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小坂英二議員の不敬を糾す

皇統の継承を「種馬」に言い換える 保守派議員(荒川区)の不敬 主権回復を目指す会は「先人への冒涜、子孫への犯罪」を犯したのか? 陛下がご意向を示された「女性宮家」創設にかんして、保守派が街頭に繰り出して「日本の危機」を喧伝している。しきりに唱える「男系絶対主義」の是非はともかくとして、皇統のあり方を論ずるに当たって看過できない論調が目につく。   自ら保守派を名乗る荒川区選出の小坂英二議員だが、男系絶対主義を擁護・支持する本人のブログで(11月28日)下記の言葉を発信している。  http://kosakaeiji.seesaa.net/article/237622513.html  ↓引用 そもそもチスヂにおいて、男子は「種」、女子は「畑」の役割を担っている。男系による継承とは即ち、「種」の系統を連続させていくことに他ならない 皇統を「チスジ」と呼ぶ感性も人それぞれだが、苟(いやしく)も保守派を名乗る議員をして何を思い上がって勘違いしたか。これ以上恐れ入った表現もない。「チスジ」、これは血筋のことを指すのだろうが、小坂議員が何を以て皇統の継承を語るに「チスジ」と書くのかその意図は分からない。 しかし、ことはそれだけでない。何と! 男子は「種」、女子は「畑」とまで言い切っている。言葉が貧困とは言え、これほど下品で卑猥な言い様もない。 一般的に「種」とは繁殖用の雄の牛馬、「畑」とは雌の牛馬を指す。皇統の継承を「種馬」に置き換えたと言っていい。日常会話においてすら「種」とか「畑」など口にすることも憚られる。 小坂英二議員よ、これを不敬と言わずして何と言えばいいのか。 過激性教育を売りにする極左集団(都立七生養護学校)が大喜びする表現、いや、その極左でも真っ青になる過激・差別表現ではないか。 小坂英二議員は当会の指摘に対して、   「血筋について例えをする時にこうした言葉が不敬だとは思っておりません」(12月14日)とメールで返答したきた。応答の詳細メールは【参考】を 酒席での戯言にしたとしても、皇統の問題を繁殖用牛馬に連想させてブログで世間に発するなど言語道断だ。皇室に対して侮辱極まる言葉にも関わらず、「こうした言葉が不敬ではない」(小坂議員)と平然と居直っている。小坂英二議員がどの様な家庭で、どの様な環境で育ってきたか分からないが、「こうした言葉が不敬」とも感じない、又は出来ない人格の持ち主が議員となって愛国保守を平気で語っている。時代が時代とはいえ、知の劣化にはただただ唖然とするしかない。 元々この「種馬」なる卑猥な言葉を使い始めたのは評論家の渡部昇一であり、下記は5年前にさかのぼる発言記録である。 【平成18年9月30日 「悠仁親王殿下のご誕生をお祝いする集い」(日比谷公会堂)】 当日、特別提言として登壇した上智大学名誉教授の渡部昇一は「子供が生まれるのは種と畑なんです。種はどこにまいてもその実がなりますけど、畑は何が生えるかわからないんですね。だから日本は“種”を尊重して来た」 その時、これを不敬とするヤジ・罵声が渡部昇一に浴びせられたとは聞いていない。よくぞ、みんなが黙って聞き入っていたものである。 いずれにしても、この皇室を見下げ、侮辱した不届きが糾弾されないまま今日にいたっている。小坂議員の「種」「畑」にちなんだ表現もこれに倣っているのだろう。 さらに12月1日、同議員は  http://kosakaeiji.seesaa.net/article/238925734.html    日本は奇跡の国。神話、信仰、国民(血筋)、言語の4つの要素が二千年以上にわたって引き継がれてきた世界で唯一の国。  そうした縦糸の中で大和魂が培われ、素晴らしい日本文明が引き継がれ、成熟してきた。そうしたものは世界の中で役立てていくべきもの。 その日本文明において血筋の中心をなすのが皇室であり、皇室の根本を破壊する女系天皇、その前置きとしての女性宮家の創設は日本の国柄の破壊となり、断固反対をしていかねばならない! 浅薄な雰囲気に流されて女系天皇を認めることは先人への冒涜、子孫への犯罪に他ならない。 これらの論点は、当会が既に謬見として『男系天皇絶対論の危険性―女系容認こそ日本文明だ―』(酒井信彦) の中で論じきっている。 【参考】『男系天皇絶対論の危険性―女系容認こそ日本文明だ―』(酒井信彦)      http://www.shukenkaifuku.com/past/ronbun/0610_01.html 言論の自由が保障されている我が国で、見解の相違はそれぞれ自由に表現できる。それはあくまで「事実を挙げて道理を説く」という作法に則(のっと)るのが前提である。 小坂英二議員の見解に依ると、当会並びに酒井信彦先生は「先人への冒涜、子孫への犯罪」を犯した当事者にあげられる。 当会としては放置できない問題でもあります。小坂英二議員が自らのブログを通して公表している事柄に、当方もこのブログを通じて真意をお尋ねする。女系天皇を容認したならば、どうして?我々は「先人への冒涜、子孫への犯罪」を犯した当事者となるのか。事実を挙げて、当会の「冒涜、犯罪」を指摘して頂きたい。 「血筋について例えをする時にこうした言葉が不敬だとは思っておりません」 (小坂英二) 語彙がいくら乏しいとはいえ、苟も議員の身分を有する者が皇室に「種馬」などの表現を用いるとは言語道断、卑猥にもほどがある。日頃から愛国保守を自称し、且つ議員の立場からして、「不敬だとは思っておりません」など言い訳にもならない。小坂議員は有権者へ然るべき釈明をする義務が生じている。 渡部昇一の不敬発言とならび、これら目に余る皇室を蔑ろにする「保守派」の思い上がりを、心ある国民は放置せずに徹底糾弾しなければならない。 【参考】応答のやりとり … 続きを読む

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臣民は分を弁(わきま)えよ!

皇室を蔑ろにする下々の思い上がり 保守派が無視する 『男系天皇絶対論の危険性 ―女系容認こそ日本文明だ―』  (酒井信彦) 藤村修官房長官は11月25日の記者会見で、女性皇族が結婚しても皇族の身分にとどまれるようにする「女性宮家」の創設を今後の検討課題とする考えを明らかにした(朝日新聞11月25日)。 こうしたなかで、保守派が一斉に「男系絶対主義」の維持を叫び、女系天皇で日本が没落するなどと街宣まで繰り広げている。 主権回復を目指す会は今からほぼ5年前に、『男系絶対論の危険性ー女系容認こそ日本文明だ』(講師:酒井信彦)と題した講演会を開催し、皇統の継承に関する見解と共に「男系絶対主義」を振りかざす保守派の謬見を指摘した。 下記の論考だが、皇統の継承を論ずるうえで一読を願いたい。 ↓ 【参考】『男系天皇絶対論の危険性―女系容認こそ日本文明だ―』 (酒井信彦:元東京大学教授・主権回復を目指す会顧問)     http://www.shukenkaifuku.com/past/ronbun/0610_01.html (平成18年4月27日)   この中で酒井先生は皇室典範について、女性天皇でも女系天皇でも一向に構わないと断じている。そのうえで、「男系継承の緻密性において、皇室ですらシナ・朝鮮の一般庶民にも劣る。男系絶対主義を振り回せば振り回すほど、日本の皇室よりも厳密な男系継承をつづけているシナ人・朝鮮人に頭が上がらなくなる」と警鐘を鳴らした。 「女系容認は日本文明だ」とまで断じたこの見解に、不思議なことであるが、未だ保守派からはまともな反論が見受けられないでいる。 一方、「女性宮家創設」に対して、保守派と称する側から「民主党の陰謀」などと論じられているが真相は下記の通りだ。 ※【『週刊新潮』№48】 各新聞マスコミは野田総理が「女性宮家」創設構想に言及したと報道したが、10月5日に羽毛田信吾・宮内庁長官が官邸を直接訪ね、「『女性宮家』創設を喫緊の課題として検討すべく要請した」(宮内庁関係者)のが真相である。 「この”要請”の主体はもちろん、宮内庁という役所などではありません。今回は陛下直々の、極めて強いご意志によるものであり、そのお考えをお帯びた長官が、使者として新政権に伝えるべく出向いたのです(同) 言うまでもないが、宮内庁から公式に発せられる言葉は単なる一行政機関の広報ではない。それは天皇陛下のお言葉である。宮内庁を通した陛下のお言葉に耳を真摯に傾けるのは、君民一体を是とする臣民が心するところではないのか。 こうしたなかで、保守派が一斉に「男系絶対主義」の維持を叫び、女系天皇で日本が没落するなどと街宣まで繰り広げている。天皇陛下のご意志を意に介さない何たる思い上がりか。 皇室典範は憲法に規定されているとはいえ、皇室の家法とも言える法典であり、それ故に法治国家の建前上は一般国民の議論は当然あっていい。しかし、われわれはあくまでも皇室を敬う臣民である。その臣民がトラメガを街頭に持ち出して、街宣車の高見から口角泡を飛ばす咆哮は、到底見るに聞くに堪えない。しかも、薄汚れたGパンにレジャー帽をかぶり、日章旗を肩に担いだ形(なり)で・・・、この様は皇室に対する侮辱であり、敬愛の感情など欠片も見いだせない。あるのは、分を弁えぬ下々の思い上がりだけで、醜悪この上ない。 皇室制度のあり方や運営、とりわけ皇室の家系の事柄は天皇陛下を筆頭とする皇室の方々の判断に委ねられるべきで、恐れ多くも下々が軽々しく口出すべきでないと自覚せよ。それこそ臣民の臣民たる皇室への敬愛ではないのか。正鵠を射た櫻田淳氏の見解に素直な気持ちで耳を傾けよう。 【参考】皇室典範改正の中身は皇室が決めるべきだ(櫻田 淳)    http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2011120600004.html (抜粋一部)添付 (↓クリック拡大)   ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを!

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桜井誠会長の心意気や良し!

鬱憤晴らしを正当化する思想の脆弱 桜井誠会長の心意気や良し! 下記は在特会の八木康洋君らその周りの複数へ送信したメール、公に発信した性格のもので私信ではない。社会の改革を自任する運動において、不特定多数へ向かって発信した言葉は公の性質を帯び、発信者はこれに対して責任を有する。その前提で、大いに議論を交わすべきと主権回復を目指す会は考えている。 このメールはあくまで発した言葉という事実に基づくのであり、主観的思いこみを排除している。 論題はあくまで具体的事実を踏まえて、道理を尽くす作法を厳守し、決して人格に触れないことである。議論はこの作法に従い、ハンドルネームではなく自らの名を名乗ったうえで、丁々発止と有意義な意見を展開しようではないか。 以下 さて、先日、桜井誠会長の生放送(12月3日)というのを拝見しました。 この中で、桜井君は西村修平を「困ったオジサン」として、「言いたいことが山ほどある」と不特定多数に向かって語りました。おそらくこの発言は、声明文「在特会の利敵行為を糾す」(11月29日)に対してのことであろう。 貴兄も承知のように、その「言いたいこと」を当の僕本人が聞きたいので会ってくれと何回伝えたか分かりません。なぜ、言うべき本人の西村修平ではなく、ニコ生放送で他人へ語るのか。よほど本人に“会えない”事情があるとしか思われない。 「困ったオジサン」と言うからには、この西村修平から余程「困った」ことをされたと解釈するしかない。西村自身が困ったことを桜井君にした覚えがない。 貴兄を通しもしたし、また声明文を公表するに先立ち、野沢君を通して何回も話し合いの場を桜井君にお願いしていた。なのに、生放送でこの西村修平に会いもせず(会えないのか?)、「言いたいことが山ほどある」とは人間が余りにも卑怯ではないか。信用失墜を招くのは僕ではなく桜井君自身ではないか。在特会幹部の八木君らはどうして諫めることが出来ないのか。 西村修平は逃げも隠れもしない。何時でも何処へでも出て行く。自分が自覚できない部分での批判は大いに受ける覚悟である。 生放送と称したネットのなかで、言いたい放題の、言い逃げするようなこすっからい真似はいい加減に止(よ)しにしたらどうだろうか。そうでないと、ますます西村修平の前に出づらくなるだろう。口八丁の言い繕いは行き場を失い、袋小路から抜け出せなくなる。その場を一回の嘘で切り抜ければ、後は嘘の上塗りでしか事態を打開できない。 再度、桜井君へ申し上げる。「困った」ことをされたのなら、「言いたいことが山ほどある」なら、西村修平は何時でも何処へでも聞きに行き、釈明の上、思い当たることであれば謝罪する。 朝鮮大学校の前で、桜井君は警察官に向かって「その南部拳銃で私を撃て」とまで絶叫した。その心意気や良し! 射殺すら恐れない桜井誠会長をして、西村修平と会うことを恐れる理由とは何か、とくと伺いたいものである。 投稿 鬱憤晴らしを正当化する思想の脆弱 『反・綺麗事』はヘイトスピーチの免罪符ではない 平成23年12月10日   主権回復を目指す会 児島謙剛   「綺麗事保守(きれいごと、キレイゴト)」という言葉がある。と言っても、『行動する~』と呼ばれる運動体の内部で使われている造語であって、一般的な用語ではない。 明確な定義があるわけではないが、「日本人は日本人らしく、正々堂々と、粛々と」の美名の下、「行儀や世間体ばかりを気にして、激しい闘争を嫌う保守派」とでも言ったところか。当然、我々から見た場合、「戦闘能力を欠いた草食動物=羊の群れ」ということで、侮蔑の対象となる。 私自身も過去に、Chinaをシナと呼ぶことを躊躇(ためら)う保守派を揶揄する一文の中で、「綺麗事保守」という言葉を用いている。 【参考】孫文こそシナ侵略主義の象徴 投稿 <なぜ“シナ”と呼ぶのか?>  ~シナという呼称の必然性~  http://nipponism.net/wordpress/?p=2348 また、日頃から「尖閣の死守」や「竹島の奪還」を勇ましく叫びながら、KKR(国家公務員共済組合連合会)によるシナ中共大使館への土地売却問題に“完全沈黙”した愛国諸氏の不甲斐なさを追及した一文においても、指弾の対象として念頭に置いていたのは「綺麗事保守」である。 【参考】保守派の「熱気」とは! 投稿 目前の侵略と闘わない「保守派」の熱気  本当の“戦い”の何たるかを自問自答せよ  http://nipponism.net/wordpress/?p=3683 いざという時に、闘うべき時に、闘わない、闘えない彼らは、社会を変革する主体には到底なり得ないであろう。 一方、最近では、この「綺麗事保守」を非難する『反・綺麗事』を、あたかも己を飾るアクセサリーのように標榜する向きが見受けられる。私は、この傾向に大変な違和感を禁じ得ない。なぜなら、そのアクセサリーを、いわゆるヘイトスピーチの濫用に対する批判への開き直り、ヘイトスピーチを正当化する“免罪符”として利用しているようにしか見えないからだ。 では、当の我々はどうであろうか? 我々『行動する運動』では、去る11月2日(水)から毎週、南朝鮮大使館に対するアンチ「水曜デモ」を敢行し、「従軍慰安婦」にまつわる歴史捏造への糾弾闘争を展開している。 もちろん、初めからスンナリと大使館の目の前に立てたわけではない。現在の形に至るまでの間に、官憲による執拗な妨害を受けたことは周知の通りだ。だが、我々は怯(ひる)むこと無く、それに立ち向かった。 とりわけ警官隊(四谷署)との熾烈な押し問答になった第2弾(=11月9日)の動画に注目頂きたい。そこでは、我々の言動が間違いなく激しいものではあるが、俗に言うヘイトスピーチは用いていないことが分かる。 【参考】『韓国水曜デモ1000回粉砕』毎週決行!韓国大使館へアンチ水曜デモ 11.9  http://www.youtube.com/watch?v=0U6gS2Y3HQ4 … 続きを読む

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声明文【在特会の利敵行為を糾す】

声明文「在特会の利敵行為を糾す」 「朝鮮人を殺すために来た」「殺してやるから出てこい」 (在特会・桜井 誠会長)  日章旗を汚す鬱憤晴らしの暴言・無責任! 人権擁護法案の土壌作りに奉仕する別働隊  平成23年11月29日  主権回復を目指す会 【日章旗を汚す鬱憤晴らしの暴言・無責任】 人権擁護法案は公明党(創価学会)が主導して、自民党と共に法案化を画策してきた究極的な言論統制であり、特にネット情報に対して強力な規制が敷かれる。幸か不幸か、小泉内閣時代に廃案となったが、今また民主党はこの自民党法案に修正を施し、次期国会に提出する予定でいる。 修正とはいえ、「不当な差別や虐待で人権侵害を受けた被害者の救済を目的する」とした骨子は自民党法案とほぼ変わらない。 加えて、放送法が昨年5月に改正された。新しい放送法は放送の定義を『公衆によって直接受信されることを目的とする電気通信の送信』に訂正・拡大している(無線の通信→電気通信)。ネット上の言論発信を対象にしたのは言うまでもなく、動画配信並びに個人ブログに至るまで「放送法」の名の下に一括りされ、マスコミから排除・無視される愛国運動の発信手段(ネット)に強力な規制を強いるものである。 我々愛国運動は常に国家権力の監視下に四六時中おかれている。この現実を片時も忘れてはいけない。さらに、人権擁護法案の成立を望むのは何も民主党ばかりではなく、のどから手が出るほど早急に望んでいるのが朝鮮総連であろう。 それの法案化に最も反対する一つに在特会がある。 11月6日、その在特会(桜井 誠会長)が朝鮮総連傘下の朝鮮大学校前で街宣を行い、校舎に向かって「朝鮮人を殺すために来た」「殺してやるから出てこい」などと発した。さらに、「冗談では言っていない」「次は、我々がお前たちの血を流す番だ」などなど・・・。 当日は学園祭であり、あえて在特会はこの日を選んで乗り込んだのだろう。しかしながら学園祭は朝鮮大学校とはいえ、地域社会並びに不特定多数の人らが見学に訪れる日であり、場所となる。そこで、「我々は朝鮮人を殺しに来た」「お前たちの血を流す番だ」などとトラメガで咆哮したなら、どういう結果を招くか一目瞭然ではないか。 さらに和服姿で通る婦人に対して、「朝鮮人が着物を着るな、着物を脱げよ!」「チマチョゴリを着ろよ!」などなど、知性の欠片も見いだせない罵声はおぞましさの一言に尽きる。 しかも日章旗を掲げ、なかには肩に担いで・・・。挙げ句の果てに、この醜悪極まる映像を動画で発信して悦に入っている。日章旗に対する冒涜であり、狂気の沙汰でしかない。当日、この場に居合わせた在特会幹部や「行動する保守」を自称する誰も、桜井 誠会長の暴言・無責任を注意又は制止させることが出来なかった。逆に喝采を送っている。情けない限りで、同罪と言われても致し方ないだろう。 チンピラの恫喝・脅迫、言いがかりと何ら変わらず、ただの弱い者イジメの街宣ではないか。ここの何処に在特会が目的とする「在日問題の現状を調査・研究し、その改善に取り組む」(会則五条2項)こととの関連があるのか。街宣行為は不特定多数への発信であり、社会的責任を有する言論である。桜井会長並びに在特会幹部には多少とも社会人の自覚があるならば、今回の件について然るべき釈明の義務が生じている。その義務を自覚出来なければ社会運動を口にする資格など無い。鬱憤晴らしを目的とするただの徒党集団ではないか。 人前で釈明も出来ない暴言・無責任は、愛国運動にとって百害あって一利なしである。 【人権擁護法案の土壌作りに奉仕する別働隊】 前段で触れたが、在特会が相手にした朝鮮大学校は朝鮮総連と一体、朝鮮総連こそ組織的執念をかけて人権擁護法案の成立に邁進している。目的は愛国陣営が取り組み糾す拉致問題、慰安婦強制連行の捏造などなど、これを規制するための言論弾圧である。 「朝鮮人を殺すために来た」「殺してやるから出てこい」「冗談では言っていない」「次は、我々がお前たちの血を流す番だ」(在特会・桜井 誠会長)・・・出来もしない、その気もないエキセントリックな煽りは醜悪だけでは済まされない。   「不当な差別や虐待で人権侵害を受けた被害者の救済を目的する」 (人権擁護法案骨子)    敵に口実を与え、法案成立に拍車をかける在特会の街宣である。隙を見せたら、我々はいつ何時、国家権力の介入を招くか分からない中にいる。 在特会は今回の朝鮮大学校での暴言・無責任で、人権擁護法案成立のために格好のネタを総連側へ提供した。人権擁護法案反対、反民主党、在日特権反対を唱えながら、人権擁護法案成立に奉仕し、法案画策の民主党を応援し、在日特権の拡大・強化に加担した。 これぞ人権擁護法案成立のための街宣、朝鮮総連はさぞかし大喜びしているに違いない。結果、敵と内通したと言われても、桜井 誠会長は返す言葉がないだろう。 勧進橋児童公園の奪還を掲げて逮捕された西村 斉君ら京都朝鮮学校の件は、連中の土地占拠という不法行為を糾す立派な根拠、万人が納得する道理があった。抗議手段の問題で京都府警には良いように介入を許してしまったが、しかし結果、京都朝鮮学校の不法を是正させた。今回の朝鮮大学校の場合と次元が異なり、同列視してはならない。 桜井 誠会長はこの勧進橋児童公園の件で、京都朝鮮学校から民事裁判で訴えられている被告の一人である。裁判係争中の身でありながら、独りよがりの無責任な発言が他の被告人に及ぼす影響の如何ばかりかをイマジネイション出来ないのか、出来ないとすれば愚かとしか言いようがない。分かっているなら、敵対する相手に塩を贈る行為である。 この声明を発するにあたり、主権回復を目指す会は一年以上にわたって諸々の件で今日まで、桜井 誠会長に話し合いを申し入れているが全く応じないでいる。従ってこの度、こうした声明文でもって主権回復を目指す会のスタンスを表明するものである。 もちろん異論もあるだろうが、当会は今回の件や愛国運動の進め方などで何時でも誰とでも、公開であろうがなかろうが議論に応ずる用意がある。事実をあげて道理を説く作法に従い、言論には言論でお互いを鍛え上げよう。 因みに主権回復を目指す会が発足以来、一貫して提唱しているのは … 続きを読む

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脱原発に感情論を持ち込むな【右から考える脱原発デモ】

右から考える脱原発デモ行進 「キライ」でも必要とあれば参加するまでである 11・21右から考える脱原発デモ行進(数寄屋橋付近) 「右から考える脱原発」デモ行進(11.21右から考える脱原発デモアフター5バージョンin銀座新橋)が21日の夜に銀座で行われ、原発問題ではスペシャリスト(反原発)の松本英志さんとともに参加した。デモ行進を呼びかけているのが統一戦線義勇軍の議長・針谷大輔氏らであり、日章旗を掲げて愛国運動を進めるいわゆる右陣営の側から率先して「脱原発」を街頭で訴え続けている。 福島原発事故は人類が未だ経験したことのない事態を進行しつつ、その行方は皆目見当がつかない。東西に狭く、南北に細長い日本列島に林立する原発は、一基でも事故を起こしたならもう取り返しがつかない。福島第一事故はその取り返しのつかない事実を我々に示してくれている。 菅直人前首相は浜岡原発の停止を指示して、日本国民に脱原発の方向を指し示してくれた。一国の首相として画期的であった。リーダーシップ不在が嘆かれる時代において勇断を下した。政・財・官ばかりか「保守派」まで加わった菅直人降ろしに、残念ながら脱、反原発派はこの流れに無力なまま首相を見殺しにしてしまった。 「菅直人さえ辞めればいい」「菅が首相であること自体が悪い」などなど・・・、原発推進の政・財・官、「保守派」の大合唱にとうとう菅首相が辞任、新任の野田首相はいち早く経団連の米倉弘昌会長らと会談して停止中の原発再稼働を明らかにした。福島第一事故は単なる事故ではない。絶対あってはならない、あるはずがないメルトダウンである。そのメルトダウンを収束出来ないまま停止中の原発再稼働とは、日本列島を破壊するテロ行為である。 こうした危機感のなか、冷たい風が吹く夜7時の開催であったが、デモ行進には主催者の予想を”裏切る”100人余りが参加した。新橋の東電前ではデモ隊から、「避難者に土下座しろ」「東電解体」の罵声が飛び交った。勤労市民らが平日の夜にもかかわらず、これほど多数が集まったのは主催者らの粘り強い継続の意志があればのことと実感した。 なお、デモ行進中に参加者の一人から突然声をかけられた。 参加者:私はあなたが嫌いだ 西 村:何処が嫌いか 参加者:排外主義だから 西 村:排外主義の何処が嫌いか 参加者:在特会(桜井誠)は排外主義だから 西 村:かつて活動で重なることはあったが、自分(主権回復を目指す会)は     在特会(桜井誠)とは思想的につながるものはほとんどない 参加者:排外主義は左翼だから 西 村:左翼とは何か 参加者:左翼は理念で行動するから 西 村:みな理念で生きている。理念を無くして人はどう生きるのか 参加者:これだけは言わせて欲しい。私はあなたの参加を大歓迎する 西 村:そうですか・・・、デモ行進中だから議論は後ですればいい デモ行進は趣旨の賛同を訴え、不特定多数に参加を呼びかける大衆行動である。あの人はイヤ、キライなどなど、感情論または人格論を持ち込んでは思想、政治の立場を問わない不特定数を集結する「脱原発」運動によろしくないだろう。自分の場合、たとえ「キライ」と名指しされても、必要とあれば意に介さず参加するまでである。 我々が心しなければならないことは、些末な意見の相違はあれども、この麗しい山河を愛し、美しい日本列島を後世に残そうとする点において皆同じ思いであることだ。だとすれは、議論を戦わす前提に忘れてはならない作法がある。 その作法とは、事実をあげて道理を説くことである。 この作法に従えば、いくら口角泡を飛ばす激論に至るとしても、決して感情のわだかまりなど後に残さない。残るのは競技スポーツ終了時の爽やかさである。勝っても負けても感情のもつれなど生ずる訳がない。勝っても負けても、相手から学ぶべき点は多々あるということではないか。 勝って兜の緒を締めよ これは我らの先人が敗者から学べという謙譲の美学、心したいものである。 我々が議論するのは(相対的な)真実を追求するためであり、この議論を通してお互いに己の知性を鍛え上げていく。 【参考】決議文「脱原発!愛国デモ行進」     http://nipponism.net/wordpress/?p=5938 「反原発を叫ぶのは国策に従わない反日サヨク」、「サヨクが原発に反対するから、保守は断じて原発推進」などなど・・・、こんな幼稚で不毛な議論は止めにしよう。・・・・ (↓ 画像クリック拡大) デモの趣旨を出発前に語る主催責任者の針谷大輔氏 水谷橋公園を探していた彼は遠く立川からの参加者 ドクロのデザインが凝ったプラカード そうだ、一億総国民が福島第一の被爆者だ! 当日は鈴木邦男氏も参加、久しぶりにご本人とも会話を交わしました。(00:05:15~) ↓ 11.21右から考える脱原発デモアフター5バージョンin銀座新橋 … 続きを読む

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