死刑執行は法務大臣の責務


法務大臣は粛々として死刑を執行せよ

── 執行しない大臣は辞職しろ ──

法務大臣の使命とは何か。法の執行を法に基づいて執行することだけであり、それ以外の何ものでもない。

刑事訴訟法第475条は「死刑の執行は、法務大臣の命令による」とした上で、この「命令は、判決確定の日から6箇月以内にこれをしなければならない」と、法務大臣に死刑執行を「しなければならない」義務と明文化している。

法の番人たる法務大臣が法の執行にあたって個人的感情に左右され、法の執行を「判断できない」など言語道断であり、我々が存立する法治主義国家の理念を否定することである。こんな人間に法務大臣の資格などない。

法で明文化された死刑執行を己の感情で出来ない、意図的にしない法務大臣はさっさとその職を辞めるべきである。

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自民党政権時代からの確定死刑囚は121人、国民に巨額な税負担となって跳ね返っている 法を蔑ろにする「法無省」は解体していい
法務大臣は刑事訴訟法第475条に従ってサインすればいいだけの話だ 法無省ならばそのトップは「無法大臣」が相応しい
死刑執行の出来ない平岡秀夫法務大臣は直ちに辞職せよ! 児島庁舎に向かって平岡法務大臣の不作為を糾弾
「死刑の是非などきちんと死刑執行を履行してからすべきことだ」と新任大臣の詭弁を糾す有門大輔氏 人権法案の画策など法務省の堕落を追及する村田春樹氏
槇泰智氏が30年以上も執行されないでいる確定死刑囚に触れ、この怠慢は死刑囚に対する許し難き虐待だと指摘(※昭和49年平塚市ピアノ殺人事件) 「法務大臣は粛々として死刑を執行せよ!」との大臣宛の抗議・要請文を秘書課に渡す


【動画】『平岡秀夫』法務大臣は粛々として死刑を執行せよ

youtube
http://www.youtube.com/playlist?list=PL31901351DA15CB49

ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15610275

 抗議・要請文 
<法務大臣は粛々として死刑を執行せよ!>

法務大臣 平岡秀夫 殿

平成23年9月14日        
主権回復を目指す会         
政経調査会 NPO外国人犯罪追放運動
外国人参政権に反対する会・東京   

 
 貴殿は二日夜の就任会見で、死刑を執行する判断について、「(死刑の是非を)考えている間は当然、判断はできない」とし、就任中の死刑は執行しないと宣言した。

 法務大臣の使命とは何か。法の執行を法に基づいて執行することだけであり、それ以外の何ものでもない。

 刑事訴訟法第475条は「死刑の執行は、法務大臣の命令による」とした上で、この「命令は、判決確定の日から6箇月以内にこれをしなければならない」と、法務大臣に死刑執行を「しなければならない」義務と明文化している。

 法の番人たる法務大臣が法の執行にあたって個人的感情に左右され、法の執行を「判断できない」など言語道断であり、我々が存立する法治主義国家の理念を否定することである。こんな人間に法務大臣の資格などない。

 さらに貴殿は死刑が「大変厳しい刑罰で慎重な態度で臨むべきなのは当然。制度を廃止するかどうかは幅広く検討していく」とも語った。

 法務大臣に課せられた使命は刑事訴訟法第475条に基づいて、粛々と刑を執行するだけだ。「廃止」とか「検討」は殺された被害者親族と法治主義国家を営む我々国民がすることであり、法務大臣のあんたがすることではない。明後日も甚だしいぞ!

 あなたは平成19年6月(日本テレビ)に出演した際、事件当時16才の息子が、二人の少年にリンチ殺害された母親に向かって、「むしろ悪いことをした子供たちはそれなりの事情があってそういう(殺した)ことになったと思う」と発言した。被害者の母親に、「殺された息子に責任がある」と加害者の少年を擁護までした。子供を殺され、哀しみのどん底に突き落とされた母親に、「あなたの子供に責任がある」など、許し難い責任転嫁であり、到底人としての心があるとは思えない。

 平岡秀夫法務大臣よ!被害者の傷口に塩を塗りこんだ行為を我々日本国民は忘れてはいない。

 自民党政権から引き継がれた確定死刑囚は戦後最多の121人にものぼる。

 民主党政権下では、千葉景子法務大臣が死刑囚二人の刑を執行しただけであり、それも、この死刑囚二人を“生け贄”にすることで千葉景子は法務省内に死刑廃止の勉強会を立ち上げている。民主党政権下で執行されたこの二人こそいい面の皮、とんだ引き立て役にされたものだ。これを死刑囚にたいする“人権侵害”と言わずして何と言えばいいのか。

 121人にのぼる死刑囚で拘置所はパンク状態、死刑囚の管理・維持費用は巨額な税負担となって国民生活に跳ね返っているのが実情だ。法務大臣が死刑を執行しないのであれば、死刑囚の管理・維持費用は大臣自らが負担するのが筋というものであろう。

 国民から法の執行を委任された法務大臣が、その使命、義務を遂行しないとすればこの国はもはや法治国家ではなく無法国家だ。法の番人たる法務大臣自らによる法の侵犯を許す訳にはいかない。日本国民は法務大臣の不作為から、国家の法治主義を守る義務がある。

 法で明文化された死刑執行を己の感情で出来ない、意図的にしない法務大臣はさっさとその職を辞めるべきである。


平岡秀夫法務大臣は粛々として死刑を執行せよ!
死刑執行の出来ない平岡秀夫法務大臣は直ちに辞職せよ!

 

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思想とは無縁の「反原発」カウンターデモ


「反原発」デモ行進で、主催者側日本人と共にフランス人夫婦が逮捕されたことがニュースになっていた。

「反原発」デモ派の逮捕に喝采を送っている「在特会」とか「排害社」へ、槇泰智氏がブログで、「原発推進を唱える所謂保守と称される人々の方が、遥かに要注意の対象になっていることが分からないのか」と諭している。

そうした折、書店で目に付いた雑誌があった。別冊宝島『原発の深い闇 東電・政治家・官僚・学者・マスコミ・文化人の大罪』(980円)、パート5で構成されていて、どれもが原発の深い闇と大罪を暴き切っている。

とりわけ関心をそそったのがパート4の「原発アンダーグラウンド」だった。その章で、ジャーナリストの寺澤 有氏が「電力会社は警察署長らの優良天下り先 脱原発運動の取締で活気づく『警備・公安警察』」と題してルポを掲載している。警察署長の天下り先一覧も添えられている。

これを読めば反、脱に関わらず、電力会社と一体となった国家権力は原発に異議を唱える側をいとも簡単に身柄勾留することがよく分かる。


思想に基づいた「国家革新」とは反体制運動である(槇 泰智)

【まき やすとも 政経調査会】  
http://makiyasutomo.jugem.jp/?eid=701  

9月11日(日曜日)に新宿で「反原発」だかのデモ行進があったようで、これに反対する勢力との小競り合いの結果、主催者側の人間が12人ほど逮捕されたようだ。
警備の警官に対して殴ったとか何とかの公務執行妨害と主催者に対する公安条例違反だとからしい。
逮捕の模様をニコニコ動画で観たが、なんとも言いようがない。

反原発のデモ隊が極左・左翼勢力なのかそれに挑発された一般市民の集まりなのか、私としては知る由もないが、彼等の逮捕に対し諸手を挙げて歓声をおくる反対派=原発推進派の態様が稚拙にみえる。

逮捕者周辺を取り囲み、警官に向って「早く逮捕しろ」「逮捕だ。いえーい」「射殺しろ」と無責任な言動で騒ぎまくる。まあ、思想運動とは無縁の人々だから当然の対応であろう。

反原発という現体制に対する抵抗勢力が、いとも簡単に国家権力によって逮捕される現実に対しては、何の危機感も持たない人々なのである。主催者が逮捕された理由と言うのはデモ隊を歩道にまで広げた公安条例違反だとか。

この程度でも逮捕する理由付けになるというのが、いずれは自分たちにも還って来る現実が予想できていないのだろうか。国家権力側からすれば、原発推進を唱える所謂保守と称される人々の方が、遥かに要注意の対象になっていることが分からないのか。

昨年の渋谷デモの際にも書いたが、デモ隊に乱入した在日朝鮮人に対し、デモ隊側から「警察は何をやっている。早く逮捕しろ」、との罵声が飛ばされたが、反対勢力から身を守るのは自己責任。安易に警察権力を介入させるべきではない。

警察権力を介入させるのが当たり前となれば、我々が左翼・反日勢力のデモ・集会に抗議した際に、否応なく警官隊によって排除される訳で、そこには民主主義の片鱗も見られない事になる。

それは米国大使館や支那大使館に対する抗議でもしかり。全ての政治活動が官憲によって規制されて当然と言う社会が構築されていく。だから政治活動に対する刑罰というのは軽いに越したことはない。政治的主張を掲げた非合法の行動に対する司法の判断とは、「自らの主張を通すために、暴力に訴えた行為であり、厳罰に処するべきである」、として重罰を下すのが常となっている。

本来であれば「自らの経済的利益のため」、「己の性的欲求を満たすため」の犯罪に比べれば、減刑されてしかるべきところ、現実はその逆である。これは、国家権力を掌握する現体制からすれば当然の帰結である。体制側がもっとも恐れるのは私利私欲に捉われない、国家改革勢力である。現体制が崩壊して自分達の既得権益が奪われることを最も危惧している。

そういった意味では、自らの性的欲求を満たすために幼女を誘拐殺害した犯人の方が安全であるから、こういった輩に対しても死刑判決が下されることは、まずありえない。

所謂保守と称される人々の訴える原発推進とは思想運動に立脚した上で、国家のエネルギー政策を論じているものではないだろう。原発事故を契機として盛り上がる、左翼系市民運動に対する反発のようにしか見えない。思想運動であれば、官憲による安易な逮捕が自らの運動に適用されている実態に眼を向けない訳にはいかないからだ。
自分達の行動が規制された時には「不当な弾圧」、と抗議するのに同じことが反対勢力に向けられた時には歓迎しているがどうしてこのような対応がとれるのか。自分達が権力側から如何なる眼で見られているかを冷静に判断できていないのであろう。

10年前に靖国神社に左翼が乱入してきた。今までは「反靖国」を標榜しても神社の敷地内に入る事はなかった。首相小泉による靖国参拝をめぐりこの年から左翼・反日勢力が堂々と境内に入って声を挙げるようになった。

8月の終戦の日の間近、「左翼乱入」の一報を受けて靖国神社に急行すると大村益次郎像の前で30人ほどのヘルメットにタオルで覆面の集団がハンドマイクで「反靖国」の集会を開催。中核派だ。周りは機動隊が楯を持って丸く取り囲み、外部からの抗議を遠ざけている。右翼団体や保守系の人々が「やめろ」「やめさせろ」、と訴えているが警官によって押し戻されている。現着したばかりの私は通行人の振りをしてゆっくりと周囲を徒歩で通過。機動隊の楯と楯の間に隙間が生じ一瞬に飛び込んで行って、演説者に体当たり、マイクのコードを引きちぎった。周囲の者が覆いかぶさってきて転倒したところに警官隊が入って、離れた所に隔離された。

現場にいた公安が「被害者」側に事情聴取。相手が告訴すれば威力業務妨害・器物損壊は当然だろう。しかし、そこは中核派。告訴しないで集会を中止して、その場を立ち去った。で、私は放免されたわけだ。

彼等は立場上は反対の位置にいるけれども、彼等なりに思想を持って行動している。そして、安易に警察権力を介入させることが、長い眼で見れば自分達の運動にマイナスであることを知っている。それは長年に渡って反体制の立場で活動として経験がある。

社会運動を実践するにおいて、自分の立ち居地は何処なのか。現体制とそれに追随する暴力装置であるところの国家権力とは、如何なる位置関係にあるのか熟考することが肝要なのである。

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なぜ辞めない国会議員


鉢呂は同時に議員も辞職せよ


なぜ「死の街」と言われるのか。一番、深刻に理解出来ているのが福島県民であり、福島第一原発放射能汚染地域の住民の筈だろう。
以下は、鉢呂経済産業相の「死の街」発言に関した読売新聞の報道。

  http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20110911-OYT1T00168.htm

経産相「辞任は当然」…被災者から怒りと失望

 「原発事故が自分たちの責任だと思ってないから、あんなに軽い事を言えるんだ。被災者なんか眼中にない」。鉢呂氏が辞意表明した10日夜、福島市笹木野の果物農家の男性(63)は憤りをあらわにした。原発事故の風評被害でナシや桃などの出荷価格は半値以下に。「『またか』という感じで、国にはもう何も期待できない」とあきれた。

 「風評被害の中で、福島の野菜を買ってくれる国民もいるのに、大臣が今回のような言動を発するのは情けない」。原発20キロ圏の警戒区域にある福島県富岡町から大玉村の仮設住宅に避難している男性(56)はこう語り、「怒りを通り越して、悔しい」。

 原発の警戒区域から福島県二本松市に庁舎ごと移転する同県浪江町の馬場有町長は、「これだけ苦しめられている中であの発言は許せない」と厳しい口調で語り、同県南相馬市の桜井勝延市長は「こんなに短期間に代わられるのは被災地にとってマイナスだ」と話した。

(2011年9月11日17時54分  読売新聞)

これら農家の男性や避難住民は自らおかれている地域が人の住める場所でないことを自覚しているのであり、農産物が放射性物質で汚染させられた被害者だからこその発言だ。

しかし、彼らを苦しめる境遇に追いやっているのは東電であり、辞任した鉢呂経済産業相ではない。汚染区域が危険だから、仮設住宅に避難しているのではないのか。鉢呂元大臣は苦しめられているその現状を指して「死の街」と言ったまでである。客観的事実を言った。

危険を承知して避難しながら、「死の街」発言で傷つき、「悔しい」のであれば、一体どういう表現であれば満足するのか。「哀しい街」「寂しい街」・・・・、だったら了解するのか。

何をどれほど同情されたいのか、甘えもいい加減にしろと言いたい。

ところで、なぜ“正鵠を射た”元大臣の発言が辞任まで発展して騒動になるのか。

それは鉢呂元大臣が自ら発した言葉である「死の街」について、これを問題視したマスコミと闘わなかったからである。闘わないで逃げたのである。

逃げたとは、「死の街」という事実に基づく自らの道理をあげた理念を提示し、論争しなかったからである。

鉢呂元大臣は「死の街」に“反感”を感じた彼ら原発被害者と、元大臣の言葉狩りに狂奔するマスコミ相手に事実を挙げた道理を説く戦いを放棄した。

戦いを放棄、つまり逃げに転じたのだから追い打ちのバッシングに晒されるのは至極当たり前だ。

マスコミが煽った「被害者の感情逆なで」の前に、欲望民主主義に浸かりきった日本人は抵抗する術などない。マスコミと一緒になって鉢呂の辞任大合唱に加わるしかない。

もう、身内の民主党の中からさえ誰も鉢呂の「死の街」を擁護する正論は出なかった。

大臣は辞めるが、議員特権だけにはしがみつく醜悪

鉢呂元大臣は単純に言葉狩りのイジメにあっただけだ。

なぜ虐められたか、それは逃げるからだ。なぜ逃げるのか、弱いからだ。なぜ弱いのか、守るべき思想、政治上の理念が、政治家としての矜持がなかったから虐められた。思想の左右、理念の是非に関わらず、人間は守るべきものがあれば強い。

しかしながら、鉢呂はしたたかだった。見かけは殊勝に反省と謝罪で辞任をしたが、ドッコイ、議員の身分だけはしっかりと死守した。つまり議員特権という守るべきものがあったればこそ、議員の身分だけは死守したのだ。

  ←国会:<利権分配集団>の総本山

国会議員の推定年収:2,896万円
http://nensyu-labo.com/koumu_kokka_kokkaigiin.htm

JR全線無料…新幹線、特急、グリーン車も可
航空機無料…月4往復までは無料
議員宿舎…民間相場からみると格安の値段(新赤坂の場合3LDKで9.2万円/月。相場は50万円/月ほど)
政策秘書、公設第一秘書、公設第二秘書の給料国庫負担
 ・・・・等など、金額換算した議員特権は約3億円にのぼるとされている。

鉢呂が真に自ら発した「死の街」発言について謝罪するのであれば、大臣の身分と共に、選挙によって選任された議員も辞職しなければ整合性がつかない。あの「反省と謝罪」は国会議員という特権を守るための方便でしかなかったのである。利権分配集団の一員として、鉢呂はその真骨頂を示した。

利権分配集団>、下は地方議員に始まり上は国会議員に至るまで、税金でもって生計(たつき)を立てる、この日本列島に新しく誕生した階級集団である。とりわけ、手厚く保護された特権を享受する国会議員は、食物連鎖でいえばその頂点に位置するといって良い。日本の歴史上、初めて登場した階級集団だ。

【参考】「二大政党とは利権分配集団の独裁体制」
  ↓
  http://www.shukenkaifuku.com/past/shuchou/090201.html

 

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「死の街」は正しい

鉢呂経産相の見解を支持する

偽善を通り過ぎ、知性の幼児化を進む日本人


大学進学を希望する学生に最も必要なことは、主観を排除した客観的な己の学力を把握することである。己の学力をシビアに評価できなければ、進学校の選定はおろか受験計画すら立てられない。

企業の再建も然りだ。金庫を空ければ借金の証書の山、聞きたくも見たくもない負債を数字として把握する作業は辛い。しかし。この作業をしなければ再建計画が立てられないのである。

 ← 福島原発周辺、チェルノブイリ原発事故を上回る危険度“レベル7”高汚染の実態(8月30日文科省発表・放射性セシウムの土壌濃度マップより/クリック拡大)

東日本大震災の復興の足枷がフクシマ第一原発にかかっている。いや日本存立の行方がこの原発事故処理の行方にかかっている。

この行方はひとり我が日本ばかりではなく、世界が固唾をのんで見守っている。

その矢先に新任の鉢呂吉雄経済産業相が、「(原発)周辺の市町の市街地は、人っ子一人いない。まさに死のまちという形だった」と述べたことで辞任に追い込まれた。


鉢呂経産相の「死のまち」発言
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20110910-OYT1T00543.htm
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110910-OYT1T00622.htm?from=main1

「死のまち」発言で、「福島県民の皆さんに大きな不信を抱かせた」ことがその理由としている。

実際、原発周辺は高濃度の放射性物質に汚染され、地域住民の健康を考えれば到底生活できる環境ではない。

震災直後に1から3号機まで、絶対にあってはならないメルトダウンが始まり、水蒸気爆発と共に高濃度の汚染物質が自然界へ放出された。

全て公にされ、皆が知っていることだ。

その量たるや、セシウムで広島型原爆の168倍との試算を経済産業省原子力安全・保安院が公表している。

原爆と比較「コメント困難」=「セシウム168倍」試算で-東電
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201108/2011082700222

さらに、日本原子力研究開発機構は8日までに、汚染水の流出に加え、大気中からの降下分などを合わせた海洋への放射能放出総量が1.5京(1京は1兆の1万倍)ベクレルを超えるとの試算をまとめている。天文学的数字に達している。

海洋汚染1.5京ベクレル超=東電推定の3倍-原子力機構が試算・福島第1原発
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011090800051

 東京電力福島第1原発事故で、日本原子力研究開発機構は8日までに、汚染水の流出に加え、大気中からの降下分などを合わせた海洋への放射能放出総量が1.5京(1京は1兆の1万倍)ベクレルを超えるとの試算をまとめた。東電は4~5月に海に流出した汚染水の放射能量を約4720兆ベクレルと推定しているが、試算はこの3倍以上に達する。
 原子力機構の小林卓也研究副主幹(海岸工学)らは、漏えいした汚染水の影響に加え、東電が公表したモニタリング数値などを用いて、大気中に出されたヨウ素131とセシウム137が海に降り注いだ状況をシミュレーション。同原発放水口付近の海水から放射性物質が初めて検出された3月21日から4月30日までの放出総量を試算した。
 その結果、海に放出されたヨウ素131は1.14京ベクレル、セシウム137が0.36京ベクレルで、計1.5京ベクレルとなった。セシウム134はシミュレーションでは考慮していないことから、放出総量はこれを超えるという。

(時事ドットコム:2011/09/08-05:50)

そうした事実を受けて日本政府は、危険度を最大値のレベル7に設定したのである。

以上から、フクシマ第一原発事故近辺の地域は住民が避難して「死のまち」と化している。この事実は誰もが知っている。だから、鉢呂経産相は実情に即して、これを分かりやすく「死のまち」と言ったまでであろう。

「死のまち」宣言で、「福島県民の皆さんに大きな不信を抱かせた」とするが、フクシマ第一原発事故近辺の地域が安全といえば、福島県民が「不信」ではなく安心すると言いたいのか。


野田首相が言う「福島の再生なくして、日本の元気な再生はない」というのは、深刻極まるフクシマ第一原発事故の収束なくして、元気な福島を再生出来ないとのことを言っている。

再生しなければならない客観的状況を、否が応でもこれを把握して、この状況に即して対応策並びに再生・復興計画が立案できる。

フクシマ第一原発事故近辺の見たくもない、聞きたくもない、言いたくもない厳しい現状を認識しなければならない。ただ認識するだけではなく、この三「ない」を受け入れなければ、再建(再生)計画など立てようもない。

繰り返すが、大学受験生でありながら分数、整数計算はおろか、漢字の読み書きすら出来ず、学力は小学生並みだが、その自らの力量を屈辱として受け入れることが出来なければ、受験計画など立てようもない。放漫経営の果てに倒産した企業を再建する際も同じ、見たくもない、聞きたくもない、言いたくもないデタラメ経営をしっかりと総括しなければ再建計画など立てようがない。

放射能汚染の被害を受けているのは福島県民ばかりではない。原発事故は日本国民全てに、我々が住むこの日本列島の存在そのものがかかっている。

その現状は残念ながら「死のまち」と化している。その現状を受け入れなければ「死のまち」を再生することは永遠に不可能なのである。

真実を言ったことが、「福島県民の感情を傷つける」など偽善を通り越したまやかし、知の劣化を突き進む日本人の幼児化現象といっていい。

下記はブログ「Everyone says I love you !
  ↓
【鉢呂経産相がんばれ 「原発はゼロになる」 上関原発事業中止検討! 読売・産経の攻撃開始】
 http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/99d700e0eb62d004892b99e4792046b6

原発推進の立場に立つのが読売新聞と産経新聞、この二社が原発見直しの鉢呂経産相の追い落としを図る経緯を分かりやすく説いていて参考になる。

 

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自民党本部へ抗議・要請


「主権回復記念日」の祝日化に反対

── 休日増加は勤労・学習意欲の崩壊 ──

主権回復運動を「祝日」という“人参”で語るのは止めよ


 自民党は26日、サンフランシスコ平和条約が発効された4月28日を「主権回復記念日」にするため、この日を祝日とする法改正案を衆院に提出した。

 法案をとりまとめたのが、「4月28日を主権回復記念日にする議員連盟」(会長・野田毅衆院議員)、記念日の意義を「苦難の占領期を経て主権を回復したことを記念し、国の真の独立の意味に思いをいたす」と強調している。


写真:二階俊博(自民党) 
その経歴は親シナ・売国の悪行で埋め尽くされている。「社団法人全国旅行業協会」(ANTA)の会長職を永年勤め、祝日法案化を最も喜んでいるに違いない。「保守派」が売国奴と祝日バラマキで結託するおぞましい光景を見たくない

 昭和27年4月28日、サンフランシスコ講和条約の発効をもって、我が国は大東亜戦争における対外的な敗戦責任を処理した。昭和20年8月15日以降、日本は国際法を蹂躙する軍事占領下に置かれていたが、ここに真の終戦を迎え、独立国家としての主権を回復したのである。

  しかしながら、講和条約が発効すると同時に、日米安保条約も発効した。つまり、軍事の独立のない形式的な主権の回復でしかなかったのである。

 この安保条約の発効は今現在に至るまで、日本が軍事的主権を喪失してきた現実を示している。つまり軍事の独立を喪失している点で、米軍の占領期間と講和条約の発効後は見事に連続している。

  そして終戦60幾年を経た現在の日本は、対米従属は言うまでもなく、シナ、朝鮮などの内政干渉にも屈服し続け今に至り、その惨憺たる主権喪失の現状は言うまでもない。

  従って、今の日本は誰が見ても独立した主権国家と見なすことなど出来ない。日米安保条約を放置したままでの主権国家はあり得ないのである。軍事主権を取り戻し、我が国が完全な主権国家を目指すことこそ、4月28日を考えるうえでの意義がある。

  現状を無視したまま4月28日を主権回復「記念日」とするのは、主権放棄であり、まやかし以外の何ものでもない。

  4月28日は「国恥」記念日こそが相応しく、この「国恥」の日を祝日化しようなど、知性の崩壊を疑うだけだ。底知れぬ経済不況、それに追い打ちをかける大震災の渦中に祝日の増加など、国家の行く末に余りにも無責任だと言わざるを得ない。

  我が国の年間休日は祝日を合わせて119日にも及ぶ。

  今我が国は未曾有の大震災で打撃を受け、国家存亡の崖っぷちに立たされているのではないのか。「三K」なる労働を嫌う悪しき民度の低落、こうしたなかで、これ以上祝日を増やしたらどうなるのか。怠け癖が染みついた日本人の性根を破壊するだけだ。「保守派」よ、いい加減な無責任は止めよう。これ以上の休日は勤労意欲の崩壊を招くだけだ。

主権回復運動を「祝日」という“人参”で語るのは止めよ!

「4月28日を主権回復記念日にする議員連盟」は
祝日法案化を直ちに撤回せよ!

  ↓

【参考】
◆自民党こそがGHQ(連合国軍総司令部)の占領政策を代行してきた。この民族裏切りを欠片も意識できない体たらく、まさしく保守の雄に相応しい自民党だ。アメリカの下僕として番犬として、占領政策を演じて来て、これからも又占領政策を記念(継続)して行くのである。
◆「4月28日」は、占領継続記念日または国恥記念日がふさわしい。保守の「主権回復記念日」のまやかしをぶち破れ!

「主権回復記念日」の重大な誤り(酒井信彦)
 http://sakainobuhiko.com/2010/04/post-90.html

【過去の所業に対する徹底的な自己批判である】(酒井信彦)
 http://sakainobuhiko.com/2010/12/post-139.html

(↓ 画像クリック拡大)
休日バラマキの自民党が民主党の「子供手当」を批判する資格などない

KKRの土地売却を黙認しながら、祝日法案化を推進する「保守」派議員達のまやかしを糾弾

米軍の下に従属している自衛隊の屈辱に触れ、主権喪失の現状を告発する松本英志氏

休日増加で親中売国奴の二階俊博は、さぞかし「保守」派に感謝しているだろう

児島謙剛氏が西田昌司議員のトンチンカンな言い分を徹底的に批判した

“祝日”なる人参で主権回復運動を語る法案を必ず粉砕しなければならない


【動画】自民党の「主権回復記念日」祝日化を糾す

youtube
http://www.youtube.com/playlist?list=PL84E7C01647195D8F

ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15565701

 要 請 文 

祝日の“バラマキ”を許さないぞ!

<自民党は「主権回復記念日」の法案提出を撤回せよ!>

自由民主党総裁 谷垣禎一 殿

「4月28日を主権回復記念日にする議員連盟」
              会長 野田毅 殿

平成23年9月9日
主権回復を目指す会

一部新聞報道において、自民党が4月28日を「主権回復記念日」に定め、休日とする祝日法改正案を今国会に提出する方針を固めた、と伝えられている。我々は、これに断固反対し、法案提出の撤回を強く要請する。

昭和27年(1952年)の4月28日、サンフランシスコ講和条約が発効し、我が国は形式的な「独立」を取り戻したとされている。だが、同日、日米安保条約も同時に発効したことによって、米国による事実上の占領状態が継続し、我が国は外交・軍事における真の主権を回復できないまま今日に至っている。

つまり、4月28日に我が国の実質的な主権は回復されなかったのであり、そのことが、米国のみならず、ロシアに加え、シナ・朝鮮といった諸外国から我が国が侮りを受ける最大の要因となっている。

いわゆる「保守」派は、その責任を現在の民主党政権だけに転嫁しているが、そうではない。
55年体制の下、「吉田ドクトリン」の継承ばかりを謳ってきた歴代の自民党政権こそが、まず責任を問われなければならない。
そのような己の責任を隠蔽し、4月28日を「保守」派に取り入るための“政治パフォーマンス”に利用しようとする自民党の姑息な姿勢は言語道断であり、断じて許し難い。

現在、我が国の祝日数は既に過剰な状況である。この上、さらに祝日を増やせば、日本国民の勤労意欲と学習意欲の減退に拍車をかけ、さらなる国力の低下を招くだけである。

また、自民党には、シナ・朝鮮に媚を売る売国議員として名高い二階俊博氏が所属している。この二階氏は、「社団法人全国旅行業協会」(ANTA)の会長職を務めており、旅行業界との強い繋がりが指摘されている。祝日数の増加を望む旅行業界の思惑が背後にあるのではないか、という疑念を我々が抱くのは至極当然のことである。
これが仮に事実であれば、4月28日という我が国にとって切実な節目の日を、業界団体への利益供与に悪用する「利権分配集団」=自民党の醜悪な姿の証明に他ならない。

これこそ、下野してもなお一切の反省・総括が出来ない自民党の『自浄能力』、ひいては『政権担当能力』の欠落ぶりを示して余りあると言えるのではないか。

いずれにせよ、4月28日は日本版の「国恥記念日」と呼ぶのが相応しいのであり、これを「主権回復記念日」などと詐称して、祝日化という“ニンジン”に掏り替える自民党の“バラマキ政策”を心ある日本国民は決して許さない。

自民党は直ちに、「主権回復記念日」の法案提出を撤回せよ。

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