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ソウル放送のインタビュー

竹島、慰安婦問題など… SBSに答える  「あなたは韓国を好きですか」 と尋ねるソウル放送のインタビュー  SBSソウル放送のインタビュー(主権回復を目指す会事務所にて 2月28日) 2月末にかけてソウル放送からインタビューが2件あった。放送日は未定の特集番組『日本のネット右翼とその周辺』(仮題)と、3月1日に放送済みの朝の情報番組だった。3月1日は韓国の祝日である三一節(三・一独立記念日)、これにちなんだ番組ということであった。 番組の制作部署はそれぞれ異なり、26日は制作本部プロデューサーの金元泰(キム・ウォンテ)氏が、28日は禹順命(ウ・スンミョン)制作本部プロデューサーが主権回復を目指す会の事務所を訪れ、インタビューをおこなった。 インタビューは「慰安婦問題」「慰安婦像(ソウル)」「竹島問題」などに集約され、主権回復を目指す会としての基本的見解を述べた。以下はその概略である。 ◆慰安婦問題について 慰安婦の存在は朝鮮半島に日本統治以前からあったし、現在の韓国にも売春婦は堂々として存在している。しかしながら、慰安婦は存在するが、「慰安婦問題」は存在したことはなかった。 日本にもかつては公娼制度のもとで多くの慰安婦がいた。日本統治下の朝鮮半島では勿論、公娼制度という法的庇護で慰安婦らはその弱い社会的存在が守られていた。 慰安婦らの家庭は皆それぞれ生活が貧しくて、そうした家では長女などが己の人生を犠牲にして、親兄妹のために「身売り」してその道で働かなければならなかった。極めて同情すべき境遇であり、当時は日本も貧しかったが、朝鮮半島はなおさらのことであった。そうした方々は日本にも朝鮮半島にもたくさん存在していたが「問題」にはならなかった。 全ては貧困が原因であり、その貧困が原因で慰安婦になったとしても、なぜ「謝罪」云々が持ち出されるのか。ましてや、なぜ日本人が「謝罪」しなければならないのか。主権回復を目指す会は彼女らに同情するが、「謝罪」云々を言われる筋合いは全くないとの信念である。元慰安婦らが日本政府に「謝罪」を求めた挙げ句、金銭まで要求するなどに至ってはゆすり、たかりと同じである。 なお、慰安婦強制連行について言えば、この問題で有名な金学順と文玉珠は『証言集』(韓国挺身隊問題対策協議会)などで強制連行されたと証言していて、彼女らは日本政府を相手にした裁判の原告でもあった。この二人の訴状には慰安婦になった経緯は述べられているが、いずれもキーセンとして「身売り」されたと証言している。過去の証言と真実を争う訴状が全く食い違っている。さらに、彼女らの身辺で二人が強制連行されたなどと証言する人は一人もいない。慰安婦強制連行は捏造であり、でっち上げだ。これが真実である。 しかしながら、この慰安婦問題を厄介なものにしたのは韓国ではなく他ならぬ日本である。それは自民党による「河野談話」であり、当会の主たる活動はその元凶たる「河野談話」の白紙撤回にある。 ◆「慰安婦像(ソウル)」について 日本人の民族感情として絶対に許せない。市民運動として、あらゆる手段を駆使して撤去を戦うだけである。幼気な少女を模した像の建立などこれ以上の日本に対する敵対はないと我々は考えている。でっち上げによる慰安婦問題で、次代を担うわが国青少年に歪な贖罪意識を注入させる訳にはいかない。 今現在、我々が在日韓国大使館前で行っている「アンチ『水曜デモ』」は、慰安婦像(ソウル)に対する反撃である。このデモで韓国側の民族感情が傷つけられたならば、それは、自業自得というものであり、嫌ならば直ちに慰安婦像(ソウル)を撤去するべきである。我々はやられたら必ずやり返す覚悟だ。我々は何も好きこのんで、韓国大使館前で、「アンチ『水曜デモ』」を強行しているわけではない。 ※なお、下記の写真を禹順命氏に示し、感想を逆に尋ねたところ、氏は顔をしかめて「これは多くの韓国人から非難を浴びている」と語った。 平成22年2月21日、民団前で 韓国での反日デモ。わが国の国鳥である雉を惨殺し、 その生血を日章旗に滴らせる朝鮮人の蛮行 ◆「竹島問題」について インタビューは歴史論争の場ではなく、且つ双方の言い分があるので領有権の詳細は述べない。ただいえるのは、1905年、明治政府は竹島を島根県に編入し、国際的にも日本の領土になった。しかし日本の敗戦後、GHQは竹島を沖縄や小笠原諸島と同様に、日本の行政権から外した。こうした戦後のどさくさに紛れて、1952年1月18日、李承晩韓国初代大統領は、いわゆる「李承晩ライン」を設け、韓国は竹島とその周辺海域を実効支配するに至った。 歴史認識や領土問題を社会科学の領域として捉えたなら、その真実性は客観的データを収集して唯一の答を導き出す自然科学と根本的に異なる。歴史認識では声の圧倒する側に主張する真実が定着する。領土問題における真実性(領有権)は、歴史の経緯ではなく実効支配にある。領土問題の目的は占有することにあり、帰属先を歴史的経緯に求める論争ではない。実効支配の有無、とりわけ軍事支配が全てを決定する。 竹島問題に関する限り、残念ながら日本は韓国に敗北を喫していると認めざるを得ない。なぜならば軍事支配を許しているからである。この状態で竹島を韓国から奪還するとしたら、最終的な手段は軍事による解決である。戦争とは政治の延長であり、外交とは国家間の政治である。 国家間の紛争を解決する手段は、他に手だてがなければ、好むと好まざるとに関わらず、最終的には政治の延長にある戦争へと行き着く。 戦争が政治の延長だとすれば、戦争を戦うのは軍人ではなく政治家である。戦争を始めるのも、終結させるのも軍人ではなく政治家である。わが国が韓国から竹島を取り返す意志があるのなら、最終的に戦争を視野に入れた外交交渉を遂行する政治家の有無にかかっている。その強烈な意志を持つ政治家だが、国会議員らにそうした人を見いだせない。日本人として残念であるが、受け入れざるを得ない敗北の現実である。 だからといって、政治家の体たらくを前に我々日本人が沈黙などできない。愛国を自覚する日本人が2月22日、竹島奪還を叫ぶのは、国家の主権を守るべき政治家の代わりを演じているのである。 ◆在日についてどう思うか。韓国、韓国人は好きですか。 人間は国籍とか民族を選択して生まれることはできない。これは宿命である。誰を恨むこと無く、人間はこの宿命を粛々として受け入れるべきではないか。在日に関していえば日本列島に生を受け、この国で生きるならば、わが国の文化と伝統を尊重・慈しみ、国家社会のために尽力して頂きたい。腑抜けな日本人に活を入れるため、日本を活性化するうえで、そうした意識を自覚する在日を歓迎することこそあれ、排斥する考えは主権回復を目指す会にはない。 日本、韓国を問わず、何処の国にも長所と短所があり、それはその国の文化に根ざしたところから生じている。国、社会条件が違えば長所短所は入れ替わるもので一概に、好きか嫌いかという問いには答えられない。お互い、「嫌い」を文化の違いと捉える発想が必要なのでは。 従って、お互いの違いを軽蔑するのではなく、尊重する大きな度量を持ちたい。人に関していえば、我々は国籍を選択できないで出生する。国家間が国益をかけて対峙したとしても、個人と個人が対立するような状況は生じさせてはいけないと思う。慰安婦問題、竹島問題であなたと意見を異に対峙しても、情感は通い合えるということができるように。日韓に存在する問題の多くは、日本側がはっきりとした本音を言わないことに多くの原因があると思う。問題を先送り先送りする悪しき前例を、今こそ日本人は断ち切らなければならない。 【ニッポンの紛争地帯をゆく:知ってる? 韓国大使館への抗議で、やってはいけないこと】   http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1111/22/news004.html [窪田順生,Business Media 誠 平成23年11月22日] ←【拡散】アンチ水曜デモ【リンクフリー】 リンク先:http://shukenkaifuku.com/?p=598 … 続きを読む

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【告知】3月活動予定

【告知】3月活動予定 ※行動予定は随時更新  ①抗議行動 「アンチ『水曜デモ』」  日時:3月7日(水) 12:00から13:00  場所:韓国大使館前(新宿区四谷4ー4ー10)   http://shukenkaifuku.com/?p=598 ②抗議行動 「アメリカの戦争犯罪に時効はない 東京大空襲を忘れるな!」  日時:3月10日(土)12:00から13:00  場所:アメリカ大使館、JT前   http://www.jti.co.jp/corporate/outline/jt/map/index.html ③情報・意見交換「敗戦を総括できない日本人ー特攻作戦は何をもたらしたか」  日時:3月18日(日) 17:30から  場所:文京区民センター 2ーC会議室    東京都文京区本郷 4-15-14 03(3814)6731   http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754  アクセス:地下鉄 春日(大江戸線、三田線)、       後楽園(丸ノ内線、南北線)、水道橋(JR)  ※会場負担費:五百円 参考文献:(追加項目*)  『日本海軍はなぜ過ったか』(澤地久枝他/岩波書店)  『昭和陸軍の軌跡』(川田稔/中公新書)  『太平洋戦争 最後の証言 1,2』(門田隆将/小学館)  『大東亜戦争への道』(中村粲/展転社)  『大東亜戦争肯定論』(林 房雄/夏目書房)  『神風 特攻作戦の全貌』(デニス・ウォーナー他/時事通信社)  『菊と刀』(ルース・ペネディクト/講談社学術文庫)  『雲の墓標』(阿川弘之/新潮文庫)*  ※映画『雲流るる果てに』(監督・家城巳代治)* ④抗議街宣「自民党は『河野談話』を破棄せよ!」  日時:3月21日(水) 12:00から13:00  場所:自民党本部前(東京都千代田区永田町1-11-23)   http://www.jimin.jp/aboutus/access/index.html ※抗議行動①②④ 雨天決行 プラカードの持参歓迎 … 続きを読む

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入管が漏らした真実

入管が漏らした「人間の鎖」の真実 慰安婦の入国は「高いレベル」での判断だった 金子町議とともに法務省前で 昨年12月14日、朝鮮人元慰安婦らが外務省を取り囲む「人間の鎖」に参加するため入国した。ことの経緯は入国したというより、入国“できた”のである。 この元慰安婦らは強制連行を捏造した挙げ句、日韓基本条約の反故を掲げ、日本政府に謝罪と補償を求める政治活動を目的とした入国であった。わが国の国益を害すること甚だしく、それを入国目的にしていた。どう考えてもどう逆立ちしても、入管法に照らしたならば入国許可など下りる筈がなかった。 主権回復を目指す会は外務省などへ、12月14日の「人間の鎖」で来日する朝鮮人元慰安婦らに対して強制退去させる要請を行っていたが、あやふやな対応のまま入国をさせた。 【参考】  新たに記された恥辱の日【12・14抗議デモ報告】  http://nipponism.net/wordpress/?p=8409  外務省は“害務省”になるな  http://nipponism.net/wordpress/?p=8340  入国阻止を法務大臣に要請  http://nipponism.net/wordpress/?p=7160 この問題を含めて2月29日、金子吉晴・大井町議員と共に法務省入国管理局総務課を訪れた。対応した広報の原田甲一氏以下2名に元慰安婦らを入国させた理由とその経緯を問い質した。 彼らは色々と条文を並べ立てて言い繕い、入国許可に問題はなかったと強弁に務めた。しかしながら、元慰安婦らの反日の具体的事実を羅列・追及された結果、入国許可は「高度な判断」であったと語った。  西村:高度な判断とは何か  原田:我々が関知しない高いところからの判断だった  西村:何処の誰かを国民に明らかにして欲しい  原田:ただ上からの判断としか言えないし、我々も分からない  西村:だとしたら、これ以上、あなた方を問い質しても意味がない 「高度な判断」で入国 “できた” 元慰安婦を自称する老婆たち ゆすり、たかりの朝鮮人元慰安婦らの入国は「高度な判断」だった。「高度な判断」とは推測するしかないが、政権与党の政治家の介入又は外務省からの強力な圧力以外に考えられない。政権与党は民主党とはいえ、極めて憂慮する事態に対して、愛国保守を掲げた国会議員らはただ指を銜えて眺めていたのか。 ←【拡散】アンチ水曜デモ【リンクフリー】 リンク先:http://shukenkaifuku.com/?p=598 ←【拡散】河野談話白紙撤回!【リンクフリー】 リンク先:http://shukenkaifuku.com/?p=931 ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを!

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雪中アンチ「水曜デモ」

雪ニモ風ニモマケズ! 続々決行! 韓国大使館前でアンチ「水曜デモ」 2月最後の29日は久しぶりの大雪となったが、寒気のだいぶ緩んできた証であり、春到来を告げる雪でもある。 今年の寒気は例年に無い厳しさらしく、都内では梅の名所でもある小石川植物園などは梅がまだちらほらとしか咲いていない。ブログを覗かれている方々におかれては風邪など召されぬようお気を付け頂きたい。  ← 雪に覆われた韓国大使館 乱舞する淡雪すくへば如月の天の花びら雫と消ゆる     厳冬に灯りをともす如く咲く梅一輪の愛(かな)しき温もり さてその大雪の29日、韓国大使館前にプラカードを掲げる女性らがいた。慰安婦強制連行の捏造を糾弾する抗議だ。降りしきる雪の中に立ち尽くす姿は異彩を放っていた。名もない、力もない一市民がこうした気象条件を顧みずに、国家の名誉を守るために、芯まで身体を凍えさせて無言の抗議を行っている。この姿を国会議員らは何と見るのか! (↓ 画像クリック拡大) 傘を差しても衣服はびしょ濡れに 身体は冷え切っても愛国の心は熱い 韓国は売春婦の”輸出”を止めろ この朝鮮人少女こそ、歴史捏造の最大の被害者だ 【ニッポンの紛争地帯をゆく:知ってる? 韓国大使館への抗議で、やってはいけないこと】   http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1111/22/news004.html [窪田順生,Business Media 誠 平成23年11月22日] ←【拡散】アンチ水曜デモ【リンクフリー】 リンク先:http://shukenkaifuku.com/?p=598 ←【拡散】河野談話白紙撤回!【リンクフリー】 リンク先:http://shukenkaifuku.com/?p=931 ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを!

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「オレは負けない」中谷辰一郎

ご支援に対して心より感謝 「勧進橋児童公園」で最高裁が却下 京都朝鮮学校が勧進橋児童公園を占拠していた不法を糾弾する抗議行動を理由に、「威力業務妨害及び侮辱罪」の罪状が問われていた中谷辰一郎氏(元主権回復を目指す会関西支部長)は「侮辱罪」と懲役1年(執行猶予4年)を不服として最高裁に上告していたが2月23日、最高裁判所第一小法廷はこれを却下した。  参考▶【声明文】<京都朝鮮学校の勧進橋児童公園の不法占拠を糾す>      http://shukenkaifuku.com/past/shuchou/110201.html 「朝鮮人のやりたい放題に沈黙するな!」とデモ行進の先頭を行く中谷氏(平成22年3月28日・京都市内) 京都朝鮮学校の公有地占拠という不法行為を糾す抗議行動は中谷辰一郎を始め西村斉、荒巻靖彦、川東大了の四氏が声を上げたことによって、天下に朝鮮人らの不法を暴き出した。抗議手段の問題で警察の介入を許して強制捜査を受けたが、この抗議により、京都朝鮮第一初級学校の前校長(53)は京都簡裁に略式起訴され、同校長は10万円の罰金刑を受けた。日本人が沈黙していた彼らの不法行為に甚大な打撃を与えた。この功績は彼ら四人の逮捕によって否定されるどころか、功績は重みを増すばかりである。 中谷氏の裁判費用で、主権回復を目指す会の呼び掛けに多くのご支援を賜りました。その中谷氏から、ご支援に対するお礼の一文が寄せられましたのでここに掲載します。 投稿 「オレの心は負けない」 中谷辰一郎  我が日本国の将来を憂う同志の皆様、ご無沙汰しております、元主権回復を目指す会の関西支部長を拝命していた中谷辰一郎です。 平成24年2月23日 最高裁判所第一小法廷(裁判長 櫻井 龍子 判事 金築 誠志、横田 犬孝、白木 勇)に於いて「京都朝鮮学校公園不法占有抗議事件」の判決が確定しましたのでお知らせします。長くなりますので判決文を後に回し、関西地域における<語る運動から行動する運動>の「統制」問題において”勘当”された身でありますが、西村修平代表のご好意によりブログと会の掲示板をお借りし、この間、皆様から賜りましたご支援等に対し一言お礼させていただきたく思います。 忘れることもありません。一昨年8月10日早朝、官憲が土足で玄関に侵入、そして強制連行され約一ヶ月に及ぶ勾留を受けました。 お盆の最中で、心静かに御先祖また靖国の英霊をお偲びする筈でしたが、連日にわたる検察官、警察官の調べが深夜まで続き体調も崩してしまいました。さらに、施設の衛生管理が好ましくなかったのでしょうか、持病の麦粒腫を患い、化膿が悪化した場合には切開による膿の排出を必要とする可能性もありで大変な状態でした。 しかし、西村代表が東京より駆けつけられ弁護士の手配、また京都府警に対する抗議などなど、精神的極限状態の中谷は大変力付けられました。また後方より物心両面のご支援を賜りました。皆様には心中より感謝いたします。ありがとうございました。 今回の法廷闘争では中心的役割を担ったということで、四名が京都のお白州で裁かれ断罪されました。しかし、私は間違いがあれば認めますが「侮辱罪」を併用されたことについては納得できませんでした。 折しも腐敗のメッカ永田町では、「稀代の悪法人権侵害救済法案が審議入りか」との情勢の中で差別の定義、侮辱の定義、名誉毀損の定義を判示してもらわなければ、一応自由な民主制度の日本にとって悪しき歴史の再来を期すのではないかとの思いにより高裁、最高裁の声を聞こうと思い上訴いたしました。 しかし、残念ながら江戸時代の因習、陋習の残滓が残っているのでしょうか、「よらしむべからず、しらしむべからず」の結果に終わってしまいました。明治の御一新以降、誤訳による法の拡大解釈の積み重ねの結果なのだろうかと思考しているところです。Rightとは正しいことであります。威力を持って我が物顔で公有資産を使用する京都朝鮮学校に対する抗議が酌むべきところもなく一方的に断罪された。 しかし、私は今回最高裁まで争うことに大きな意味があるだろうと思います。この問題が多くの法曹関係者の目に止まり、倫理と法理について改めて考えて頂くチャンスであろうと思うからです。 本当の弱者とは誰なのか?お天道様はどちらに光を向けるのか?治安秩序を守るとは?起訴便宜主義とは?日本国憲法は誰のものか?なかなか難しい。だからこそ法曹関係者は国民を善導し、無法者、不逞の輩による不幸の最少社会実現をするためにも研鑽を積んでいただきたいと思う。 知恵の彼岸に到達するには人生80年では短いかもしれない、しかし我が国は先人達の遺産の宝庫であり、決して互いが侮蔑し、憎悪せず、愛していただきたいと思う。ささやかではあるが街宣よりは影響はあるだろうと思っています。  さて今後なのですが、私中谷は残念ながら家族を養う身であり、活動に専従できるという身分ではありません。皆様方とお顔を会わせる機会は格段に減少するでしょうが、主権回復を目指す会が提唱する「社会変革運動」を捨て去るわけにはいきません。 このようなある種の「司法によるテロ」を理由にして、国家権力に屈する訳にはまいりません。今回の件で咎められた部分はそれはそれとして改め、今後の糧とするまでであり、自衛の精神、自助自立の精神を堅持して活動を継続して行きたいと思います。勧進橋児童公園に関する刑事裁判は決着したといえ、朝鮮総連から訴えられている民事裁判は継続中です。この民事裁判も引き続き戦うことで、賜りましたご支援に応える覚悟であります。 中谷辰一郎(090-6600-7951)     参考   ↓ 判決文【事件番号 平成23年(あ)第2009号】 上記の者(中谷辰一郎)に対する威力業務妨害、侮辱被告事件について、平成23年10月28日大阪高等裁判所が言い渡した判決に対し、被告人から上告の申立てがあったので、当裁判所は、次のとおり決定する。 主文  本件上告を棄却する。 理由 弁護人徳永信一の上告趣意は、憲法違反、判例違反を言うが、実質は事実誤認、単なる法令違反の主張であって、刑訴法405条の上告理由に当たらない。よって、同法414条、386条1項3号により、裁判官全員一致の意見で主文のとおり決定する。 平成24年2月23日 最高裁判所第一小法廷(裁判長 櫻井 龍子 判事 金築 誠志、横田 … 続きを読む

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