タグ別アーカイブ: 社会の不条理

排外主義とは

排外主義とは民族の生体反応・生理である 多文化共生はオシャレ事ではない  令和8年9月1日  主権回復を目指す会  西村修平  【移民はロボットではなく生きた人間】 移民政策の是非を語る前に明確にしておきたい前提が必要である。つまり移民とは何かを語らなければならない。言うまでもなく異なる人種、異民族の受け入れである。民族とは言語、宗教、歴史、文化、生活環境など同一性を分かつ合える集合体、コミュニティーを指す。 基本的に、移民として来る彼らは自国の貧困・生活条件の劣悪ゆえに日本へ経済的な利益を求め、恒久的には我が国に永住権を獲得し、彼らのコミュニティーを形成することにある。民族として相入れない彼らを日本が受け入れることであり、これを日本政府が国策として遂行している。移民は工場の生産ライン立つロボットではなく、喜怒哀楽を示す生きた人間、日本人とは相異なる感情を示す存在であることを忘れてはならない。 【レイプ殺人を祝う「アッラーフ・アクバル」】 現在進行中のホルムズ海峡をめぐる米国とイランの紛争も、本を遡れば2023年10月7日のハマスによる「レイム音楽祭」へのテロ襲撃事件だった。三千人が集まる広場へロケット弾を撃ち込み、機銃を乱射した挙句の殺害者364人の大惨事は未だ生々しい。さらに、イスラム原理主義者の彼らは女性をターゲットに40名を拉致・連れ去った。裸にされたまま暴行され、命乞いする彼女らの頭部に銃弾を発射して殺害した。 音楽祭は酸鼻を極めるものだった。無抵抗な民間人をなぶり殺す、妊婦の腹を切り裂いて胎児を引き摺り出す、若い女性をレイプした挙句に殺すなどなど・・・、これを彼らは「アッラーフ・アクバル(神は偉大なり)」と叫びながら街頭で祝うのである。しかも、移民として定住する他国においてだ。 西側諸国の主要都市で、パレスチナの旗や「IS」の旗を掲げ、ハマスの襲撃成功を祝うデモ行進を数千人規模で展開するのだった。ロンドンのイスラエル大使館には5千人、パリでは数千人が暴徒化して警官と衝突した。ベルリン、ニューヨーク、トロントでも同様な光景が演じられた。 【人口増殖をテコに自治区の確立】 だが、これこそ彼らの民族としての行動原理であり、敵対する相手への民族感情である。移民政策に伴う「多文化共生」とは、彼らが敵対または相反する文化、宗教、価値観に対する憎悪まで受け入れることを意味する。「レイム音楽祭」で、彼ら示した虐殺を祝福する文化まで受容しなければならない。これに反対する世論なり意見には「差別主義」のレッテルを貼り付け抹殺しようとして来る。 西側諸国に属する日本で、自由と民主主義、言論の自由という「放縦」に味をしめた彼らが、「和を以って尊し」とする日本の道徳文化、他者に対する思いやりの価値観を簡単に受け入れるわけがない。それどころか、彼らは民族の文化、宗教、風俗を持ち込み、緩やかに情況を鑑みてコミュニティーを形成して行く。同時に人口増殖を進行させつつ、時間の経緯と共に実質的な彼らの自治区が構築されて行く。いわゆる治外法権が確立するのだ。 【排外主義とは民族の生体反応・生理】 成り行きにませたらどうなるか。世界でも稀に見る道徳、精神文化である「他者に対する思いやりの価値観」が根底から破壊される。我々が構築、イメージしてきた国家が、社会が根底から崩れて行くのは必然である。これを国難と言わずして何と言えば良いのか。 多文化共生はオシャレ事ではない。民族の生死を左右する一大事である。民族の生命を維持する生体反応が排外主義だ。排外主義は民族の生理であり、差別でも何でもない。 済し崩しの移民政策、これぞ令和における国難の国難ではないか。この国難と戦う主役は誰か。地震被災者を余所に政治資金パーティーに酔い痴れる自民党ではない。この福岡県議会に他人事の顔を装う高市政権でもない。 金もない、名も無い、何から何までも無い我々一般国民こそがその主役を担うのである。書を捨てて、ネットの書き込みを止めて、連帯を呼びかけて街へ出よう。大和魂を掲げて、日本を破壊する移民政策反対を叫ぼう。大和魂とは国難を前に燃焼・爆発する民族精神である。己の体裁を飾るアクセサリーではない。 ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを! ◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』  (酒井信彦 日新報道)  著者・酒井信彦が朝日新聞に踊らされる日本人の精神構造を解く。

カテゴリー: 時評 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントは受け付けていません。

「けだもの」扱いされた日本人とユダヤ教のホロコースト

「けだもの」(トルーマン大統領)扱いされた 日本人とユダヤ教のホロコースト  令和8年8月15日  主権回復を目指す会  西村修平  灼けるような季節8月、終戦の15日を迎えた。歴史の記憶は敗戦そのものよりも膨大な非戦闘員の死者である。その典型が日本列島への無差別爆撃と8月の原爆投下である。米軍の空襲は軍事施設の破壊よりも一般国民を殺戮の対象にした。その手段は通常の空爆ではなく、木造住宅である日本の家屋を焼き払うことで人命に多大な損失を与えるという戦術だ。焼夷弾による空襲、つまり人間を生きたまま焼き殺すということである。この究極が高温で生命体を蒸発させる原爆である。戦史においても特筆すべき残虐さは、いかなる口実、手段を以ってしても日本民族の記憶から払拭できない。 1945年8月9日、米国キリスト教団体はトルーマン大統領宛に電報で「見境のない破壊行為」だとして深刻かつ深い憂慮を表明した。これに対して何と答えたか。大統領は書簡で「けだものを相手にせねばならないときは、けだものとして扱うべきだ」として恐るべき暴言を吐いた。米国は日本人という人間を相手ではなく、「けだもの」を相手に戦争をしたのである。ゆえに宜なるかな、あれほどの殺戮行為を躊躇なく敢行できた。焼夷弾による日本列島への無差別爆撃、原爆投下こそ第二次大戦における文字通りの大虐殺、悪魔の所業に他ならない。 浅草側から見た言問橋炎上 (クリック拡大) 世界はナチスによるユダヤ人虐殺をホロコーストと形容しているが、ここで「ホロコースト」とは何かを問い直そうではないか。ホロコーストの本来の意味は、ユダヤ教の儀礼における生贄ならぬ焼き物の供物を言う。ならば、米国の焼夷弾による無差別爆撃、原爆投下こそホロコーストと呼ぶに最もふさわしいのではないか。米国は日本人を「けだもの」(トルーマン大統領)として焼き殺したからである。 ナチスによるユダヤ人虐殺は毒ガスで行われたが、日本人は生きたまま焼き殺されたのである。正真正銘の「ホロコースト」とは米国が行なった日本列島大空襲と原爆投下である。米国・ワシントンにはユダヤ人の虐殺を記念する「米国・国立ホロコースト記念博物館(USHMM)」があり、ヒットラーの犯罪を鋭く追及して己の人道主義を賛美している。 米国に課せられた戦後の最大使命とは何か。それは己が自画自賛する人道主義に基づいて、「米国・国立ホロコースト記念博物館」に原爆投下と日本大空襲の展示を常設することにある。トランプ大統領とアメリカ国民に進言するが、この展示を世界が絶賛するのは間違いないと。そうでなければ、余りにも片手落ちで整合性がつかない。 灼けるような熱さが続く8月、どうしても同胞が受けた81年前の無慈悲な惨状に思いを馳せざるを得ないのである。 鎮魂の祈りは絶えず幾夏も靖国神社に蝉泣き止まず 合掌 ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを! ◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』  (酒井信彦 日新報道)  著者・酒井信彦が朝日新聞に踊らされる日本人の精神構造を解く。

カテゴリー: 時評 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントは受け付けていません。

憲法記念日には「赤報隊事件」も語ろう

憲法記念日には「赤報隊事件」も語ろう 朝日新聞はペンを武器にした巨大軍需産業だった 令和8年5月3日  主権回復を目指す会  西村修平  【襲撃された「理由」を何故かと問う朝日新聞】 憲法記念日に当たる5月3日は、兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局が襲撃された日でもある。今年で39年目を迎える日に朝日新聞は、射殺された小尻知博記者(当時29歳)の遺影に手を合わせる弔問者らの光景を報道した。 そのなかで、同僚の高山顕治氏は「なぜ阪神支局が襲われなければいけなかったのか。理由がわからないのが一番悔しい」と心境を語っている。 理由とは? 時間を幾ばくか遡ってみれば、「理由」はとっくの昔に明らかになっている。 【70年代の反日無差別テロ】 70年代初頭に始まる日本人極左による無差別テロは猖獗(しょうけつ)を極めていた。赤軍派によるロッド空港での銃乱射、成田闘争での警察官殺害、空港公団社員の自宅放火、土田国保・警視庁警務部長宅への小包爆弾による家族殺害などなど。企業への爆破テロは三井物産本館、帝人、大成建設、間組など止まることを知らなかった。 これら企業を狙った11件の爆破テロ事件は、「東アジア反日武装戦線(主犯・大道寺将治 収監中死去)」なる組織の犯行だったことが明らかとなった。犯行の動機とは「反日」を自称する様に、日本そのもの敵視・標的にした組織的爆破テロだった。 なかでも、ひときわ特筆すべきは三菱重工爆破事件(1974年8月30日)であろう。死者8人、降り注ぐガラス破片を浴びた重軽傷者は358人、その後も被害者らは深刻な後遺症に悩まされ続けている。三菱が標的にされた理由は、同社が日本における過去、現在、軍需産業の中核であり、同社がアジアへの戦争責任が希薄だと彼らが認識していたからだ。 【朝日と反日極左の本音】 事件の翌日、現場は未だ血痕も生々しく、爆破の残骸が散乱している最中に、朝日新聞はベ平連の吉川勇一事務局長に、朝日と極左テロ集団の“本音”代弁させた。 「三菱重工がやられたというと、ある種の憶測がすぐ出る。ということは、三菱重工が三菱重工だからほかならない。こんなことをやった人間が悪いと言ってしまえば簡単だが、やはり背景を考えなければならない」(朝日夕刊 1974,8,31 吉川勇一) 爆破の全容も犯人が誰かも未だ不明ななかで、無差別テロを糾弾するのではなく、三菱重工を名指しして、やられて当然、それよりも実行犯の「背景」に理解を示すべきとの驚くべき論調を展開した。無差別テロの支持を表明したのである。 【朝日が朝日だから標的に】 それならば、「赤報隊事件」において三菱重工を朝日新聞に置き換えたらどうか。「朝日新聞がやられたというと、ある種の憶測がすぐ出る。ということは、朝日新聞が朝日新聞だからにほかならない。こんなことをやった人間が悪いといってしまえば簡単だが、やはり背景を考えなければならない」と。 さらに、もっと簡潔・露骨に言い換えれば「朝日新聞の小尻記者が射殺されというと、ある種の憶測がすぐ出る。ということは、朝日新聞が朝日新聞だからにほかならない。こんなことをやった『赤報隊』が悪いといってしまえば簡単だが、やはり背景を考えなければならない」との論理が成立する。 【朝日は三菱重工と並ぶ巨大な軍需産業】 軍需産業は何も武器・弾薬を製造するばかりではなく、戦争を鼓舞、煽るマスコミ、朝日新聞とて例外ではない。朝日の部数は、満州事変直前(1931年5月)に約140万部の発行が大東亜戦争翌年には、満州・朝鮮などの外地を併せて何と370万部の超大台に達していた。 朝日は戦争のお陰で巨大マスメディアに成長したのである。新聞こそ戦争を煽り、戦争で財を築く軍需産業、武器をペンに置き換えた「武器商人」といって差し支えない。朝日は三菱重工と並ぶ巨大な軍需産業だったとも言える。 【朝日のみを標的にした赤報隊】 では、朝日が最も知りたいと欲するところの襲撃された「理由」とは。朝日新聞は三菱重工と並んで巨大な軍需産業だったからに他ならない。同時に、反日を目的にするなら捏造すら躊躇しないその報道体質である。 しかし「赤報隊」は、反日極左の無差別テロと異なり、襲撃を朝日新聞のみに限定した。朝日が思い遣りを示す「東アジア反日武装戦線」のような無辜の市民を巻き添えにする卑劣な行動は選択しなかった。 ペンを武器にした軍需産業が朝日、それを象徴する旭日の朝日新聞社旗 (2017年4月20日 朝日新聞 東京本社前) 赤報隊事件30周年、朝日は「やられた背景」こそを直視せよ(2017/5/7) http://nipponism.net/wordpress/?p=33916 日本民族をヘイト・差別した朝日のサンゴ捏造事件(2026/4/20) http://nipponism.net/wordpress/?p=38316 ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを! ◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』  (酒井信彦 … 続きを読む

カテゴリー: 時評 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントは受け付けていません。

日本民族をヘイト・差別した朝日のサンゴ捏造事件

日本民族をヘイト・差別した朝日のサンゴ捏造事件 捏造もいいねと朝日が言ったから4月20日はサンゴ記念日 令和8年4月20日  主権回復を目指す会  西村修平  4月いえば桜、散る桜残る桜も散る桜(良寛) しかし、4月は忘れてはならぬ一大事がある。花よりダンゴならぬサンゴ、報道史に名を残す朝日新聞のサンゴ捏造事件だ。   1898年4月20日(朝日新聞夕刊一面)に、「サンゴを汚したK・Yって誰だ」と題する記事が掲載された。貴重な沖縄のサンゴが心ないダイバーによって「K・Y」と、無残に書き刻まれ損傷したと告発する“特ダネ”だが、言わずと知れた朝日新聞による自作自演、世紀の捏造事件だった。 日本人は、落書きにかけては今や世界に冠たる民族かもしれない。だけどこれは、将来の人たちが見たら、80年代日本人の記念碑になるに違いない。百年単位で育ってきたものを、瞬時に傷つけて恥じない、精神の貧しさの、すさんだ心の……。 にしても、一体「K・Y」ってだれだ。  サンゴ事件は単なる捏造の範疇では語れない。この捏造は一社員による個人的犯罪というより、朝日新聞の根本的体質から発している。それは日本民族としての存在を徹底的に忌み嫌うところからである。朝日新聞の慰安婦問題、南京虐殺などの報道は基本的にこのサンゴ事件の発想枠にある。   つまりヘイト、日本人に対する憎しみである。珊瑚の損傷をどこにでもいる不心得者の仕業にではなく、敢えて「精神の貧しさの、すさんだ心の」日本人そのものの存在にあるとする発想に集約される。日本人が存在しているから、サンゴが損傷するのだと。究極のヘイト・差別とは相手の存在を否定し、抹殺することにある。シナがウィグル、チベットに対して強行する民族浄化が正しくそうである。これに比べたら、しばき隊と称する連中の「差別やめろ、ヘイト反対」などは幼稚園児のお遊戯会だ。 サンゴ事件、それは日本民族に対する憎悪・敵意の激しさを捏造でもって示した究極のヘイト・差別なのである。サンゴ事件を歴史に銘記し、記念日として残すべきである。   捏造もいいねと朝日が言ったから4月20日はサンゴ記念日 24年を経過した「サンゴ事件」 真面目に反省する兆候は微塵もない朝日新聞 (朝日新聞本社前 平成25年(2013) 4月20日) 社員のプライドを切り裂いたかも知れない大プラカード (朝日新聞本社前 平成24年(2012) 4月20日) サンゴ事件を忘れるな(2013/4/22) http://nipponism.net/wordpress/?p=22054 祝!サンゴ記念日と竹島の碑建立(2012/4/22) http://nipponism.net/wordpress/?p=13654 ←絶滅を免れた日本人を一人でも増やす為にクリックを! ◀︎『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』  (酒井信彦 日新報道)  著者・酒井信彦が朝日新聞に踊らされる日本人の精神構造を解く。

カテゴリー: 時評 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントは受け付けていません。

「安定的な皇位継承」への私見

「安定的な皇位継承」への私見 <女性天皇、女系天皇こそ日本文明の真髄 日本再生は「男系絶対主義」より大和魂の復活だ> 令和6年6月20日   主権回復を目指す会   日本国民党党友   西村修平   【下々の不敬】 皇位継承を巡る最大の問題とされるのが、男系か女系だが私自身この問題に関してはどちらでも構わない。そもそも議論は家督制度を巡ってであり、平たく述べれば他所の家である。他所の家の相続に他人が図々しく口を挟むのは非礼ではないか。しかも相手は皇室であられる。当事者であられる皇室の方々の御意見が全く国民に明らかにされないなか、下々が何を畏れ多くも口出しするのか。中には繁華街で街宣車を繰り出し、デモを企画するなど“不敬”も甚だしい。 皇室に対しての敬いが余りにも欠け過ぎている。「尊王」や「承詔必謹」を標榜し、この問題について語るのであれば、天皇陛下のご叡慮を伺うべきと、主張するのが筋であろう。 【「君民一体」の原則に反する男系絶対主義】 議論を開始する前提に、保守派は「神武天皇以来126代、例外なく男子継承が行われて来た」とする「妄想」から目を覚まし、冷静に見解を発していただきたいことである。 神話的な存在の人物を皇室の始祖と断定するなら、日本書紀や古事記の内容が全て歴史的事実とせざるを得ず、神話に遡る歴史に「科学」を用いて土足で踏み込む様なものだ。これには相当な保守や熱烈な皇室論者でも躊躇するはずである。それは聖書に記されている言葉が全て正しいとする「聖書原理主義」であり、この様なカルト的意見を皇位継承の政府有識者会議や与野党協議において幅を利かせていては進む議論も進まず、纏(まと)まる話も纏まらない。 そもそもだが、男系天皇絶対主義を固持する保守派のオピニオンリーダーの櫻井よしこ氏や八木 秀次氏、またその周辺の人々あるいはその親族血縁、さらに周辺の友人知人らにおいて、彼らが 主張するところの男系絶対主義で家督相続を維持している方々がいるのかと。ほぼ、いないはずである。「いない」というより、出来ないのである。自らが「出来ない」家督相続を、何故に皇室には押し付けるのか、実に摩訶不思議である。 驚くことに、彼ら男系主義に固執する保守派の中には、その理由を正当化するために「Y染色体」なるものを持ち出す者までいる。 「Y染色体」とは、父親から息子に引き継がれていく染色体であるという。では、その科学的見地に基づいて「Y染色体」の過去を追って行けば、天照大御神に辿り着くのか。結論は言うまでもないことである。神話に「科学」で踏み込めば、「皇統断絶」は未来ではなく、過去においても生ずるのである。 皇室においても、幕府の将軍職においても、男系男子継承は側室や分家からの養子と一体であったのが歴史的事実だ。養子・婿入りをもって家督を維持して来た。 中には「皇室に側室を復活させるべき」と言う者もいるという。そうなれば国民と皇室において婚姻形態・家督相続形態が異なる形になるではないか。そうしたことを国民はもとより皇室が受け入れるのか、否である。民族としての「君民一体」の原則に甚だしく乖離するこの大いになる矛盾に、心穏やかに素直な気持ちで向き会って頂きたい。 【シナ・朝鮮とでは異なる日本の親族構造】 我々がよく知る小説で映画化もされた名作に『夫婦善哉』(織田作之助・昭和15年)がある。大阪北新地の老舗問屋が舞台で、放蕩息子の家庭を描いている。役立たずの長男を勘当し、家を潰さないないため、跡継ぎとして婿養子を迎える話だが、日本の庶民生活からすればよくあることで特段珍しくもない。 我々庶民は「家」が存続の危機に陥った際には血筋より育ちを選択して来た。形式的な血統を重視しないのが日本文明であり、古くから言い伝わる「氏より育ち」がそれである。日本民族はシナ・朝鮮の男尊女卑に基づく親族構造とはまるで異なる。彼らの家督制度とは無縁なのだ。 稲田朋美衆議院議員は産経新聞『正論』欄(平成18年1月7日)に、「男系維持の伝統は圧倒的に美しい」と題して、「日本人はこれを美しいと感じる民族」だと寄稿している。男系継承の正当性・完全性でいえばシナ・朝鮮は揺ぎない本家本元であり、日本は実に不完全そのものである。一般庶民に至ってはほとんどといって関心すら示さない。 そうすると、完全性を備えたシナ・朝鮮の男系継承は我が皇室に比べると比較も出来ないほど遥かに圧倒的に美しいのであり、彼らは日本人に比べ(優秀な)美しい民族となるのである。 問題は皇室だけに止まらない。稲田氏の論法をもってすれば、我々日本人たる普通の庶民の家族形態・相続のあり方は、シナ・朝鮮の「美しい」男系主義に比較し「醜く、汚い」ことになる。日本民族を蔑(さげす)むこの稚拙な稲田議員の発想には驚くばかりである。稲田議員の男系絶対を「美しい」とする感性のあり方はそれぞれ自由でいい。しかし、自らの「好み」を、我が日本民族全体の好みにすり替える論点は到底看過できない暴論である。 一億日本の庶民がそっぽを向いているシナ・朝鮮の家督相続の基である男系主義を、何故に保守を標榜する方達がかくも尊(たっと)び、皇室にだけにはこれほど執拗に強要するのか。シナ・朝鮮が、稲田議員の「美しい」する「男系絶対主義」を聞いたら卒倒するほど喜ぶだろう。 【女性天皇、女系天皇(愛子内親王の即位)こそ日本文明の真髄】 とりわけ日本の歴史を振り返った時に、8人(10代)の女性天皇がいらっしゃる。これは男尊女卑・「男系主義」のシナ・朝鮮では絶対にあり得ない。ここにこそ日本文明と彼ら中華文明との決定的な違いがある。 「男系主義」に固執する保守派の中には、これら御歴代の女性天皇に対して「中継ぎに過ぎなかった」と強弁するが、歴史の事実から目をそらすその不真面目な態度は不敬である。野球で言えば、「リリーフ投手やピンチヒッター、あれは野球選手ではない」と言い張るようなもので、その図々しさは見苦しい限りだ。 「日出処の天子、書を日の没する処の天子に致す」と認(したた)め堂々たる国書を隋の煬帝に送り、シナの冊封体制から脱却する対等外交を確立されたのは女性の推古天皇である。 皇位継承の一世一代にして最大の祭儀である大嘗祭を始められたのも女性の持統天皇であられた。 さらに、「熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」 これは小中の課程で学ぶ誰もが知る万葉集の一首である。百済への救援軍が現在の愛媛県松山市から出航する際、船団に発した出陣の号令だがこれも女性の斉明天皇とされている。 こうした歴史に名を刻む女性天皇の存在こそ、日本にはシナ・朝鮮のような父系氏族制度がなかったことを証明している。女性天皇、ひいては女系天皇を公認することこそが、日本文明の真髄であるとの議論を大いに交わそうではない か。 大東亜戦争において事実上の無条件降伏、シナ、朝鮮との領土・歴史認識問題での完敗、日米地位協定に基づく対米従属の深化、「失われた30年」の国民生活の凋落とその呻吟(しんぎん)、マネーロンダリングに狂奔する自公連立政権の腐敗と堕落、日本民族が絶滅する少子高齢化などなど、これらは全て「男子男系天皇」の下で続いてきた歴史の今である。女系天皇ではなく、保守派が「美しい」と礼賛する「男子男系天皇」の下で日本が無くなりつつある現実を感情抜きに受け入れようではないか。 日本が「男系主義」の下で斯くも敗北を重ねてきている現実に鑑みるならば、国難の危機を逸回するうえで、愛子内親王を女性天皇として即位されることを、自らも含めてだが多くの国民は期待しているのではないか。「安定的な皇位継承」を語るなら、女性天皇の即位を望む議論をタブー視し、封印させてはならない。歴代8人(10代)の女性天皇が存在した歴史は誰しもが否定できない事実だ。女性天皇、女系天皇こそが、日本文明の真髄であるとの議論を喚起し、死に体の日本に喝を入れよう。 【「男系絶対主義」より大和魂の復活を】 保守派をもって任ずる人々から、「男系天皇があるから日本が安泰」だとか、「女系天皇で日本がなくなる」との話を聞くが、心ある人からすれば我々がイメージして来た日本は疾うに無くなっている。危機とは何か。火事で言えばボヤが危機の段階、火災が発生すればそれは「危機管理」の失敗なのである。日本はこの30年間、永遠の「危機」を叫ぶオオカミ少年の陶酔に浸り、火災を放置して来た。今は焼け跡に立ったと称しても言い過ぎではない。 … 続きを読む

カテゴリー: 時評 | タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , | コメントは受け付けていません。