シャム双生児と化する自民と公明(創価学会)

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タバコ増税を巡る自民と公明(創価学会)の腐れ縁的癒着

平成23年10月30日  
主権回復を目指す会 児島謙剛  

復興財源をめぐり、被災者は元より、国民不在の「政局」が相変わらず真っ盛りである。

周知の通り、焦点の1つとなっている項目がタバコ税の増税だ。
タバコ増税に関しては禁煙、喫煙、分煙、さらには健康増進、税収確保といった様々な考え方が存在する以上、議論が平行線を辿る側面がある。ここでは増税の是非についてではなく、タバコ増税を巡る自民党と公明党(創価学会)の腐れ縁的とも言える癒着を追及したい。

【公明(創価学会)に懇願する自民の醜悪】

ただし、「タバコ増税反対」を声高に叫ぶ自民党の目線が、決して我々一般国民の方を向いているわけではない点には言及しておく必要があるだろう。利権分配集団=自民党の「使命」とは、選挙の票田である葉タバコ農家やタバコ販売店などの業界団体に対する利益供与を“守り抜く”ことに他ならないのだ。それは以下の記事を見れば明らかである。

自民副総裁、たばこ増税阻止へ決意=販売店団体が集会

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2011101900702

>政治連盟の松井茂会長が「増税は(販売店に)死ねということだ。選挙になったら(応援を)一生懸命頑張るので、力を貸してください」と訴えると、党税制調査会の野田毅会長は「公明党の理解を得ながら(増税を)阻止する」と強調した。

一方の公明党は、懇意であるはずの自民党を袖にして、見事なまでの“寝返り”を見せた。
その背後にある思惑については、以下の記事が詳しく述べている。

公明“たばこ増税”賛成に回ったワケ…庶民生活より身内の選挙?

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111020/plt1110201542002-n1.htm

例によって、“日和見”、“風見鶏”のコウモリ政党=公明党の真骨頂が発揮されている。いつもながら、己の選挙のことしか頭に無い姿勢は浅ましい限りであり、本当に許し難い。

だが一方で、反対のための反対によって、いたずらに「政局」を長引かせることも無益であると言える。復興財源に関する与野党協議、国会審議を前に進めること自体は必要であり、いくら公明党が相手とはいえ、私も批判のための批判をするつもりは無い。そのため、ここでも、公明党の方針転換の是非については敢えて触れないことにする。

前置きが長くなったが、私が今回、特に強調して取り上げたいのは下記の内容だ。

11年度第3次補正予算案:復興増税で民公接近、自公に溝

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20111019ddm002010071000c2.html


 公明党は次期衆院選で自民党との選挙協力を続ける。それでも政府・民主党に協力するのは、早期の衆院解散・総選挙の可能性は低いとみているからだ。政府・民主党への対決姿勢を強める自民党に対し、公明党幹部は「このままでは3次補正が成立しない。民公で進めるしかない」と述べ、復興政策の実現を優先している。

 「民公接近」に対し、自民党幹部は「自公が分断されており、つなぎとめないといけない」と焦りの色を隠せない。自民党の石原伸晃幹事長は17日、衆院大阪3区から出馬予定の公明党の佐藤茂樹衆院議員(比例近畿ブロック)の大阪市内でのパーティーに出席。「(佐藤氏を)自公統一候補として全力で応援する。もう一度我々に政権を託していただきたい」とあいさつした。

 政府・民主党批判を続ける自民党の支持率は伸び悩み、党内には閉塞(へいそく)感も漂う。石原氏は佐藤氏のパーティーでのあいさつで、同席した山口代表に向けて「(野田政権を)解散に追い込むのも、代表の許可を頂いた後だ」と付け加え、公明党への低姿勢に徹した。

2011年10月19日 毎日新聞

見出しにある「民公接近」など論外ではあるが、現在までに「民公連立政権」なるものは生じておらず、今のところ、そうした気配は無い。もちろん、それには理由がある。公明党とのズブズブの関係を断ち切れない自民党の存在があるからだ。言語道断なのは、公明党に平身低頭する相も変わらぬ自民党の醜悪な姿なのである。

改めて記事に着目しておきたい。

公明党は次期衆院選で自民党との選挙協力を続ける。
>「民公接近」に対し、自民党幹部は「自公が分断されており、つなぎとめないといけない」と焦りの色を隠せない。
自民党の石原伸晃幹事長は17日、衆院大阪3区から出馬予定の公明党の佐藤茂樹衆院議員(比例近畿ブロック)の大阪市内でのパーティーに出席。「(佐藤氏を)自公統一候補として全力で応援する。もう一度我々に政権を託していただきたい」とあいさつした。

・・・つまり、石原伸晃幹事長は、自民党が政権に復帰した暁には、「必ず再び公明党と連立を組む」と断言しているのだ。

積極的か消極的(=消去法)か程度の差こそあれ、大方の「保守」派は自民党の政権復帰を望んでおり、事実上の“自民党応援団”と化している。そして、その「保守」派が口を揃えて唱えているのが「外国人参政権反対」や「人権侵害救済法案(人権擁護法案)反対」である。

ところが、それらの法案成立に最も執着している政党は一体どこなのか? 他でもない公明党だ。

人権救済法制定に全力 2011年3月4日 公明新聞

http://www.komei.or.jp/news/detail/20110304_4639

その公明党(創価学会)と自民党は、以下の記事が示す通り、もはや一体、不可分の関係であると表現しても何ら過言ではない。

自公幹部が「共同歩調」確認 国会対応

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111021/stt11102111010002-n1.htm

【説明責任がある「保守」派の“二律背反”】

「保守」派は、公明党がゴリ押しする法案への反対を叫びながら、公明党にベッタリ引っ付いて離れられない自民党の欺瞞に対しては、ひたすら口を噤(つぐ)んでいる。
この矛盾に満ち溢れた“二律背反”をどのように釈明するのか? なぜ、公明党(創価学会)の組織票という“麻薬”に手を染め、染まりきった自民党を正面切って批判できないのか? 頬被りを決め込む「保守」派から、私は真っ当な言説を聞いた例(ためし)が無い。

売国法案を推進する公明党は嫌いだが、反民主党の方が大事なので、自民党と公明党(創価学会)の蜜月関係については黙認する・・・このような「理屈」は理屈になっておらず、甚だしいダブルスタンダード、御都合主義であると言わざるを得ない。

我々が最も危惧しているのは、公明党(創価学会)が自民党と結託した最悪の形での政権復帰である。もし公明党が再び与党入りするような事態に陥れば、公明党の思いのままに操られた自民党が、どれほどの売国法案を通してしまうのか想像もつかない。おぞましい悪夢である。

「保守」派が期待して止まない解散総選挙は、しばらく先のことになりそうであるが、いついかなる場合であっても、我々は断じて自民党と公明党(創価学会)の癒着を看過しないと明言する。

公明党が、小選挙区で候補者8人の“全員落選”による惨敗を喫した一昨年の総選挙の記憶は、まだ鮮明に我々の脳裏に焼き付いている。絶滅を免れた日本人、殲滅を免れたゲリラを自任する我々『行動する運動』の本分とは、あの時の再現を目指して、飽くなき“ゲリラ闘争”を展開し続けていくことに他ならないのである。

裁判のお知らせ 

(ブログ まき やすとも 政経調査会)から
http://makiyasutomo.jugem.jp/?eid=716

日時: 平成23年10月31日(月曜日)午後4時判決言渡し
場所: 霞ヶ関の東京高等裁判所(東京地裁と同じ建物)
821号法廷

判決は主文言渡しのみですので、2~3分で終わります。
書記官室で判決文を受け取ってから、高裁前において報告集会を実施します。4時15分頃から開始予定。

創価学会の自称プロカメラマン・箱崎慎一が著作権を楯に私に400万円の損害賠償を請求してきた裁判。
一審東京地裁の裁判官岡本岳は不当にも創価学会側の主張を認め785000円の支払を命じてきた。
これは国家権力を背景とした恐喝行為である。
国家権力が背景にあるから合法とみなされているだけで、やっている事の内容はヤクザよりも性質が悪い。
創価学会にとって気に入らない言動をとる人間を見つけては、第三者を立てて賠償金を請求している。
そして裁判所・裁判官がこれを応援している。
「あんた、悪口言ってるでしょう。創価学会では怒っているよ。
785000円を払えば許すって言ってるから、払いなよ」、と。
これは明確なる恐喝(未遂)である。
第三者がヤクザではなく、創価学会の支配下にある裁判所・裁判官というだけで、恐喝という構図は同じである。

裁判の成否というのは創価学会系の裁判官に当たるか否かにかかっている。
それも偶然に創価学会裁判官に当たるものではない。
創価学会が絡む訴訟においては創価学会系裁判官が担当できるシステムが裁判所内では、既に確立しているようだ。
16年前の東村山朝木明代市議謀殺事件の再捜査においてさえ、担当した検事信田昌男が池田大作に忠実な創価学会信者であり、
この信田を担当として指名した地検八王子支部長・吉村弘の兄が創価学会副会長であったことが、単なる偶然でないことは明らかである。

箱崎真一は訴状の中で、自分は芸術性の高い写真を撮影する高名な写真家であると自画自賛している。
故にその写真が転用されて損失を被ったと主張。
そんなに立派な写真家なのかと、「箱崎慎一」で検索してみたが、出てくるのは、、、、、、、、
裁判に訴えたのは有名になりたかったからか。

↓9月9日のブログで裁判の詳細を報告しています。
http://makiyasutomo.jugem.jp/?eid=700

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【告知】集合!韓国水曜デモを粉砕せよ

外務省に押しかける『韓国水曜デモ
 1000回アクション』を粉砕せよ

※行動予定は随時更新 

日本にたかる朝鮮人売春婦の横暴に鉄槌を

 ① 日時:12月13日(火)12:00から13:00 場所:外務省
 ② 日時:12月14日(水)11:30から 場所:外務省
 ③     同じく     14:00から衆議院第2議員会館前

  ※外務省(東京都千代田区霞が関2-2-1)東京メトロ霞が関駅下車A4
   又はA8出口すぐ

   http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/address/index.html

          呼びかけ:主権回復を目指す会 政経調査会
               河野談話の白紙撤回を求める市民の会
          連 絡:西村(090-2756-8794)
          ※ 雨天決行 プラカードの持参歓迎


◆朝鮮人売春婦らが日本政府に謝罪と補償を求めて来日、『韓国水曜デモ1000回アクション』と称して外務省へ押しかける政治集会が行われる。心ある日本人ならば到底看過できない朝鮮人らの横暴である。いわゆるこの「慰安婦問題」に関して言えば、日本の保守派や愛国陣営は余りにも無抵抗であった。

◆水曜デモとは平成4年(92年)「河野談話」を楯に、朝鮮人売春婦らが在韓日本大使館前で謝罪と補償を訴える政治集会である。慰安婦という朝鮮人売春婦を外交問題にしたのは河野談話(平成5年8月4日)とさらに「女性国際戦犯法廷」であった。

以下詳細は『天皇の「戦争責任」を捏造したNHKと朝日新聞』
http://www.shukenkaifuku.com/past/ronbun/Ronbunshuu5.html

「『女性国際戦犯法廷』に沈黙した保守派の罪と罰 」
http://www.shukenkaifuku.com/past/KoudouKatudou/2009/090720.html
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11674873

◆「女性国際戦犯法廷」とは平成12年12月8日から6日間にわたり、東京・九段会館などで開かれた模擬裁判のことである。
正式名称は、実におぞましい「日本軍の性奴隷制度を裁く女性国際戦犯法廷」というものだ。国内向けには、「女性国際戦犯法廷」と意図的に簡略化しているが、海外向けは「日本軍の性奴隷制度を裁く女性国際戦犯法廷」である。ここにこそ、この「模擬裁判」という形式で粉飾した彼らの隠された意図がある。模擬法廷では、戦場における個別兵士の強姦罪と慰安婦を意図的に混同させて、日本には従来から「性奴隷制度」が存在し、従軍慰安婦強制連行は「天皇制を構成する一構成部分である」として、昭和天皇と御皇室を悪し様に罵った。この模擬法廷は、日本に対する差別と偏見を煽って、将来にわたって日本政府を「謝罪外交」で拘束し、行き着くところは日本人の誇りをズタズタに切り裂き、民族の精神的自立と主張を許さず、時代を担う青少年を精神奴隷に貶める日本民族抹殺の反日政治集会であった。

◆模擬裁判の会場となった九段会館は皇居と靖国神社に隣接する最も由緒ある場所にあり、戦前は軍人会館として使われ、これを管理・運営しているのは財団法人日本遺族会である。驚くべきことに、昭和天皇と英霊を冒涜する政治集会が一週間に亘って、宿泊施設も含めて全館を借り切って行われたのである。いや、日本遺族会は、反日原理主義者の松井やより達に会場を「提供」したのである。さらに、施設には「英霊にこたえる会」や保守派の団体が入居していたが、何ら抗議すらせずにこれを黙認した。

◆日本人よ!もう同じ屈辱を繰り返してはならない。

以下【参考】

日本軍「慰安婦」被害者に正義を!『韓国水曜デモ1000回アクション』

          外務省を「人間の鎖」で包囲しよう!
         http://restoringhonor1000.info/

2011年12月14日 (水)11時30分  集合  日比谷公園(霞門)
        12時~13時 外務省 包囲

水曜デモ公式サイト
http://restoringhonor1000.info/index.html
↓ 公式サイトのチラシPDF
http://restoringhonor1000.info/pdf/12.14tokyo_flyer_4C.pdf

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櫻井よしこ女史の「意見広告」〜 脱原発!愛国デモ報告

「人災」に責任転嫁する知の崩落

放射能被害に沈黙する薬害エイズの櫻井よしこ女史


福島第一原発事故は途轍もない惨禍を露呈しつつ、未だ収束の兆しすら見えないまま時間が経過している。この原発事故は1+1は2、誰もが否定し得ない事実を我々に示している。誰が言っても誰が見ても真実である。思想信条、政治的立場は異なれど1+1は2という真実を、どうしても受け入れることが出来ない「保守派」の何と多いことか。

1+1を2と言えば馬鹿と罵り、誰もが否定し得ない原発事故を指摘すれば「サヨク」と決めつけ、撒き散らされる放射性物質は健康に良いとし、地域社会を破壊させた電力会社を守り抜けと叫ぶ、汚染区域が安全だと帰宅させられる住民のモルモット化・・・、何が起きても責任は全て「人災」に転嫁する知の崩落、夢か現(うつつ)か平成日本。

21日の朝日新聞をはじめとした主要五紙に「意見広告」が掲載された。

広告主は「国家基本問題研究所」(理事長 櫻井よしこ 副理事長 田久保忠衛)
http://jinf.jp/wp-content/uploads/2011/10/11.10.%E6%84%8F%E8%A6%8B%E5%BA%83%E5%91%8A.jpg

意見広告の趣旨は「選ぶべき道は脱原発の道ではありません」とある。なぜ明確に推進を主張しないか定かでないが、福島第一事故は「人災」であり、「日本の原発技術は優秀だった」と強調している。事故原因は、人災を引き起こした「管理」にあり、運用する技術は「優秀」だとし、原発の維持(推進)を訴えている。

「技術」と「管理(運用)」は一体であり、不可分の関係である。この二つは分離して発想するものではない。福島第一事故を例にとれば、原発の管理をまともに「運用」できずに、どうしてその「技術が素晴らしい」などと言えようか。論理の乖離も甚だしい。

しかも、「原発の安全性は飛躍的に高まっています」と。それならば、その具体例を示してもらいたい。意見広告の「国家基本問題研究所」に尋ねたいが、再処理施設のある六ヶ所村の現状を真面目に考えたことがあるのだろうか。あそこに、櫻井よしこ女史が自慢する自前の「優秀」な技術があるなら教えて欲しい。

全てをフランスのアレバ社に丸投げしているのではないのか。何らかのトラブル、事故が起きたとしても、日本は強制的な立ち入り検査さえ出来ない。これを一つとっても、「原発の安全性は飛躍的に高まっています」など言えないはずである。

六ヶ所村には我が国の主権が存在しない。フランス領六ヶ所村と言ってもいい。常日頃、愛国を語る保守陣営の「国家基本問題研究所」の方々は、名を連ねて意見広告を出した以上、「保守派」の矜持を持ってこれらの疑念に答えて頂きたい。ましてや、櫻井よしこ女史におかれては薬害エイズ問題で政府の無策・無責任を厳しく追及して、国民の健康を守るために尽力された華々しい実績がある。

レベル7の放射性物質がまき散らされ、成長期の過程にある福島の子供たちが健康を脅かされている。原発維持を訴えるより、この健康問題こそ、薬害エイズで活躍された櫻井よしこ女史が取り組むべき問題ではないのか。

【参考】『阿Qも絶賛! 櫻井よしこ女史の精神的勝利法』
 http://nipponism.net/wordpress/?p=444


「脱原発!愛国デモ行進(10月22日)」ご報告

http://makiyasutomo.jugem.jp/?eid=715(ブログ まき やすとも 政経調査会)から


 午後12時30分、渋谷・神宮通り公園にて集会が開催され主催者挨拶連帯声明文、そして決議文朗読に続き、宣伝カーと日の丸先頭にして1時より、40分をかけて渋谷駅周辺をデモ行進した。
 沿道の通行人が声援や拍手を送るなど反応は良く、途中からの参加もあり40名程のデモ行進となった。

 福島第一原発の放射能漏れに対し、収束の目途も立たぬ状態で、未だ国民の危機感は高い中での脱原発デモ。
 日本の現況からすればもっと多くの国民が参加してしかるべきところだろう。
 参加者が少なかった原因としては、目的と訴えが明確であったことで、「原発反対ならなんでも良い」、と言ったオマツリ気分の烏合の衆が参加しなかった結果でもあろう。
それはそれで良い事だ。鐘や太鼓を乱打して「原発いらない」を合唱するだけのバカ騒ぎに付き合うつもりはない。
 我々のデモ行進は感情的なストレス発散の場ではない。
 国家の改革を目指し、新たな日本の建設。
 それに伴う明確明瞭なるエネルギー政策を提示した集会・デモ行進である。
 ミーハーなオマツリ人間では敷居が高かったであろう。
 しかし、じっくりと地に足を付けた運動とはそういったもの。
 脱原発と言う街頭運動は今回が初めて。
 まずは意識を持った、持つことができる核となるべき少数から声を上げていく。
 そこから理論的位置づけを明確にして底辺の拡大を計るのである。
 現段階で以下の如き、国家的位置づけを理解できる国民が少数なのは仕方がないことだ。

 集会における私(槇 泰智)の挨拶:

 原発を抱える自治体では電源三法の補助金によって、健康・福祉施設や体育施設、娯楽場など立派な公共施設が建設され住民はこれらの恩恵を得て、優雅な暮らしを享受できている。
 先般テレビを観ていたら、原発を抱える北陸地方の住民は「こんな危険なものを受け入れているんだから、この位してもらって当たり前だよな」、と平然とインタビューに答えている。
これは今般、避難の対象となった福島県の住人にとっても同じであっただろう。

 イスラム教の教えでは「目には目を」「歯に歯を」、という言葉がある。
これは一見、残酷な教えのように見えるが、実はリーズナブル(理にかなった)な教えである。
「目を潰されたら、相手の目を潰せ」、と言うものであり、逆に言うならば「目は潰しても命までは取らないぞ」、と言うことだ。
 そういった点で、裁判にもかけないでリンチによってカダフィー大佐を殺害した、リビアの兵士達はイスラムの教えに反していると言える。

 福島の住民達は今般の原発事故によって、今まで受けていた福祉施設利用等における恩恵を受けられなくなるのは仕方ないというか、当然の帰結である。
 しかしながら、今まで築いてきた生活の全てが破壊され、故郷を追い出されるほどのダメージを受入なければならない言われはない。
 正に「目には命を」的な扱いを受けたと言えよう。
原発を推進してきた時の権力者が意図しないところで、このような未曾有の災厄を引き起こした原発がこのまま推進されて良いわけはないのである.

(↓ 画像クリック拡大)
主催者として挨拶を
デモの趣旨を明確にと挨拶する槇 泰智氏 ジャーナリストの野村旗守氏がデモ隊に激励の挨拶
御用学者の思想的堕落を糾弾する松本英志氏 統一戦線義勇軍の山口祐二郎氏が連帯の挨拶
 
誰が管理するのか二万年後の核廃棄物
電源三法ならぬ原発悪法だ 「原発利権の廃止を」「代替エネルギーの開発に総力を


【動画】脱・原発!愛国デモ行進
http://www.youtube.com/user/tt22060102#p/u/5/MxhjPlkM2FQ

決議文「脱原発!愛国デモ行進」 
<電源三法と原発利権の廃止を>
<脱原発!代替エネルギーの開発に国家の総力を!!>


 この度の福島第一事故による惨劇は、原発を基軸に推進しようとしたエネルギー政策の欠陥をさらけ出した。原発推進の背景には電源三法に基づく巨大な利権が存在する。再処理技術が未完のまま蓄積される核廃棄物とその対策処理費用、事故に伴う処理費用、これらがコスト参入される原発はどれだけ高価な電力料金か、これらを負担してきたのは他でもない我々日本国民である。原発が、「自然にクリーン」又は「安価な電力料金」などの幻想は木っ端みじんに砕け散った。 

原発の安全を監督する立場の経産省は電力各社と癒着し、その建設推進にお墨付きを与えて来ていた。原発施設の安全点検を使命とする原子力安全保安院は経産省のビルに入って、電力各社原発の事故隠しに奔走する。見返りは再就職、おんぶに抱っこで老後の世話まで焼いてもらっている。これぞまさしく「原子力村」、村を支えるのが電源三法に基づく交付金、この利権に群がる政治家・官僚・経済界・御用学者とマスコミ・地元自治体などなど。彼らが一体となって原発を推進してきたのだ。

ここのどこを探しても、国民生活に寄与するべきエネルギー政策の理念など欠片も存在しない。腐敗と癒着の行き着く先はこの日本列島に途轍もない被害をもたらした。

美しい日本の山河を、これ以上、核廃棄物に汚させてはならない。今現在を、電気の恩恵に与るだけ与り、「後は野となれ山となれ」でいいのか。原発の”利便”につかりながら、後世にとてつもない猛毒を残していく無責任が許されていいだろうか。原発をめぐる立場の相違を越えた深刻な問題であり、誰もが避けて通ってはならない。

 先人が残してきた日本列島は、原発の”利便”につかる我々だけのものではない。この美しい山河を、後の世代にしっかりと残していく義務を自覚すべきである。これこそ主義主張を超えた国を思う真の愛国ではないのか。

我々は今般の原発事故という大惨事に至るまで、無関心という名の無知によって、この癒着にまみれた利権の構造を一顧だにしてこなかった。電力会社を頂点として己の権益を「保守」したい側が垂れ流し続けたプロパガンダを、ついに大事故が起こるまで見抜けなかった迂闊さを潔く猛省するものである。

「反原発を叫ぶのは国策に従わない反日サヨク」、「サヨクが原発に反対するから、保守は断じて原発推進」などなど・・・、こんな幼稚で不毛な議論は止めにしよう。

原発とは=『発電用の巨大な原子炉』である。脱原発とは、それに依存するエネルギー政策からの脱却を意味する。周辺諸国に対する安全保障の観点から、原発と異にする『実験用の小型原子炉』を維持し、原子力技術の研究・開発を続けていく必要は不可欠であることを強調する。

電源三法と原発利権の廃止を!
脱原発!国家の総力を挙げて代替エネルギーの開発を!!


平成23年10月22日     
脱原発!愛国デモ行進実行委員会 
デモ参加者一同         

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「馬鹿発言」は正しい

平野達男震災復興担当相の「馬鹿発言」は正しい

地震=津波を想定できず死んだら馬鹿と言っていい


平野達男震災復興担当相は18日、東日本大震災の津波被害に関し「私の高校の同級生みたいに逃げなかったバカなやつがいる。彼は亡くなったが、しょうがない」と述べた。

【逃げなかったバカなやついる」 東日本大震災の津波避難で平野担当相】 
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111018/plc11101818370015-n1.htm

これに対してマスコミ各社は一斉に、「犠牲者やその遺族への配慮を欠いた発言で、進退問題に発展する可能性も出てきた」と例のごとく、パブロフの犬のように反応しているが、果たしてそうだろうか。

津波てんでんこ →「津波が来たらてんでんばらばらになって必死に逃げろ」との格言。

三陸海岸地域にある津波避難の格言である。「命てんでんこ」とも言う。地震=津波の際、「親兄弟をかまわず、命からがらてんでんばらばらに逃げろ」との伝承は、古来から幾度もの津波襲来を受けてきた先人が、我々に残した厳しい格言である。

1896年の明治三陸地震、1933年の昭和三陸地震などにおいて、この格言の下にどれだけの人々の命が救われたことだろうか。

平野大臣の発言はこの「命てんでんこ」の格言に沿った趣旨であり、「進退問題に発展する」云々などに全く関係がない。

地震=津波→津波てんでんこ  「逃げなかったバカなやついる」(平野担当相)
これ以上わかりやすい表現があるだろうか。

平野大臣は、使命として堤防の門扉を閉めに行った消防団員や、安全とされた避難所などに逃げて津波にさらわれ犠牲になった人らを指してはいない。

下記の記事は児童74人と教職員10人の犠牲者を出した宮城県石巻市の大川小学校

【「大震災 集団避難 明暗」 「なぜ山へ逃げなかった? 大川小学校の悲劇」】朝日新聞 2011/09/11
http://floghip.blog.ocn.ne.jp/floghip/2011/09/post_ed68.html

5年生だった只野哲也くん(12歳)は、児童の列の前で教諭らが円になって話し合っていたのを見ている。6年の児童が教諭の一人に言った。「先生、山に逃げた方がいいと思います」「私にもわからない」と教諭。児童は「先生なのに、なんでわからない」と喰(く)ってかかったという。

緊急の事態に狼狽する教師を、児童がどやしつけたのである。教師が子供に怒鳴られたのだ。

  地震発生が14:46 大津波警報発令14:49
  校庭を襲った津波襲来時刻15:37

児童らは地震発生から、何と40分以上も優に校庭に待機させられていた。 緊急の事態に避難指示を出せないで狼狽する教師を、児童がどやしつけたのである。この児童らは、本能で襲来するであろう津波を察知していた。避難行動を決断出来ない教師の無能で、74人の児童が津波の犠牲になった。これを不作為による“殺人”と言っては言い過ぎだろうか。

大川小の教師らは自らが津波の犠牲になったばかりではない。74人の児童らを道連れにしたのである。この罪は余りにも重すぎる。

「逃げなかったバカなやついる」 津波てんでんこ 

犠牲者とそのご親族に哀悼の意を表意したうえで、死者にムチ打つ訳ではないが、平野達男震災復興担当相の「馬鹿発言」は正しいのである。

この「逃げなかったバカなやついる」発言は、津波到来に無防備だった杉山政樹・松島航空基地司令に、そっくりそのまま当てはまる。基地司令ばかりではなく、自衛隊と国家の防衛体制にそのまま直結している。

今、航空自衛隊は次期主力戦闘機の購入予算として一兆円を概算化しているが、松島航空基地の避難失態による損失は2000億円を優に上回る。

到来する津波を想定できず、その失態・敗北を総括もせずに次期戦闘機の購入など、常識的な国民感情からして到底許される事ではない。航空自衛隊松島基地はホームページの表紙に、津波に襲われた基地の惨状を臆面もなく載せ、津波による被害者面を装っているが国軍として恥を知れと言いたい。(※末尾画像参照)

津波は明日、いや、今この時点でくるかも知れない。自衛隊が津波による被害者面を装っている限り、一兆円に上る主力戦闘機を配備したところで、いつ何時、津波の襲来で再度撃滅されるか分かったものではない。

【参考】“想定外”に浸る自衛隊  http://nipponism.net/wordpress/?p=5095

(↓ 画像クリック拡大)


敵機ではなく“自軍機”に襲撃された松島航空基地
自衛隊も被害者 津波の被害にご支援を

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【重要案内】デモ時間の変更

 脱原発!愛国デモ行進 

※行動予定は随時更新


原発利権の粉砕!電源三法の廃止!!

美しい日本の山河を後世に
   代替エネルギーの開発に国家の総力を

       日時:平成23年10月22日(土)
          12:30集合 13:00デモ出発

       場所:神宮通り公園  http://gmap.jp/shop-8881.html


 1+1は2、これは誰もが否定し得ない、誰が言っても真実である。思想信条、政治的立場が異なれど1+1は2という真実は真実である。

 この度の福島第一事故による惨劇は、原発を基軸に推進しようとしたエネルギー政策の欠陥をさらけ出した。原発推進の背景には電源三法に基づく巨大な利権が存在する。再処理技術が未完のまま蓄積される核廃棄物とその対策処理費用、事故に伴う処理費用、これらがコスト参入される原発はどれだけ高価な電力料金か・・・などなど。結果はこの日本列島に途轍もない被害をもたらしている。

 原発が、「自然にクリーン」又は「安価な電力料金」などの幻想は木っ端みじんに砕け散った。この真実を我々は思想信条、政治的立場を超え、1+1は2として受け入れなければならない。

 今現在を原発の”利便”につかりながら、後世にとてつもない負債を残していく無責任が許されていいだろうか。原発をめぐる立場の相違を越えた深刻な問題であり、誰もが避けて通ってはならない。

 先人が我々に残してきたこの日本列島は、原発の”利便”につかる我々だけのものではない。美しい山河を放蕩親父のように食い潰してはならないのである。

          主 催:「脱原発 !愛国デモ行進 」実行委員会 

          ※雨天決行 プラカードの持参歓迎

          ※注意事項 軍服などの服装はご遠慮をお願いします。プラカード類はデモの趣旨に添い、隊旗などはご遠慮下さい。

          呼びかけ:西村 修平
               槇 泰智
               山田 惠久
               野村 旗守
               藤井 厳喜
               増木 重夫
               吉田ゆうけい
               鈴木 邦男
                     ※10月17日現在(順不同)

          連 絡:西村(090-2756-8794)

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