてきたことに過ぎない。人としての最低限の守るべき心を説いている。「嘘つきはドロボーの始まり」だと。 「河野談話」など自民党本部前に羅列した売国的犯罪の数々 (自民党本部前 平成24年1月16日) 「嘘つきはドロボーの始まり」、幼少時から口やかましく諭されてきた教えである (同 平成25年5月15日) 「言ったことは実行しない」「約束は破る」「嘘を吐く」という公約違反。だから、自民党を徹底糾弾し、容赦のない批判を浴びせるのだ。この極めて明快な理屈を一番理解してくれるのは幼稚園児や小学生たちであろう。自民党の過去に照らして、事実を挙げて党所属の地方議員を始め国会議員、党員党友らに、「嘘つきはドロボーの始まり」だと説いている。 利権分配集団の本家として、自民党が行き着く堕落の果ては分からないし、いまさら詮索しても始まらない。しかし、安倍応援団と保守派はこれら底なしの堕落を参院選まで放置し、参院選後はどの様に弁明するのか。「参院選まで待て」と呪文を唱える彼らの今後こそ、最も関心をそそられる点である。 (↓ 画像クリック拡大) 太極旗に向かって歴史捏造を糾弾(韓国大使館前 5月29日) テレビ朝鮮が第74回アンチ「水曜デモ」を取材(四谷四丁目交差点 同日) 空梅雨の厳しい日差しを受けて第75回アンチ「水曜デモ」(同 6月5日) 【動画】 毎週決行!韓国大使館へアンチ「水曜デモ」H25.6.5 第75回 youtube http://www.youtube.com/watch?v=fcpuJWkmDH4 ニコニコ動画 http://www.nicovideo.jp/watch/sm21049259 【ニッポンの紛争地帯をゆく:知ってる? 韓国大使館への抗議で、やってはいけないこと】  http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1111/22/news004.html … 続きを読む

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朴新大統領の「千年」被害者史観を糾す

現実の国際政治と空想を混同するな やはり「バカ」だった安倍政権と外務省 日韓関係において毎度のように濫用される 「未来志向」 とやらは、まさに 「砂上の楼閣」、見果てぬ夢を追いかけるドン・キホーテそのものだ。 空想に浸る小説の世界ならばいざ知らず、国家の大権を司る安倍政権と外務省はそんなファンタジーに浸るものではない。現実の国際政治と空想をごっちゃまぜにするなと警告する。 我々主権回復を目指す会は事実を挙げて道理を説く、下記は安倍政権と外務省をドン・キホーテとして指摘する事実である。↓  日韓首脳:未来志向で協力…電話協議で一致 (毎日新聞 2013年03月06日)  http://mainichi.jp/select/news/20130307k0000m010067000c.html  両首脳の電話協議は初めて。安倍晋三首相は6日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と電話で約15分間協議し、両国で新政権が成立したのを機に「未来志向」で緊密に協力していくことで一致した。  首相は日韓両国が領有権を主張する島根県・竹島(韓国名・独島)の問題には直接言及せず、「困難な問題もあるが、大局的な観点から未来志向の日韓関係を発展させるべく、 緊密に協力をしていきたい」と表明、朴氏も同意した。  ただ、朴氏は「未来志向の関係を構築していくためにも歴史認識が重要だ」と指摘した。 何のことはない、安倍首相の「大局的な観点」とは竹島の軍事占領の事実と慰安婦強制連行の捏造、この問題の先送りを表明したことである。尖閣諸島問題などで、シナに配慮という屈服を繰り返してきた歴代自民党政権の愚行だが、党に染みついた事なかれ主義の具体的現れである。リーダーシップとは結果において責任を取ると言うことである。今一時の問題回避で首相としての責任を放棄したのであるが、これは利権分配集団による日本の国政を貫く宿痾といっていい。リーダーの資格とは結果責任を果たすことであり、結果責任を果たせないリーダーに首相の資格はない。  歴史問題、日韓の溝深く=「関係改善甘くない」-日本政府 (時事ドットコム 2013/03/01)  http://www.jiji.com/jc/zc?k=201303/2013030100981  朴大統領は演説で「加害者と被害者という歴史的立場は千年の歴史が流れても変わらない」と語った。  これに対し、日本政府関係者は「特段厳しい発言になったとは思わない」と指摘。外務省幹部は、昨年の式典で李明博前大統領が触れた慰安婦問題への言及がなかったことから、「日韓関係にも配慮したのではないか」とみている。  日韓の溝を埋めるのは容易ではないが、日本政府としては未来志向の関係構築に向け、 引き続き対話を呼び掛ける方針だ。 安倍首相の韓国への配慮に対して、朴大統領は被害者としての「千年」の責任追及を内外に向かって訴えた。「千年」とは数値ではない。永遠にわたって日本人を歴史捏造で屈服させる不動の意志表明である。日本が韓国へ示した配慮の結果が、新女性大統領による「千年」の日本に対する怨念だった。恨(ハン)の精神文化を抜きにして朝鮮人は語れない。こんなことは自明の理ではないか。 それを手前勝手な解釈で、「日韓関係にも配慮した」などと得意げになっている。これを愚か、バカと言わずして何と言えばいいのか。やはり、「バカ」だったとしか言えないのである。 朴槿惠大統領に警告する! 「千年」の被害者意識から足を洗え。あなたは被害者面する前にベトナム戦争での韓国軍による大量虐殺を謝罪せよ。さらに、女性大統領として韓国軍によって陵辱されたベトナム人女性に向かって土下座しろ! (↓ 画像クリック拡大) 朴新大統領は女性として韓国軍の性犯罪をベトナム人女性に謝罪しろ! 韓国は妄想の被害者面をするな 窃盗犯を擁護する韓国は犯罪国家と言って良い 韓国人の大使館前の政治活動は容認するが、日本人には認めない警察は一体どこの国の警察だ。証拠写真(2月22日)を示して警察の不当警備を追及 大型の抗議文(ハングル)を広げて ソウル日本大使館前の少女像の撤去をアピール 大使と韓国人は直視せよ!太極旗と韓国軍から目を背けるベトナム人女性を 【動画】 韓国の新大統領・朴槿惠に厳命!「千年被害者」史観を撤回せよ youtube … 続きを読む

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「バカ」を証明した安倍・自民党政権の対韓外交

「バカじゃないかよ、石破!」 バカを立証した安倍・自民党政権よ、 「配慮」した挙げ句の結果に責任を持て! 竹島は日本固有の領土だ!2月22日は竹島の日(神保町交差点) 「バカじゃないかよ、石破!」(定例街宣:自民党本部前 2月20日)━━ これに対して、自民党本部に出入りする議員や党関係者からは反応の欠片もなかった。 主権回復を目指す会の見解又は街宣での主張において、「事実に基づいて道理を説く」ことをその理念としている。「バカじゃないかよ、石破!」と我々は自民党本部へ向かって叫んだが、これは事実に基づくものであって、誹謗でも中傷でもない。石破はバカを演じたから、「バカ」と言ったのである。それはそっくり、安倍、自民党政権の対韓配慮・軟弱外交そのものでもある。 下記が、その「バカじゃないかよ、石破!」の事実である。↓ 「竹島の日」式典を見送り 安倍自民、日韓関係改善に現実路線 2012.12.21  http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121221/stt12122121130013-n1.htm 安倍晋三総裁は21日、都内で記者団に対し、「(朴氏は)韓国にとって初の女性大統領で、われわれも大変期待している。日韓関係を発展、改善させていきたい」と強調。竹島の日の式典については「総合的な状況を踏まえて考えていきたい」と述べた。 自民党の石破茂幹事長も同日のTBS番組で、「式典をやることで日韓関係がものすごく悪くなって喜ぶのはどこか。北朝鮮はどうみているか。米国から見たら『日韓がガタガタするのはやめてくれ』ということはある」と指摘した。 石破は竹島の領有問題をわが国の国益から提起せず、逆に韓国の女性大統領に配慮して、政府主催の「竹島の日」式典を見送ったのである。何のことはない、自民党の屈服外交という先祖返りを演じただけである。 そのうえ、島根県主催の式典に安倍総理どころか政府高官すら出席しないで、配慮の配慮を韓国へ尽くした。そんな配慮で一体、石破は何を韓国へ「期待」するのか皆目見当すらつかない。その配慮した期待の見返りがどの様なものであったか。結果は配慮に応えるどころか、猛反発と反感だ。 配慮した挙げ句が、配慮した韓国から「ガタガタ」言われまくっている。この事実を以て主権回復を目指す会は、石破を「バカ」と断じざるを得ないのである。↓ 【参考】  竹島の日式典中止を要求 韓国与党代表  http://sankei.jp.msn.com/world/news/130220/kor13022012560002-n1.htm  「竹島の日」初の政務官派遣、韓国政府が強く抗議  http://www.shukenkaifuku.com/url/130222jnn 安倍、自民党応援団はこの結果という事実を謙虚に直視すべきではないか。「参院選まで我慢、我慢」だとして、安倍政権の公約反故に眼をつむり、自民党と共に韓国へ何を「期待」するのか。 こうしたなかで、一際目立つのが産経新聞だ。散々、安倍政権「待望論」を煽り立て、安倍、自民党応援団と安倍信者の片棒を担いできた張本人である。 その産経がまるで他人事のような書き方をして、今回の結果に頬被りしている。まるで、保守派への「御用聞き営業」、何と無責任で醜悪ではないか。↓ 【参考】 【竹島の日】 安倍政権「最大限の配慮」も韓国に通じず  http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130222/plc13022223590033-n1.htm 韓国や中国に毅然(きぜん)とした態度で臨む「安倍カラー」をにじませつつ、韓国との関係悪化にいかに歯止めをかけるか-。 主権回復を目指す会は再三再四に亘って述べるが、安倍政権の歴史的使命とは保守派を思想的に籠絡、堕落させたことである。自民党への批判並びに党内部からの相互批判が抹殺され、自浄作用を失ったことである。 堕落、籠絡のキャッチコピーが第一次安倍政権では「曖昧戦術」であり、第二次おいては「安倍カラー」。そのオピニオン・リーダーを司っているのが産経新聞と言っていい。 (↓ 画像クリック拡大) 配慮外交でバカを演ずる自民党を糾弾(竹島の日2月22日、神保町交差点) 公約反故の自民党を糾弾するのは国民の義務でもある(2月20日 自民党本部前) 第60回アンチ「水曜デモ」(2月20日 韓国大使館前) 【動画】 竹島は日本固有の領土だ!2月22日は竹島の日(神保町交差点) youtube http://www.youtube.com/watch?v=D_snPQsmC4w ニコニコ動画 … 続きを読む

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保守派の妄言を糾す

確信犯に寄せる保守派の妄言を糾す 12回も「河野談話」の踏襲を明言した安倍晋三 曖昧戦術ではなく断言せよ!(自民党本部前 平成24年12月19日) 朝日が今日の朝刊トップで報じた記事が安倍首相の変身だった。選挙公約で、「政府主催の式典実施」を明言した竹島の日に安倍総裁は見送りの決定を示した。未だ、首相指名に至る前にしてこの変身、先が思いやられる。思えば先に、安倍晋三が首相就任早々と、靖国神社への公式参拝をしないと表明した“前科”を彷彿させる。この再任安倍首相に期待して止まない保守派は「竹島の日、政府式典見送り」をどう釈明するのか。 ↓ 【参考】 竹島の日、政府式典見送り 安倍氏方針 http://www.asahi.com/politics/update/1221/TKY201212201011.html この問題はまた後日に取り上げるとして、保守界隈に蔓延しつつある、安倍晋三が「河野談話」を閣議で否定したとする妄言について触れて見たい。 過日、選挙戦の最中にだが「つくる会」の空花正人氏から通信が送られてきた。その中で彼は、「河野談話は安倍政権下2007年の閣議で否定されています」と明言し、さらに、「安倍さんは前回と比べ真剣さが違います」と安倍批判に対する返信があった。 政治とは極めてプラグマティズムを貫く冷徹な作業である。本人の意志や人間性が如何なるものかに関わらずその結果に全てが求められる。政治家であるならば、それは選挙公約であり、その選挙公約をどれほど実現させたかで政治家としての力量並びに資質が判断される。つまり、約束を守ったか否かである。 自然科学の世界では、己の予見は実験で証明してこそ、初めて科学者としての力量並びに資質が評価される。政治の世界でも然りだ。政治家が口にした公約(予見)は、実現(証明)して、初めて政治家としての力量並びに資質が評価される。 反民主を唱え、安倍晋三を応援するのも結構だが、言ったことを実現させてこそ政治家だ。愛国とか保守運動を有名人にあこがれる「ファンクラブ」にさせては見苦しいし、政治運動の支援を芸人の追っかけレベルに落としてはならない。政治家を推し量る判断基準は有言実行であり、それ以外は無いと言っていい。 「前回と比べ真剣さが違います」など、空花氏は何を根拠に「真剣」さを推し量れというのか、皆目見当もつかない。「黒ネコ白ネコ論」ではないが、不真面目で結構、有言実行が全てだ。「河野談話」の白紙撤回と首相の靖国神社公式参拝を実行するのが、愛国運動にとっていい政治家なのである。 ところで、「河野談話は安倍政権下2007年の閣議で否定」なる根拠を空花氏に問い尋ねたが、一向に返信がないので当方で資料を当たって検証してみた。 若干の検証で明らかになるのは、「河野談話」の踏襲では安倍晋三は“確信犯”だった。下記に羅列した事実を直視し、一部の保守派は期待という妄想からいい加減目を覚ますべきだろう。 自民党が閣議で「河野談話」を白紙撤回並びに否定した事実があるならば、主権回復を目指す会と河野談話の白紙撤回を求める市民の会は、現在まで継続中の撤回署名運動を中止しなければならない。また、付け加えるなら、これまで内閣府へ署名簿を提出してきた際も、担当者から自民党が閣議で「河野談話」を否定したとは聞かされていない。 信ずるのも結構だが、信ずるのが保守愛国運動ではないだろう。 ▼ ▼ ▼ ◆安倍晋三は9/20に総裁に選出され、選出から僅か3週間後の10/10に「河野談話の継承」を「閣議決定」している。↓ 第165回臨時国会にて(*第165回臨時国会:平成18年9月26日~12月19日。9月20日の自民党総裁選挙において選ばれた安倍晋三総裁による内閣が最初に臨んだ国会。) 辻元清美からの質問主意書に対する答弁書 平成十八年九月二十九日提出 質問第二六号 「安倍首相の歴史認識に関する質問主意書」 http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a165026.htm ◆同じく辻元からの質問に対する答弁。2007/4/20付で、2つの答弁書で「河野談話の継承」を認めている。↓ 第166回通常国会にて(*第166回国会:平成19年1月25日~7月5日) 平成十九年四月十日提出 質問第一六八号 「安倍首相の「慰安婦」問題への認識に関する再質問主意書」   提出者  辻元清美 http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a166168.htm ◆西村真悟議員の質問に対する安倍晋三の答弁、「河野談話」の継承を決意 ↓ 第166回通常国会にて(*第166回国会:平成19年1月25日~7月5日) 平成十九年四月十三日提出 質問第一七九号 「歪曲された歴史的事実の是正に関する質問主意書」 提出者  西村真悟 http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a166179.htm ↓ 答弁書 平成十九年四月二十四日受領 答弁第一七九号 内閣衆質一六六第一七九号 平成十九年四月二十四日 内閣総理大臣 安倍晋三 … 続きを読む

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