朝日より質(たち)が悪い自民党

良心を示さない石と化した自民党

朝日新聞より質(たち)が悪い
自民党の「河野談話」踏襲

【石がひよこに変化しないのは何故か】

事物の変化の何故を、毛沢東は『矛盾論』のなかで唯物弁証法の観点からこう説いている。

唯物弁証法は外部的原因を排除するものだろうか。排除はしない。唯物弁証法は外因を変化の条件、内因を変化の根拠とし、外因は内因を通じてつうじて作用するものと考える。鶏の卵は適当な温度をあたえられると、ひよこに変化するが、石ころは温度をくわえてもひよこにならない。それは両者の根拠がちがうからである。

(1968年 外文出版社)

これを自分流に表現したなら。
コップの水に外部から適当な温度をあたえると、流体が気体または固体に変化する。しかし、コップの中の石に外部から適当な温度をあたえたとしても、石は石であり、気体または流体に変化することはない。

根拠、つまり中身が異なるのである。外部からの圧力(温度)に応えて変化する中身が石にはないからである。以上の観点から、この度の朝日新聞による慰安婦問題の「検証」と、あくまで「河野談話」を踏襲する自民党を比較してみたい。

【朝日内部から上がった「検証」の声】

主権回復を目指す会は朝日の慰安婦問題「検証」が掲載されたとき、「なぜ今この時期に検証記事を掲載するのか、朝日内部に何があったか定かではない。しかし内部において、慰安婦問題の報道のあり方を巡って相当な論議があったのは間違いないであろう」と所信を述べた。(→参考:http://nipponism.net/wordpress/?p=28284

その後の朝日の「検証」を巡る週刊誌などの記事は正しくその通りであって、相当多数の良心的記者と社員が慰安婦問題の捏造を、厳しく批判した事実が詳細に亘って報道されている。「検証」は内部からの改革の声があったからだった。

我々は朝日本社前で抗議を続けて早一年を迎えている。抗議は「事実を挙げて道理を説く」という理念に添って、吉田清治を始めとした様々な事例を示してその捏造を、「ヘイトスピーチ」とは一線を画して糾弾している。さらにネット上における捏造糾弾などが、外部の力として朝日の内部(記者と社員)に変化をあたえたのである。

外部からの捏造糾弾という道理のある力(声)が、朝日新聞内部の良心的記者、社員に作用して、「検証」記事が発表されたと理解される。不十分とはいえ、朝日は外部からの批判に応えたのである。

【朝日新聞より劣る自民党の体質】

翻(ひるがえ)って自民党はどうか。

我々は朝日本社前での抗議同様に、自民党本部前でも慰安婦強制連行の捏造と「河野談話」の白紙撤回を求める活動を続け、既に一年以上が経過している。抗議は「事実を挙げて道理を説く」という作法に添ってものだが、目の前を通り過ぎる国会議員は完全無視を決め込んでいる。

「河野談話」の根幹を為した吉田清治の話が捏造だと朝日自身が検証、訂正したにも拘わらず、自民党はその「河野談話」を頑なまでに踏襲する意志を内外に発信している。

※参考↓

朝日新聞は不十分であるが外部からの声に応え、「検証」という訂正を掲載した。朝日の記者と社員が外部からの批判に応え、改革(捏造訂正)の声を内部から挙げてその良心を示したのである。しかし、自民党に至っては朝日が示したその良心の欠片さえ今のところ示していない。これでは自民党が、朝日新聞の良心的記者と社員の「爪の垢を煎じて飲め」といわれても返す言葉がないはずだ。

外部から「河野談話」破棄の声を、自民党に幾ら投げかけても全くの無反応、党内部に応える良心並びに能力のある人材が払底しているとしか思われない。先の『矛盾論』ではないが、卵に適当な温度を与えるとひよこに変化するが、石は石のままである。今の自民党はまさに石そのもの、「河野談話」を踏襲し続ける自民党の体質は朝日新聞より劣っている。保守派が安倍政権を支持するのであれば、売国の「河野談話」を踏襲する意義又は根拠を明快に説明する義務がある。

我々にあたえられた課題は、この「石」をどう変化させるかにかかっている。

【追記】

いわゆる保守とか右陣営には、マルクスとか毛沢東と聞いただけでアレルギー反応をおこして、一切の拒絶反応をおこす人たちが多い。しかしこれでは余りにもひ弱すぎだ。

毛沢東は革命家であるばかりでなく、著作においても詩文を始め『実践論』『矛盾論』という哲学の名著の他に、『中国革命の戦略問題』『持久戦』など後世に残る軍事論文を多数残している。これらは愛国保守や右陣営の方々にも必読書として読んで頂きたい。

「敵を知り己を知れば百戦たたかうも危うからず」、マルクス主義とか毛沢東主義のレッテル貼りでろくに著作も読まず、悦にいる自己満足は知性の劣化を招くだけだ。

第149回 アンチ「水曜デモ」
自民党本部前 平成26年10月1日
(↓ 画像クリック拡大)

第149回 アンチ「水曜デモ」(自民党本部前 平成26年10月1日)


朝日本社前では抗議街宣が自由に出来る。しかし自民党本部前には近づくことさえ出来ず、警察から強制排除される。誰が警察に強制排除を要請しているのか、朝日より質が悪い自民党よ、恥を知れ(同)


「河野談話」の踏襲に沈黙する保守派の不可解(同)

【動画】 第149回アンチ「水曜デモ」(自民党本部前 平成26年10月1日)


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 著者・酒井信彦が朝日新聞に踊らされる日本人の精神構造を解く。



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国連勧告とは反ナチス法に匹敵する言論統制

まるで反ナチス法に匹敵する言論統制
慰安婦問題を否定すること自体が
重大な人権侵害(国連勧告)

国連総会で慰安婦強制連行を
スルーした安倍首相

自然科学は実験などの客観的データを集約することによって、万人が納得または屈服せざるを得ない真実が証明される。

しかし、社会科学(歴史)は自然科学と異なり、声を大に訴える側に真実性が生ずる。慰安婦問題が、その例で西岡力氏や秦郁彦氏らがいくら事実をあげて道理を説いたところで、保守派の無抵抗と自民党の「河野談話」踏襲の前に、残念ながら慰安婦強制連行は世界的に流布してしまっている。

朝日新聞が慰安婦問題で「検証」なる捏造の譲歩を示しているが、世界の態勢には日本軍による「性奴隷制度」が揺るぎなく定着している。歴史をねじ曲げ、日本を貶める声の大きさに、我が国は敗北したのである。

安倍首相は25日午後(日本時間26日未明)、米ニューヨークの国連総会で一般討論演説をおこなった。慰安婦強制連行の捏造を世界に向けて発する最大にして絶好の機会だったが、安倍首相の演説は慰安婦問題を見事にスルーした。慰安婦強制連行の捏造を世界に向かって否定・発信する最大にして絶好の機会を放擲(ほうてき)した。国家と民族の名誉を守る最大にして最高の使命を、一国の首相が果たすことが出来ないのである。

ところで、朝日が慰安婦問題で「検証」報道を掲載したが、慰安婦強制連行を巡る国際世論は「河野談話」の継承を日本に突きつける姿勢に些かの変化もない。それどころか8月29日、国連人権条約差別撤廃委員会は日本政府に対して「ヘイトスピーチ」を規制する法規制を最終勧告した。

参考↓
 【ヘイトスピーチ「法規制を」 国連委が日本に改善勧告】
  http://www.asahi.com/articles/ASG8Y5JPRG8YUHBI01G.html

この勧告は慰安婦問題についても、「日本軍による慰安婦の人権侵害について調査結果」を要求した。
その上で心からの謝罪や補償を含め「包括的かつ公平で持続的な解決法の達成」と出来事自体(慰安婦問題)を否定しようとする試みを非難することを求めている。

(朝日 2014年8月30日)

つまり、慰安婦問題を否定すること自体が重大な人権侵害につながると強調している。その前提として、彼女たちは日本軍による性奴隷であって慰安婦ではない。しかもこの元慰安婦らに対して、「売春婦」などと批判する日本人を法的に罰するべきとの勧告である。

「ヘイトスピーチ」と牽強付会させ、慰安婦強制連行を否定する我々の市民運動を人種差別として法律で規制する、実に恐るべき言論統制である。性奴隷被害者=元慰安婦を売春婦と名指しするのは、彼女らに対する「ヘイトスピーチ」になるという論理構成である。

いわゆる「在特会」が鬱憤晴らしに演ずる「ヘイトスピーチ」と、我々が自民党本部並びに朝日新聞本社前で継続する「河野談話」白紙撤回の活動が意図的に一緒くたにされ、「人権侵害」の名の下に抹殺される恐るべき事態が国際的に進行している。シナと朝鮮による慰安婦問題の最終的目的は、「反ナチス法」に相当する「ヘイトスピーチ規制法案」にほかならない。

慰安婦強制連行を歴史に定着・固定化させるため国連、民団、総連は三位一体となって、いわゆる「在特会」のヘイトをフル活用して言論規制の法案化に邁進している。「在特会」は今や法案化を推進する陣営にとってなくてはならない貴重な存在となった。


第148回 アンチ「水曜デモ」
朝日新聞社前 平成26年9月24日
(↓ 画像クリック拡大)

第148回目「アンチ」水曜デモ 朝日は「河野談話」の破棄を掲げよ!
(26.9.24 朝日本社前)


朝日の売国・捏造報道は慰安婦問題ばかりではない(同)


海外にまき散らしたデマ報道を訂正しろ!(同)

第147回 アンチ「水曜デモ」
自民党本部前 平成26年9月17日

「河野談話」撤廃を求めて自民党本部前へ向かうがこれを阻止する警察
(26.9.17 自民党本部付近)

【動画】 第148回アンチ水曜デモ・朝日新聞社前抗議(26.9.24)


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返り血を浴びる覚悟を問う(シンポ報告)

議論(論争)、批判とは何か

「行動する保守」に
返り血を浴びる覚悟はあるのか否か

満席となった会場の文京区民センター(平成26年9月21日)

議論(論争)とは事実をあげて道理を説くことである。事実の認識に誤りがあるなら正せば良い。お互いに邪(よこしま)な考えがなければ、それによって双方の運動並びに人格が否定されたりはしない。いたずらに過ちに執着することこそ自らの品位、人格を貶める結果になる。口角泡を飛ばす議論を交わしても、そこに嘘と誹謗中傷を交えなければ、競技スポーツ終了時と同じく爽やかさが残るだけで、怨念など残りはしない。

丁々発止の議論を重ねる過程で、意見の相違が何処にあるのかが認識され、さらには一致する考えをも共有することが出来る。議論の応酬は相互の理念を互いに鍛え上げ、新たな段階へと飛躍させる。相互に有益なのである。その前提が事実をあげて道理を説く作法である。

批判とは返り血を浴びることである。返り血とは相手に発した数倍の批判を浴びることである。議論とはツイッターとか安全が保証・閉鎖されたネット空間における書き込みではない。「行動する保守」や所謂「ネット右翼/ネット左翼」に問う、君たちに公衆の面前で返り血を浴びる覚悟はあるのか否か。

我々市民運動は現場における科学実験に似ていて、予期しない状況の失敗はつきもので羞ずべきことでない。その失敗を素直に受け入れることで、運動を前進させることが可能となる。

問題は活動上の失敗を認識したうえで総括し、同類の過ちを排除する法則・理論を導き出すことである。その得た法則・理論を、活動という実践を通して再検証する意識が問われる。活動から総括へ、総括を理論に、理論を活動の場で再検証。認識における循環運動を意識的に追及することにある。

客観的事実を前に我々は謙虚でなければならず、認識上の過ちに固執する限り、己の理念並びに人格を向上させることは出来ない。これは何も市民運動のみに該当する事柄ではなく、我々の日常生活や職場でも、さらには人生おいても同様である。


シンポジウム
「在特会によって貶められた愛国運動と日章旗」

文京区民センター 平成26年9月21日
(↓ 画像クリック拡大)

「ヘイトスピーチ規制法」に反対の立場から基調講演をおこなった野村旗守氏


山口祐二郎氏は止むを得ない立場から「規制法案」に賛成


国連の勧告に従った立場から「規制法案」を支持する安田浩一氏

【動画】 シンポジウム「在特会によって貶められた愛国運動と日章旗」
 (平成26年9月21日)


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基調講演(野村旗守)の演題決定

高田(桜井)誠氏にシンポへの出席を要請する

 基調講演の演題が決定しました。


基調講演【ヘイト規制法案ではなく「在特会」の解体を
  無知と不勉強で醸成された「在日特権」なる虚妄】(野村旗守)

  日時:平成26年9月21日(日) 17:30開場 18:00開演
  場所:文京区民センター(3-C会議室)  ※ネット生中継あり 

来る21日(日)に予定しているシンポジウム「在特会によって貶められた愛国運動と日章旗」は肝心の高田(桜井)誠氏から出席の可否につき連絡がない。

高田(桜井)誠氏へシンポ出席の要請をおこなっているが、実質的な着信拒否が行われている。八木氏と米田氏には仲介の携帯を入れているが、同じく着信拒否状態となっている。

在特会の支部長並びに関係者は、会長である高田誠氏にシンポ出席の後押しをするべきだ。誰も高田誠氏に「我慢」を強制しているものはいない。ニコ生での日頃の豪語をシンポで、意見を異にする相手を前に思う存分発言して頂きたい。そのうえで、出席者らと丁々発止の議論を交わそうではないか。

当日はネットでの生中継もあるゆえ、ここは会長としての度量を示すべきではないか。

主権回復を目指す会 西村修平 


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シンポジウム「在特会によって貶められた愛国運動と日章旗」


シンポジウム
「在特会によって貶められた愛国運動と日章旗」

在特会とは民団、総連に奉仕する
人権擁護法案の別働隊


 ①基調講演 (※タイトル決定)
 【在特会と私 ヘイト規制法案ではなく「在特会」の解体を 
—無知と不勉強で醸成された「在日特権」なる虚妄】
  講師・野村旗守(ジャーナリスト) 

 ②シンポ【在特会によって貶められた愛国運動と日章旗】

 登壇者(確定)
    西村修平(主権回復を目指す会) 野村旗守(ジャーナリスト)
    山口祐二郎(憂国我道会) 安田浩一(ジャーナリスト) 順不同
 登壇者(交渉中)
    高田(桜井)誠、 他
 
※なお、登壇を要請した村田春樹氏は「先約による都合」、瀬戸弘幸氏からは山口氏から「呼び捨て」にされたことを理由に、八木康洋氏からは「翌日の仕事に支障をきたすような事は控えたい」との理由で欠席の連絡を頂いている。
※有門大輔氏からは「『公正なジャッジ』や『公正な進行が期待出来ない』」との理由で欠席の連絡があった。(9月12日追加)
※江崎貴博氏は「高田氏の参加不確定」で出席見合わせ。(9月18日追加)

 日時:平成26年9月21日(日)
      17:30開場 18:00開演
  ※ネット生中継あり


 場所:文京区民センター(3-C会議室)
      東京都文京区本郷 4-15-14 03(3814)6731
 地図: http://www.jca.apc.org/~monsoon/bunkyoukumincenter.htm
 アクセス:地下鉄 春日(大江戸線、三田線) 後楽園(丸の内線、南北線) JR 水道橋
 会場負担費:千円(学生 500円)
 主催:主権回復を目指す会 連絡:西村(090-2756-8794)

【シンポジウムの趣旨】

京都朝鮮学校を巡ったいわゆる「京都事件」は、公園の不法占拠を糾す大義が「ヘイトスピーチ」の名の下にその大義が完全に抹殺され、「民族差別」へとねじ曲げられ高額の賠償金を伴う敗訴を生じている。なぜ、かくなる結果を招いたのか、その原因は・・・。

在特会(桜井こと高田誠)は新大久保で「お散歩デモ」と称して店舗を兼ねた住宅街を「朝鮮人出てこい!殺しに来た」などと喚き散らすデモを頻繁に繰り返した。ヘイトスピーチの烙印を押されることを敢えて楽しむがごとき、マスコミや世間を挑発しまくった。警察の先導・保護の下に繰り広げる高田らの狂気が意図的かどうか定かではない。だがこれらは只の狂気であって、純然たる脅迫事件であり、「民族差別」でも何でもない。

しかし、民団と総連はこれを「民族差別」として逆利用し、一部の在日は自らが民族差別の被害者をアピールし、国連を巻き込んで己らの特権を現実化する法的整備に全力を注いでいる。

にもかかわらず、高田、八木の二人は「ニコ生」に浸りきって、酒を飲みながら「朝鮮人なんてあんな奴ら人間じゃねー」と言いたい放題の侮蔑を吐き、これをネットで流して悦に入る真似を平然と行った。裁判の進行中に、被告の立場でありながらである。高額の賠償金を伴う敗訴はすべて在特会に責任があるといっていい。

当の被告らによって大義をかけた裁判が、徹底的に破壊されまくったのである。そればかりではない、日の丸を掲げた諸々の愛国運動までが「ヘイト」と一緒くたにされ、行動の正当性が歪曲・抹殺されようとしている。

民団と総連は大喜びし、高田誠らに感謝しているに違いない。「在特会」、それは民団、総連に奉仕する別働隊、人権擁護法案の水先案内人と言っていい。民族差別の被害者を装う上で欠かせない貴重な存在が「在特会」であり、高田誠である。

このシンポジウムでは「ヘイトデモ」主催者は勿論、賛同者とこれを擁護した人らに己の“正当性”を開陳して頂かねばならず、その上で民族差別とは何かという議論を深めたい。


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