「主権回復式典」の中止を!


安倍政権と自民党よ!
天皇陛下の政治利用は許されないぞ!

4月28には「国恥」記念日か
主権回復「祈念」日が相応しい

強制排除に屈せず、自民党本部へ「主権回復式典」の中止を訴え続けるだけだ
(4月12日 自民党本部前)

主権回復を目指す会は4月12日、自民党本部前で「主権回復式典」に関する街宣を実施した。街宣では式典中止を訴えると共に、安倍晋三首相と菅義偉官房長官宛てに、「安倍政権と自民党は天皇陛下の政治利用を止めよ」との要請文を手交した。

ところで13日の朝日新聞に、カーター米国防副長官のインタビューが掲載されていた。注目すべきはその中で、同国防長官は尖閣諸島を巡るシナの挑発行為について、「領有権争いで(米国)は特定の立場はとらない」と明言したことである。そのうえで、尖閣諸島は日米安保に基づく「防衛義務を尖閣諸島にも適用する」と、論理の整合性を欠く受け答えを平然としている。さらに、「日中の軍事衝突は好ましくない」とあたかも日本側に自制を求めている。

尖閣諸島の領有権を認めない米国を前にして、安倍首相や自民党応援団は、これでもまだ「日米同盟」の更なる深化を求めていくとしたら、愛国を掲げた日の丸が泣くというものだ。心あらずんば物あれどもこれ見えず。「日米安保体制」という共同幻想論に酔い痴れて、「主権回復式典」の音頭取り勤しむ保守派の無節操ぶりが際だってならない。

【参考】
『日中衝突「失うもの大きすぎる」 カーター米国防副長官インタビュー』

 http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201304120575.html

 米国のカーター国防副長官は11日の朝日新聞のインタビューで、北朝鮮を巡る情勢に強い危機感を表明すると同時に、尖閣諸島を巡る日中の対立についても「失うものが大きすぎる」と懸念を示した。

【参考】 日米同盟を信奉する保守の奇っ怪!
「米中は侵略の“同盟国” 〜 なぜ信頼する?日本 (同盟国) の主権を認めない米国を」
 http://nipponism.net/wordpress/?p=18242

(↓ 画像クリック拡大)

米国占領軍に自衛隊があごで使われる現状で、何が「主権回復式典」か。
4月28には「国恥」記念日か主権回復「祈念」日が相応しい


こんな差別と屈辱の取り決めをする日本に、国家主権など存在しない


まやかしの「主権回復式典」より、安倍首相の使命は「河野談話」の破棄だ

【動画】

「主権回復式典」の中止を!天皇陛下の政治利用は許されない!

要 請 文

「まやかしの『主権回復式典』の中止を!」

<安倍政権と自民党は天皇陛下の政治利用を止めよ>

内閣総理大臣 安倍晋三 殿
内閣官房長官 菅 義偉 殿

平成25年4月12日       
主権回復を目指す会        
東京都千代田区西神田2-3-18 
ダイヤモンドレジデンス307   

 昭和27年4月28日、サンフランシスコ講和条約が発効すると同時に日米安保条約も発効した。同時発効、ここにこそ最大の矛盾とまやかしが存在する。
 本来、対外的条約(日米安保)は戦勝国との講和条約が発効され、わが国の主権が確立・安定した後に、つまり米国を含む全ての占領軍が日本全土から撤退した後に結ばれるべきはずであった。
 日米安保は軍事条約である。この条約が締結されたのは講和条約が発効される前、昭和26年9月8日である。日本が軍事占領下におかれ、わが国は占領軍によって何から何まで支配されていた。国家主権が存在しない中で締結されたのが日米安保条約である。主権が存在しない状況下で締結された条約は無効でしかあり得ない。同時発効はレトリックである。

 昭和20年8月30日、占領軍の最高司令官・ダグラス・マッカーサーが海軍厚木基地に降りたってから70年、それ以降、日本全土が米軍に好き勝手に使用される状況を放置しておきながら、何をもって「主権回復式典」か。
 米国占領軍は未だ日本に占領軍として居座っている。「日米地位協定」に補完された不平等で、日本の軍事的主権は無いに等しい状況のままである。
 一都八県(東京都、栃木県、群馬県、埼玉県、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県、静岡県)の巨大な空域が米軍・横田基地によって管轄されている。「横田ラプコン」ともいうが、首都圏とその周辺空域が米軍によって制圧されていながら、何をもって「主権回復式典」か。
 沖縄に至っては久米島を含めて本島上空全てが、米軍・嘉手納基地によって管制下におかれている。普天間飛行場の返還は宙に浮いたまま、県民はオスプレイの試験飛行の危険にさらされている。これら沖縄の惨状を放置しながら、何をもって「主権回復式典」か。

 沖縄は地政学的見地から、全島が軍事基地として重要な対シナの戦略的要衝である。
 しかし、それは我が国土を守る自衛隊が指揮・管轄する軍事基地でなければならず、米国占領軍が指揮・管轄する軍事基地であってはならない。我が国土は我が国が守るものでなければならず、米軍基地を本土に移行させてことが済む問題ではない。沖縄では4月28日を切り捨てられた「屈辱の日」としているが、国家主権を奪われて屈辱を強いられているのは何も沖縄県民ばかりではない。日本国民全体が米国の為に「捨て石」にされている。

 本土の基地負担という弥縫策で、国土防衛の喫緊性と主権喪失の現状をひとり沖縄のみに問題を矮小化させては、これも又米国占領軍の実態を隠蔽するまやかしと言える。
 米軍撤退後の基地には我が自衛隊が常駐し、国土防衛の任務に当たるのはいうまでもない。我々の主張はあくまで米国占領軍の撤退であり、その上での日米安保条約の全面見直しである。
 同時に、この条約を強固に補完している「日米地位協定」の破棄も当然ふくまれる。何にもまし自民党に課せられた最大使命は、憲法改正よりも「日米地位協定」の破棄にこそある。

 来たる4月28日、安倍政権と自民党が計画する「主権回復式典」は米国占領軍の実態を隠蔽するまやかしである。この日は、「国恥」記念日または主権回復「祈念日」が相応しい。天皇陛下のご列席を仰ぐことで、「主権回復式典」を沖縄県民と日本国民に強要するなど許されない。国民世論の分断に天皇陛下を政治利用するな。


 まやかしの「主権回復式典」を中止せよ
 安倍政権は天皇陛下の政治利用を止めろ
 自民党は憲法改正よりも「日米地位協定」の破棄を



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四月行動予定

四月行動予定(主権回復を目指す会)


①中止要請 <「主権回復式典」の中止を!
 天皇陛下の政治利用は許されない!> 

    「日米地位協定」のもと、軍事を含めた日本の国家主権は米国によって蹂躙されたままである。これらを放置して「主権回復式典」などあり得ない。この式典に天皇陛下のご臨席を仰ぐなど言語道断、自民党の天皇陛下の政治利用を許すな。中止要請文の手交あり。

    日時:4月12日(金) 11:30

    場所:自民党本部前
        http://www.jimin.jp/aboutus/access/
        http://shukenkaifuku.com/?p=931 ※こちらの地図もご参考に
    連絡:西村(090-2756-8794)


主権回復の欺瞞を嘆く沖縄県民の慟哭。
1970年4月28日、与儀公園にて
 (写真提供:新藤建一氏)



②第4回名画鑑賞・意見交換会

『暗殺』(監督・ 篠田正浩)

ー幕末維新、それは凄惨な血で彩られた革命だったー

    【開催趣旨】

    日本人の心の繊細さ、多様性を知らずして、わが国の文化と伝統を語ることは難しい。それは感性を養う作業であり、主として我々は優れた文学作品や名画を通し、豊かな心のあり方を会得していく。そうした観点から主権回復を目指す会は今年度から月一回の予定で名画鑑賞・意見交換会を開きます。

    第4回目 『暗殺』
     昭和39年(1964)松竹制作 監督・ 篠田正浩 脚本・山田信夫
     出演:丹波哲郎、岩下志麻、木村功、小沢栄太郎
     音楽・武満徹 演奏・横山勝也(尺八)、一柳慧(プリペアド・ピアノ)


展開するテロの美学 ー『暗殺』(丹波哲郎)

魁(さきが)けて またさきがけて 死出の旅 迷ひはせまじ すめらぎの道 (清河八郎)

    原作は司馬遼太郎の『奇妙なり八郎』。新撰組創設に関わった清河八郎の陰謀と島津藩を巡る寺田屋事件が見せ場だ。勤皇と佐幕、開国と攘夷を巡り、新撰組のテロと暗殺が公然と行われた。それに対する下級武士集団の壮烈な応酬などなど、「殺るか殺られるか」のただならぬ人間関係に視点を定めつつ、篠田監督は幕末維新の主力を担った青年たちをパセティックに描いた。それは又、明治維新を「無血革命」とする思想の怠惰を批判する行為にも繋がる。幕末維新とは凄惨な血で彩られた正真正銘の革命だった。

歴史を動かす革命という巨大な舞台は、常に凄惨な血に彩られる。飽くことなく生け贄が晒され、呻き声は舞台に横溢する。しかし反逆者たちはそれを踏み分けて進む。だからこそ逆に、人は雄大なロマンをそこに見る(野村秋介)

※参考
 ◆【信念を貫けば 十字架が待っている】(野村秋介)
  http://nipponism.net/wordpress/?p=15776

 ◆【保守派言論人の怠惰を糾す!】
  http://shukenkaifuku.com/past/shuchou/080106.html

    日時:平成25年4月14日(日)
       17:30開場 17:50上映開始

    場所:文京区民センター(2-C会議室)
        東京都文京区本郷 4-15-14 03(3814)6731
    地図: http://www.jca.apc.org/~monsoon/bunkyoukumincenter.htm
    アクセス:地下鉄 春日(大江戸線、三田線)、後楽園(丸の内線、南北線)、
         JR 水道橋
    ※会場負担費:300円(任意)

    主催:主権回復を目指す会 連絡:西村(090-2756-8794)




③緊急街宣 <長野聖火リレー暴乱5周年
 ーシナ人による日本侵略を忘れるな!>

    平成20年4月26日、長野市内が完全にシナ人によって侵略された歴史的一日であった。5年前の長野市内制圧は予行演習であった。この侵略成功を以って次回は東京でも同様の展開を目論む事が可能となった。 この屈辱の4月26日を心ある日本人は決して忘れない。

    日時:平成25年4月26日(金) 12:00開始

    場所:JR池袋駅西口広場(東武百貨店前)
    連絡:西村(090-2756-8794)



より大きな地図で JR池袋駅西口広場(東武百貨店前) を表示

※参考
 ◆長野聖火リレーで暴発したシナ人の横暴に鉄槌を下せ
  http://shukenkaifuku.com/past/KoudouKatudou/2008/080426.html

 ◆悪魔のリレーを黙認するな!長野デモ行進
  http://shukenkaifuku.com/past/KoudouKatudou/2008/080425.html



④抗議街宣 <対米従属を隠蔽する自民党の「主権回復式典」を糾す>

    4月28日、安倍政権と自民党が計画する「主権回復式典」は米国占領軍の実体を隠蔽するまやかしである。この日は、「国恥」記念日または主権回復「祈念日」が相応しい。天皇陛下のご列席を仰ぐことで、「主権回復式典」を沖縄県民と日本国民に強要するなど許されない。

    日時:平成25年4月28日(日) 10:00集合

    場所:自民本部前並びに憲政記念館前 ◆詳細は追って告知します。

    主催:主権回復を目指す会 連絡:西村(090-2756-8794)




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腐臭を放つ輩「シバキ隊」


「シバキ隊」、醜悪且つ腐臭を放つ輩だ!

新大久保デモに見る「百鬼夜行」



送られてきたメールで、「シバキ隊」と称する輩の言動を目にして、怒りを通り越して人としての劣化にただただ溜め息をつかざるを得ない。

槇 泰智は政治・思想運動の傍ら、家族を養うため真面目に仕事を営んでいる。その人と、仕事をオチャラケの道具にして喜ぶとは、何と醜悪且つ腐臭を放つ輩だろうか。

下記に挙げるのはそのメール、パソコンの画面上からさえ、連中の腐臭が漂って来るようでおぞましい。これを槇氏の家族、子供らが見たら一体何と思うだろうか。その心中たるや察するに余りある。

全く関係ない槇 泰智とその家族を貶めて、よくもまあ、この輩は「排外主義反対」とか「レイシズム反対」云々を口に出来るものだ!

人の心に思いを馳せ、公の場所を意識して言動を自制・イマジネイションすることは社会人として基本的な常識だが、それらが欠けたまま成人になった暁には、荒(すさ)んだ、歪(ゆが)みきった人間が形成される実例であろう。

    <参考>

    https://twitter.com/Kino_Toshiki/status/318293247166402560
    Kino Toshiki ‏@Kino_Toshiki
    今日サウンドカーを貸していただきました、
    まきやすともさん、ありがとうございました!!
    左翼が使っちゃってごめんなさい(笑)

    https://twitter.com/Kino_Toshiki/status/318320486226468864
    Kino Toshiki ‏@Kino_Toshiki
    瀬戸先生、ぜったいブログに「あのサウンドカーは
    反日勢力からの提供に違いないだろう」とか書くはず(笑)
    いまから笑いをこらえるのが大変(笑)

    https://twitter.com/kdxn/status/318378931466170368
    野間易通‏ @kdxn
    今日いちばんおもしろかった話は「仲良くしようぜ号」が
    まきやすとものレンタカー会社から借りた車だったってことw 
    これ木野さん、絶対わざとやったでしょう。

    https://twitter.com/yasudakoichi/status/318296821007003649
    安田浩一‏ @yasudakoichi
    まきやすともさんに感謝!
    RT@Kino_Toshiki: 今日サウンドカーを貸していただきました、
    まきやすともさん、ありがとうございました!!
    左翼が使っちゃってごめんなさい(笑)”

オチャラケを目的にした「在特会」の血縁兄弟が「野間」であり「木野」 、悪のりする安田浩一氏はその同類といわれても致し方ないだろう。

この「木野」なる人物は、常人が感ずる生理的な不快感・嫌悪感に人一倍の愉悦を覚えるらしい。知性と品性を欠き、何の取り柄もない「おちょくり」を皮肉(シニカル)と錯覚したまま、一人で悦に入っている。この人物、外面は人間づらしているが、心の内はゾンビに例えられようか。

槇は、「在特会とその仲間」が集う新大久保デモには一貫して批判的であるが、「シバキ隊」とやらには全く関知していない。にもかかわらず、その槇に「木野」と「野間」たちは何を目的に何をしたいのかさっぱり見当がつかない。あえて詮索すれば、「今日が面白い」(野間)とする刹那的生き方に辿り着くのだろう。だとすれば、彼らは正しく「在特会」と血縁の兄弟そのものである。

人としての信義が欠落し、不誠実かつ不真面目な人間、世間ではこの手の類を 「人間のクズ」とも言う。これらの類に共通しているのは、皆が皆、揃いも揃って重度の“ツイッター中毒患者” であるという点だ。映像で見る限り、新大久保デモ(在特会)とそれに対する「シバキ隊」の様相は、あたかも白昼夢に見る「百鬼夜行」の乱舞だ。

「ミイラ取りがミイラに」「朱に交われば赤くなる」 、両者を眺めつつ、ネットとは適切な距離を置くべきとつくづく自戒する昨今である。

   

ところで、31日の新大久保デモに「シバキ隊」のカウンターを恐れたのかどうか知らないが、高田誠ら音頭を取ってきた連中らが顔を出さなかったという。つまり、ヤバイと察知して逃げたのである。何とまあ卑怯者か、その稀代の卑怯振りは何回も指摘してきた通りであるが・・・。
在特会の呼びかけで集まった「デモ参加者」らも、高田誠らに置いてきぼりにされ、裏切られた現実を少しは学習するべきではないか。


雨にも風にもマケズ 毎週決行!韓国大使館へ
アンチ「水曜デモ」H25.4.3 第66回

(↓ 画像クリック拡大)

暴風雨の中、慰安婦強制連行の捏造を糾す槇 泰智氏(四谷四丁目交差点、平成25年4月3日)


雨にも風にもマケズ 毎週決行、毎回、必ず抗議文を投函(韓国大使館前、同日)

【動画】

雨にも風にもマケズ 毎週決行!韓国大使館へアンチ「水曜デモ」



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井尻先生の本意は何処に

軍事占領下での日米安保条約は無効である

米国大使館へ向け、焼き殺された同胞の無念を弔う
(平成24年3月10日 米国大使館前)

重複するが主権回復を目指す会は、肝心な点については何回も繰り返して言わなければならない。

昭和27年4月28日、講和条約が発効すると同時に日米安保条約も発効した。同時発効、ここにこそ最大の矛盾、まやかしが存在する。

講和条約発効と同時に、日米安保条約で米国占領軍は撤退せず、引き続き「在日米軍」の名の下で常駐しているのである。本来、対外的条約(日米安保)は戦勝国との講和条約が発効され、わが国の主権が確立・安定した後に、つまり全ての占領軍が撤退した後に結ばれるべきはずであった。

日米安保は米国の軍事占領下において主権が存在しない状況下で締結された条約であり、こんなもの無効でしかあり得ない。同時発効はレトリックである。

日本全土が、米軍に好き勝手に使用される状況を放置して70年、何が「主権回復式典」か。言うまでもないが、このまやかしの式典を誰よりも喜んでいるのは米国である。式典では駐日米国大使のご臨席を仰ぎ、オバマ大統領の祝辞を披露するつもりなのだろうか。

来たる4月28日、安倍政権と自民党が計画する「主権回復式典」は米国占領軍の実体を隠蔽するまやかしである。この日は、「国恥」記念日または主権回復「祈念日」が相応しい。天皇陛下のご列席を仰ぐことで、「主権回復式典」を日本国民に強要するなど許されない。安倍政権と自民党は天皇陛下の政治利用を止めろ。

公開質問状

「主権回復記念日」と祝日化の疑念を問う

<井尻先生の本意は何処に>

拓殖大学名誉教授 井尻千男先生

平成25年4月1日      
主権回復を目指す会      
東京都千代田区西神田2-3-18 
ダイヤモンドレジデンス307 

1)4月28日の「祝日化」は、果たして井尻先生の本意なのでありましょうか?

     弊会は、日米安保体制下における外交・軍事の実質的な主権喪失という現状を放置したまま、4月28日を「主権回復記念日」とすることは欺瞞、まやかしであるとの立場に基づき、その「祝日化」に反対しております。

     今年、自民党・安倍政権は、4月28日に政府主催の「主権回復の日」式典を開催する意向を固めていますが、昭和27年(1952年)当時、我が国の施政権外に置かれた沖縄県などが「切り捨てられた屈辱の日である」として、反対の意思を表明しています。

     現時点では、「記念日」あるいは「祝日化」といった文言こそ用いられていませんが、畏れ多くも天皇陛下を政治利用して式典への御臨席を仰ぐ、その背後には、自民党・安倍政権による将来的な「祝日化」の企図が存在すると推し量るものであります。

    弊会は、我が国の真の国家主権が回復していないという認識を「祝日化」に反対する根拠としておりますが、その認識は何も弊会に限られたものではなく、「主権回復記念日」の趣旨に賛同されている所謂保守派の方々においても見受けられるものです。

    <ご参考>

    ◆ 「今も主権は回復していない」と語る西田昌司議員

    ◆ 「日本が『国ごっこ』をやめて真の主権国家になる始まりの一日に」
     と語る稲田朋美議員

    ◆ 主権回復を「記念」ではなく「祈念」する必要性について語る長谷川三千子氏

     井尻先生におかれましても、「主権回復記念日」を設ける必要性を提唱され、「主権回復記念日国民集会」を開催されるに至った背景には、世上に蔓延する国家主権意識の希薄さへの危惧の念があり、それに警鐘を鳴らす意図があったものと推察致します。

     すなわち、我が国国民の国家主権意識を高めることこそが、当初の目的であったのではないでしょうか。

     ところが昨今、「主権回復記念日国民集会」においては、「祝日化」という概念が独り歩きして、それ自体が目的化してしまっているかの如き印象を受けます。

     我が国の真の国家主権が回復していないという問題意識に立脚すれば、4月28日を「祝日化」して文字通り「お祝い」することは、まさに明後日の方を向いた本末転倒に他ならないと弊会は考える次第であります。この点につきまして、井尻先生はどのようにお考えなのでありましょうか。



2)「民族左翼」とは、どの事実に基づく、どのような定義、意味内容でありましょうか?

     昨年、チャンネル桜の水島総氏が公の放送で、4月28日の「祝日化」に反対する弊会を指して「民族左翼」という造語を発した際、井尻先生はその言辞に賛意を示すかのような相槌を打たれました。

    <ご参考>
    【水島総】戦後レジーム打破!尖閣防衛・東北復興・主権回復[桜H24/4/23]
      http://www.youtube.com/watch?v=0cLVlwfDv2w

    「事実を挙げて、道理を説く」ことを行動の指針とする弊会としましては、我々の言論・主張におけるどの事実を以って「民族左翼」と称されたのか、そもそも「民族左翼」の定義、意味内容とは何であるのか、お尋ねしたく存じます。

     これに対する明確なご返答を頂けない場合、「民族左翼」なる造語が、事実を踏まえたものではなく、建設的な議論から逃避する上での所謂「印象操作」「レッテル貼り」の域を出ないものと理解せざるを得ない次第であります。

 



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大和魂は何処へ?57期防衛大卒業式


安倍総理よ、靖国の英霊が泣いているぞ

大和魂は何処へ?
米国“魂”を訓示する57期防衛大卒業式


安倍首相は57期防衛大卒業式で、「国民の生命、財産、わが国の領土、領海、領空を守りぬく決意」を披露し、防衛大学生にこれから担うべき自衛官の使命を訓辞した。これは単に卒業生にだけに述べられた訓辞ではなく、式出席者と共に日本国民に向かっても発せられたのである。それはそれで良い。

しかし、安倍首相の訓辞には耳を疑う内容があった。卒業生らに、模範とする人物として「ハドソン川の奇跡」を成したサレンバーガー米国人機長、さらに米西戦争に従軍したセオドア・ルーズベルト元米国大統領を引き合いに出したのである。与えられた義務を全うする人としての潔さ、使命感は民族と国家の違いを超えた共通した価値観であり、それはそれで良いとする。

だが、ここは歴とした日本の防衛大学校、米国の士官学校ではない。わが自衛隊のトップリーダーを育成する組織ではないのか。安倍首相はどうして、日本人を例にすることが出来なかったのか。

明治維新にはじまって、先の大戦で祖国に殉じた幾多の皇軍兵士をどうして語ることが出来ないのか。靖国神社に祀られている若き特攻隊員らにどうして話を触れることが出来ないのか。

靖国神社の英霊を無視して、戦勝国のアメリカ人を“讃え”、わが防衛大生へ訓辞を垂れるとは!、57期防衛大生の心中たるや如何に。安倍首相はどこの国の首相か。卒業生らに、どこの国の愛国者になれというのか。あなたはわが国自衛隊の最高指揮官ではないか。

ここに安倍首相のメンタリティーと共に、自民党政権の一端を垣間見ることが出来るが、同じく訓辞の中で安倍首相は次のように述べている。

「先般のオバマ大統領との会談により、緊密な日米同盟も完全に復活しました」

なんのことはない、日米安保体制の強化を指している。この体制下で、我が国軍たる自衛隊は米軍の従属化のもとに固定され、国軍としての独自性など抹殺されたままである。

主権回復を目指す会は何度でも重複して語るが、我々の見解は今の日本を独立した主権国家と見なさないし、日米安保条約を放置したままでの主権国家などあり得ないとする。軍事的主権を取り戻して、我が国が完全な主権国家を目指すことこそ当会の基本理念である。

昭和27年4月28日、講和条約が発効すると同時に日米安保条約も発効した。この安保条約の発効で米国占領軍は、今現在に至るまで日本に居座り続けているのである。全島が基地化された沖縄こそ、その象徴である。安倍首相の言う「日本を取り戻す」など戯れ言にしか聞こえない。「日本を米国に差し出す」こそが、安倍首相と自民党に相応しいのではないか。


主権回復の欺瞞を嘆く沖縄県民の慟哭。1970年4月28日、与儀公園にて
 (写真提供:新藤建一氏)

従って来たる4月28日、政府が行う「主権回復式典」は米国占領軍の実体を隠蔽するまやかしである。この日は、「国恥」記念日または主権回復「祈念日」が相応しい。天皇陛下のご列席を仰ぐなど言語道断でしかない。

【参考】 防衛大学校・57期卒業式 安倍首相訓示(全文)

「私と国民は常に諸君とともに」「崇高な任務に没頭を」
 防大卒業式首相訓示(2013.3.17)

  http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130317/plc13031717080007-n1.htm

※参考資料
【防衛大生よ立ち上がれ! 防衛大を反日・媚中の校長から守れ!!】

  http://shukenkaifuku.com/past/KoudouKatudou/2009/091108b.html





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