祝!サンゴ記念日と竹島の碑建立

「サンゴ記念日」は永遠に不滅です(K・Y)

祝!「サンゴ記念日」23周年と
石原都知事の尖閣諸島購入

声明文「祝!『サンゴ記念日』23周年にあたって」

平成24年4月22日  

昨年4月20日、主権回復を目指す会は「祝!サンゴ記念日22周年」の抗議街宣を中止した。言うまでもないが、昨年は東日本を襲った未曾有の大震災・福島第一原発事故で日本列島は大混乱に陥っていた。4月は未だその犠牲者の遺体収容はおろか、被災者の救援すらままならない状況が進行していた。

©2011 book.asahi.com

当会は震災直後の3月14日、「災害は挙国一致体制で挑む戦争 ━ 菅内閣は挙国一致内閣である」との声明文を出し、思想・政治信条の相違を越え、国民が菅内閣の下で被災者救援、災害復旧に全力を尽くすべきとの見解を示した。こうした事態を踏まえ、昨年の「祝!サンゴ記念日」の抗議街宣を中止したのである。

朝日新聞の大震災に対する編集方針は、基本的に主権回復を目指す会の活動方針と違うことはなかった。さらに原発事故が日本列島に壊滅的な打撃を与えるとし、わが国の長期的エネルギー政策の全般を見直しつつ、脱原発の方向を社の基本方針として示した。

こうした観点に立脚すれば、朝日の偏向報道の追及は大震災という緊急事態において “些末な” 運動課題と位置づけていい。

物事には是々非々で対応すべきで、これを理性という。朝日新聞といえど客観的事実に基づいた道理には素直に耳を傾けるべきだろう。左翼が言ったから、右翼が言ったから、産経が言ったから、あの人が、この人が言ったからの感情で是非を下したなら、己の主体性は何処に有るかと疑われる。感情で思想は語れない。季節ごとに、日々その時々の気分次第で、園児並みの情緒で愛国を語るのは止しにしよう。

 【参考】国難を民主党批判にすり替える知性の堕落(3月14日)
  http://nipponism.net/wordpress/?p=1639#second

 【参考】国民は菅首相の東電叱咤を断固支持する(3月15日)
  http://www.shukenkaifuku.com/past/KoudouKatudou/2011/110315.html

(↓ 画像クリック拡大)

街宣前に「竹島の碑」を植え込みに


祝!「竹島の碑」が朝日新聞本社前に建立

「富士山には月見草」ならぬ      
朝日新聞には「竹島の碑」がよく似合う


碑の鍬入れ式を眺める見学に訪れた中学生たち


いよいよ開始、二年ぶりの「祝!サンゴ記念日」


児島謙剛氏が都の尖閣諸島購入に妨害を企てる朝日の媚中を糾弾


シナの走狗を演ずる朝日売国を許すまじ


朝日新聞がでっち上げた捏造の数々を糾弾する
村田春樹氏


社員のプライドを切り裂いたかも知れない
大プラカード


「サンゴ記念日」は永遠に不滅です(K・Y)

【動画】捏造も良いねと朝日が言ったから4月20日は珊瑚記念日(23周年)

 youtube
 http://www.youtube.com/watch?v=rXj9B1twudk
 ニコニコ動画
 http://www.nicovideo.jp/watch/sm17608665

抗 議 文

<朝日新聞よ!都の尖閣諸島購入を妨害するな>
わが国領土を朝日新聞の反日とシナ侵略主義から守れ

代表取締役社長 秋山 耿太郎 殿

平成24年4月20日 
主権回復を目指す会  
 
東京都の石原知事が17日、ワシントンで尖閣諸島の購入計画を明らかにした。我々日本国民はこの石原都知事の決断を断固として支持し、この計画実現のための労を惜しまないものである。

ところが、石原都知事の購入計画をおもしろくない輩が存在する。マスコミだが、シナではなく何と!日本の新聞、それが朝日新聞である。朝日は18日の朝刊一、二面トップで、「知事の購入計画に『波紋』」と大見出しをつけ、「日中関係への影響が懸念される」とエキセントリックな記事を掲載した。さらに社説では都知事の計画は「無責任」とまで言い切っている

都知事の決断は偏に自民党を中心にしたわが国政府が、度重なるシナ政府による尖閣諸島への領海侵犯などの侵略行為に何らの対策を講じてこなかった無作為にある。この無責任極まる外交経緯のうえに、シナはこの尖閣諸島を「核心的利益」とまで公言するに至っている。心ある国民は先般、わが国領海を侵犯したシナ人船長の無罪放免などなど、政府の事なかれ主義には怒りのためはらわたが煮えくりかえっている。こと領土問題に関して、国民は政府を全く信頼しないに至っている。こうした中での購入計画が国民に圧倒的に支持されるのは当然だ。

朝日が以上の国民世論を知らぬではあるまい。「懸念」とか「無責任」など石原都知事を批判しているが笑止千万であり、シナの走狗になりはてた売国振りをさらけ出しただけだ。

朝日の言う「懸念」とはシナが進める尖閣諸島の強奪計画に狂いが生ずることを指す。「無責任」とは朝日新聞が日本のメディアにもかかわらず、わが国領土をシナに売り渡すという売国奴振りを指す。抽象的字面をあげ、日本語を操って日本人の顔を装う朝日新聞の売国には徹底的な懲罰を加えなければならない。

奇しくも今日は捏造記事の象徴たる朝日の「珊瑚記念日」にあたる。さらに、5月3日の「赤報隊事件」が間もなくやってくる。南京大虐殺でっち上げ、慰安婦強制連行の捏造などなど、幾多の売国記事がいかなる結果を招いたか朝日は真摯に反省するべきだろう。朝日新聞に警告する。国民の怒りの声を侮ってはいけない。

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自民党よ、日本海に叩き込まれるな!


山谷えり子議員が米国で慰安婦問題を糾す
破棄まで自民党本部前での抗議は止めない
もう逃げ切れんぞ!そろそろお縄だ自民党

自民党に「河野談話」の破棄を求める抗議街宣は4月18日でもって4回目を迎えた。12時から開始する街宣だが、昼休みと言うことで多くの職員や党員、国会議員らが目前を通り過ぎる。これまでを振り返ると、このアクションに対して賛否はともかく誰もが無視することに徹底している。

ところが今回初めて、山谷えり子議員が我々に「ご苦労様です」との声をかけられ、慰安婦問題について話し合う若干の機会があった。

3月26日、参議院予算委員会の質疑で山谷えり子議員が、慰安婦強制連行で野田首相に質問している。

山谷議員
日本軍「慰安婦」とされる女性が「拉致された」事実はあるのか
野田首相: 事実とは少し違う
山谷議員
日本は、道義的な見地から、国民が基金を支払った。さらに韓国政府は賠償を要求するが、日本に責任があるのか?
野田首相: 日韓協定で解決済みである
山谷議員
首相の見解を問う。韓国政府は、被害があるというが、被害の証拠があるのか
野田首相:
はっきりした(軍関与の)証拠はない

山谷議員は野田首相から、慰安婦強制連行に根拠はなかったとの言質をとったのである。さらに、玄葉外務大臣から「政府の基本方針は河野談話を踏襲する」ことにあるとの回答をえた。「河野談話」こそ最大の元凶であり、この談話を破棄しない限り、慰安婦強制連行の自虐から日本人は脱却できないのである。この質問の意義は限りなく大きい。

(↓ 画像クリック拡大)
その罪状は国家と民族に対する名誉毀損だ 金子吉晴氏と共に自民党本部を行き来する議員へ
談話の破棄を訴える
そこに山谷えり子議員が挨拶に 山谷議員は5月6日から訪米する。ワシントンで然るべき方面へ、慰安婦強制連行のデタラメを訴える決意を語った
河野談話の破棄を求める議員連盟の立ち上げを要請、しかしこれには言葉を濁す山谷議員
今度は西田昌司議員が通り過ぎようとする。
「先生、ちょっとお話しして下さい」と呼び掛けたが・・・・
「先生、先生、どこへ」の声を無視して無言で遠ざかる議員、振り返った時に一言、「西だ」? こちらは片山さつき議員、
ドアを締め切ったまま車で立ち去った
「歌を忘れたカナリア」ならぬ愛国を捨てた自民党は日本海に叩き込みましょう 「主権回復記念日」の祝日化は「画期的」(稲田朋美議員) ではなく、自民党の末期的法案だ

【動画】毎月決行!自民党は『河野談話』を白紙撤回せよ!4.18

 youtube
 http://www.youtube.com/watch?v=FCAwgjMH4DI

 ニコニコ動画
 http://www.nicovideo.jp/watch/sm17588030

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竹島の碑とテキサス親父

テキサス親父が竹島の碑建立で
主権回復を目指す会へお祝いに

竹島を韓国の侵略から奪還せよ!
と檄を飛ばすトニー・マラーノことテキサス親父

(↓ 画像クリック拡大)   
匿名で主権回復を目指す会へ「竹島の碑」が贈られてきた
竹島の碑建立を聞きつけて主権事務所に駆けつけたテキサス親父と
多摩川さんと一緒に親父が大好きな居酒屋へ
一年ぶりの再会を喜んで*

*参考【成田空港でテキサス親父を歓迎】http://nipponism.net/wordpress/?p=334 
昨年の来日詳細レポート:http://staff.texas-daddy.com/?eid=76   
http://staff.texas-daddy.com/?eid=77 ほか

東京講演会&ファンの集い

平成24年4月22日 PM:6時45分~PM:8時45分
東京:牛込箪笥区民ホール
〒162-0833
新宿区箪笥町15番地
TEL:03-3260-3421
FAX:03-3260-3421
MAP http://texas-daddy.com/tansu-map.jpg

※テキサス親父の大阪及び東京講演会&ファンの集いの前売り券の販売は終了致しましたが、 各会場共に座席数には余裕を持っていますので、ご参加になりたい方は、当日、各会場入り口にて当日券をお買い求め下さい。

 

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なぜ反対するのか北のミサイル発射

北ミサイル発射に思う
自衛隊の無能を暴いた迎撃体制

日本よ、反対よりも核開発並びにICBMの開発を

この度の北朝鮮によるミサイル発射であるが、しきりに日本を攻撃対象にしているなどとマスコミが騒ぎ、騒動を醸し出したが冷静に見ればただの「打ち上げ花火」と言って良かったのではないだろうか。こうした騒動で幾つか気づいた点があるので考えてみた。

朝鮮総連本部前でミサイル発射に抗議した「行動する保守」の人らが、発射失敗を祝って居酒屋で「北朝鮮ミサイル発射失敗祝賀会」を開いて盛り上がったそうだ。

自衛隊の迎撃ミサイルが、日本列島に向かう北のミサイルを打ち落としたのなら「祝賀」に値するかも知れないが、冷静に考えてみればかなり明後日ではないか。まだ客観的に検証できない「失敗」を祝賀するのも如何かと思った。北が最小限のコストで、軍事国家としての存在を示すことを目的にした発射であれば、少ない燃料で発射間もなく自爆させれば、それだけで目的は達成したとも判断される。北は超大国が仕切る安保理決議に決然と反旗を翻し、国家としての意地を世界に見せつけた。主権国家の体を成さない日本に生きる我々からしたら、この外交術はうらやましい限りである。

そんなことより、人工衛星を搭載してのミサイル発射に関していえば、日本が偉そうに北朝鮮の失敗を嘲けり笑う資格があるだろうか。

日本が本格的に宇宙開発に取り組んだ昭和44年(1969年)以降、ロケットの打上げにはことごとく失敗の連続で、マスコミからは「無駄」だから開発を止めろとまで叩かれていた。技術開発の黎明期には数多くの失敗がくりかえされるのは当たり前ではないか。「はやぶさ」の成功は今突然に成し遂げた偉業ではなく、バッシングに耐え、幾多の失敗にめげずに開発に取り組んできた経緯の上にある。北朝鮮批判に、わが日本が現を抜かすほどの余裕があるのか。

迎撃体制は戦争という軍事行動である。迎撃ミサイルを搭載する車両に、芸能レポーターのごときマスコミを金魚の糞の如くまとわりつかせて自衛隊広報部は平然としていた。これらレポーターを”従軍記者”に仕立て上げたのか!?およそ戦争という軍事行動ではない。まるで打ち上げ花火のイベントだ。敵国の軍事工作員からすれば、無防備のこれらミサイル搭載車両は移動中、簡単に破壊できたであろう。

挙げ句の果てだが、我が自衛隊は独自にミサイル発射を確認する能力は皆無だ。米軍の早期警戒衛星(SEW)の発射情報に依らなければ、他国のミサイル発射は確認できないのである。自前の迎撃態勢がない、発射を確認する術もない。PAC3なる迎撃体制は全て米軍の管轄下に置かれている。これは自衛隊として屈辱ではないのか。北のミサイル発射に抗議する人たちは、「失敗祝賀」ではなく対米従属、日米安保条約下の自衛隊の屈辱こそ感じて頂きたい。

北ミサイル発射に反対する世論の趣旨がいまいち鮮明でないが、基本的には安保理決議に反するとの理由が最大の根拠のようだ。しかし安保理とは何ぞや、国際連合安全保障理事会、5つの常任理事国と、国際連合加盟国の中から総会で選ばれる10の非常任理事国の計15ヶ国から構成されている国連の議決機関だ。

ご存じのように常任理事国とは米、英、露、仏、シの五カ国で、このうち一国でも拒否権を示せば決議は成立しない。この常任理事国が実質的に国連を仕切っている。この度の北のミサイル発射反対で分かるように、シナも含め、他4カ国は北朝鮮に核開発並びにICBMの開発を許さないのである。核拡散防止条約と同じ、五カ国による世界支配体制である。

この度の安保理決議に従えば、日本も核開発並びにICBMの開発は許されないこととなる。日本は国益に反してもこれに従順に従うのかと問いたい。安保理で、慰安婦強制連行や南京大虐殺が決議されたら、日本はこの決議を受諾するのかと愛国保守に尋ねたい。北だからという「パブロフの犬」のような単純な反応でミサイル発射反対を叫べばどうなるのか。我が国の核開発並びにICBMの開発を、自分で断念することになる。

④祝!サンゴ記念日23周年
 <捏造も良いねと朝日が言ったから4月20日は珊瑚記念日>

 祝!東京都が尖閣諸島を購入決定 

    ※雨天決行 プラカードの持参歓迎
    主権回復を目指す会 連絡:西村(090-2756-8794)

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保守派の祝日法案を糾す

対米従属を隠蔽する保守派の祝日法案を糾す

主権回復運動を「祝日」という
“人参”で語るのは止めよ!

4月28日を主権回復「記念日」とするのは主権放棄、まやかし以外の何ものでもない
(自民党本部前 平成23年9月9日)

主張 「主権回復記念日」を糾弾する

『堕日保守』の欺瞞を糺す

<西田昌司議員は国民に説明せよ!>

平成24年4月14日  
主権回復を目指す会 児島謙剛  

4月28日、今年もまた「主権回復記念日国民集会」なるものが開催されるという。その場所が永田町の自民党本部であり、その主催者として自民党の議連、たちあがれ日本などが名を連ねている・・・これぞまさしく愛国保守陣営の限界を示して余りある現実だ。そう断言して差し支えない。

主権回復を目指す会では、昨年来、本件が孕(はら)む事態の深刻さを憂慮し、警鐘を打ち鳴らす意を込めて抗議活動を実施してきた。

【参考】

主権回復を「祝日」という“人参”で語るのは止めよう!
http://shukenkaifuku.com/past/KoudouKatudou/2011/110428.html

【動画】『主権回復記念日』4月28日を「国恥」記念日にせよ
http://www.youtube.com/view_play_list?p=ED4973CA1AC9ED8F

自民党の「主権回復記念日」を糾す
http://nipponism.net/wordpress/?p=4132

自民党本部へ抗議・要請
http://nipponism.net/wordpress/?p=4396

【動画】自民党の「主権回復記念日」祝日化を糾す
http://www.youtube.com/playlist?list=PL84E7C01647195D8F

4月28日の何が問題なのか? いまいち分かりづらい面もあるかと思われる。詳細については拙稿を含めた記事や動画をご覧頂きたいが、端的に整理すると以下の通りである。

・ 昭和27年(1952年)の4月28日、サンフランシスコ講和条約と同時に日米安保条約が発効
・ それによって、米国による事実上の占領政策が継続
・ 我が国は、外交・軍事における真の主権を回復できないまま今日に至る

たった3つの箇条書きを見ただけでも、賢明な読者は「4月28日を祝日化しよう」などという目論見の欺瞞がお分かりになるであろう。4月28日に、我が国の実質的な主権は回復しなかった。いわば“屈辱の節目”だ。そのような日を、なぜ「主権回復記念日」などと詐称して祝日にしなければならないのか? なぜ「お祝い」しなければならないのか? どう考えても辻褄が合わない。

国家主権の喪失という現実を受け入れた上で、それについて国民一人一人が真剣に考える契機(きっかけ)を設けたいということであれば、その動機自体に我々は反対しない。しかし、それならば、日本版「国恥記念日」とでも称するのが日本人としての気概、日本民族としての矜持である。周知の通り、袁世凱政権下のシナ(中華民国)が21か条要求を受諾した5月9日を「記念」した呼び名に因(ちな)んだものであり、これこそが呼称として相応しい。

西田昌司氏・・・言うまでも無く、愛国保守を標榜する筆頭格として保守派に大人気の国会議員である。お得意のビデオレターの中で、この御仁は「主権回復記念日」について饒舌に持論を展開している。

【参考】

西田昌司「黄金週間に主権の意味を考えよう。」
http://www.youtube.com/watch?v=2r-pchGrtRA

【2011.12.19】西田昌司『戦後66年経って今も主権は回復していない!!』
http://www.youtube.com/watch?v=gyVfcCKJO6g

表題を一見しただけで「おや?」と思われた読者も少なくないのではないか。4月28日を「日本の主権が回復した」ものとして記念日化、祝日化するという趣旨に賛同しているはずの西田議員が「日本の主権は回復していない」と真顔で語っているのだ。

氏の主張の骨子は以下の通りである。
「自分で自分の国を守る、この主権国家として当たり前のことが出来ていない」
「米国による占領の延長線上でしか日本の主権、安全が守られていない」
「本当に日本の主権が回復されているのだろうか?(=回復していないのではないか?)」

お気づきであろう。上記の3つは主権回復を目指す会の主張と重なっている。では、問題意識が一致していながら、なぜ具体的な行動が我々の対極に位置しているのか? その原因は偏に、西田議員の“言行不一致”にある。

極言すれば、氏は「実際には主権が回復していないけれども、みんなで国家主権を意識するための“方便”として、嘘でも何でもいいから、とりあえず4月28日を記念日にして、祝日化してしまおう」と述べているのに等しい。西田議員には、政治家としての己の信念に照らし、自身の言動の矛盾について国民に説明する責務があるはずだ。これは、同じく「主権回復記念日」に賛同している稲田朋美議員に関しても言えることである。

その責務を果たそうとしないのであれば、保守派に迎合するためのダブルスタンダード、御都合主義でしかない。選挙での保守票を当て込んだ人気取りのパフォーマンスに過ぎず、これ以上の欺瞞、ごまかし、まやかしは無いと詰(なじ)られても返す言葉があるまい。

昨今、我々が西田議員や稲田議員を批判する度に、「保守カルト」と化した自民党応援団の保守派がヒステリックに食ってかかる図式が定着しつつある。だが、なにも我々は、彼らの人格や人間性をとやかく言っているのではない。威勢の良い愛国の掛け声とは裏腹に、具体的な行動で明らかな矛盾があるから、その疑義を質しているのである。

それに対しては理性的な反論をすべきであるが、感情的な“反発”の域を一歩も出ておらず、嘆かわしい限りである。我々はここに、そのような保守派を、日本の腐敗・堕落を先導(煽動)する『堕日保守』として規定する。愛国の看板を掲げながら、我が国の前途を誤らせる『堕日保守』の罪深さたるや、反日左翼のそれを上回ると言っても過言ではない。

来たる4月28日(土)、我々は自民党本部前で「主権回復記念日国民集会」糾弾の抗議街宣を決行する。日章旗を掲げて愛国を訴える陣営同士が正面切って対峙する、まさに本物の“カウンター”だ。我々にとって、これは真の愛国を自負する者としての矜持を賭けた『堕日保守』との戦いである。

読者の各位におかれては、この「主権回復記念日」の問題を通じて、我々と保守派の主張の一体どちらに道理があるのか、ご判断頂きたい。愛国の真偽を見極めて頂きたい。そして、「戦場」となる自民党本部前において、ぜひとも主権回復を目指す会の陣地にご参集願いたい。

我が国の年間休日は祝日を合わせて119日にも及ぶ。今我が国は未曾有の大震災で打撃を受け、国家存亡の崖っぷちに立たされているのではないのか。「三K」なる労働を嫌う悪しき民度の低落、こうしたなかで、これ以上祝日を増やしたらどうなるのか。怠け癖が染みついた日本人の性根を破壊するだけだ。「保守派」よ、いい加減な無責任は止めよう。これ以上の休日は勤労意欲の崩壊を招くだけだ。 主権回復運動を「祝日」という“人参”で語るのは止めよう!


業界と癒着する祝日増加は勤労意欲の低下を招くだけだ(自民党本部前 平成23年9月9日)

 【参考】↓

◆『主権回復記念日国民集会』 ▶案内詳細(PDF)

    日時:4月28日(土) 14:00から16:30まで(13:00開場) 
    場所:自民党本部 8階ホール
    共同主催:主権回復記念日国民集会実行委員会
    自由民主党主権回復記念日制定議員連盟
    たちあがれ日本

    登壇者:自由民主党 総裁 谷垣禎一
    たちあがれ日本代表 平沼赳夫
    東京大学名誉教授 小堀桂一郎
    拓殖大学名誉教授 井尻千男
    「月刊日本」主幹 南丘喜八郎

    他多数登壇予定

【主権回復を目指す会設立趣旨】一部抜粋

昭和27年4月28日、サンフランシスコ講和条約の発効をもって、我が国は大東亜戦における対外的な敗戦責任を処理した。
昭和20年8月15日以降、日本は国際法を蹂躙する軍事占領下に置かれていたが、ここに真の終戦を迎え、独立国家としての主権を回復した。

しかしながら、講和条約が発効すると同時に、日米安保条約も同時発効した。この安保条約の発効は今現在に至るまで、日本が軍事的主権を喪失してきた現実を示している。つまり軍事の独立を喪失している点で、米軍の占領期間と講和条約の発効後は見事に連続している。

そして終戦60数年を経た現在の日本は、対米従属は言うまでもなく、シナ、朝鮮などの内政干渉にも屈服し続け今に至り、その惨憺たる現状は言うまでもない。

従って、我々の見解は今の日本を独立した主権国家と見なさないし、日米安保条約を放置したままでの主権国家などあり得ないとする。軍事的主権を取り戻して、我が国が完全な主権国家を目指すことこそ当会の基本理念である。

我が国の年間休日は祝日を合わせて119日にも及ぶ(自民党本部前 同日)

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