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安倍政権の果たした歴史的使命とは

安倍政権の果たした歴史的使命とは 保守派の籠絡・殲滅と対シナ・対韓屈服外交だった 政治家にとって「暗殺」は最大且つ最高の栄誉 令和4年7月26日 主権回復を目指す会代表 西村修平 【政治家としての功罪には峻別を】 過去、現在に亘り誰よりも厳しく、激しく安倍首相の対中、対韓外交を批判して来ている立場だが、 凶弾に倒れた安倍元首相の死には慎んで哀悼の意を表するものである。同時に、世情の「狂騒」に煽られず政治家としての功罪は別の次元においてしっかり峻別・評価すべきではないか。 小泉首相は村山談話の継承があったとはいえ、靖国神社参拝に関してシナと韓国の横槍に毅然とした対応で微塵も揺るぐことはなかった。首相就任以来、8月15日には参拝を欠かさなかった。歴代の総理でも稀な存在だったといえる。 【精神侵略に拍車をかけた安倍首相の訪中・訪韓】 ところが、第一次安倍政権(平成18年9月26日)ではどうだったか。就任前は「戦後レジームからの脱却」などなど、主権国家の回復めいた美辞麗句を並べ立てていたがシナと韓国の抗議に屈して参拝を見送り続けた。それは慰安婦問題など歴史認識においても同様であった。 安倍首相の初の外遊先がそれぞれ韓国とシナ(平成18年10月6/26)だったのも象徴的だった。小泉政権が徳俵でかろうじて支えていたシナ、韓国の精神侵略は、これを契機に堰を切ったかのように勢いをつけたのである。否、安倍政権がシナと韓国に加勢してやったと言っていい。 【保守派を籠絡・骨抜き殲滅】 驚く事にこの時、「日本会議」や「英霊に応える会」など保守派は安倍首相の屈服外交を全く批判しなかったばかりか、訪中・訪韓を“成果”と称して礼賛した。彼らは首相への靖国参拝の要請行動を自己規制して、安倍首相の「曖昧戦術」に期待しながら、シナ、韓国・朝鮮を刺激するなとの立場であった。結果、ものの見事に安倍首相に裏切られたのだが、この屈辱に自尊心のかけらもなくシラを通したのである。 安倍政権の歴史的使命とは何か。保守派を籠絡・骨抜きにして、最終的にその存在たる精神を殲滅したことにある。実に無残な屈辱だが、彼らは裏切りに怒りを表すことも無かった。これ以降、保守派は現在に至るまで安倍首相の屈辱外交には「三猿主義」、つまり「見ざる、言わざる、聞かざる」の精神状態を維持している。 【枚挙すればキリがない対中屈服】 具体的な例を挙げれば退陣するまで枚挙にいとまが無い。 ① シナ漁船による赤サンゴ略奪 平成26年9月からおよそ三ヶ月間にわたって200隻の漁船が伊豆諸島で海の宝石と言われる赤サンゴ略奪を繰り広げたが、五星紅旗を掲げた略奪を“密猟”と称し、国家ぐるみの犯罪行為を黙認した。安倍首相は北京で開催されたAPECで習近平と会談するもこの侵略行為には抗議しないどころか一言も触れなかった。(平成26年11月10日) ② 戦後70年談話(平成27年8月14日)  言わずと知れたこと、「村山談話」の新たなバージョンアップだ。「国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました」「疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします」。過去の植民地支配と侵略を認めた1995年の村山富市首相談話を基本的に継承する考えを重ねて表明。さらに、慰安婦強制連行を認めた「河野談話」についても「継承していく」と付け加えた。 ③ 「日韓合意」 (平成27年12月27日) 元慰安婦へ10億円の慰謝料支給。慰安婦問題を「当時の軍の関与の下に多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題」と位置付け、日本軍の関与があったことを認めた。これに「日本政府は責任を痛感している」と続け、「安倍晋三首相が日本国首相として心からおわびと反省の気持ちを表明する」と述べた。元慰安婦への具体的な支援については、韓国政府が設立する財団に日本政府の予算で10億円を一括供出することを表明し、「名誉と尊厳の回復、心の傷の癒やしのための事業を行う」と約束した。 これで「河野談話」は名実ともに実質的な形として完成されたのである。 ④ コロナ拡大の最中、習近平の国賓招聘(平成31年12月23日) 安倍首相は、日中韓首脳会談が開かれる中国四川省成都に行く前に、わざわざ北京に立ち寄り、習近平国家主席と会談した。目的は習近平の国賓としての来日を再確認するためだ。大量のシナ人観光客を無法図に受け入れ、コロナウィルスが列島を席捲する兆を示すその最中に、シナ発祥で世界にコロナを拡散している当事国の国家主席の国賓招聘に異様なまでに執着し、醜いまでの屈従を示した。 以上かいつまんで見たが、「安倍応援団」と称する保守派は安倍政権が残したこれらの負の遺産には「三猿」のように硬直している。これをして一言、安倍政権の歴史的使命とは、保守派を籠絡・骨抜きにして最終的にその存在たる精神を殲滅したと評価する所以である。 【死は万人に与えられた必然の終結】 「物事はある一定の条件で対立面に転化、また対立面が統一する」(『矛盾論』 毛沢東)。この観点から死生観を考えてみたい。 我々は何を前提にして生きているかといえば、来るべき死を前提にして生きている。来たるべきとは、逃れられないということである。万人に等しく与えられた必然である。生と死は手でいえば表と裏、生と死は文字通り表裏一体である。我々の存在は生と死で構成されており、死ぬために生きているともいえる。と言うことは、生と死は異なる概念ではなく、一体として捉えるべきであろう。事実、死ほど我々の日常に密着している必然はない。しかしながら、一方で死ほど人間一般にとって受け入れがたく且つ関わりが忌避されるものはない。 下記は シェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』からの一節、暗殺の情報を入手した側近らが、シーザーに元老院への登院を諫(いさ)めるシーン。 諫める側近へシーザーは 臆病者は現実の死を迎えるまでに何度でも死ぬものだ。勇者にとって、死の経験は一度しかない。世の不思議はいろいろ聞いてきたおれだが、何が解らぬといって、人が死を恐れる気もちくらい解らぬものはない。死は、いわば必然の終結、来るときにはかならず来る。それを知らぬわけででもあるまいに (『ジュリアス・シーザー』 シェイクスピア・福田恆存 訳) … 続きを読む

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終戦69周忌(8月15日)に何を考えるか

終戦69周忌 鎮魂の祈りは絶へず幾夏も靖国神社に蝉鳴き止まず 正午、靖国神社に向かって黙祷(8月15日 神保町交差点) 8月15日は連合国側が提起していた降伏(ポツダム宣言)を受諾した日であり、厳密にいえば「終戦」ではなく停戦を双方が確認した日といえる。軍事的な抵抗を皆無にまで破壊された無惨な戦争状態が、天皇陛下の聖断によって断ち切られた。 戦争とは政治の延長である。戦争を始めるのも、戦争を終結させるのも軍人ではなく政治家である。3月10日の東京大空襲に象徴される制空権の壊滅、その間終戦に至るまで6ヶ月間にもわたって無防備の国民が日夜米軍によって殺戮されていた。さらに2発の原爆投下と・・・。まさに殺戮列島といっても過言ではなかった。 当時の政治は我が国民の生命を守ることができなかった。つまり、戦争を終結させる能力が国家になかった。戦争を統括、コントロールする政治がシステムとして存在しない。明治憲法が抱えていた統治システムの矛盾が国家の危機に際し一気に露呈したのである。 惨憺たる国家の現状において、遅きに失したとはいえ、天皇陛下の聖断によって民族の殺戮に一応の終止符が打たれた。つまり、政治ではなく天皇の聖断を仰がなければ国家と民族を救えなかったのである。極めて歪な国家といえる。 軍人・軍属、民間人を合わせて約300万人以上の同胞が命を失った。命ばかりではなく先人が築いてきた全てに近い財産を失って無一文になったのである。敗戦という結果を知っているうえでだが、戦争を回避したとしても、斯様に無惨なまでの結果は招かなかったであろう。この責任の有り様が戦後69年にわたって民族として総括しないままに今日を迎えている。 終戦69周忌にあたる8月15日、戦没者に哀悼の意を捧げる日であるが、真の追悼とは先の大戦の総括を考える日でもあることを忘れてはいけない。 参考文献:  【日本はなぜ開戦に踏み切ったかー「両論併記」と「非決定」】(森山優 新潮選書) 「河野談話」の白紙撤回を求める署名活動 神保町交差点 平成26年8月15日 (↓ 画像クリック拡大) 靖国の英霊に慰安婦強制連行の汚名を着せてはならない(8月15日 神保町交差点) 靖国神社へ向かう人達が多かった神保町交差点(同) 日本一の本屋街を行き来する人らは 口々に「朝日の慰安婦検証」を糾弾していた(同) 【動画】  「河野談話」の白紙撤回を求める署名活動『8月15日神保町交差点』H26.8.15  youtube  https://www.youtube.com/watch?v=BKyUVIDL5n4  ニコニコ動画  http://www.nicovideo.jp/watch/sm24266434  http://www.nicovideo.jp/watch/sm24266553  http://www.nicovideo.jp/watch/sm24266631 ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを! ◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』  (酒井信彦 日新報道)  著者・酒井信彦が朝日新聞に踊らされる日本人の精神構造を解く。

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朝日糾弾!嘘の上塗り「朝日の慰安婦問題検証」

「朝日の慰安婦問題検証」は嘘の上塗りだ 死んでも治らない朝日の虐日詭弁 「朝日の慰安婦問題検証」糾弾! 「朝日の慰安婦問題検証」糾弾! (平成26年8月13日 朝日新聞本社前) 141回目を迎えたアンチ「水曜デモ」は朝日新聞本社前で、欺瞞に満ち満ちた「朝日の慰安婦問題検証」を糾弾、誰も責任を取らない無責任を徹底追及した。 編集委員ではなく編集担当の肩書きで、杉浦信之氏が「慰安婦問題の本質 直視を」(8月5日)と題して一面に社説並みの検証に関する朝日の言い分を載せている。総体として極めて巧妙なレトリックを駆使して、捏造に狂奔した己自身の責任の隠蔽につとめている。しかも「検証」の素振りをみせながら、慰安婦問題の行き着くところの「河野談話」の無条件なる踏襲を徹底アピールしている。 慰安婦問題で少ない資料のもとで記事を書いた言い訳しつつ、 「問題の全体像がわからない段階で起きた誤りですが、裏付け取材が不十分だった点は反省します」 と。 全体像とは個々の具体的事実を集約したうえで形成される概念である。具体的事実の集約がなければ全体像の概念は形成されない。全体と個は一体のものであり、要約すれば一般性(全体)の中に特殊性(個)が宿り、その逆も然りである。これは毛沢東が『矛盾論』のなかで展開する思考方法で、思想云々を超えた立場から一読すべき著作である。 つまり、朝日は慰安婦問題という全体像を語るにあたって、具体的な裏付け取材をしないまま記事を書いた事実を白状したのである。裏付けしない記事を20年にわたって垂れ流すのは、「検証」をおろそかにしたなどという単純なミスではなく、意図的に嘘を書き続けたのである。 その嘘とは日本民族の名誉を破壊するテロ行為そのものだ。だから主権回復を目指す会は、朝日新聞を言論のテロリストと断定するのである。ある意味、死んでも治らない朝日の虐日詭弁は徹底していて見事でもある。殊勝を装った朝日の「検証」に騙されてはならない。 ※参考↓  「慰安婦問題の本質 直視を」 2014年8月5日05時00分   http://www.asahi.com/articles/ASG7X6753G7XUTIL053.html 第141回 アンチ「水曜デモ」 朝日新聞本社前 平成26年8月13日 (↓ 画像クリック拡大) 二回目の夏を迎える朝日本社前での抗議行動 (平成26年8月13日 朝日新聞本社前) ある意味、最大の被害者で利用されているのが元朝鮮人慰安婦だろう(同) 穏やかな口調だが朝日を追及する舌鋒は鋭い酒井信彦元東大教授(同) 慰安婦の嘘は報道するが韓国による人権侵害に目を閉じるのが朝日新聞だ(同) 吉田清治の嘘とデタラメを朝日は直視せよ!(同) 【動画】  毎週決行!アンチ「水曜デモ」朝日新聞社前定例街宣H26.8.13 第141回  youtube  https://www.youtube.com/watch?v=plv8E7iZnsQ  ニコニコ動画  http://www.nicovideo.jp/watch/sm24235110  http://www.nicovideo.jp/watch/sm24235512 ◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』  (酒井信彦 … 続きを読む

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「女性国際戦犯法廷」に口を閉ざす朝日の慰安婦問題検証

朝日新聞の“釈明”は 謝罪なしの言い訳と捏造に対する詭弁 保守派と朝日新聞が決して触れない 「女性国際戦犯法廷」 【社内において相当な議論が】 「主権回復を目指す会」と「河野談話の白紙撤回を求める市民の会」が朝日新聞本社前で、慰安婦問題の捏造責任を追及する抗議行動を始めて約一年目を迎えようとしている。 その節目に近づく8月5日、朝日新聞は「慰安婦問題の本質直視を」と題した検証記事を大々的に取り上げ、話題を呼んでいる。 なぜ今この時期に検証記事を掲載するのか、朝日内部に何があったか定かではない。しかし内部において、慰安婦問題の報道のあり方を巡って相当な論議があったのは間違いないであろう。そうした上での検証記事なのだが、中身はこれ全て言い訳に終始し、自らの責任の有り様には全く触れず、他人事のように責任の回避に努めていて醜悪である。朝日の検証をするが捏造の責任は取らない詭弁は、そっくりそのまま「河野談話」の検証をするが見直しはしないという、安倍政権の自己矛盾と見事に重なる誤魔化しである。 とはいえ、この「検証」をたてに朝日新聞の捏造を責任問題に至るまで追及しなければならない。 一年目を間もなく迎える朝日の捏造糾弾 (平成25年9月11日、朝日新聞社前) 【「検証」という名の“種明かし”?】 「河野談話」が発表されて20年以上が経過し、その間、朝日はせっせと慰安婦強制連行のプロバガンダに社をあげて取り組んで来ていた。自民党政権の談話踏襲、外交の無策とあいまって、慰安婦問題は強制連行という名の基に世界に定着してしまった。 定着とは具体的にどうか。海外において米国、オランダ、カナダやEUなどで、国連人権委員会で日本政府を批判する慰安婦決議が次々と採択されている。心ある日本人の一部が史料に基づき、慰安婦強制連行を否定したとしても、もう世界に定着してしまっている。ソウルの我が国大使館前と米国内に少女に模した慰安婦像が複数建立されて世界に受け入れられてしまっている。なおも「河野談話」がそれに拍車をかけている。 こうした状況はある意味で、慰安婦問題は既に日本の敗北で決着したといってもいい。つまり終わったのである。この無惨な結果を我々は潔く受け入れる必要がある。 朝日新聞はこの終わった段階、世界に慰安婦問題を定着させて目的を達成した段階を確認した上で「検証」という名の“種明かし”をした。これほどのデタラメ、捏造で世界に慰安婦問題を定着させた経緯を読者に釈明(種明かし)している。 【世界に慰安婦問題を発信した「女性国際戦犯法廷」】 慰安婦問題は国内問題ではなく国際問題なのである。「日本政府は、国際社会が提示した慰安婦に関する勧告に従い、現世代と未来世代を対象に残酷な犯罪について教育をしなければならない」(121号決議アメリカ下院 2007年7月30日)。各国、各機関、いずれも同じような決議がなされている。これが世界の現実なのである。 世界に慰安婦問題を発信させる大きな国際的イベントがあった。朝日はこのイベントを報道する上で大きな役割を果たしたことを、取りわけ保守派は決して忘れてはならない。 そのイベントとは「女性国際戦犯法廷」であった。平成12年12月8日から一週間に亘り、東京・九段会館で行われた政治集会という模擬裁判であった。正式名称は「日本軍の性奴隷制度を裁く国際戦犯法廷」という名であった。国内向けには「女性国際戦犯法廷 」として簡略化しているが、海外向けには「日本軍の性奴隷制度を裁く国際戦犯法廷」である。ここにこそ、「模擬裁判」で粉飾した意図があった。 【法廷の主催者は元朝日新聞記者(松井やより)】 この裁判を企画・発案した中心人物が他ならぬ朝日新聞記者の松井やよりだった。「女性国際戦犯法廷」が朝日新聞とその元社員が二人三脚で開催に尽力を注いだ。 戦場における個別兵士の強姦罪と慰安婦を意図的に混同させて、日本には従来から「性奴隷制度」が存在し、従軍慰安婦強制連行は「天皇制を構成する一構成部分である」として、昭和天皇と御皇室を悪し様に罵ったのである。集会を貫く基調はデッチ上げられた「性奴隷制度」であり、朝日の報道目的は昭和天皇の戦争責任を断罪することだった。朝日新聞はこの模様を積極的に報道し、翌13年8月15日の社説で、「やはり(昭和)天皇の戦争責任は免れない、というほかはあるまい」と本音を明らかにした。 松井やよりはプロテスタント教徒であり、彼女自身が述べているように、天皇制打倒をライフワークとする反日原理主義者だ。模擬法廷の支援団体は教職員組合、マルキスト集団や反日フェミニズムグループなど298団体に及ぶが、なかでも一際目立つのが全体の6割以上を占めるキリスト教団体である。  準備期間に丸3年をかけたが、その殆どを海外で名乗り出た慰安婦の呼び集めに費やした。北朝鮮や中共、韓国など8カ国から64人の「被害者」と称した慰安婦が参加。傍聴者として、海外からは韓国の200人を筆頭に500人、4日間の傍聴者は5千人以上に上ったとしている。 【検証から欠落する「女性国際戦犯法廷」】  さらに、マスメディアが134社、300人。その3分の2が中共と欧米のマスコミであった。「性奴隷制度は天皇制を構成する重要部分である」とする虚偽を、欧米と中共のマスメディアを駆使して、海外に向けて宣伝した。  松井やよりは、法廷開催の意義を「日本政府に戦争責任・戦後責任を取らせること」(開催案内文)と断言している。そのうえで、彼女は「(法廷での)天皇有罪判決は日本にとって計り知れない歴史的意義を持っている。天皇を始め戦犯を一人も裁かなかったどころか死ねば靖国神社に英霊として祀り、遺族に軍人恩給を払い続けてきた日本の戦後最大のタブーに挑戦した。したがって海外メディアは『天皇有罪』を大々的に報道した」(平成十三年『神奈川大評論』)と模擬法廷の狙いを公言した。 慰安婦問題で最も悪質極まる報道こそがこの「女性国際戦犯法廷」であるが、検証では見事なまでに欠落している。 【朝日と保守派が共に無視する「女性国際戦犯法廷」】 平成11年、当時東京大学の酒井信彦教授は「女性国際戦犯法廷」の危険性と国際的陰謀を逸早く察知・指摘、警鐘を鳴らした。鳴らしたのではなく乱打したのである。しかしながら当時、政治家をはじめ保守派や右の陣営は殆ど聞く耳を持たなかった。 さらに、昭和天皇への有罪判決を下した会場は日本青年館であった。日本青年館は、明治神宮創建に全国から馳せ参じた青年の功績に対し、皇太子殿下であられた昭和天皇が令旨を下賜、その拝受を記念して大正10年に創建された。まさに、昭和天皇に最も縁の深い場所が選ばれ、そこで昭和天皇断罪の「有罪判決」のセレモニーが行われた。また模擬法廷の開催日を大東亜戦争開戦の12月8日に設定するなど、日本潰しの目的が綿密な国際的連携を基にした周到な準備の積み重ねであったことを浮き彫りにしている。 会場となった九段会館は皇居と靖国神社に隣接する最も由緒ある場所にあり、戦前は軍人会館として使われ、これを管理・運営していたのは財団法人日本遺族会である。さらに、同会館には「日本会議」や「英霊にこたえる会」が同居していた。驚くべきことに、昭和天皇と英霊を冒涜する政治集会が1週間に亘って、宿泊施設も含めて全館を借り切って行われたのである。いや、日本遺族会は反日原理主義者の松井やより達に、昭和天皇を裁く会場を“提供”したのだった。保守派はこれを指を銜えて眺めるだけで、昭和天皇を“見殺し”にしたのだった。 検証から完全に欠落した「「女性国際戦犯法廷」は朝日と保守派が共に無視する共通項ともいって良い。 ※参考↓  【籾井NHK会長、為す術のない敗北】   http://nipponism.net/wordpress/?p=26083  【天皇の「戦争責任」を捏造したNHKと朝日新聞】 … 続きを読む

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籾井NHK会長、為す術のない敗北

慰安婦問題、為す術のない敗北 敗北で「決着」している慰安婦問題の無惨、 敗北の契機は「女性国際戦犯法廷」だった 【無かった問題を「在った」とする官房長官の嘘】 Copyright ©2014 asahi.com 籾井NHK会長が慰安婦問題で、「蒸し返されるのはおかしい」と至極真っ当な見解を述べた。ところが翌日、一転して己の発言をいとも簡単に「撤回」し、それを今度は自民党の菅義偉(すが・よしひで)官房長官が日韓請求権協定で「完全かつ最終的に消滅した」との立場で記者会見した。記者会見は籾井NHK会長の真っ当な見解を擁護するのでもなく、かといって批判するのでもなく歯切れが悪い。 官房長官の言いたいこと、それは慰安婦問題が日韓基本条約で解決しているとの強調である。 しかしながら、これは途轍もない誤謬若しくは意図的な嘘である。 日韓基本条約は足かけ14年もかかって昭和40年に締結した交渉だった。難産した交渉の過程でいわゆる慰安婦問題が議題に取り挙げられたことなど全くなかった。そもそも、慰安婦問題は存在しなかった。従って、交渉の過程で取り上げようがないのである。 菅義偉官房長官はその存在しなかった慰安婦問題が、何と日韓請求権協定で「完全かつ最終的に消滅した」と述べたのである。無かったものを、「在った」と記者会見した。「河野談話」と瓜二つと言っていい誤魔化しだ。 無かったところの慰安婦問題が「在った」と事実に反する嘘を述べたのだ。実に許し難い歴史の捏造である。許し難い虚言であるが、そもそも慰安婦強制連行を世界に発信した「河野談話」こそ自民党の発案なる産物。この限りにおいて売国的な歴史捏造は自民党の専売特許と言っても良く何ら首を傾げる不思議ではない。 【保守派国会議員らの沈黙】 自民党内部から、この嘘デタラメを糾弾する声は全く聞こえてこない。さらに、今回の会長発言を支持・擁護する保守派の自民党国会議員も一人としていない。歴史の捏造を保守の国会議員らが認めているのだ。第二次安倍政権の使命が、保守派の籠絡から「骨抜き」にあると仮定すれば、その仮定を裏付ける良い実証である。 山谷えりこ、稲田朋美、高市早苗、西田昌司、新藤義孝など各議員らは籾井NHK会長の見解を支持・擁護するのではなく、我関せずと知らん振りを演じている。慰安婦問題となれば途端に口を閉ざすのである。ここの何処に愛国を掲げる保守の矜持があるというのか。自民党・安倍政権が繰り返す「河野談話」の踏襲を側面から支援するサポート集団、「獅子身中の虫」ともいえる。 保守派が真に「河野談話」の否定を言うのであれば、自民党内部のこれら「獅子身中の虫」こそ徹底的に批判しなければならないはずである。 自民党大会への抗議街宣(平成26年1月19日 品川駅前) 【「女性国際戦犯法廷」と昭和天皇を見殺しにした保守派】 慰安婦問題が世界に向けて発信され、慰安婦強制連行が世界に定着したのは「河野談話」ばかりでない。最も大きな決定的な役割を果たした契機は「女性国際戦犯法廷」であった。 平成12年の12月に九段会館と日本青年館で行われたこの催しは、正式な名称を「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」と称した実におどろおどろしい政治集会であった。その目的とするところは、慰安婦強制連行と共に「性奴隷制度が天皇制と一体不可分」として昭和天皇を裁くことであった。 法廷と称した政治集会の主催は元朝日新聞の記者だった松井やよりら。当時、東京大学の酒井信彦先生はこの恐るべき国際的陰謀をいち早く察知し、保守派陣営に警鐘を鳴らした。いや、鳴らしたのではなく乱打した。 しかしながら、保守派は全く反応を示さなかった。知らなかったのではない。知っていて抗議、阻止行動をしなかった。集会は昭和天皇に有罪判決を下し、慰安婦強制連行は「天皇制を構成する重要な一構成部分」だとする判決を世界に向けて発信した。 会場となった九段会館は皇居と靖国神社に隣接する最も由緒ある場所にあり、戦前は軍人会館として使われ、これを管理・運営していたのは財団法人日本遺族会である。驚くべきことに、昭和天皇と英霊を冒涜する政治集会が一週間に亘って、宿泊施設も含めて全館を借り切って行われたのである。いや、日本遺族会は、反日原理主義者の松井やより達に会場を提供したのである。その建物には「日本会議」や「英霊にこたえる会」などの保守派が事務所を設けていた。この恐るべき反日政治集会を彼ら保守派は、同じ建物内で指を銜えてただ眺めていた。昭和天皇を“見殺し”にしたのである。 ◆参考  【天皇の「戦争責任」を捏造したNHKと朝日新聞】   http://shukenkaifuku.com/past/ronbun/Ronbunshuu5.html この決定的に重要な契機、出来事に保守派はかくの如き対応だった。彼らは思い出したくないのか、今や「女性国際戦犯法廷」を完全に忘却の彼方に投げやっている。 【慰安婦問題は戦いを放棄した敗北だった】 平成13年1月、「女性国際戦犯法廷」の放映予定に抗議、NHKのロビーに座り込みした我々の訴えがNHK幹部の知るところとなり、当時のNHK会長だった海老沢勝二は事態の把握に乗り出し、極左の妨害を排除して稀代の偏向番組を直前に実質中止させた。それに比べ、舌の根も乾かない内に発言を「撤回」した籾井NHK会長の何たる無様・腑抜け振りであろうか。為す術すらない無い敗北である。 戦いや勝負には、また物事を構えた際の終結には潮時または契機がある。これを見誤ったら戦いや勝負においては敗北を喫し、物事を構えた際の終結において混乱の後の無惨な崩壊しかない。 慰安婦問題はシナ、朝鮮が日本に仕掛けた精神侵略という戦争であった。ここで「あった」というのは過去形であり、慰安婦問題は日本の敗北で決着した過去形である。戦いの決定的な契機は「女性国際戦犯法廷」であったが、残念ながら保守派は戦いを挑むことすら出来ずに敗北した。 敗北の結果はどうか、海外において米国、オランダ、カナダやEUなどで日本政府を批判する慰安婦決議が採択されている。心ある日本人の一部が史料に基づき、慰安婦強制連行を否定したとしても、もう世界に定着してしまっている。ソウルの我が国大使館前と米国内に少女に模した慰安婦像が建立されて世界に受け入れられてしまっている。なおも「河野談話」がそれに拍車をかけている。 ◆参考  【慰安婦決議すでに6カ国・地域、根拠は河野談話と首相の謝罪】   http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131105/plc13110513060010-n1.htm 【敗北を見つめて】 モニュメントまた碑とは何か、事件などを歴史的、社会的、文化的に永久に記念するために作られたものを指す。時間と労力をかけ、社会的に世間一般に受け入れられる世論体制が確立したうえで建立される。朝鮮人らは、日本が惰眠をむさぼっている間に時間と労力をかけ、少女に模した慰安婦像の建立を実現させたのである。朝鮮人らは平成5年の「河野談話」、平成12年の「女性国際戦犯法廷」から20年以上もかけてたゆまぬ戦いを日本に挑み、継続していたのである。 モニュメントはゴール地点のテープと同じ、短距離競走に例えれば、ラスト20㍍を朝鮮人らはトップスピードでゴール地点駆け抜けてしまった。あわててスタート地点に立った日本に、朝鮮人を追い越す術はないのと同じだ。ここは先ず以て、現時点での敗北を潔く受け入れ、見つめ直すことこそ肝要なのである。 … 続きを読む

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